織田信奈の野望 あ、あと1人追加で   作:ジェリド

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1話 気付いたら其処は…

よう、皆俺の名前は沖田 総一 高校2年生だ!そんな俺は今とても困惑している

 

「待って、ここどこ?そんでもってどういうこと?」

 

轟く馬蹄の音

叫びながら突っ込む足軽

とても五月蝿い鉄砲の音

どうみても時は多分戦国時代

場所は戦場のど真ん中

 

「それにしても凄い迫力だな!大河ドラマより迫力あんじゃね!」

 

喜んでいる場合では無い、なぜならば突然戦場のど真ん中によくわからん奴が現れたら両軍の足軽が「新手の敵だみゃあ!」と殺しにかかるのも少し考えれば分かる

 

「ちょっ!まっ!俺、丸腰なんですけど!?」

 

それでも足軽からしたらどうでも良いことなので攻めるのを止めない

そこで総一はまずは武器と防具を手にいれようと考え足軽相手に素手で挑み相手の突きに合わせて槍を獲ることに成功した

 

「武器さえあればなんとかなる!かかってこいやぁ!」

 

「なんだコイツは強いみゃあ!」

 

また1人また1人と敵を倒していきある程度倒し終わった総一は何処か隠れる場所は無いかと走り出した

 

「それにしてもなんと言うリアルな夢だ…恐ろしい!つか血が出てる時点でこれはもしや現実?そんなアホなラノベでもあるまいし」

 

そんな事を喋りながら走って居るとクラスメイトで歴史オタクで親友の良晴も走っていた

 

「おい!良晴じゃねーか!」

 

「おっ総一もタイムスリップしてたのか!良かった~俺1人じゃなくて」

 

「これからどうする?俺はとりあえず隠れる場所を探してたんだけど?」

 

「おっ俺も探してたんだ!あそこの林に隠れようぜ」

 

「そうだな!急ぐか」

 

「あとちょっとで林に隠れられるぜ!」

 

甘かった。フツーに甘かった。

ひゅん

 

ひゅん

 

その林から弓矢が数十本射られてきた。

鏃はちゃんと金属製で胸とかに刺さったら即死だ

て言うか何処に刺さってもかすっても痛そうだ。

 

「マジかよ!くそがぁ!」

総一は槍を回転させ弓矢を弾いている

 

「マジかっ!うおおおおお~!?」

良晴は華麗なステップで避けていた

 

「見よ!この球よけのヨシと言われた由縁の神テクニックを!」

 

と、見栄をはっていた良晴だが漏らしそうになっているのは内緒だ

 

「ホントに猿だぎゃあ」

 

「当たらないみゃあ」

 

「よくも、まぁそんなに避けれるな」

 

「そんな事を言ってないで助けてくれよ!うおっ!今のは危なかった!」

 

矢が尽きたのか弓兵たちが林から出てきて、全員で良晴を囲んだ

 

「なんで俺ばっかり!?」

 

そう言うと良晴はUターンして総一の方に走ってきた

うおおおおおあああー、と叫び声をあげながら。そしてそれを見た総一もくるっと方向転換をし東に広がる川岸に駆け降りていく。

どうやら弓兵たちは甲冑などを身に付けていて速くは走れないようだ

 

じゃばじゃばじゃば

 

そして川の中を強引に走って向こう岸にたどり着いた

人間なんでも死ぬ気に成れば何とかなるんだなとか二人で話している。

だがそこは身分の高い鎧武者が集結している本陣だった

そして帳の下で優雅に椅子に腰掛けている大将と出会った

 

『なんですとおおおおおお!?』

 

旗印はなんと○の中に二本線

そうここは駿河の大名今川義元の本陣なのだ

 

「良晴、まさかここは今川義元の?」

 

「あぁここは今川義元の本陣だと思うただ、義元が女の子なんだ」

 

「な、なんだってー」

 

「お前それホントに驚いてんのか?」「さあ?」

 

「あら、なんですのお前たちは?変な格好をしていますわね」

 

流石は華麗で雅な貴族趣味の今川義元、戦場なのに十二単で登場

コイツはバカなのかと総一は思った

良晴はポカーンとしている、そして気が付いた良晴は直ぐに今川義元の足元に伏して

 

