現在、戦隊ネタを構想中。
パワーレンジャー基地
「アイヤイヤイヤイヤイ・・・・・・だから、このパーツはここに接続するんですよ!」
「いやいや、アルくん。このパーツにした方が・・・・」
「あ、あの・・・お茶持ってきました・・・・」
「ああ、ありがとね!えっと・・・・・・」
「シャルロットです。」
「うんうん、わかったわかった。ありがとうね、シャルちゃん。」
・・・・・・・・ど、どうも、シャルロットです。
一夏と千冬さんの知り合い(?)篠ノ之束さんがこの基地に来てからまだ一日しか経っていないのですが違和感がないほど馴染んでいます。
彼女の話からではここに来た理由はバンドーラに攫われたIS学園の生徒たちに関係していました。
まず、第一に誘拐された生徒の中に彼女の妹さんがいたこと。そして、束さんは妹さんを救出すべく、バンドーラの宮殿を衛星を通じて確認、救出隊として独自に新しく作成した無人IS「ゴーレム」複数機を投入する準備をしていた時、僕たちが変身していたところを見て行方不明になっていた一夏がいたことに驚いたこと。そして、どういう方法でやったかは分からないけど僕たちの電送したときの反応を辿ってここまで移動式のラボで来たという事らしいです。
特に一夏に関しては誘拐事件の時から一夏が死んだとは認めず独自に捜索していたそうだから昨日は泣きながら再会を喜んでいました。彼女はゾードンに対して妹の救出(生徒たちとは言っていない)とパワーレンジャーの技術の一部の提供を要求、対価はパワーレンジャーの情報を秘密にすることと情報操作、メカニック関係の仕事を引き受けるということだそうです。
「アイヤイヤイヤイヤイヤイ、ああ、なるほど!こうすればいいんですね!」
「でしょでしょ?」
本当ならもっとかかる筈だったダイノゾードの整備も彼女が来たことで一気に進んでいます。ちなみに一機はすぐに使える状態になっているそうです。
おっと、いけない。僕もトレーニングルームに行かなくちゃいけないんだった。千冬さんの指導、本当に軍みたいな特訓なんだよな・・・・・。一夏に言われるとすぐに修正するけど。
三十分後
『大変です!行方不明になっていたIS学園が突如と都市上空に現れました!それもどういうことか小さくなって謎の球体に包まれて浮いています!あっ、よく見ると窓の方に無数の人影を確認することができます!学園の生徒たちは無事の様です。しかし、どこまで行くというのか!?風で飛ばされている学園を我々取材班はヘリで追跡・・・・・・・』
トレーニングを終えた一夏たちは、このニュースを見ていた。隣では同じように休憩しに来た束とアルファが慌ただしくしていた。
「アイヤイヤイヤイヤイ大変だ~!」
「うわああ~!あの魔女ども、とんでもないことをし始めた~!私の箒ちゃんが~!!」
「・・・・・・・束様、少し落ち着いてください。周りから呆れられていますよ。」
二人の間でクロエは一人落ち着いた態度で言う。ゾードンも少しの間どう突っ込めばいいのかわからなそうな顔をしていた。
『・・・・・・・・レンジャーたちよ。急いで現場に急行し、生徒たちの救出を行ってくれ。』
「わ、分かった・・・・・。」
一様空気を読んで一夏は答える。
「でも浮いているやつをどう回収すればいいのかしら?」
「まあ、行ってみれば何とかなるだろう。」
『束、ダイノゾードの整備は?』
「ティラノサウルスダイノゾードはもう出せる状態だよ!でも、他の四機はまだ整備中。」
「パワーウェポンはお二人が整備をしている間、私がとりあえず試作品を急遽改造して実戦に使えるようにしました。しかし、飽くまでも試作品のカスタマイズなので実戦に耐えきれずにすぐ壊れるかもしれないのでお気をつけください。」
「ナイス、クーちゃん。」
『では、頼んだ。』
五人はバトルバイクに乗り、電送された。
月 バンドーラパレス
