仮面ライダードライブ&ソニック 音速の超戦士たち 作:博麗龍牙
ーー翔視点ーー
俺が仮面ライダーとして始めて戦ってから一週間後、あの時に助けた少女、桂木幸(かつらぎゆき)ちゃんが俺たちの通う高校に転校してきた。その上、以前あった泊進之介さんと詩島霧子(しじまきりこ)さんから特状課の事件捜査にこれからも協力してほしいと言われたり、様々な事が度重なる中、俺たちは放火事件を起こした犯人のロイミュードを見つける。しかも其奴はコピーした人間からよくお世話になっていた少年、輝彦君を人質にとっていた!俺達は怒りの炎を燃やしながらも、輝彦君を救うべく、始めての共闘を仕掛けた………。
「お前ら、覚悟はできているんだろーな。」
うわ、進さん大分怒ってるわ……。あったばかりの俺でもわかるもん……。まぁ、子供を巻き込んでるんだ。そりゃ警察官としては黙ってる訳ないよなー。
「お前!此奴がどうなっても良いのかよ!?」
いやいや良い訳ないでしょ。だいたい人質を前に何も持たずに突っ込む訳………って本当に突っ込もうとしてる!?
「と、泊さん!?」
「刑事さん!止まれ!その装置いつ起動してもおかしくないんだぞ!?」
「進之介!?何をしているんだ!」
いやいやいきなり何してんだよ進さん!作戦立ててからでも救出するのは遅くないでしょ!?
「はぁーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「こ、こうなったら……あの装置を起動させろ!」
もうだめだ!間に合わね!爆発する!
〜〜そう思っていたのは無駄だった事はこの直後にすぐ気づいた。〜〜
「こい!トライドロン!」
〜〜〜♪
すると、進さんの後ろから赤い車がロイミュードに突っ込んでいった。装置の発動を妨害してる間に輝彦君を助けようとしていたんだ。
「大丈夫か!?輝彦君!」
「え、うん。大丈夫。刑事さんは?」
「俺はそんなにやわじゃないよ。ベルトさん、輝彦君を救出するための方法は?」
「タイプテクニックは特殊技能者の力を操れるボディだ。
この装置から輝彦君を引き離すのも容易いさ。」
「なら問題はないな。こい、ファイヤーブレイバー!」
すると、赤い消防車のようなシフトカーがやってきた。
まさかあのシフトカーでタイヤコウカンするつもりなのか………?
タイヤコウカーン!ファイヤーブレイバー!
「うお!なんかアームみたいのが出てきたぞ?」
「それを使って輝彦君を装置から引き離し、破壊するんだ。」
「そのためのこのシフトカーか。待ってろ輝彦君、すぐ助けるから!」
「う、うん!」
そういや、ロイミュードの方は………あ、こっちに一体きてる!
「このやろー!逃さねーよ!」
「進之介!新開発の遠距離用武器を用意してある!使うんだ。」
「あ、あぁ。こい!」
すると、トライドロンから何か飛んできたかと思えば……ドア付きの銃?のようなものだった。
「なんだこれ?みた感じドア銃って名前がつきそうだな?」
「いやだからその君のネーミングセンスはどうかなと……。」
「よし、ドア銃に決定!でも、輝彦君を助けないと。」
「大丈夫さ。タイプテクニックは瞬時にメカの構造を解析し、また戦闘においても瞬時敵の行動を分析し、判断と行動を行うことができる。」
「だったら、今すぐに輝彦君を助けよう!」
ブレブレブレイバー!
