幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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やっぱり四凶は強化される。

ゆっくりご覧下さい。


第十二章 小休止~化け物達の日常
第六十四話 誤情報


side龍一

 

 

宴会から数日、未だに料理したくない。

 

 

『毎度ありー』

 

 

店は相変わらず開店三時間で売り切れ。・・・おかしいだろ!

 

 

幻夜「マスター、店終わった~?」

 

 

『終わったぞ?何か用か?』

 

 

幻夜「慧音に呼んできてって言われてさ~」

 

 

『そうか、で、何でだ?』

 

 

幻夜「・・・忘れた~」

 

 

『忘れんなよ!』

 

 

幻夜「・・・まあ、僕達についてだったと思うよ~?」

 

 

『・・・分かった。とりあえず行く。』

 

 

幻夜「こっちだよ~」

 

 

・・・化け物+最高神移動中・・・

 

 

幻夜「慧音~連れてきたよ~」

 

 

慧音「ありがとう、幻夜。」

 

 

『何の用だ?』

 

 

慧音「うむ、龍一殿は【幻想郷縁起】を知っているか?」

 

 

あれだっけ?妖怪やらの情報の書いてあるいわゆる図鑑みたいな奴か。

 

 

『ちょっとは。それがどうかしたか?』

 

 

慧音「これは稗田阿礼・・・今は稗田阿求(ひえだのあきゅう)によって書かれているのだが、龍一殿と四凶の方々の事も書きたいらしく、今回、お願いしたいのだが・・・」

 

 

『・・・幻夜、お前は?』

 

 

暇か、とは聞かない。・・・どうせ暇だしな。この自由人が。

 

 

幻夜「暇だよ~?」

 

 

『とすると侵二、壊夢、風魔か・・・』

 

 

風魔「・・・呼んだか?」

 

 

『おわっ!・・・何でいるんだ?』

 

 

風魔「久しぶりの休暇だ。一ヶ月ぶりのな。・・・で、幻想郷縁起だったか?私はいいぞ。」

 

 

『そうか、良かった。』

 

 

壊夢「幻夜?いるぜよか?」

 

 

幻夜「あ、来たね~?」

 

 

『壊夢、お前も来たのか?』

 

 

壊夢「おう、萃香の様子見ついでぜよ。」

 

 

『・・・後は、』

 

 

侵二「私ですよね?」

 

 

『やっぱ来たのか。』

 

 

侵二「そりゃあ来ますよ。午後は暇なのでね?」

 

 

『そうか、・・・全員集合だな?』

 

 

慧音「・・・では!」

 

 

『よし、書いてもらいに行こうか。』

 

 

慧音「案内させてもらう。こちらだ。」

 

 

・・・少女+四凶+最高神移動中・・・

 

 

慧音「阿求、入らせて貰うぞ?」

 

 

???「慧音さんですか?どうぞお入りください。」

 

 

慧音「では、龍一殿達も。」

 

 

『・・・よし、てめえら、静かに行くぞ。脅かしてみようぜ?』

 

 

四凶「了解。」

 

 

俺達は気配を消す。・・・ちょっと遊びたくなったからな。慧音も苦笑いしてるしOKって事だな。

 

 

慧音「入るぞ。」

 

 

???「はい!どう・・・ぞ?」

 

 

『ちわーっす、龍一でーす。』

 

 

四凶「お邪魔しまーす。」

 

 

三河屋風にお邪魔する。

 

 

???「・・・あの、慧音さん?この人達は?」

 

 

慧音「龍一殿と四凶の方々だな。」

 

 

???「ええ!?は、は、初めまして、稗田阿求です。」

 

 

うん、そりゃ緊張するわ。現代で言う隣に校長先生が座るぐらい緊張するわ。

 

 

『お騒がせした。・・・今回、幻想郷縁起を書いてもらいに来た。』

 

 

瞬間、阿求の目の色が変わった。・・・熱心だな。

 

 

阿求「本当ですか!?」

 

 

『ああ、お願いする。』

 

 

阿求「では、始めに前代の書き記したものを・・・」

 

 

『ありがとう。』

 

 

俺達は丁寧に広げて見る。大事な物だからな。嫌な予感しかしねえが。

 

 

『・・・ブッ!』

 

 

はい的中、やべえ、笑った。壊夢の身長3メートルだとよ。クマか。

 

 

侵二「・・・クッ、これは・・・」

 

 

風魔「・・・ククク。」

 

 

壊夢「・・・クッ。」

 

 

幻夜「・・・ハハハ。」

 

 

色々と酷い、壊夢は3メートルだし、侵二は目が四つ、風魔は・・・誰だこれ、幻夜なんて人間の形してねえ。アメーバじゃねえか。俺は・・・

 

 

「神矢龍一、詳細不明。」

 

 

アカン、吹いた。詳細不明の一文だった。笑い過ぎで死ぬ。

 

 

阿求「・・・すみません、情報不足でして・・・」

 

 

『ククク・・・あ、悪い。いやいや、よく調べたと思うぜ?』

 