『ご覧ください、学園は風で現在北の方角へと飛んでいます!しかも今日は強風のため球体が非常に激しく揺れております!我々取材班もこれ以上の追跡は不可能です!生徒たちの安否が心配になります!』
マスコミのヘリが追跡に困難している頃、一夏たちは早速浮遊しているIS学園を地上から追跡を開始していた。もちろんこれもバンドーラの作戦の一環である。バンドーラはドーラスコープで五人を確認する。
「・・・あっ!ドーラスケルトン!五人がお待ちかねだよ!」
バンドーラに言われるとドーラスケルトンは光ると同時に一瞬でバンドーラたちの前から姿を消す。
「あぁ・・・・・ドーラスケルトンに幸あらんことを・・・・」
自分の作品へのこだわりなのかプリプリカンはドーラスケルトンに祈りを込める。
「ヒッ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ~!」
「なっ、何だこいつ!?」
移動中の一夏の背後に突然ドーラスケルトンが現れ、襲い掛かる。
「「一夏!」」
「「一夏!」」
「くっ!」
一夏は何とか振り落とそうとするがドーラスケルトンは自らの能力で五人を瞬間移動させる。一夏たちは見知らぬ遊園地に放り出される。目の前ではドーラスケルトンが不気味に笑う。
「みんな、変身だ!」
「「「おう!」」」
「わかった!」
五人はバックルを外し、構える。
「ティラノサウルス!」
「マンモス!」
「トリケラトプス!」
「サーベルタイガー!」
「プテラノドン!」
五人は一斉にパワーレンジャーとへ姿を変える。
「ティラノレンジャー、イチカ!」
「マンモスレンジャー、チフユ!」
「トリケラレンジャー、リン!」
「タイガーレンジャー!ダン!」
「プテラレンジャー、シャル!」
「「「「「パワーレンジャー!!!」」」」」
五人が身構えるとドーラスケルトンは自分の頭部を外し、上に投げる。頭部は不気味な笑い声をあげながら回転し始める。
「何をするつもりなんだ!?」
「気をつけろ、一夏。これは奴の罠・・・・・」
マンモスレンジャーが言った矢先に五人は急な時空の歪みに飲まれてしまう。
「「「「「うわああ~!!!」」」」」
五人は不気味な空間へと飛ばされる。
「みんな大丈夫?」
プテラレンジャーは心配そうに聞く。
「なんとかな。」
「あっ!みんな、あんなところに・・・・」
トリケラレンジャーが指を指した方角の木に小さくされたIS学園が引っかかっていた。
「よっしゃ~!見つければこっちのもん・・・・・・」
「ヒッ~ヒッヒヒヒヒヒヒ!!」
タイガーレンジャーが向かおうとした瞬間、ドーラスケルトンが再び現れて襲い掛かる。
「うおっ!?お前いきなり現れるのにも大概にしろよ!」
ドーラスケルトンはタイガーレンジャーの言葉に耳を貸さないのか背後から部下である骸骨たちを大量に呼び出す。
「みんな、気をつけろ!」
ティラノレンジャーが言った矢先、ドーラスケルトンが突然、背後から襲い掛かってきた。
「一夏!」
「これでも喰らえ!」
タイガーレンジャーはダガーを、プテラレンジャーは弓から矢を放つが、ドーラスケルトンの剣で叩き切られてしまう。
「えっ!?一瞬で?」
「だったら私たちはどう!」
二人の後ろからトリケラレンジャーとマンモスレンジャーが斧と槍で叩きつける。するとドーラスケルトンはバラバラになってしまった。
「どんなもんよ!」
「待て!奴はまだ生きているぞ!」
「へ?」
マンモスレンジャーに言われ、トリケラレンジャーが振り返るとドーラスケルトンはバラバラになった体を一瞬で組み立て直してしまった。
「うそでしょ!?」
ドーラスケルトンの目から不気味な光弾が発射され、二人の武器もあっという間に壊れてしまった。ティラノレンジャーは剣で応戦するが剣もあっけなく叩き折られてしまった。
「やっぱり試作品じゃ実戦に耐えられないか!」
五人は急いでレンジャーソードを展開する。
「レンジャーソード!みんな行くぞ!」
「「「「おお!」」」」
