艦これ総集編   作:片栗虎

32 / 40
サブタイ通りのお話です。


大井っちの保健体育(未遂)

大井「…………?」

 

その日の放課後、意気揚々とアダルトな玩具を鞄に詰めた大井は、1人待ち惚けを食らっていた。

 

大井「あれ?待ち合わせ場所は……合ってるわね?」

 

大井は約束の時間より2時間前に到着していた。

 

大井「ふふふ(本人達公認で調教できるなんて……)あぁー早く来ないかしらねぇ?」o(^-^)o ワクワクッ

 

那珂「艦隊のアイドルぅ!那珂ちゃんだよー!よっっっろしくうぅぅぅ!!!!」キラリーン!!

 

大井「あら、那珂さん?」イラッ

 

那珂「あれぇ?大井ちゃん?どうしたの?こんな所で?」

 

大井「えぇ、駆逐艦の子達に教練頼まれまして、此処で待ち合わせしてるんです」

 

那珂「……へぇ、その子達ってぇ?もしかして朝潮ちゃん達?」

 

大井「あら?よくご存知で……あぁ、神通さんから聞いたのね?」

 

那珂「……う〜んとねぇ……」

 

那珂は何やら言いたそうにしているが、言葉を選ぶ事が出来ないようで言い出せずにいる。

 

大井「あの?用がないならもう行ってもらっても良いですか?」イライラ

 

那珂「……う〜ん、まぁいっか……それじゃあまたねー!!」

 

少し何かを考えていた那珂であったが、結局何も言わずに行ってしまった。

 

大井「全く……何だったのかしら?」

 

そして、約束の時間から1時間が過ぎた……。

 

大井「……遅い!!いくら何でも遅すぎるわ!!……まさか!?あの子達の身に何かあったんじゃ……こうしちゃいられないわ!待っててね!私の幼子達よー!!」

 

大井は走った!教育部の敷地内を全力で駆け回った。

 

神通「あら?大井さん、廊下は走らないで下さいね?それと、朝潮さん達なら海辺で見かけましたよ?」

 

大井「え?そうなの!?ありがと!!」ダッ!!

 

大井はさらに速力を上げて走り去った!!

 

神通「……?」

 

大井は海上を全速力で駆け回る!!

 

そして更に1時間が経過した。

 

大井「はぁはぁ……海辺……って、一体……どこ、なの?」バタン……。

 

大井はとある海域で力尽きて倒れた。

 

大井(はぁ、私とした事が……燃料が底を尽きるなんて、しかも武器は何も持って来てないし……)

 

水面に浮く大井を取り囲むように、深海棲艦のイ級が数隻現れる。

 

大井「……今の私なら、あの程度の砲撃でも沈むわね……フフっ、駆逐艦の子達に悪戯しようと企んだ結果が……深海棲艦とはいえ、駆逐艦に沈められるなんてね……因果応報かしらね?」

 

大井は自らの死期を悟り、潔く目を閉じて最後の時を待った。

 

………………

 

…………

 

……

 

 

大井「まだ……かしら?」

 

北上「大井っちを沈めていいのは……」

 

大井「きっ!!北上さん!?」

 

北上「そう、この私北上様だけだかんね〜?」シュパパパパァーン!!!

 

40発の酸素魚雷が全てのイ級を撃ち抜いた!!

 

北上「やーっぱり、駆逐艦にはよく当たるねー?」

 

大井「どうしてここに?長期遠征に出ている筈では?」

 

北上「……いや、それを聞きたいのはこっちなんだよねー?」

 

大潮「北上さーん?いきなり戦闘始めないで下さいよー?遠征任務なんですよー?」

 

大井「え?」

 

北上「そういう事、なんで駆逐に特訓してる筈の大井っちがこんな所にいるわけ?」

 

大井「……えーとぉ、これはですね……あの……」アセアセ

 

北上「……?まぁいいけどさ?それよりもさ、どお?これから一緒に遠征行かない?」

 

大潮「えぇー!?良いんですか?そういうの?」

 

北上「うーん、まぁ、良いんじゃない?」

 

北上は大井の手を握り起き上がらせた。

 

大井「あ、有難うございます!……あ、あのぉ、北上さんがいいって言うならぁ……」

 

北上「うん!それじゃあ、行きますかぁ?」

 

大井「はいっ!!」

 

その後、大井の燃料不足により長期間に渡る遠征は失敗に終わった。

 

大井曰く……

 

大井「完全に作戦が悪いのよ!私と北上さんがいて失敗するなんて、それ以外に考えられないわ!」

 

だそうである。

 

 

そして……。

 

吹雪「朝潮ちゎん、本当に良かったんですか?大井さんの特訓受けなくて」

 

朝潮「……良いんです!」ブルガク……。

 

神通「そうですね、私とした事が人選を誤ってしまったみたいで、北上さんの助言を聞いて本当に良かった……私ったら教え子に一生モノのトラウマを植え付けてしまうところでした」

 

全ては北上さんの手の平であったとさ……。

 

待て次回!!!

 

 




最近色々なSSを書きたい気持ちが高まってきております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。