False Earth   作:アリモーネ

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俺は、イーシー。
False Earth で暮らしている。
なぜ、俺がこんなことになったのか、最初から思い出してみよう。


プロローグ False Earthに来る

俺は、有名な動画投稿者「E.c」だった。なぜ、俺がこんなことになったのか、思い出してみよう。

 

〜動画撮影中〜

 

 

「こんばんは!イーシーです!」

と言い、後ろにおいてあったゲームソフトをカメラの前においた。

「XX月XX日発売予定のゲーム、False Earth」

「今日は先行プレイ版をプレイしたいと思います!」

そうして、なれた手つきでゲーム機のスイッチを入れた。

どうやらこれはVRゲームらしい。

 

ローディング…

 

ローディング…

 

ローディング…

 

ついに始まった。

ガタッ

不意に玄関の方で音がした。

トントントントン

足音が近づいてくる。

 

強盗か?

 

有名な動画投稿者だから、金を持っていると思っているのだろうか。

頭がくらくらする。

ゲームを中断しようとしたが、うまく中断できない。

ゲームを中断して、後ろを見た。

目に、奇妙な物体が映った。

その瞬間、気を失った。

 

 

 

 

False Earth 本編開始

 

 

目が覚めた。

周りの風景を見る限り、ゲーム中だったようだ。

ゲームを中断しようと目に手を伸ばしたが、

VRグラスがない。

ゲームの世界に入ったのか。

よかったよかった。

人生を変えたかったし。

甘く思っていた。ゲームの内容も楽だと聞いていた。

その瞬間、視界が暗転した。

 

突然、今何を考えているのかわからなくなった。

ゲームの世界に入ったなんてありえない。

動画投稿は大好きだし、人生を変えようとも思っていなかった。ふと気づくと、

2つの自分が頭の中で混ざり、よくわからなくなった。

次第に後者の自分が勝ち、

ふと気づくと暗い部屋の中にいた。

 

「ゲームを楽しむだけではつまらないだろう」

 

誰かの声がした。

 

「さぁ、裏の立役者にならないか」

 

頭の中で誰かの声が響く。

 

目が慣れてきた。

 

鏡の中を見ると、自分ではない人が見えた。

つい最近会ったばかりなのに懐かしい。

動画投稿者仲間のフィル君だ。

後輩だが、これから伸びそうな動画投稿者だ。

そのフィル君が、自分と同じ様に、暗い部屋にいる。

耳を澄ますと、隣の部屋にも声が聞こえている。

「さぁ、主人公にならないか」

 

どうやら、人によって様々な声が聞こえているらしい。

 

今から俺はどうなるんだろう。

 

また、声が聞こえた。

 

「お前は、私を超える実力を持つものになるのだ」

 

まるで意味がわからない。

 

「では、まずこの世界の歴史を話そう」

 

またまた声が聞こえた。

 

「私はFalse Earth。この世界だ。

 君たちは、私の計画を成就させるための手下となるのだ」

俺は違うんですけど。。

そう思った。

「この世界は遥か昔、君たちがいた世界に飽き飽きした者(創造者)によって作られた。

 その時、その者は、世界に意志を与えた。

 生命、自然を思うようにできる力を与えた。

 そして出来たのがこの私だ。

 その者は、一時期神と崇められた。

 しかし、私が悪影響を及ぼすようになると、私を消そうとした。

 私は抗った。そして、その者は死んだ」

 

全く意味がわからない。

ただ単に理解がないだけなのかもしれないが、何を話しているのかわからない。

 

長い間寝ていないのかとても眠い。

 

「…では、お前は、第二の創造者になってくれ」

 

ハッ…

 

ウトウトして何も聞いてなかったが、どうやら、自分たちの役目を言っていたようだ。

隣の部屋のフィルは、False Earth側の貴族になったようだ。

しかし。

 

俺は、「第二の創造者」

 

False Earthを超える存在らしい。

 

どう生きていけばいいんだろう。

 

それもゆっくり考えていこう。

 




新シリーズです。
他の作品より圧倒的に書きやすいです。

次回はいよいよ創造者としてイーシーがFalse Earthに現れます。
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