 

阿求「そうですか?」

 

 

『ああ、俺等以外は正確だしな。・・・すげえな。』

 

 

紫とかも丁寧に書いてある。うーむ、凄い。

 

 

阿求「ありがとうございます!」

 

 

『だが・・・俺らが・・・クッ、酷すぎ・・・駄目だ、死ぬ。』

 

 

まだ笑いが収まらねえ。え?どんな感じか?こんな感じだ。

 

 

 

【侵二】

 

 

種族・・・饕餮

 

 

人間友好度・・・低い

 

 

危険度・・・超極高

 

 

能力・・・【有象無象を喰らう程度の能力】

 

 

身長・・・2メートル50センチ

 

 

詳細・・・恐ろしく危険な妖怪で、敵対すると死ぬ。目が四つあり、人の心を読むと言う。性格は恐ろしく残酷で、血を好む。

 

 

 

・・・こんな感じ。腹いてえ。身長で吹きそう。実際は190センチだぜ?しかも目が四つって・・・心読まねえからな?

 

 

性格も真逆、どちらかと言うと優しい方だ。(四凶基準)・・・これで一番ましな奴だぜ?

 

 

一番酷いのはこいつだ。

 

 

【幻夜】

 

 

種族・・・混沌

 

 

人間友好度・・・極低

 

 

危険度・・・測定不能

 

 

能力・・・【万物を狂わせる程度の能力】

 

 

身長・・・50センチ~2メートル

 

 

詳細・・・危険過ぎて訳の分からない妖怪。太陽の畑に行って帰られなくなるのはこの妖怪の仕業。形がなく、何にでもなると言う。能力によって、脳を壊される。非常に危険。

 

 

・・・もはや幻夜じゃねえ。笑い殺す気か?能力も全然違う。幻夜も流石に苦笑いする程。更に身長はガタガタ、実際は185センチ、危険度測定不能でトドメを刺される。死ぬ。何を想像したんだ。50センチって何処から来た。侵二が身長喰ったか?

 

 

侵二「・・・あ、絶影のページありましたよ。」

 

 

『・・・どれだ?』

 

 

【絶影】

 

 

種族・・・影妖怪

 

 

人間友好度・・・中

 

 

危険度・・・死

 

 

能力・・・【影を司る程度の能力】

 

 

身長・・・100センチ

 

 

詳細・・・一番敵に回してはいけない妖怪。危険すぎて誰も顔を見たことがない。又、危険すぎて情報がこれ以上無い。

 

 

『・・・ワハハハハハハ!』

 

 

アカン、もう限界。100センチて、身長喰われた。・・・しかも危険度が死ってなんだよ!

 

 

慧音「・・・こっ、これは・・・」

 

 

慧音まで笑ってるんだからかなり酷い。・・・俺、身長195ぐらいだからな?

 

 

阿求「・・・私も、初めて見ましたが・・・ここまでとは・・・」

 

 

『・・・これは・・・再編集・・・する・・・必要が・・・あるな。』

 

 

侵二「・・・そ、そうですね。・・・ククク。」

 

 

風魔「・・・主、主上が100センチ・・・」

 

 

壊夢「・・・げ、限界ぜよ。」

 

 

幻夜「・・・お、お腹痛い・・・」

 

 

『・・・ふぅ、さっさと直そうぜ?』

 

 

落ち着け、アテンションプリーズ。

 

 

幻夜「ハイテンションプリーズ?」

 

 

ヒャッハー!・・・じゃねえ!

 

 

『ボケ、これ以上はやめろって。まともに息が出来ねえから。』

 

 

幻夜「・・・はーい、」

 

 

『てか、これでよく俺等怖がられなかったなあ。』

 

 

慧音「怪しすぎて皆信用しなかったのだ。」

 

 

幻夜「僕も疑うように騙したしね~」

 

 

『またかよ。』

 

 

阿求「・・・コホン、では、龍一さんからお願いします。」

 

 

『・・・おっと、分かった。お前ら、変なこと言うなよ?』

 

 

その後は、種族、身長、能力、人間友好度(紫連絡済み)、危険度(他メンバー採点)、詳細、対処法、そして弱点を聞かれた。弱点は異変などを起こした時の万が一の対象の為らしい。俺達に弱点あったっけかと悩んだ。俺等ってやっぱ化け物だな。

 

 

『・・・こんな感じでいいか?』

 

 

阿求「はい!ありがとうございました!」

 

 

見違えるように俺等の情報はましになった。

 

 

侵二「上出来ですね。」

 

 

『そうだな。・・・それじゃあ帰るか。』

 

 

慧音「わざわざすまなかった。」

 

 

阿求「すみませんでした・・・」

 

 

『いいよいいよ、暇だったし・・・楽しかったしな?』

 

 

四凶全員が頷く。・・・上等だ貴様ら!それでいい!

 

 

次回へ続く

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

活動報告にてアンケートを取っております。良ければご覧下さい。


次回もお楽しみに。
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