「俺を家臣にしてくれ」

 

「嫌ですわ!」

 

「即答!少しは悩んでくれてもいいんじゃない!?」

 

……アイツもそういえば歴史以外とてつもないバカだったな

 

「なぜお前のような怪しい輩を妾が家臣にしないといけないのですかっ?元康さん、あそこに居る似た格好をしている者もやっておしまいっ!」

 

「承知いたしました~」

 

少し考えれば分かるだろうに、しかも俺まで巻き添えくったしハァ

 

見とれていた良晴の首筋に刃が振り下ろされてきた!

 

「義元様のご命令でお二人を手討ちにさせていただきますぅ~」

 

「待って元康、待て待て待て!おわっ!」

 

「頑張れ良晴!俺は多分いつまでも仲間だからな!」

 

「おい総一!逃げるな!てかお前も囲まれてんじゃねーか!」

 

「バカめ良晴!俺がそんな古典的な嘘に引っ掛かるわけ「ぶん!」ってうぇい!ホントだ何か囲まれてる~!」

 

「気付かなかったのかよ!ふはははは!ざまぁ総一余裕ぶってるからだ!「ぶん!」うわっ!」

 

「お前も元康がまだ居るのを忘れたか!因みに俺は武器もあるしそろそろ太刀とか得物を変えたかったとこだし!セイッ!ハッ!」

 

「あの野郎いくら武術に心得があるからってくそ!家系が羨ましいぜ!」

 

そう、総一は沖田総司の子孫なのである!因みに総一はあらゆる流派の技などを完璧に扱えるように幼い頃から修行させられている

 

「刀も手に入ったしそろそろいいか、おーい良晴!そろそろ逃げんぞ!」

 

「なんでそんな盗みに入ったような感じで言うんだよ!間違って侵入しちゃっただけなのに」

 

「いいじゃねぇかよ今さら!そら急げ元康が来るぞ!」

 

「おう!」

 

それから暫く逃げて居ると弓矢が良晴にむかって飛んできてそれを1人のおっさんがかばった

 

「あ、ありがとう。なんで俺を助けてくれたんだ?」

 

「坊主は織田方の忍だみゃ?あの身のこなしただ者ではないみゃ」

 

「え?」

 

「わしは今川の殿様に仕えておったが、あのお方はブサイクな男が嫌いでみゃあ、出世できそうに無かったぎゃ」

 

なるほど、確かに足軽の顔はしわくちゃで良晴見たいに猿っぽい顔をしている、と1人総一は考えていた、そんな下らないことを考えていると急に足軽のおっさんが倒れた

 

「おい!どうした!おっさん!?」

 

「流れ弾に当たったみゃあ…運がなかったみゃあ」

 

「おいおいマジかよ、おっさん!」

 

それから俺たちはおっさんを道脇の地蔵の隣に寝かせた

 

「…坊主達わしはこれまでだみゃ。お前達だけでも行けい」

 

「おっさんそんなつれねーこと言うなよ!」

 

「そうだよ!おっさんを置いてけねーよ!」

 

「野望に憑かれた者はいつ死ぬかわからん、これが戦国乱世の世の常よ…わしの相方をお主らのどちらかにくれてやる。一国一城モテモテの夢を果たしてくれい」

 

「おっさん…」

 

「…わしゃおっさんと呼ばれる程年取ってないぎゃ…」

 

心臓が止まろうとしていた。

足軽のおっさんの瞼がゆっくり落ちていく

 

「そうだ、おっさんの名前は!俺が出世したらでっかい墓を建ててやるからさ」

 

「…わしの名は…木下…藤吉郎」

 

ええええええええ!おいおい、木下藤吉郎と言ったら後の豊臣秀吉じゃねーか!?

 

「さらばじゃ、坊主共。生きろよモテモテの野望のために」

 

 

 

 




変な終わりかたでしたね、はい
文才がやはり欲しいどうしても欲しい

普通に主人公はチートです。おかしいです。

気まぐれ更新なんでいつ更新出来るか分かりませんがなるべく早く更新したいと思います!

読んでくださりありがとうございます!
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