龍王 ニウガ ライザー 劇場版 番外編 まとめ 作:サウザンd.pース
〜〜〜ステージ『廃墟のタワー』〜〜〜
「ここは?」
仮面ライダー龍玄こと呉島光実は壊れたタワーの付近に降り立つ。
辺りを見渡すと、瓦礫だらけでタワー以外は何もなかった。
しばらくすると・・・・
『ヨモツヘグリアームズ』
「!」
前方から赤黒い霧が溢れ出し、中から光実にとって嫌な存在が現れた。
『冥・界・ヨミ・ヨミ・ヨミ』
仮面ライダー龍玄・黄泉 ヨモツヘグリアームズ、光実がかつて変身し、
その力で紘汰を倒した恐ろしいアームズ。これに変身したせいで、彼は永遠に消えぬ心の傷を受けたのは間違いないだろう。
更に霧の向こうから更なる敵が現れた。それも光実にとっては嫌な存在。
「レデュエ!・・・」
「久しぶりだねぇ、おまえ。」
かつてヘルヘイムから生き延びたオーバロードと呼ばれる存在の一人、レデュエ。
彼女は光実が手を組んだオーバロード。それを見た光実に再び自らの犯した罪の重さがのしかかる。
そんな彼を追い詰めるように、数体の仮面ライダーが現れる。
『メロンエナジーアームズ』
『チェリーエナジーアームズ』
『ピーチエナジーアームズ』
『レモンエナジーアームズ』
新世代ライダー、斬月・真、シグルド、マリカ、デューク。
彼らもまた光実のトラウマを呼び覚ます。
しかし彼は、
「・・・・・今更なんだ?」
「?」
「そいつらを出せば僕が戦えなくなるとでも? 今そこにいるのは幻、幻じゃ僕は止められない。」
「ああそうかい、じゃあ叩き潰してやるよ!」
ライダー達とレデュエは光実に向かって走り出す。
「・・・やれるものなら!」
彼もブドウ龍砲を構え走り出す。
「やあっ!!」
ブドウ龍砲から放たれた弾丸は、彼らに簡単に避けられてしまう。ヒットしてもそれはかすり傷程度にしかならなかった。
距離が縮まるとブドウ龍砲をトンファー風に持ち替えて近接戦闘に切り替える。
斬月・真のソニックアローによる斬撃を受け止め弾くと、すぐに横からシグルドの攻撃、それもかわすと今度はマリカが矢を放ってきた。
それに乗じてデュークと斬月・真、シグルドも矢を同時に放つ。
『キウイアームズ! 撃・輪・セイヤッハ!』
光実はキウイアームズにチェンジし、キウイ撃輪で矢を弾き、投げて四人を退かせる。
『ザシュ!ハィイー!!』
『キウイスカッシュ!』
「は!」
今度はキウイ撃輪にエネルギーを纏わせ回転しながら四人に攻撃を仕掛けようとしたが、
その瞬間飛んできた別のキウイ撃輪によって光実のキウイ撃輪が破壊された。
それの持ち主は龍玄・黄泉だった。
「・・・・・・くっ」
『ジンバードラゴンフルーツ! ハハー!』
光実は飛び上がって後退し、ジンバードラゴンフルーツアームズにチェンジ。
『ブドウスパーキング!』『ジンバードラゴンフルーツスパーキング!』
ソニックアローを構え、赤と紫の二体の龍を纏った最大威力の必殺技”ソニックボレー”を放つ。
『ヨモツヘグリスカッシュ』
龍玄・黄泉は”ドラゴンショット”をブドウ龍砲から放ち、
ソニックボレーを貫く。そしてそのまま光実に着弾し、爆発する。
「うわぁ!?」
ソニックアローは破壊され、光実は大きく吹き飛び、数メートル転がる。
なんとか立ち上がると、彼らに包囲されていた。
「!?」
『メロンエナジースカッシュ!』
『レモンエナジースカッシュ!』
『チェリーエナジースカッシュ!』
『ピーチエナジースカッシュ!』
『ヨモツヘグリオーレ』
新世代ライダー達はソニックアローからエネルギー刃を放ち、龍玄・黄泉はキウイ撃輪で光実を切り裂いた。
「が!?」
更に光実が倒れこむ前にエネルギーを足に集め、飛び蹴りを決める。その瞬間、爆発が光実を包む。
「うわああああああああああああああああああ!?」
次にレデュエが槍で攻撃し、かちあげるように光実を弾き飛ばした。
それにより、アームズはブドウアームズに戻り、彼はタワーの壁に叩きつけられる。
「あはははははは、無様だねえ。それでよく英雄になろうとしたねえ。」
レデュエは光実を馬鹿にした様子であざ笑う。
「・・・・・確かにそうかもしれない、けど!」
「ぁあ?」
光実は立ち上がるとライフグレープロックシードを取り出す。
「僕はなるって決めたんだ!英雄に!あの人のような英雄に!!その為に走り続ける。例えどんなことがあっても、例え無力でも闘い続ける!そして ・・・・・・・・・今を生きる!!」
彼は再び
『ライフグレープ!』
頭上から青い光を放ちながら物体が出現する。
その光はレデュエ達を吹き飛ばし、近づけないようにする。
