シシガミ討伐ナウ。
起きたらサン達がいなくなってたんでアシタカと二手に別れた。
タタラ場見に行くらしいから森の様子見てくるって言ってエボシ様のとこ来ました。
「エボシ様来ました~」
「貴様!なぜ茂みから!?というか撃たれてなかったか?」
「いや~、あのあと大変だったんすよ。意識なくなるし、起きたらシシガミいるし」
「な!?シシガミに会ったのか!?」
「いや、会ったっていうか、起きたら目の前にいたって感じっすね。そのあとすぐまた寝ましたけど」
「いったいなにしてるんだ貴様は……」
「フフフ、本当に面白い男だ。ほら、約束の刀だよ」
「あざーっす!うわ、KATANA来た~これでかつる!」
男の子なら誰もが憧れるKATANAを手にいれたよ。
もう勝てる、これならシシガミとかよゆーよゆー。
ふははははは。
「……エボシ様、本当に大丈夫なんですかあの男?刀を持ったとたん子供のようにはしゃいでますが……」
「フフフ、頼もしいじゃないか」
「エボシ様……、それしか言わないじゃないですか……」
ハゲが落ち込んでるからドンマイって肩叩いたら怒られた。
解せぬ。
どこに向かうのか聞いたら泉みたいなとこらしい。
知ってる知ってる~。
「知ってるのかい?」
「知ってるってかシシガミ見たとこそこだし」
「はぁ!?」
雑談しながら歩いてたら、後ろの方が騒がしくなった。
なんだよテンション上がってんのか?楽しそうだな混ぜなさいよ。
狼だった恐い。
「エボシ!今すぐタタラ場へ戻れ!あとアラヤ、サンが危ない」
「オッケーすぐ行く」
「おい!貴様はシシガミ討伐だろうが!」
「大丈夫大丈夫、サン救出したら秒で戻ってくるから、秒で」
ハゲが騒がしかったけど知らない。
シシガミよりも未来の嫁だよね、ここで行かないとアシタカとサンがもっと親密になるからね。
弟としてそれは許せん。
いや、男としてそれは許せん。
「アラヤ、たまに足をかけようとするのをやめてくれ、走りづらい」
「顔から転んで顔面すりおろせ」
「な!?」
ーーーーー
ーーーー
ーーー
ーー
ー
はい、やって来ましたオッコトヌシ様のとこ。
……キモッッ!!!
前のより部分的ですごいキモいんじゃ~。
しかも周りにイノシシ皮かぶった変なのいるし。
狙われない?狙ってるよね?
いざとなったらアシタカ盾にしよ。
「つーか牙のとこぶら下がってんのサンじゃね?」
「サン!!!」
ちょっとぉ!?あいつ俺置いて突っ込みやがった!
あのやろぉ、もうちょっと協調性あると思ってたのに。
しかもめっちゃ吹き矢されてるし、刺さったよね?あれ絶対刺さったよね?
うわ、あいつマジで人間かよ。
あ、飛び付いた。
うわぁ、……しばらくあいつに触らないようにしよ。
「あいつなんであの中突っ込めるんだろうな?」
「お前あいつの知り合いじゃないのか?」
「いや、知り合いだけどさぁ。あれは引くべ?」
「まぁ、確かに気持ち悪いなぁ」
イノシシさん結構話わかる人だった、くせぇけど。
あ、アシタカフライアウェイした。
……ん?待てよ?
ここで俺がサン助け出せばワンチャン好感度爆上げするんでね?
「なぁ、どうしたらいいかな?」
「いや、俺に聞かれてもよ。こっちとしちゃあのデカぶつどうにかしてもらいたいが」
「ん~、まぁ、しゃーねーか」
というわけで、突貫!
祟り神殺しじゃー!
m(__)m