俺の時と同じようにキーを回し、シフトカーを三回倒すと、タイヤについてる腕からアームが動き出し、輝彦を救出し、装置の拘束機能を停止させていた。
「す、すげぇ!これがドライブの力なのか!」
「ソニックは戦闘に特化してるのに対し、ドライブは戦闘に加え、人間を救助することにも趣を置いているんだ。」
俺がドライブの性能の良さに驚いて、クリスがドライブの性能について解説していると、ロイミュードを妨害していたトライドロンが突如、変形し出した。
「うわ!?なんかトライドロンがどろんした!?」
「これがトライドロンのタイプテクニックか……!」
「君と同じでクールだろ?」
「霧子、輝彦君を頼む!俺は奴らを追わねーと!」
「は、はい!」
「ほら翔!置いてくぞ!」
「っあ!ちょっと待ってよ!進さん!」
ーー樂音視点ーー
翔も、刑事さんも、誰かの為に自分よりも優先して戦っている。なんでそこまでして誰かの為に……所詮赤の他人だろ?本当にお人好しばっかりだ。どいつもこいつも……。
ーー翔視点ーー
「もう逃げらんねーぞ!ボルトロイミュード!」
「まだだ!まだ勝負はついてないよ!僕が未完の大犯罪を……完成させるのさ!」
「悪いけど……お前の企んでた暗黒の聖夜ってのは起きないぜ?」
「な、何!?」
「暗黒の聖夜?」
「要はイブの夜に爆発事件を連続して起こそうとしたらしいが、さっきベルトさんに頼んで爆発が予想される場所にお前の電気に対しての耐性をつけさせてもらったよ。これでお前は町中に電気を流せないし、むしろ逆流してお前を苦しめるだけになった。お前がよく事件を起こしてくれたおかげでできた。礼を言うぜ。」
「よ、よくも……僕がの計画を……許さないよ!」
「許さない?それはこっちのセリフだ!お前らのせいで一体どれだけの人が傷ついたと思ってるんだ!?さっきも言ったろ?お前らは俺達が裁くってな!」
ドライブ!タイプスピード‼︎!
〜〜〜♪
進さんは赤いシフトカーを使って、別の形態に変身した。赤くて、俺が変身した時に似てる、って事は……?
「それが進さんの基本形態か?」
「そう、ドライブタイプスピード。主にバランス特化の基本形態だ。」
「俺のタイプスピードと似てる………。」
「ん?よく見たらそうだな?」
「何をベラベラと話しているんだい!?今度はこっちから行くよ!?」
ビリビリバーーーーンっ!!
「「って、うわ!」」
「ったく!あぶねーよ!少しは待てよ!あのビリビリ野郎が!」
「だったらお望みどおりに倒してやるよ!翔!もうひとっ走りつきあえよ!」
「おうよ!」
そう言い、俺達はすぐさまキーを回し、俺は一回、進さんは三回シフトカーを倒してシフトカーの力を発揮させる。
ソニックスピード!
スピスピスピード!
すぐさま俺達はロイミュードに向かって高速で突っ込み、連続で拳の攻撃を叩き込み、ボルトロイミュードに大ダメージを叩き込む!
「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ‼︎」
「「グブバブハグブガバグブバブハグブガバグブバブハグ!?!?!?」」
「「オラッ‼︎!」」
「「グギャーーーー!!」」
連続で攻撃を叩き込まれたロイミュードの体は既にボロボロになっていた。だが俺達は拳を止めない!
「これは輝彦君の分!」
ドンッ!
「グアッ!!」
「そんでこれはお前らのせいで被害にあった人の分!」
ドドドンッ!
「グボバッ!」
「「最後にこれは………お前らのような薄汚い悪を滅ぼす、俺達の正義の怒りの分だーーーーっ!!!!」」
ドドドドドドンッ!
「「グアアアアッ!」」
「最後だ!進さん!」
「あぁ、フルスロットルでぶっ潰す!」
ヒッサーツ‼︎フルスロットール‼︎スピード‼︎
ヒッサツ‼︎フルスロットル‼︎ソニック‼︎
すると、トライドロンがロイミュードの周りを動き始め、俺達はロイミュードにライダーキックを叩き込む。すると、俺達は反動にトライドロンに吹っ飛ぶが、それを使って上手く反射して、またライダーキックを叩き込む。それを繰り返し、まるで無限ループの如く連続攻撃を叩き込む。そして俺達は最後に俺達の全力を持ってキックをぶちかます。
「「ライダーダブルスピードロップ‼︎」」
(ヴァァァァァァァァァッ!!!!!!!!)
