艦これ総集編   作:片栗虎

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戦果ランク500位になりたい!


木曽と那珂ちゃん

本日の球磨型家は朝から何やら騒がしいようですが、まぁ、何時もの事でしたね?

 

球磨「多磨ぁ!さっさと準備するクマ!」

 

多磨「全く……久し振りの出撃だからって張り切っちゃって……」

 

木曽「2人が出撃なんて珍しいな?」

 

多磨「あら?木曽ちゃん、おはよ!今日は1人でお留守番になるけど……大丈夫……よね?」ニヤニヤ

 

球磨「北上は長距離遠征で帰りは夜中になるクマ、大井は……たしか駆逐艦の講師をするとかで帰りが遅くなるみたいだクマ、木曽?さみしくないクマ?」

 

木曽「は?寂しくなんてないさ!英雄は孤独なものだ、気にせず行ってくるがよい……フフフ」(暗黒微笑

 

多磨「頼もしいわねぇ?それじゃあ、立派に家を守ってね?」

 

木曽「ふっ、任されよう」

 

球磨「そんじゃあ行ってくるクマ!初めてのお留守クマ

、頑張るクマ!」ブンブン

 

そう、末娘の木曽にとってこれが初めての留守番であった。

 

木曽「……やれやれ、たかが留守番くらいで騒々しい事だ……」

 

木曽「…………」

 

物音一つ無い、静寂……。

 

木曽「オレだって、いつか必ず北上姉さんみたいに第一線で活躍してみせる……」

 

ピンポーンピンポーン!!

 

木曽「ん?……こんな朝早くに誰だ?」バタバタ

 

ピンポーンピンポーン!!ピンポーンピンポーン!!

 

木曽「五月蝿い!すぐ出るから待ってろ!!」

 

ガララ

 

那珂「艦隊のアイドルっ!那珂ちゃんだよー!!よっっっろしくうぅぅぅ!!!!」ドヤ顔!!

 

ピシャッ!!

 

木曽は黙って扉を閉めた。

 

那珂「ちょっとー?酷くなーい?」ドンドン!!ピンポーンピンポーン!!

 

木曽「あー、五月蝿い!一体何の用だ?」

 

扉越しに尋ねる。

 

那珂「えー?那珂ちゃんはー、皆のアイドルだからぁ、いつでもどこでも現れるんだよぉ?」

 

木曽「帰ってくれ」スタスタ

 

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピポピポピポピポーン!!

 

那珂「嘘だよー?本当は今日はオフで暇だから遊びに来たのー!」

 

木曽「はぁ……仕方ない……」ガララ

 

扉を開けると同時に那珂ちゃんがエドモンドの本田さんよろしく、頭から突っ込んで来た!

 

木曽「うわっ!?あぶなっ!?」サッ……

 

木曽は軽やかにステップを踏み、那珂ちゃんトルネードダイビングヘッドバットを回避した。

 

ドゴッ!

 

大黒柱に額を打ち付ける音が響く……。

 

 

 

 

──木曽の部屋──

 

那珂「ぐすぐす、木曽ちゃんったら酷いよー」

 

木曽「いや、酷いのはお前の思考回路の方だ、あと年上にタメ口きくな?」

 

那珂「えー?那珂ちゃんはぁ、皆のアイドルなんだよー?皆平等に扱ってあげなきゃいけないんだから!」

 

木曽「(あー、うぜー……殴りてーけど……神通さんに絞められそうだからな……我慢だ)」

 

那珂「それでねー?那珂ちゃんは1人でも全然人気者なんだけどー」

 

木曽「へー(嘘つけ!この間駆逐艦の連中に帰れコールされて泣いてたのをみたぞ?)」

 

那珂「でもー、アイドルの那珂ちゃんとしてはー、ユニットを組んでも良いかなー?って思ったの!!」机ドン!

 

木曽「はぁ〜……(水雷戦隊組みたくないランキングを4年連続でトップの奴とユニットとか……有り得ねぇ)」

 

ちなみに毎年2位は実姉の北上さんであった。

 

那珂「木曽ちゃんもぉ?アイドルにならない?」ガシッ!

 

那珂は木曽の両手を硬く握る。

 

木曽「……はぁあぁ!?ばっ!馬鹿が!!何を言ってっっ!!俺がアイドルだと!?そ、そんなの……絶対……無理だし……」アタフタ!!

 

那珂「えぇー?でもでもぉ?木曽ちゃんって〜、たまに1人で歌ってるよねー?お風呂場で……」

 

木曽「はっ?……お前……何故それを?///」

 

那珂は木曽がよく風呂で歌っているのを聴いていたのだ。

 

那珂「……皆知ってるよ?外にダダ漏れだしぃ」

 

木曽「くっ……////」

 

木曽は顔を真っ赤にして机の下に隠れてしまった。

 

木曽「(もう外を歩けねぇっ!)」

 

那珂「ちょっと〜?木曽ちゃ〜ん?ねぇねぇ?良いでしょー?」グイグイ

 

木曽「ちょっ!スカートを引っ張るな!」

 

那珂「ふっふー!木曽ちゃんの練度で那珂ちゃんに対抗出来ると思うー?」

 

那珂の練度は73であり、20の木曽では太刀打ち出来るはずも無かった。

 

現実とは時に残酷なものである。

 

那珂「ふふふー、どう?アイドルやる気になった?」ギリギリギリ

 

那珂の裸締め(チョークスリーパー)が完璧に決まった。

 

那珂「木曽ちゃん?完全に決まった裸締めは絶対に返せない……格闘界(アイドル界)じゃ常識だよぉ〜?」ドッカーン!!

 

木曽「くそ……これが軍務部のオファーを断って企画部で活躍する艦娘の実力なのか……!!」

 

木曽は悔し涙を流してタップする……。

 

那珂「えぇ!!ゴメン!!そんなに泣くほど嫌だった?……アイドル?」オロオロ

 

木曽「違う!俺自身の不甲斐なさが情なくて……なぁ?どうしたらお前みたいに対潜番長になれるんだ?」

 

那珂「えー?那珂ちゃんは番長さんじゃないよー?艦隊のアイドルだよぉ!?」ドヤ顔

 

木曽「艦……隊のアイドル……はっ!?」

 

木曽(アイドル……数時間にも及ぶライブは並の体力と精神力では務まらない……それが強豪ひしめく艦隊であれるならば、言わずもがな……)

 

那珂「木曽ちゃん?」

 

木曽「那珂!俺を最強のアイドルにしてくれ!!」ガシィッ!!

 

木曽は那珂の双肩を鷲掴みして懇願した!!

 

那珂「最強の?(最強のってぇ、CD百万枚とか?着うた1千万ダウンロードとかかな?……那珂ちゃん全然ダメじゃん!!)」

 

木曽「なぁ!頼む!俺をこの世界で最強のアイドルにしてくれ!!」

 

那珂「う……」ガタガタブルブル

 

木曽「那珂?」

 

那珂「な!那珂ちゃんはぁ!皆のアイドルなんだから!路線変更なんて!!しないんだからぁー」びぇーん!!

 

那珂ちゃんは盛大に泣きながら、扉を破壊して壁を貫き何処かへ行ってしまった。

 

木曽「あ……アイドルってすげぇ!!!!」

 

その後、壁を破壊した事が球磨姉様の逆鱗に触れて、木曽のご飯の量が暫くの間半分になったと言う……。

 

待て次回!!

 

 




オチまでの道中で力尽きてしまいました。結果オチも弱々しい感じでした。

木曽那珂は今後も引っ張って行く予定です。
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