艦これ総集編   作:片栗虎

35 / 40
子の日ではない!

が、何の日かは分からない

ただの2月14日火曜日であり、それ以外の何の日でも無かった。




明日は何の日?

年に1度の乙女達の決戦の日、それは戦いに身を投じ世界平和の為に日々精進している艦娘達にとっても大切な日なのである!!

 

足柄「なんでこんな大事な日に特訓なのよ!!」

 

吹雪「いや、私に言われても……」

 

朝潮「さぁ!最後の特訓!お願いします!」

 

足柄「……もぅ、私が行き遅れたら……責任とってもらうからね!」

 

今回のお話の主役……それは……。

 

 

 

 

 

愛宕「パンパカーン!本日はバレンタインデー!」

 

高雄「遂にこの時が来たのね……」

 

摩耶「いや、アタシはカンケーねーし?」

 

鳥海「摩耶、私達は姉さん達のサポートの為に呼ばれたのよ?」

 

摩耶「ウゼーな……」

 

愛宕「そんな事言わないでー摩耶ちゃーん」

.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

 

高雄「まぁまぁ、摩耶達だって提督の為に用意したんですよね?……チョコレート?」

 

摩耶「べっ!別にアタシはどうだって良かったんだがよ」汗汗

 

鳥海「ふふ、そうですね、私が無理やり誘ったんです、摩耶は司令官の事なんて何とも思ってないんです」ニヤニヤ

 

高雄「あらそうだったの?ごめんなさいね?無理言って……」

 

摩耶「え、あ……いや……」

 

愛宕「それじゃあ摩耶ちゃんのチョコは私が貰ってもいいわよねぇ?」ニヤニヤ

 

愛宕は摩耶のチョコをかすめ取った。

 

摩耶「あぁっ!?」

 

愛宕「え?どうしたの摩耶ちゃん?」

 

摩耶「い、いや……別に……」

 

鳥海「……」ニヤニヤ

 

愛宕「もしかして……本当は提督の為の手作りチョコだったり?」

 

摩耶「……!!ばっ!確かに手作りだけど、別にあいつの為なんかじゃ……」

 

愛宕「そうなの?それじゃあ遠慮なく頂くわねぇ?」

 

摩耶「うっ!うぅ……別に……ヒック……好きにしやがれ……」メソメソ

 

高雄「……愛宕……やりすぎ」

 

愛宕「えぇ?私が悪いの?2人だってノリノリだったのにぃ……」

 

摩耶「うわぁーんあんなヤツ……あんなやつぅ……」ビービー

 

愛宕「ま!摩耶……ちゃん?ごめんね?」

 

愛宕は優しく摩耶の頭を抱き抱えた。

 

摩耶「あ……」

 

愛宕「摩耶ちゃんが素直にならないから、ちょっと悪戯しちゃったの……皆でチョコ……渡そうね?」

 

摩耶「………………うん」グスン

 

高雄「平常運転ね?」

 

鳥海「毎年恒例ですね」

 

 

 

金剛型寮

 

金剛「Valentineday到来デース!!!」

 

比叡「はい!金剛姉様!!気合い!入れて!受け取って下さい!!!」

 

金剛「oh……コレは比叡のmaking……DEATHねー?」

 

比叡「はい!!私!気合いとマダガスカルゴキブリを入れて作りました!!」

 

金剛「成程ネー、このchocolateから飛び出ているinsectは……cockroachでしたcar……」

 

その日、金剛型寮のトイレから金剛が出ることは無かったという。

 

 

 

執務室

 

 

長門「んふっ、む、陸奥……んん、本当に提督は喜んでくれるのか?」

 

陸奥「えぇ、これならバッチリよ?」ベタベタヌリヌリ

 

陸奥は全裸の長門の身体中隅々までチョコレートを塗りたくっていた。

 

強靭な肉体と精神力により、高熱のチョコレートを塗るという荒行を実行できるのだ!

 

 

 

 

酒処 鳳翔

 

女将の鳳翔が作戦参加中のため、球磨が店番をしている。

 

 

千歳「このチョコのお酒、モーツァルトだっけ?意外と美味しいわね?」

 

隼鷹「そらそうさ!このあたしが選んだ酒だぜー?」ヒャッハー

 

球磨「バレンタインだと言うのに、お前達は相変わらずクマー」

 

千歳「もう、いいんです……提督は皆の提督ですから」

 

隼鷹「おっ?随分と大人になったもんだね?」

 

千歳「だって……提督ったらいつも鎮守府にいないから……」

 

球磨「……まぁ、確かにいつもいないクマ、でも……」

 

球磨の話を聞いて千歳はお店を飛び出した!!

 

酔って火照った顔を冷たい風が冷ましていく、千歳は渡すことは無いと諦めていた、カカオ豆から作り上げた純手作りチョコを握りしめ、港をめざして走った!

 

走って走って、走り続けた。

 

球磨の話だと、本日の午後7時に提督が鎮守府に着任すると言う情報が駆逐艦の子達の中で噂になっていると言うことであった。

 

千歳「提督……」

 

平静を装っていた千歳であったが、着任以来提督に会っていない為、寂しさを紛らわすために毎晩酒に逃げていた。

 

練度は上がり改二となったが提督と会うことは叶わず、気が付いたら同名艦娘の甲型のレベリングが行われている。

 

不安は募るばかりであった。

 

 

月明かりに照らされ、逆光となり顔は確認出来なかったが、そこには軍服と海軍帽の人物が立っていた。

 

提督?「久しぶりだな?千歳?」

 

その声は男とも女とも取れる中性的な声だった。

 

千歳「……木曽?なにやっているんです?」

 

木曽「あ……バレてる?」

 

千歳「いや、声と体格と身長で丸分かりでしょ?」

 

球磨「はぁー、木曽のせいでドッキリ大失敗だクマ」

 

多磨「さすがに興醒めね?木曽、アンタ明日からトイレ掃除だからね?」

 

木曽「え?あ?おい?俺の所為か?」

 

球磨「はぁーあ、解散クマー」

 

多磨「千歳ちゃん、今年も提督は来ないと思うから、気を落とさないでね?」

 

木曽「あは、千歳?あの、悪気は……」

 

千歳「……悪気は無いとは言わさないわよ?」

 

千歳は飛行甲板を展開して、間発入れず艦攻を全力発艦した!

 

木曽「き!キソー!!!」

 

バレンタインの夜には木曽の悲鳴が木霊するのであった。

 

 

 

 

 

任務娘「以上がバレンタインの報告となります」

 

鎮守府のとある一室、任務娘ともにモニターを見ながら苦笑いをする男がいた。

 

 

 

待て次回!!

 

 




艦これ、アイギス、神プロで色んな女の子からチョコを貰うのだが、よく意味が分かりません。

何か特別な日でもあるまいし

艦これイベント、1面突破!2面で連合艦隊かぁ……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。