パワーレンジャーたちは一斉にドーラスケルトンたちと戦闘を繰り広げる。一方で空間のカボチャらしきものからこっそりとブックバックとトットパットが出てくる。
「んひ、んひ・・・・・誰も・・・・見てないな・・・・」
それを確認するとブックバックは鞄から巨大な爆弾を取り出す。
「この爆弾を・・・・・・・あそこへ・・・・」
二人は忍び足で学園の方へと向かい、爆弾を学園のすぐ脇にセットする。
「んしょ!・・・・・・ヌフ・・・・・・・で、できた!」
ブックバックは導火線を伸ばしながら言うがトットパットは慌ただしく、戦っているレンジャーたちの方を見る。
「はは早く!早くしろ!このノロマ!」
のんびり準備をするブックバックに段々イライラする。
「もういい!俺が付ける!早くマッチを出せ!」
「えっと・・・・これ!」
「早く!」
トットパットはマッチを受け取ると急いで導火線に火を付ける。導火線はどんどん学園の脇にある爆弾へと迫る。
「やったやった!」
「やった!」
二人が大声で喜んだせいでパワーレンジャーたちも爆弾に気づく。
「一夏!」
「あ!爆弾だ!生徒たちが危ない!」
ティラノレンジャーは急いで学園の方へと走るが目の前にドーラスケルトンが阻む。
「ソウハサセン!」
ドーラスケルトンは剣を地面に突き刺す。すると地面が割れ、五人は後ろへと吹き飛ばされる。
「くそ!」
ティラノレンジャーはジャンプをし、ドーラスケルトンと斬りあい、取り押さえる。
「みんな、今だ!」
「全員、奴を狙え!」
マンモスレンジャーの指示で三人はレンジャーガンを構える。
「「「「レンジャーガン!!」」」」
四人のレーザーはドーラスケルトンに命中し、再びバラバラに吹き飛ぶ。そして、再び再結集しようとする。
「フッヒッヒッヒッヒヒヒヒ・・・・」
「二度も同じ手は通じないわよ!えい!」
トリケラレンジャーは頭部がくっつく寸前にジャンプし、頭部を奪い取る。頭部が戻ってこないドーラスケルトンは慌て始める。
「絶対許さないんだから!弾!」
トリケラレンジャーは頭部についているマントで包み込むとタイガーレンジャーに向かって投げる。
「任せろ!」
タイガーレンジャーは頭部を取り返さんと襲い掛かってくる骸骨たちに襲われるがレンジャーソードで返り討ちにする。骸骨たちは再生できないのかバラバラに散らばる。
「自分が作った地獄の底にでも落ちやがれ!」
タイガーレンジャーはスケルトンの頭部を勢いよく穴の底へと投げた。頭部が見えなくなると慌ただしく動いていた胴体も動きを止め、爆発してしまった。
IS学園内では目の前で今にも爆弾が爆発するのではないかと生徒たちが大パニックになっていた。
「今、助けてやるぞ!」
ティラノレンジャーは急いで学園を手に取って木の上から降ろす。その直後、上から巨大な腕がティラノレンジャーを掴んだ。
「うわあ!!」
「一夏!・・・って危ない!」
トリケラレンジャーはティラノレンジャーが落としたIS学園をキャッチする。四人は上を見上げるとそこには以前現れたドーラタイタンの姿が見えた。
「みんな早く逃げろ!」
「あっ、やばっ!爆発する!」
背後でこっそり見ていたトットパットたちは急いで逃げる。
「「「「一夏!・・・うわああ!?」」」」
四人も爆発に生じて空間から放り出された。少し離れたところではティラノレンジャーはドーラタイタンの手でいまにも握りつぶされようとしていた。
「ぐう・・・・」
「このままではまずい!一夏、レンジャーガンで奴の目を狙え!少なくとも怯むはずだ!」
ドーラタイタンがもう片方の手で叩き潰そうとするなかマンモスレンジャーは急いで言う。
「わかった!レンジャーガン!」
ティラノレンジャーはレンジャーガンを構え、ドーラタイタンの目に向かって撃つ。流石にドーラタイタンも目を撃たれたのはきつかったのかティラノレンジャーを離して目を押さえる。
「大丈夫か一夏?」
「ああ、なんとか・・・・」
「んなこと言っている間にあの巨人、相当怒っているようだよ・・・・・」
