幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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今回はside形式です。
ゆっくりご覧下さい。


第三話 神界の生活 二人の気持ち

side龍一

 

 

はい、皆さんごきげんよう。みんな大好き矢川鏡一もとい神矢龍一だ。

先日、神様・・・龍源の所で働くことになったんだが・・・

 

 

俺、神様になってました☆・・・ふざけんなよ!なんでだよ!意味わかんないよ!

 

 

「儂も知らん。」

 

 

嘘つけ!前回「神様になっているからの。」って言ってたじゃねえか!

「神界に来たからじゃろ。」それだけ!?そんだけで神になれんの?

 

 

「おぬしがなっているからの。多分そうじゃろ。」

 

 

ああ・・・もういい。

そんなことがありまして、神になりました。

しかし神の体は凄い、体力が格段に向上している。頭脳も左手で空中計算しながら、右手で書類が書けるようになった。・・・神様ってすげー。

 

「いや、おぬしだけじゃからの。そんなことできるのは。」

 

 

マジですか。他の神様はできないと。俺って特異個体かな?

 

 

「たぶんな、人間が条件無しに神になるなんて聞いたことないからの。」

 

 

俺の種族ってなんだろ、龍源、調べてくれる?

 

 

「よいぞ、丁度暇じゃったからの。」

 

 

サンキュー、って仕事しろよ!俺に丸投げすんじゃねえ!

 

 

「仕方ないじゃろ!おぬしがやった方が早いんじゃから。」

 

 

まあ、そうだが。

 

 

「いや、否定しろ!儂のいる意味がないじゃろうが!」

 

 

ねえだろ、元々から。

 

 

「なんじゃと!許さん!絶対に許さん!そこを動くな!一発入れてやる!」

 

 

動くなと言われて動かないバカがいるかよ!

 

 

「待ちやがれぇぇぇ!」

 

 

ヘイヘイヘイ!こちらへどうぞ!

 

 

「このやろぉぉぉ!」

 

 

ハハハハハハ!

 

 

 

・・・と、まあ騒がしくも楽しい毎日が続いていた。

他にも、

 

 

「おぬしの種族が分かったぞ!龍神じゃ!」

 

 

what?

とか、

 

 

「おぬしは西洋料理をしっとるか?」

 

 

知っとるよ。

 

 

「作ってくれんか?」

 

 

しゃーねーな、ダチの頼みだ、聞いてやるよ。

 

 

「おお!ありがとう、わが友よ!」

 

 

その代わり、働けよ?

 

 

「仕方がない、少しならな。」

 

 

いや、元々お前の仕事だろ・・・

とか。

騒がしくも楽しい。俺の選択は間違えていなかった。

(これからもよろしくな、龍源。)

 

 

「ん?何か言ったか?」

 

 

いや、何も?

 

 

「そうか、ならいいんじゃ。」

 

 

 

sideout

 

 

 

 

side龍源

儂は神として生まれて二百年、ずっと一人、いや、独りじゃった。

食事も一人仕事も一人、ずっと一人、そんな生活じゃった。

今までに何度も下界の人間になりたいと思ったことか。

それぐらい、寂しかった。

だから、初めて鏡一・・・いや、龍一を見たときは不思議じゃった。

なぜそこまでして他人を助けたのか、なぜ後悔していないのか、聞きたかった。

じゃが、龍一がここに来て、気がついた。

こいつは、人のためなら命を捨てる。そんな男だと。

そして、誰であろうとも。

だからこそ、あの時親子を助けたのだと。

もちろん、儂にも、あの時は、とても嬉しかった。

だから、つい早まって言ってしまった。

 

 

 

 

友達になってくれ!と、

断られると思った、なのに、あやつは一言「いいぜ!」と言ってくれた。

前にも増して嬉しかった。だから、つい甘えてしまう。なのにあやつはいつも構ってくれる。

だが、神の決まりで必ず転生させなければならない。

そう考えると、悲しく思う。じゃが、今は楽しまなければ!そう思い、龍一の所へ行く。

 

 

「ボソッ」

ん?何か言ったか?

 

 

「いや、何も?」

 

 

そうか、ならいいんじゃ。

(これからもよろしく頼むぞ、龍一、いや、友よ。)

 

 

 

 

 

そこから三年が過ぎた・・・

 

 

 

 

 

次回へ続く




ありがとうございました。毎週火曜日は投稿が難しいと思われます。
また、テストが近いので、投稿が遅くなると思われます。申し訳ありません。
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