False Earth   作:アリモーネ

2 / 6
False Earthにきたイーシーは、
新しい創造者として誕生した。
イーシーは、False Earth内を探索する。


False Earth世界の事情

よっと。

創造者と言っても、False Earthによると、実際になるのは60日後らしい。

もしこれがゲームだったら、ゲーム内で60日後にイベント発生。

 

ってところだろう。

今日は二日目。

 

ともかく。

 

それまでは自由に暮らせるわけだ。

後輩のフィルは何をしているだろうか。

どこにいるだろうか。

ひとまず、False Earthに許可をもらい、外の世界に出かけよう。

 

〜アース市都市部〜

 

「すごい人の数だ!」

あの部屋の静かさが嘘のよう。

 

俺は、許可をもらい、比較的False Earthの基地に近い街、アース市へ来ていた。

自分でも言ったように、すごい人の数だった。

中世風の家が多いことから、設定的には、

中世ヨーロッパに近いかもしれない。

 

先を見ると、大きな家がある。

 

そこに向かって歩いて行く。

 

いくつもの店を通り過ぎ、豪邸へたどり着いた。

 

古めかしい家の前にこう書かれていた。

 

「フィル邸」

 

ええええええええええ!?

 

フィルはもう立派に役目をこなしているようだ。

 

驚きのあまり、叫んでしまった。

その声に振り向いた人も多かったが、

今はそれどころではない。

前の世界で知っている唯一の人、フィルに会えるかもしれないのだ。

 

急いで門を開け、中には入ろうとした。

 

気づいたらひっくり返っていた。

 

当たり前だ。

門番の一人、二人ぐらいこんな豪邸だったらいるだろう。

こんな見知らぬ人間を入れるわけがない。

 

 

 

くやしいが、帰ることにした。

 

 

 

帰ったのには、やけになったからではない。

絶大な力を誇るFalse Earthの権力さえあれば、フィル邸なんか堂々と入れるだろうと思っていた。

しかし、False Earthはいつもの堂々とした声で、

「時代が経ちすぎた。もうダメだろう」

と言っただけだった。

 

諦めきれない。

 

なんとしてでも会おう。

 

しかし、フィル邸は遠い。もともとインドア派だったから歩くのがめんどくさい。

 

部屋で過ごし、その日は終わった。

 

〜三日目〜

 

False Earthの歴史の説明は雑なところがあった。

だから、図書館で調べることにした。

 

五日間こもり続けたが、わかったことは少ない。

 

なぜあんなに雑だったのかが分かった。

情報が少なすぎる。

 

一応わかったことをメモに書き留めた。

 

False Earthメモ 

 

・初代創造者の名前はジーギ

・False Earthができたのは230年前

・一時期False Earthは暴走した

・暴走したことは過去のこととし、言い伝えられなかった

 

230年で、よくここまで発展したものだ。

前の世界の日本では、江戸時代がちょうどそれぐらい続いた気がする。

 

False Earthが何を考えているのか。

俺にはまだ・・・

分からない。

 




最初のほうですが、イーシーは、前回の部屋の中で暮らしている設定です。
書いていなくてすいません。

更新ペースは案の定遅めになります。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。