仮面ライダードライブ&ソニック 音速の超戦士たち 作:博麗龍牙
ーー樂音視点ーー
……………ん?何だここ?暗くてよくわからねー。
てか俺さっきまで何してたっけ?確か変な奴に会って…………そうだ!
そいつにいきなり殴られたと思ったら、いつの間にかここにいて………はぁ、一体どうすりゃ良いんだよ……俺、まさか死んだのか?だとしたら呆気無いぜ。翔達にまだ何も言って無いのによ。自分の夢だってまだ見つかってないし、やりたい事もまだ無いのによ…………。
そう思っていた矢先、俺の目の前にぼんやりと何かが見えてきた。
するとそこには先程俺を殴った奴と赤いラインが付いている仮面ライダーのような奴がお互いに殴り合ってる姿があった。
【あれから!色々、考えた!お前達の、死が!あれは……意味あるものなのかって………!】
【今でも信じてる!意味なく死んだ奴はいないってな………。】
「何だこれ。一体どうなってるんだよ。」
【彼奴は、自分の全部を投げ出して世界を守った。そして………死んだ。】
「世界を守った?誰が、いつ?」
【俺はもう迷わない……迷っている内に人が死ぬなら……戦う事が罪なら………俺が背負ってやる!】
「此奴が、………彼奴が言ってた人か?」
【世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに…………皆が幸せになりますように………。】
ズザザザザァァッ
「!?彼奴の手から砂が!?」
そう思っている内に俺が今見ているこの映像も砂になり崩れ始めていた。そんな中、一筋の光が見えてきた。その光を掴もうとすると、後ろから男の声が聞こえてきた。
「それを掴むなら覚悟しておけよ?それを掴み取る以上、お前は背負わなければいけなくなる。人を襲う化け物から人を守る責任をな?お前にその覚悟は………あるか?」
「誰だか知らんが、あんたに色々言われる筋合いはねーな。てかあんたか?俺をこんなところに閉じ込めてんのはよ?」
「いや。誰もお前を閉じ込めて無いさ。ここはお前の心の世界だからな。」
「………心の世界?」
此奴がいきなり何を言い出すかと思えば、心の世界?巫山戯んな。意味わかんねー事抜かすなよ。本当に最近面倒くさい奴にしか会わないよなぁ。
「いやいやそんな顔すんなよ?幸せが逃げるぜ?」
「元からだ‼︎」
「………フッ。」
「何が可笑しいんだよ………。」
「いや何だ。昔の俺に似ていて面白くなっただけだ。」
「…………あんたは気に入らん。」
「それでも良いさ。後はそれをお前が掴めば、俺の役目も終わるしな。」
「渡す?何を?」
疑問を持っていた俺に夢?に出てきた男はあるものを指していた。それを掴んでよく見てみると、何だこれ?まるで何かのベルトのバックルみたいだな………って、ベルトだって!?
「おい!あんた俺に何をさせるつもりだよ!こんなのを持っていたって俺には使いこなせたりしねーよ!」
「大丈夫だ。お前なら使いこなせるさ。お前がそのベルトの本当の使い方を理解出来たならそのベルトの本当の力を引き出せるぜ。じゃあな、俺はもう行くよ。」
「おい、あんたの名前を教えろよ!」
「………乾 巧(いぬいたくみ)だ。」
「乾巧か。良い名前だな。俺は五十嵐樂音。また会おうな?」
「またすぐ会えるぜ?」
すると突然体がふらついてきた。何とか姿勢を保とうと思っていたのだが、そこに意識が集中しきれなくて結局前に倒れてそのまま意識を失ってしまった。巧はその時、少し笑ってた……………。
「…………ん?ここは?」
「おぅ。やっと目覚めたか?ぐっすり寝ていたぜ。」
「いやいやあんたが殴って気絶させたのによくもそんな事言えるな。」
「いや?気絶させたわけじゃあ無いさ。殺したんだよ。さっきお前の事殴ったろ?」
「え………あ、そういえば体に穴が開いたような痛みがあったような………まさか本当に死んだのかよ………。でもだったら何で俺は今生きてるんだよ………?」
「それはな……お前がオルフェノクとして生き返ったからだよ。オルフェノクのエネルギーがお前の体に適応したんだ。」
「生き返った………だって……!?」
「そ、これでお前も俺と同じく人間を超えた存在になれた。そしてここからが本題なんだよ。」
「ここまでやってまだあるのかよ………。」
「お前には此奴を渡しとくぜ。受け取りな。」
そう言ってオルフェノクの男は俺に大きなアタッシュケースを渡してきた。
「うぉっと!あぶねーないきなり!」
「そんじゃ、俺もう行くわ!」
「ちょ、ちょっと待てよ!」
いきなりの状況すぎて困惑している時にあの男はまるで嵐のように消えてしまった。まぁ、バイクに乗ってるけど。
「ったく、本当に何だったんだよ。結局死んで化け物になっただけじゃあねーか。無責任な野郎だな。」
…………ハァ、家に帰るか……………。
ーー翔視点ーー
ボルトロイミュードの事件から3日後、今日は進さんと戦闘訓練ってのをやってるんだ。ほら、俺も仮面ライダーとして人を守れるように強くならないといけないからな。そのための訓練をしてるんだ。でもやっぱ進さん強えな。流石警察官だな。隙を一切見せねーよ。でも、俺だって負けらんねー!
