このとある鎮守府は大きく分けて3つの役割制度が存在します。
常に最前線に身を投じ、深海棲艦との激しい戦闘を繰り広げる歴戦の猛者達の集う【 軍務部 】
全ての艦娘が必ず1度軍務部へ編入される、その後適正に合う部門への移動が検討される。
明日の軍務部を育てる為に一線から身を引いた元軍務部で構成される【 教育部 】
一線から退いたとは言え、その実力は現役軍務部の艦娘をも凌ぐとされている。
朝潮が通う駆逐艦クラスも教育部の一部である。
軍務部やその他の艦娘達の士気高揚を目的とする【 企画部 】
季節毎にイベントや催し物を執り行ったり、食事処に甘味処、娯楽遊戯施設などの運営も受け持っている。
艦娘の暮らす寮の管理運営も企画部の仕事である。
朝潮「此処がこれから私が暮らす部屋ですね……(皆と仲良くやって行けるかな?)」
2階の突き当たりの扉の前で、朝潮はドアノブを眺めて深呼吸する。
扉には【 駆逐艦クラス第6班 居室 】と書かれている。
この寮は6人1班による共同部屋である。
朝潮「失礼します!!」
朝潮は大きな声で挨拶をして一気にドアを開ける。
暁「ようこそ、淑女の集う社交場第6班へ、私が班長の暁よ、以後お見知り置きを……」
響「ハラショー」
雷電「私は雷電、なのDEATH」
朝潮「あ、あの!朝潮型駆逐艦一番艦!朝潮です!」
暖かく迎えてくれた4人に対して、朝潮は深々と頭を垂れた。
暁「そう固くならなくて良いのよ?貴女も私を本当の姉だと思ってくれて構わないわ」
響「ハラショー」ダブルラリアット
((((((*'ω'*≡*'ω'*≡*'ω'*)))))
雷電「あのラリアットは……」
朝潮「知っているのか!?雷電!!」
雷電「知らないわ……なのDEATH」
朝潮(なんか、個性的なメンバー……私此処で上手くやっていけるかなぁ)ハァー
龍驤「いい加減に新入りからかうのはやめやー?」
真打ちは最後に現れた!史上最強の呼び名が高く、その火力はもはや駆逐艦の次元を遥かに超越していると言う……。
龍驤「どうも、うちは龍驤や!今度もよろしゅう頼むでぇ?」右手差し出し
朝潮「え?駆逐艦?水雷艇じゃなくて、駆逐艦ですか?」(胸的な意味で)
龍驤「ほほぅ?キミごっつぅおもろいなぁ?洒落が聞いとるわー」
笑いながら怒りに満ちた眼光で朝潮を貫く龍驤、その威圧感はまるで、頭を日本刀で貫かれた様な錯覚を起こす程だという……。
朝潮「あわわ、ご、ごめんなさい!まさか本当に駆逐艦の方だったなんて……本当にゴメンなさい」ボロポロ
暁「あらあら?龍驤さんったら、本当に野蛮です事、そんな事では1人前のレディーにはなれませんわよ?」
龍驤「あ、いや、何も泣かなくてもええやないか?冗談や冗談……うちなんか水雷艇で十分やね?アハハ……」
絶壁の水雷艇龍驤、部屋の隅で仰向けで寝転がる。
その姿は壮大な大海原に佇む、見事な飛行甲板そのものであったという。
待て次回!
そろそろ航空駆逐艦が出てきてもいい頃かな