俺がヒーローなのは間違っている   作:Parliament

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休養

 

さて俺は正式にヒーローになったわけだがやはり

 

「暇だ...」

 

ヒーローになったと言っても俺は

自宅で療養中だ

やる事が無い

 

あの事件から1ヶ月がたち手も随分動くようになって来た

もう少ししたら本くらいなら読めるだろうとの事だ

 

少し寝ようかとした時

 

 

ピンポーンとチャイムの音が聞こえた

 

ん?誰だ小町はチャイムは押さないし

両親はこの時間は働いている

他に俺と親しい人はいない

いや、俺の交友関係

狭過ぎるだろ、むしろ無いまである

まあ俺には小町さえいれば友人なんて要らないがな

 

まあどうせ宗教の勧誘とかだろう

こう言う時は居留守を使うに限る

決して面倒とかでは無い

八幡、嘘つかない

 

「B級8位ヒーロー比企谷!

ここに住んでいるのはわかっている!

出て来なさい!」

 

え?何?外で叫んでるんだけど

本当に怖い

 

取り敢えず叫び続けられても困るから

一応出よう

 

何か3人ほど家の前に立ってるんだが

男2人女1人

1人は黒のドレスコート

後の2人は黒のスーツ

 

え?何?最近黒い服を着た人がよく

来るんだが葬式か何かと

思われているのか?

 

某小ちゃくなっちゃった系探偵でも

 

あれれ〜おかしいぞ〜

と言うだろう

因みにその時の俺の配役は死体

結局死んでるじゃねぇか

 

「だいぶ探したわ、比企谷八幡

いえ今は腐眼と言った方が

良いかしら?」

 

え?俺探されてたの?

それより、帰って頂けますか?と

言えるだけの度胸が欲しい

 

「貴方ほど探しても見つからなかった人は初めてだわ

誰に聞いても知らないと言っていたし」

 

「えっと、その、すみませんでした」

 

人に知られてなくてごめんなさい

とかこんな悲しい謝罪をするのは

初めてである

 

「ああ、ごめんなさい

私たちがまだ

名乗っていなかったわね」

 

「私は地獄のフブキ...と言えば分かるかしら?」

 

え?全く分からん

多分此奴はヒステリー女だ

怒らせたら面倒くさそうだ

だからここは丁寧に聞こう

 

「すいません、存じ上げません」

 

「彼女はB級ヒーロー1位のお方だ」

 

「あ、そうですか

で、そのB級1位さんが何の用ですか?」

 

沈黙...

え?普通の質問だよね?

何で3人とも俺を睨んでるの?

マジで小町助けてくれ...

 

「我々を舐めているようだから

ハッキリ言ってやる」

 

え?いきなり押しかけて

勝手に喋り出して舐めている?

本当に訳が分からないよ

 

「貴様新人のくせに挨拶もなしか?」

 

「B級になった者はまず始めに

フブキ様に挨拶に来るのが

しきたりだぞ」

 

これだから体育会系は嫌いなんだ

自分たちが作ったルールをさも

当たり前の様に言う

 

そして俺は休養中だぞ

病人に挨拶に来いだと?

無茶振りもいいとこだ

 

だが本当の体育会系なら

断った場合殴り掛かって来るかもしれない

ここは大人しくしていよう

 

「...比企谷八幡です」

 

「...まあいいわ

貴方ヒーロー協会にも色々な派閥があるって知ってる?」




地味に難産でした
正直私は八幡の強さが分かりません
私としては今八幡の強さは時を止められる無免ライダー
位だと思っています
出来ればシスコン繋がりで金属バット位の強さになって欲しいんですが...
1番今現実的なのは怪人にも効く銃とナイフを装備させ
戦闘ごとに強くなって行くサイヤ人方式ですかね?

それとは別に

1日でこんなに多くの方に読まれお気に入りまでして頂き
コメントまで頂けるとは
夢にも思っていませんでした
最初は読んで下さる方なんて100人もいないんだろうなと思っていました
やっぱり俺ガイルとワンパンマン効果ですかね?
その2つの作品を汚さぬよう頑張っていきます
これからもどうかよろしくお願いします


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