「オラ!そりゃ!ハァッ!」
ダンッダダンッ!ダンッ!
「甘いぞ翔!それじゃあの死神の旦那には勝てないぜ!」
「その死神って人はッ!そんなにッ!強いのかよ!」
「あぁ!俺でもッ!かなわねーくらいになッ!」
「え!?進さんでも!?って、ぐはッ!」
「あ、やべ!ついやっちまった!大丈夫か!」
「dont worry………問題ないさ。痛って………。」
「そろそろ休みませんか?何時間も訓練してるじゃないですか。」
「そろそろ……お昼だから……ご飯も…作って……きましたよ……。」
「あ、霧子。それに幸ちゃんか。」
「霧子さんと幸ちゃんのご飯か……美味そうだな!」
そういえばもうお昼か……今日は学校が休みだからって時間の事全く気にしてなかったわ。
「おにぎりか………いただきまーーーす!」
「そんじゃ俺も、いただきます。」
んぐんぐんぐ…………………。
旨っ!!
すげぇうめぇ!他の人が作った料理なんて目につかねーぐらいだよ!こんなにうまいおにぎり始めて食べたよ!
「幸ちゃん!美味しいよ!力が溢れてくるわ!」
「!あ、ありがと………(//////)」
「あれ、そういえば五十嵐君は何処に言ったんですか?」
「樂音ならちょっと調べたい事があるって言ってどっかに行ったっすよ。」
「調べたい事?」
「それって何なの翔君?」
「それが俺にも………。」
「一体何なんだろーな。」
「別にいいじゃんそんな事。それよりも今は幸ちゃん特製のおにぎりを…………。」
クリス『翔君!街に正体不明の怪物が現れた!現場に急行しよう!』
「何!?ッしゃわかった!進さん!行こう!」
「あぁ、行くぞ!」
ーーとある路上ーー
キャーーーッ!!!!
