アーマードコア一発ネタ AC×IS 作:モリカドルサン
時は現代。
技術は発展し、リニアモーターカーなどは実用化され、ロボットは紛争に利用されるなど、予想されていた事柄が幾つも現実に起こり得る時代。
そこに一つ、予想だにしなかった事態が投入されることとなる。
インフィニット・ストラトス。
通称ISと称されるこのアーマー装着システムは日本における科学者である篠ノ之束により発明され、瞬く間に世界に知れ渡り、そして各国の政府首脳を震撼させた。
宇宙開発を目的とした外部より装着するパワーアーマー。デブリなどの障害物の衝突を回避する為のPMCシステムに万が一の為のシールドなど、未だ人類が到達し得なかった画期的であり、先進的な未来技術が満載された、世界にとっての"飴"は、俗物である人類にとっては甘過ぎたと言えるだろう。
────エミール・グスタフ著 世界への投資 より抜粋
「──なによりも、世界と日本の平和を──」
それは自分にとっての大きな変革であり、最大の不幸であると今になって思う。
「──そうです!だからこそ不適切であり──」
電車内の電光掲示板はニュースを垂れ流している。
──ISナントカ会だっただろうか
「──IS学園は閉鎖すべきです!」
「いい歳こいたババアが何言ってんだか」
世界のエライさんはこんなんばっかなんだろうか?
…そろそろ駅か。出よう。
────
「副担任の山田真耶です!」
本当にどうしてこうなったんだか…
「織斑君?あの~自己紹介を…」
「え?ああ!はい!」
俺はただ単に善良な一般市民やってただけなんだがなぁ
「自己紹介すら出来んのか馬鹿者!」
面倒なことは抱えたくないなぁ
「「「「キャアアアアアアアアアア!!!」」」」
まぁ、現実を見ようか。
「聴いているのか?有澤隆広!」
「はい、聴いていますよ」
とりあえずは今日という日を生き残ろうか。
いつの間にやら決闘騒ぎに巻き込まれていた。
どうやらもう1人の男がイギリスのお嬢様に吹っ掛けられたらしい。
それでいいのか世界最強の弟よ…
とりあえず先手は俺らしいし、頑張りますか。
俺がピットから出てきて試合開始のブザーが鳴った
「──何ですの?その機体は」
「何と言われても、俺の専用機体だ」
第一声がそれかよ…心做しか観客席からの視線が熱い感じがするのは気の所為だと信じたい。
「なっ…アナタ、舐めていますの?そんな骨董品で、
…コイツの方が舐めてやがるな…
「ガワがタンクでも侮らない事だ。痛い目を見るぞ?」
「ハッ!たかが棺桶程度、穴だらけにしてやりますわ!」
「ほう?言ったな?」
パススロットより、展開、装着。
「なっ!?」
「なら、やってみろ。イギリスのお転婆淑女さんよ。その前に、」
「
いつ見ても壮観だ。全長にして6m、口径150mm。俺のお気に入りにして、我ら有澤が誇る対基地及び巨大設備破壊用折り畳み式超巨大榴弾砲…
OIGAMIは…!
「なッ…なななな何を─」
「テスト運用でコイツを食らってマトモに動けたISは居ない……お前は、耐え切れるか?」
「ッヒィ!?」
「有澤重工、雷電!推して参る!」
OIGAMIが動き始める。
「ッ!ッ!」
セシリアが声にならない声で手に持ったビームライフルを乱射する。
2連ブーストで逃げながら、OIGAMIが組み上がるのを待つ。
「!!」
出来上がった。AP…いや違うか、シールドバリアもまだまだ残っている。これならばまだ耐えられるな。
即座にセシリアに迫る。OIGAMIを突きつけ、威嚇しながら。
俺は追い詰められエネルギー消費を考えずにただライフルをノーロックで撃ち続けるセシリアを見据え、言った。
「撃ち負けはせんよ、当たるのであれば」
「ああぁ…夢なら覚め──」
セシリアは──無慈悲に爆炎に包まれた。
──ガチタンは、偉大である。
やはりガチタンは偉大である。(←自体遅れのレイヴン)