僕の知らない『艦隊少女』のいる世界   作:酔いどれリンクズ

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プロローグ・1話

「1、3、4番艦、主砲撃てッ!!!!」

 

 

はっきりとした綺麗な声の女性が聞こえたと同時に、近くから轟音が鳴り響いた。

轟音が鳴り響いた後に、爆発音と水に何かが落ちた音、悲鳴にも似た聞いていて気分のよくない声が僕の耳に届いてきた。

 

 

「・・・はっ?」

 

 

突然の事に僕は驚いた。

 

あれ?ここはどこだ?

 

先程まで『自分の家』に居たはずだ。

いつもの仕事を終え、いつもの帰路につき、いつものように家に帰り、いつものように着替えてパソコンの電源をいれていたはず。

今日は最近始めたブラウザゲーム『艦これ』をやろうとしていたはず。

それがなんで『覚えのない場所』にいるのだろう。

 

 

「2番、遅いわよッ!?事前に指示は出していたでしょッ!!もたもたしないッ!!」

 

 

先程の女性がインカムらしき物に向かって言葉を発している。

見たことあるけど『現実では』記憶にない人だ。

周りを見渡したが一切記憶にはない場所だ。

どうやら映画や漫画で見たことある『作戦指令室』みたいな場所のようだ。

僕と先程の女性以外にも何人かここにはいるみたいだ。

みんな、機械の前で色々やっているようだ。「・・・さ」

とても一生懸命である。「・・・うさ?」

僕の前にもパソコンがあるけど、全然知らないウィンドウが広がってる。「・・・ょう佐」

 

・・・うん、どうしよ?意味がわからない。

 

気が付いたら寝てたのかな?うん、そうに違いな「少佐ッ!!」はいぃぃぃッ!!??

 

ビックリした。

先程の女性が目の前に来ていたみたいだ。

何回か呼ばれていたみたいだけど、気が付かなかった。

・・・少佐?

 

 

「何をボーっとされているのですか?次は如何しますか?」

「・・・え?あ、ごめんなさい。えっと何だったっけ?」

 

 

ここが何処だかわかんないし、意味不明だし、とりあえずしらばっくれてみよう。

僕の発言がわからなかったのか、目の前の女性の目が点になっていた。

 

あ、この人誰かわかった。

 

『艦これの霧島』だ。

黒髪・ショートヘア・眼鏡の、所謂『委員長』っぽい様相の、巫女服っぽく着飾った(袴じゃなくてミニスカートだったり、肩から肘辺りまで素肌が見える謎仕様の服だけど)この人は確かに『艦これ霧島』その人だ。

昨日、建造してお迎えしたし、見間違うほど昔の記憶ではない。

けど何で『目の前』に霧島さんがいるんでしょうか??

ディスプレイの中ではない、2次元ではなく3次元で・・・

 

目の前の霧島さんはポカンとした表情から、やれやれ、と言わんばかりの表情を映して僕に向けて言葉を発した。

 

 

「着任前の最終演習とはいえ、しっかりしないとダメじゃないですか・・・まあ、ここから形勢が逆転することはありませんからいいですけど・・・」

 

 

キリっとした顔にかけている眼鏡に手をあてちょっと上にあげている。

仕草がとても合ってて、しかも超美人さんだぁ。

 

 

「私が補佐するのは最後なんですから・・・次からはちゃんとしてくださいよね、少佐?・・・いいえ、橘司令官殿?」

「え?あ、はい」

 

 

僕の発言を聞いて肩を竦めながら、後の指示は私が出します、と言う言葉と共に、先程いた位置に移動する霧島さん・・・

 

 

何なんだッ!?

本当にどういうことなんだ、これはッ!!

僕はどうなったんだッ!?

 

 

僕の心境は誰にも伝わることなく、霧島さんが言った最終演習は滞りなく進み終わっていった・・・




Tips:戦艦少女の作品がないから書いた。私は悪くない
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