「ふぅ〜〜終わった〜〜〜。」
「よくやったな翔。良い攻撃だったぜ?」
そう言って俺達はシフトカーをブレスから抜き、ボタンを押して変身を解除する。そこにはやりきったと言わんばかりの2人の姿があった。そして2人はお互いに戦闘後のあの言葉を言う。まるで自分達の勝利を讃えるかのように。
「「NICE DRIVE!!!!」」
「ありがとう刑事さん!助けてくれて!でもお兄さん仮面ライダーだったんだね!」
「あぁ、 俺達は正体を隠しながらあの化け物と戦っていたんだ。」
「だったら貴方達の事は他の人には黙っていた方がいいですよね?」
「あぁ、もしそうしてくれたら助かる。ありがとう。」
「市民の協力、感謝します!」
そう言って進さんと霧子さんは輝彦君に敬礼をする。それと進之介は輝彦君にあるものを渡す。
「刑事さん、これは……?」
「俺達の絆の証だ。持っていてくれ。」
「……はい!」
それはドライブのマークが描かれたエンブレムだった。
これは生涯輝彦君の宝物になるのであろう。
そして俺はこの戦いで一つ知った事があるんだ。他人を思う心があれば、俺達仮面ライダーはなんども戦えるって事がね。俺も戦い続けるよ、これからも………。
ーー樂音視点ーー
ったく、本当にめんどくさかったぜ今日は。しかもそのあと授業に無理やり参加させられて、いい事なんて一つもないぜ最近……。だいたい俺には彼奴らと戦える力はないのに何で彼奴らと一緒に事件に振り回されなきゃいけないんだよ!どうせ俺にできる事になんて何も………。
「おい。そこのお前。」
「んぁ?」
振り向くと、そこにはサングラスをかけバイクに乗って何かバックのようなものを持った男がいた。何だこのおっさん。知らねーぞ俺は?
「誰だあんた。どっかで会った?」
「いや、こうして面と向かって話した事はねーよ。何、怪しいやつじゃあないさ。」
いやあんた既にこの時点で怪しいだろーが。
「……何の用だよ。あんたに喧嘩を売った覚えは俺はないぞ?」
「お前さ、あのロイミュードって言う化け物と戦える力が欲しいんだろ?」
「………は?」
「いやいや隠す必要はねーだろ?お前は自分の仲間があの化け物と戦える力を持ち始めてから、ずっと思ってた。
いつか彼奴が死ぬんじゃないか。彼奴がもしも、戦いの中で敵にやられて命を落とすんじゃないか。そう思ってるんじゃあないのか?」
「………あんた一体何なんだ?」
「俺か?簡単に言うと…………。」
すると男の体が変化して化け物になった。
「!?ロ、ロイミュード!?!?」
「俺があんなやわな奴と一緒にすんなよ〜〜。俺はなオルフェノクって言う人間の進化体みたいなもんだ。」
「お、オルフェノク……?」
「そう、普通のやつじゃあオルフェノクにはなれねー。体がオルフェノクのエネルギーに適応したきゃあいけねーからな?さぁ、ここまで言ったらあとは何が言いたいかわかるな?」
「………まさか俺にオルフェノクになれ。とでも言うんじゃ………。」
「そうだよ?当たり前じゃん。俺には仲間が増えて、お前自身も力が手に入る。一石二鳥って奴さ。悪くないだろ?」
「ふざけんな!俺はいいだなんて一言も………。」
「じゃあお前の仲間が死んでもお前はいいのかよ?」
「!?」
「気づいてからじゃあ遅いんだぜ?お前が決めろ。力を手に入れるか………仲間を見捨てるか。」
「……………教えろ。どうしたら、オルフェノクってのになれるんだ?」
「お?やる気になった?なら早速教えてやるよ?」
そう言ってオルフェノクは俺に近づき………、
(バンッ!)
「グハッ!」
「お前が一度死ぬだけさ。」
俺は一度死んだ。
to be contued…………。