難易度ハードな人理修復   作:村正 ブレード

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私は思った
あれ?第四特異点まで召喚禁止だと難易度ハードじゃ無くね?

私は考えた
でもなー、そう簡単に召喚させたく無いしなー

私は閃いた
そうだ!アレを使えばいいじゃ無いか!

そんな訳で、ちょびっと修正。
第四特異点まで召喚禁止を、特異点一つにつき一人召喚させる、に変更しました


第一節

 眼が覚めると、其処は薬品の匂いが嫌でも匂う場所―――つまりは病室だった。

 

 「……此処は……?」

 

 俺は起き上がると、ベッド近くのデスクでパソコンを弄っている人に声を掛けた。

 

「ん?…ああ、目が覚めたのか」

「えっと、貴方は…?」

「僕の名前はロマニ・アーキマン。皆にはDr.ロマンって呼ばれてる」

 

 そう言って彼はベッド傍の椅子に座る。

 

 「気分はどうだい?」

 「いや、特には…」

 「…そうか」

 

 その答えを聞くと、彼は嬉しそうに微笑んだ。

 

 「あの、アーキマンさん」

 「ロマンでいいよ。堅苦しいのは好きじゃないしね」

 「じゃあロマンさん、俺はどうしてこんな所に居るんですか?」

 「うん、先ずは其処から話そうか」

 

彼、ロマンさんは簡潔に此処までの経緯を話してくれた。

 

 「―――とまあ、こんな感じなんだけど、何か質問はあるかい?」

 「じゃあ一つ。…その、話に出できた子の事なんですけど…」

 「マシュのことかい?」

 「はい、後でお礼を言おうと思って」

 「うん、それじゃあまずは―――」

 

 ロマンさんが言葉を続けようとするが、携帯の着信音によって遮られる。

 

 「あー、」

 「いえ、お構いなく」

 「…ごめん」

 

 誰からかは知らないが、だからといってそれを邪魔する訳にはいかない。通話が終わるまで待っていよう。

 

 「――――――ああ、なるべく早く行くよ、それじゃあ」

 「…誰からだったんですか?」

 「此処での上司みたいな人さ。…もし君がいいなら、一緒に来るかい?」

 「…良いんですか?」

 

 勝手に連れて来て、怒られたりしないのだろうか。もしそうならば、申し訳ない。

 

 「ははは、別に構わないよ。何せ、初の正式稼働だからね。見物人は多い方がいいのさ」

 「…それって、大丈夫何ですか?」

 「安心してくれ、試験稼働では失敗していないから」

 

 それが一番怖いんですが。…まあ、こんな機会は二度も無いだろうから、喜んで行かせて貰うが。

 

 「お願いします」

 「うん。…動けるかい?」

 「えっと、はい。普通に動けますが」

 「なら良かった。…丁度良い、折角だからカルデアを一周していこう」

 「……それって、大丈夫何ですか?」

 「心配要らないよ。遅かれ早かれ此処を案内するんだからね。だったら、早いうちにしておいた方がいいでしょ?」

 

 そう言いながら微笑んでいる彼に溜息を吐きつつもベッドから立ち上がる。……まあ、初日だし、これくらいは許されるだろう。ロマンさんは知らないが。

 

◼️◼️◼️◼️◼️

 

 「キューッ、キューーーッ!」

 「ん?…うわっ!?」

 

 エントランス、書庫、寮エリア、トイレなど、カルデアの中の施設を回りつつ、ロマンさんと談笑していると、突然視界が黒に染まる。

 

 「ちょっ、大丈夫かい!?」

 「……ぷはっ!…はい、大丈夫です。それにしてもロマンさん。この子は一体…」

 

 そう言って俺は先程まで顔に張り付いていた白い不思議生物を指す。件の人物?は、腕から抜け出そうと体をふるふる動かしている。かわいい。

 

 「ああ、その子はフォウ。…僕がカルデアに来て一年位にはいてね。新種の生物らしい。」

 

 新種の生物、か。こんな不思議生物が見つかったなら、マスコミが押し寄せてきそうだけど。

 

 「情報漏洩を避けるのもあるけど、こんな新種めったに出会えないからね。観察も兼ねてここで保護しているんだ」

 「…そんなに珍しいんですか?この不思議生物」

 「何せ、幻想種の現物みたいなのものだからね」

 「幻想種、ですか…」

 

 ロマンさんとそんな話していたその時、事件は起こった。

 

 とてつもない爆音と共に、カルデアが大きく揺れた。―――俺たちが爆発が起こったということを理解するのに、それほど時間は掛からなかった。




難易度について簡単に。

イージー:超絶ヌルゲー。

ノーマル:まんまFGO。

ハード:この作品の難易度。特異点一つにつき一人召喚出来る。

ベリーハード:初期のこの作品。第四特異点迄召喚禁止。

ルナティック:鬼畜ゲー。最後までマシュ一人。

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