プテラレンジャーの言う通り、ドーラタイタンは剣を引き抜いてパワーレンジャーたちに向かって突き刺してくる。パワーレンジャーたちは避けながら逃げるのが精一杯だった。
「あんなでかいのにどう立ち向かえばいいのよ!」
五人は急いで近くの洞窟に隠れる。しかし、それでもドーラタイタンは天井を貫いて手を入れ始めた。
「執念深いぞ、アイツ!」
「みんな、何としても生徒たちを守るんだ!」
そのとき、ゾードンから通信が入る。
『パワーレンジャーたちよ、ダイノゾードを使うんだ。』
「ダイノゾード?確か、ロボットの・・・・」
『起動コードは「ダイノゾードパワー」だ。』
「ダイノゾードパワー!」
ティラノレンジャーが叫ぶと地響きが起こり、ドーラタイタンは思わず手を引き、振動がする方を見る。すると、地面を割り、赤い怪獣体型のメカが現れた。
「あれがダイノゾード・・・・」
『ティラノレンジャー、ティラノサウルスダイノゾードは君のダイノゾードだ。乗り込んで操縦するんだ。』
「わかった!はあ!」
ティラノレンジャーはティラノサウルスダイノゾードに乗り込み、ドーラタイタンへと立ち向かう。ドーラタイタンは剣を持ち入りながら立ち向かうがティラノサウルスダイノゾードは長い尻尾とジャンプ力を武器に翻弄していく。
「一夏の奴、初めてにしてはうまく操縦するな・・・・・」
タイガーレンジャーは感心したように言うが通信でゾードンが否定する。
『それは違う、ダイノゾードは太古に生息していた生物のデータを元に開発され、搭乗者の操縦をサポートするための人工人格AIが積み込まれている。つまり、ダイノゾードは意思を持つメカなのだ。』
「そっ、そうなんだ・・・・」
四人が見ている間にもティラノサウルスダイノゾードはドーラタイタンをカンガルーキックでふっ飛ばしていた。
「もう勝負がついたな。」
「ティラノソニック!」
ティラノサウルスダイノゾードの口から強力な衝撃波が地面を走る。ドーラタイタンは踏ん張ろうとするが徐々に体が削り取られて行き、やがてバラバラに崩れてしまった。
「よっしゃ!」
「やった!」
「私たちの勝ちね!」
「よくやったな。」
四人が喜んでいる中、ティラノレンジャーはダイノゾードから出てくる。
「ふう・・・・・どうにかなったか。」
ティラノレンジャーはティラノサウルスダイノゾードの方を見る。
「ありがとな、それとこれからもよろしく頼むぜ。」
そう言うとティラノサウルスダイノゾードは応えるかのように咆哮を上げるのであった。
月 バンドーラパレス
「くう~~~~~!悔しい!」
「あだ!」
バンドーラは思いっきり近くに置いてあった地球儀を蹴っ飛ばす。地球儀は帰って来たばかりのトットパットとブックバックに見事に命中する。
「ああ~~~~~頭痛がしてきた・・・・。」
「僕ちゃんも頭痛い・・・・・・」
ブックバックは何気に頭を押さえて行った。
パワーレンジャー基地
『よくやってくれた。パワーレンジャー諸君。』
ゾードンは帰ってきた一夏たちに言う。
「アイヤイヤイヤイヤイ・・・・・ところで学園は?」
「ああ、あの後学園が元の大きさに戻り始めてな。急いで敷地に持って行って元の場所に戻してきた。」
千冬は答えるが四人は心配そうな顔をしていた。事件は解決したが生徒たちに変身しているとはいえ、自分たちの姿を見られてしまった。おそらく次の日くらいに新聞に大きく載ってしまう可能性がある。そう思うとなんか不安になってくる。
「ああ、パワーレンジャーのことに関しては心配ないよ~。」
束は自信満々そうに言う。
数日後
『謎の戦士!その正体は新型のスーツタイプのIS!?』
『篠ノ之束、まさかのネットで新型ISを発表!今度はスーツタイプ!?』
『初の男性適合者二名!一人はなんと・・・・・』
「・・・・・・・・・どうしてこうなった?」
一夏は新聞を見ながら言う。
言っておきますがロード・ゼットは出さない予定です。