幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

4 / 118
今回はside形式です。
ゆっくりご覧下さい。


第四話 また会おうぜ

 

side龍一

 

 

龍源と共に働いてからもう三年が過ぎた。

楽しい三年間だった。

だが、最近龍源の様子がおかしい。もう三年も一緒にいるのだ、大体の様子は分かる。

・・・おおよそ、転生のことだろう。あの時は、整理したかったから断った。それに、あいつ・・・龍源が寂しそうに見えたからだ。このことは言っていない。

とりあえず、龍源に呼ばれたのであいつの部屋へ行く。

 

 

・・・元人間(龍神)移動中・・・

 

 

ついた。ここが龍源の部屋だ。

・・・「龍源の部屋☆」はないだろ、☆は。

とりあえずそんな話は投げ捨てておいて、ノックする。

『龍源、入るぞー』

 

 

「お、おう、入ってくれ・・・」

 

 

反応が薄い、いつもなら おお!来てくれたか! ぐらい言うのに・・・

そこまでして悩むことか?まあ気がついていないふりをして・・・

『どうした?何の話だ?』

 

 

「うむ・・・実は・・・おぬしを転生させなければならないんじゃ!すまぬ!」

 

 

はい、予想通りのことだ。

『知ってた。』

 

 

「そうじゃよな・・・驚くよな・・・って知っておったのか!?」

 

 

『うん、誰であろうとも分かるぐらい顔とか態度に出てたぞ。』

 

 

「そうか・・・まあいい、で、転生させなければならないんじゃ。」

 

 

『ほう、それで?』

 

 

「嫌ではないのか?その・・・転生など。」

 

 

『嫌ではないぞ、さてはお前、俺が嫌がると面倒だから、重い空気作ったな?』

 

 

「違う!そうではないんじゃ!」

 

 

『なら本心を言ってみろ。』

 

 

「っっ・・・!わかった、言おう。」

 

 

 

そうして龍源は明かした、俺がいなくなると寂しいのと、忘れられてしまうのではないかとの恐怖と不安を。

 

 

 

・・・馬鹿かこいつは・・・俺がそんな奴だと思われていたとはな。少しショックだ。

 

 

『・・・つまり、俺がいなくなって、お前のことを忘れてしまうのではないかと思ったわけだな?』

 

 

「・・・そうじゃ」

 

 

『このド阿保が!んな簡単に忘れてしまうかよ!逆に俺がそんな薄情者だと思っていたのかよ!しばくぞてめえ!忘れねえよ!お前が楽しかった三年間はな!俺も楽しかったんだよ!だからそうやすやすと忘れねえよ!忘れたくもないわ!アホやって、騒いで、一緒に飯食ってしただろうが!俺とお前は≪友達≫いや、≪親友≫だと思ってるわ!お前が思ってなくてもな!俺はここでの初めてのダチが出来て嬉しかったんだよ!今度俺がこのことを忘れてしまうかもしれないなんて言ってみろ!どつき回すぞ!・・・つまりだな、お前が俺といて楽しい気持ちは、俺も同じなんだよ!だから、そんなこと言うんじゃねえよ!』

 

 

「おぬしは、儂を親友だと思っていてくれたのか?こんな儂でも・・・?」

 

 

『同じことを言わせんな、親友だと言ったらそうなんだよ、神も化け物も関係ねえ、ダチはダチだ』

 

 

「・・・ありがとう・・・本当にありがとう・・・」

 

 

『何、気にすんな。』

 

・・・・・・・・・・・

 

『さて、転生の話なんだが・・・俺は何処へ行くんだ?』

 

 

「言い忘れておったな、【東方project】の世界に、龍神として転生してもらう!」

 

 

『え?・・・と、とりあえず能力は?』

 

 

「[全を司る能力]じゃ。」

 

 

『は?』

 

「いやだから、z『やめろもういい』

 

 

『・・・で、俺はどうすればいいんだよ?』

 

 

「地球創作から始めてもらう。」

 

 

『ゑゑゑゑゑゑゑ!?』

 

 

「驚きすぎて昔のえになっとるぞ。」

 

 

『誰であろうとも驚くわ!!』

 

 

「ちなみに時代は地球創作一億年前にしておくぞ。」

 

 

『もうなにも怖くねえ。』

 

 

「では、送るぞ!」

 

 

『ちょっとタンマ!二つ聞いていいか?』

 

 

「なんじゃ?」

 

 

『一つ目は、龍神で転生するが、何やってもいいか?』

 

 

「一向に構わん、歴史も変えてもらって大丈夫じゃ。」

 

 

『サンキュー、次、神界には、また来れるのか?』

 

 

「・・・!! い、いつでも大丈夫じゃ!!」

 

 

『オッケイ!なら頼むぜ!』

 

 

「任せろ!さらばだ!」

 

 

『阿保か、違うだろ、』

 

 

「!ああ、そうじゃな、」

 

 

 

 

 

「『また会おうぜ!(ぞ!)』」

 

 

そして、まばゆい光に包まれた。

 

 

sideout

 

 

side龍源

「行ってしまったか・・・」

 

 

しかし、寂しくない、龍一が、また会おうぜ!と、言ってくれたからだろうか。

 

 

「待っているぞ、龍一。」

 

 

自然に言葉が漏れた。

 

 

ああ、そうか、儂はもう・・・一人ではないのだ。

 

 

sideout

 

 

次回へ続く

 




ありがとうございました。
書き終わって間違えて一度消して発狂したのはここだけの話。
次回から新章突入です次章は三話程度で終わると思われます。
ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。