その間にドライバーにロックシードをセット、ブレードを倒す。
『バキン!! ハィイー!!セイ!』
『ライフグレープアームズ! 現・世・ハイ・ハイ・ハイィッ!!』
電子音声と共に物体が光実に落下、それにより姿が赤色に変わる。物体は左右非対称の鎧に変形し、彼は仮面ライダー龍玄ライフグレープアームズに変身した。
「なんだ、なんだその姿は!?」
「・・・・・・・(さっき使った時よりもすごい力を感じる、どうしてだ?)」
「そいつはそのロックシードが使用者の生きる意志が強いほど力を増すロックシードだからさ。」
光実が振り向くとそこにはサガラがいた。
「蛇!・・・」
「サガラ、今のはどういう」
「そのまんまの意味さ。そいつはおまえの今を生きるって意志に反応している。ただそれだけさ。ちなみにそいつはヨモツヘグリが形を変えて生まれたもんだ。おまえが再び戦おうと決めた時にな。ま、せいぜい足掻け。この世界でな。」
サガラはそう言い残すと姿を消した。
「生きる意志・・・・・よし!」
光実はレデュエの方へ向きなおすとグレープスピアを構え、レデュエに攻撃を仕掛ける。
その攻撃を更なるライダー達が受け止める。仮面ライダーセイヴァーと仮面ライダー邪武だ。
しかし、構わず彼はグレープスピアを振るう。その攻撃を彼らは避けていくが一人だけ飛び出してきた。デュークである。
彼を見た光実はブレードを一回倒す。
『ライフグレープスカッシュ!』
「戦国龍馬・・・・」
彼は目の前にいるのが幻だとわかっていてもこうしようと思ってしまった。そう、
「あんたは・・・・一回ぶん殴りたかった!!」
高司舞を殺した戦国龍馬を彼は殴りたかったのである。
その思いの通りに彼はデュークの顔面を殴る。爆発と共に体を回転させながら倒れこみ爆散しながらメダルに戻った。
「あんたもだ。呉島高虎!」
それから斬月・真に飛びかかり、パンチを顔面に決める。当然斬月・真もぶっ飛びながら爆散した。
『ライフグレープスカッシュ!』
今度はシグルド、マリカに狙いを定め、”龍玄脚”で二人を爆散させる。
光実が着地した後、龍玄・黄泉が槍を、セイヴァーはセイヴァーアローを、邪武は無双セイバーナギナタモードを構えて向かってきた。
『ロックオン! グオオオオオオオオ!』
『ライフグレープオーレ!』
光実はそれでも冷静に、そして静かにドラゴンフルーツエナジーロックシードをセットし、ブレードを二回倒す。
すると赤いエネルギーがグレープスピア スピアモードにチャージされる。それが終わると槍の先を彼らに向けて突き出した。
『ドラゴンフルーツエナジー! デススラスト!』
赤い龍と共にエネルギーが放たれ、彼らを飲み込む。そして彼らは跡形もなく消し飛んだ。
「そんな・・・ばかな?・・・・こんな!」
レデュエはこの光景にただただ恐れ慄き、動揺していた。
「後はおまえだけだ。」
光実はレデュエの方を向き、ドラゴンフルーツロックシードを外した。その後、ブドウロックシードを一番上の部分にセット、次にドラゴンフルーツエナジーロックシードを真ん中にセット、最後にライフグレープロックシードをその下にセットした。
『ロック!ロック!ロックオン! ハイィ! グオオオオオオオ!』
すると掛け声と龍の咆吼と共に中華風の待機音が鳴り始める。
「くっ・・・うああああああああああああ!!!」
「は!」
「が!?」
死の危機を感じたはレデュエは槍を光実に振りかざす。光実はそれを片手で受け止め、弾いてからレデュエを殴る。
「やあ!!」
「ぐわっ!?」
更に回し蹴りを決めて吹き飛ばし、グレープスピアをガンモードに変える。
「なんで・・・なんで・・・・私がこんな、こんな!!」
レデュエはよろめきながらも立ち上がる。
「終わりだ・・・・・・レデュエ!」
『トリプルドラゴンチャージ!』
「やあああああああああああああああああああああああああああああ!!」
『ジ・エンドブラスト!』
「うあああああああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」
ドオオオオオオオオオオオオオオオンンンンン!!
『グオオオオン!・・・・』
光実はライフグレープ最強の必殺技、”トリプルドラゴンブラストエンド”を発動。赤い龍と紫の龍、そして青い龍がグレープスピア ガンモードから放たれ、
レデュエを貫く。レデュエは断末魔を上げながら爆散した。
next 雷牙サイド・・・・・・
因みにライフグレープのスペックはパンチ力だけでも一万超えてます。最強です。まあもっと強い形態出てくるんだけど。