今街には人々の悲鳴が上がっていた。何故なら、その路上に突如謎の怪物が現れて、建物や人々を襲い始めたからだ。まるで己の欲を満たすように。
「ドコダ!ドコニイルファイズ!ナゼ!デテコナイ!ナゼデテコナインダ!!!!」
「おい待ちやがれ!そこのワニ野郎!」
「ンァ!?」
「うぉっ怖っ。」
「お前が街を壊したり人を襲ったのか!」
「オマエラダレダ!ファイズカ!?ファイズナノカ!?コタエロ!?」
「ハァ?ファイズ?何だよそれ。俺はファイズなんて知らねーよ!」
「ダッタラキエロ!」
「うぉっ!危ないなこいつ!」
「行くぞ翔!」
「オッケー!」
〜〜〜♪
〜〜〜♪
「LEADY………。」
「「変身‼︎」」
SONIC! TYPE SPEED‼︎
DRIVE! TYPE SPEED‼︎
「ナンダオマエラ!?」
「俺たちは仮面ライダー!テメェみたいな奴から人々を守る戦士だ!」
「ワニ野郎!ひとっ走りつき合えよ!」
「ライダーズ!LEADY…………GO‼︎」
先ずは、相手の腹に向かってパンチを繰り出す。しかし体が硬すぎて攻撃が効かない。相手はびくともしない。
「かっった!!!!ぜんっっぜん効かねーよ!」
「ムダダ!オマエラニンゲンジャアカテナイ!」
「巫山戯んな!まだまだ!」
「それにお前1人じゃ俺たちには勝てねーよ!」
「オオオオオオオオオオオオッ!」
「「ハァァァァァァァァァァァッ!」」
お互いにパンチやキックを連続した放つ。だが相手にはダメージを与えられない。相手の方が一枚上手のようだ。
「くそ!全然野郎に効いてねーよ!そもそも彼奴は一体何なんだよ!」
「フハハハハハハハハハっ!キカン、キカンゾ!コンドハコッチノバンダ!グワァァァァァァァァッ!」
すると奴はさっきよりも攻撃の威力を上げてきた。あまりにも強すぎて、俺たちはダメージを受けただけでなく、後方に吹っ飛ばされてしまった。
「「グアアァァァァァァァァァァッ‼︎」」
「泊さん!天道君!」
「しっかりして2人とも!」
「っ、だ、だめだ……2人とも……こっちに来るな………。」
「キエロ、、キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ!!!!」
怪物は俺たちから一緒に来てた霧子さんと幸ちゃんに狙いを定めた。このままじゃあ不味い!
「来てくれ!レーザー、ドリル、ホバー!」
俺は仲間のシフトカー三台を呼び、2人を守ってもらおうとした。だけど、シフトカーだけじゃあやっぱり勝てないか。怪物はシフトカー三台を跳ね除け、再び2人を襲いに行った。
「やめろーーーーーーーーーー!」
バババババンっ!!!!
「グアアァァッ!」
「………………………え?」
何か銃声のような音が聞こえた。それも普通の銃声じゃない。何か特殊な武器で撃ったみたいな感じだった。
「お遊びはそこまでだぜエセクロコダイル。」
「ろ、樂音!?」
振り向いたら、そこには大きなライフルのようなものを肩にかけている樂音の姿があった。
「ダレダ!キサマ!」
「てめぇが必死こいて探してる奴だよ。」
「ナンダト!?」
「おい樂音、どうゆうことだよ!?」
「説明がめんどくさい。」
「ハァ!?」
「キサマ、ファイズカ………ファイズ……コロス!」
「あーぁ、めんどくさいけどここで何にもしなかったら後味悪いよな〜〜〜。本当に嫌だよ。こうゆうめんどくさいことを何で俺がやんなきゃあいけないんだよ。マジだるい、てか今日一睡もしてないから眠い。まぁ、やるっきゃないか………。」
そう言って樂音は持っていたデカイライフルを大剣に変形させて地面に刺して………懐から何かを取り出した。そしてそれを腰につけてベルトに変形させた。
「え?あれ、まさか………。」
右のパネルのような部分を上げて、ギア?のようなものをベルトにセット。
ファイズ!!!!stand by!!!!。
何かの電子音声が聞こえてきたと思ったら、樂音はそのまま右手を頭上に上げ、ライダーに変身するための言葉を放つ。
「変身ッッ!!!!」
直後に上がったままのレバーをまるでハンマーで叩くように勢いよく下げる。すると、体に赤いラインが走り始めると同時に樂音の周りにはタイヤのようなものが展開し始め、最終的にそのタイヤとともにスーツを纏う。
ライダー!!!!complete!!!!。
変身し終わったら、そこにまるでφを象徴するかのような戦士が堂々と立っていた。背中には何やらエンジンのようなものが付いていて、腰にはカメラのようなものとポインターのようなものが付いていた。全身は基本黒の赤いラインのようなが巡っているような戦士。そして胸元には薄いアーマーのようなものが付いていた。全体的に見てみると………少しメカっぽくも見える。
「ファイズ……コロス………コロシテヤル!」
「樂音!大丈夫なのか!?」
「知らん。何とかなるだろ。」
「っておい!」
「まぁ、急に闘志が湧いてきたような感覚はあるけどな。」
「キエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロキエロ!!!!」
「ギア………上げてくぜ………!」
to be contued……………………。