でも巨大ロボ戦は書いたことがないww。
一年一組 放課後
「ふう、やっと一日が終わった。」
「ふい~私はもうクタクタ・・・・・」
「そんなこと言うなよ。明日はパワーウェポンの性能試験をやるんだからさ。」
「そう言えば束さんが明日には完成するって言っていたからね。織斑先生も来るそうだし。」
四人は荷物をまとめて寮に行くところだった。ちなみにこの後見つからないように基地に行くつもりだ(勉強で)。
「・・・・・それにしてもオルコットさん、大丈夫かな?あの後みんなに白い目で見られていて辛そうだったけど・・・」
「自業自得だろ?俺と一夏どころかクラス全員を敵に回したんだからよ。」
「でも、ああいう風に言いたくなるにはきっとわけがあると思うんだよ。」
「確かにアイツは少し箒に似たようなところがあったな。箒のやつも親と離れ離れにされて辛い思いをさせられたし、オルコットもそれに似た境遇があったのかもしれないな。」
「でも、言ったのはアイツ本人だからしょうがないじゃない。自分で言ったことには責任を持つ。そうでしょ?」
「そうだな・・・・」
一夏たちはそんな会話をしていた。
IS学園 寮
「・・・・・・・・・・」
セシリアは薄暗くなりつつあった部屋のベッドで正座をしながら黙っていた。
「・・・・・・・どうして、あんなことを言ってしまったんでしょうか・・・・」
セシリア・オルコットは孤独な少女だった。
イギリスの名門貴族の家に生まれ、幼き日に亡くなった両親の遺産を守ろうと日々奮闘してきた努力家であった。
だが、彼女の心は常に孤独に満ち溢れていた。母親は、男尊女卑の時代から父を支え実家発展に尽力を尽くしてきた。その姿は幼き日の彼女の目に焼き付いていた。父も優しく、自分を愛してくれていた。しかし、その両親は彼女を残して列車事故で亡くなってしまった。周りには幼馴染の専属メイドや自分の家に仕えてくれる者たちがいたが飽くまでも主従関係であり、彼女は一瞬にして愛してくれる家族を失ってしまった。
あの傲慢な態度も振舞いもその孤独さを紛らわせるためのものであったが今度はそれが仇になってしまった。これからの三年間孤独になるのかと思うと彼女はより一層辛くなった。
「・・・・お母様・・・・・・・・もう、死にたい・・・・・」
彼女は泣きながら思わず言う。
(その願い、叶えてあげるようか?死にたいっていう方だけどね!あっははははは!)
「!?」
突然の聞き覚えの無い声にセシリアは思わず顔を上げると自分の目の前に巨大な穴が現れていた。穴は徐々に広がり、彼女のベッドをも飲みこもうとしていた。
「いや・・・・・いやああああああああ!!!」
セシリアは穴の中へと落ちて行った。
翌日 パワーレンジャー基地
「アイヤイヤイヤイヤイ・・・・・・もう、まややんさんは!自分の仕事を私にまで手伝わせないでくださいよ!アイヤイヤイヤイヤイ!」
アルファは真耶を見て文句を言う。
「すみません!なんせこないだの事件で関係書類の整理をしなくちゃいけないことになった上に寮の部屋割りでかなり時間がかかってしまったので・・・・」
真耶は申し訳なさそうに言う。この間のバンドーラの事件のせいもあり、IS学園は本来の授業カリキュラムが遅れてしまい、切り詰め状態になっていた。そのため、試験やクラス代表戦など全てのスケジュールを見直さなければならないという事態になっており、それは各クラス担任にまで影響を及ぼしている。ちなみに千冬も三人と共に仕事をしていた。
「本来なら自室でやりたいところなんだがいつ何が起こるかわからないからな・・・・・それに私が無理を言って手伝ってもらっているんだ。山田先生をそう責めないでくれ。」
「言い訳にしか聞こえませんよ!ああ、回路がショートしそう・・・・アイヤイヤイヤイヤイ。」
アルファはそんなことを言いながらも手伝ってくれるからいい方である。一方の束は一夏たち四人を一部屋に集めていた。
「これがパワーソード、いっくん専用の武器だよ!なんとビームも撃てちゃうのだ~!」
「へえ、そいつはすごいな。」
「これはパワーランス、鈴ちゃん専用の武器だよ!二つに分けることもできて回転させると突風も起こせるよ!」
「うわあ・・・・」
「後のこっちはパワーダガーとパワーボウ、そして・・・・・ちーちゃん専用武器パワーアックス!この武器が合体するとパワーブラスターと言うキャノン砲になって敵を木っ端みじんにするのだ~!」
「いろいろとすごすぎて突っ込みようがねえ・・・・・」
「この人、本当に天才だね・・・・」
弾とシャルは驚きながらも自分たちの武器を見る。
「それだけじゃないよ!なんと私の愛する妹、箒ちゃんの専用機に合わせてパワーレンジャー専用のISを開発中!ロールアウトは学園のスケジュール上、臨海学校での装備試験の時に持っていくからお楽しみに!」
「ちょっ!?箒って、篠ノ之にも専用機を作ってやんのかよ!?アイツにやったら俺たちに攻撃してきそうなんだけど・・・・・」
「大丈夫大丈夫~いざという時は束さんの手で止められる制御装置を組み込んじゃうから!」
「でも、束さんが作るんだからきっと最新型になるだろう?箒よりも世界各国が大騒ぎに・・・・・」
「それも大丈夫、箒ちゃんのを第四世代と考えるならいっくんたちは第五世代に入るから。」
「どのみち解決していないように見えるけど・・・・・・」
そのとき、千冬が部屋に入ってくる。
「お前たち、自分たちの装備はどうだ?」
「あっ、千冬姉。それが聞いてくれよ、束さんがさ・・・・・・」
「アイヤイヤイヤイヤイヤイ!大変だ~!」
「た、大変です~!?」
「ぐわっ!?」
「あっ。」
一夏が言いかけたとき、アルファと真耶が千冬を突き飛ばして入ってきた。
「織斑先生、大変ですよ~!!」
「山田先生・・・・下。」
「えっ?下?」
鈴に言われ真耶が下を見るといつの間にか二人で千冬を踏みつけてしまっていたことに気が付く。
「す、す、すみません~!!」
「い、いや・・・・・それよりも山田先生・・・・・要件を言ってくれないか?」
「は、はい!実は・・・・・・・」
パワーレンジャー基地 司令室
五人が司令室に行くとそこには幻影なのかバンドーラの姿が写されていた。
「バンドーラ!」
『パワーレンジャー、今日はお前たちをあたしが作った箱庭に招待しようと思ってね~。アハハハッハハハ・・・・』
「ふざけんなよ!誰がてめえの作った庭なんかに行くか!」
バンドーラの挑発に弾は言う。だがバンドーラは愉快そうに笑みを浮かべる。
『そうかい?だったら・・・・・この小娘もどうなってもいいのかい?』
「小娘・・・・・・まさか!」
千冬が察したのかバンドーラの映し出した映像を見る。そこにはセシリアが大量のゴーレム兵たちに襲われている姿が映し出されていた。
「あっ、オルコットさん!」
「今日、来ないから引きこもっていたかと思ったら・・・・」
『お前たちが来なければ、あの小娘はあたしの箱庭で・・・・・・どうなるのかね~。』
「バンドーラ!てめえ!」
『それだけじゃないよ?あの箱庭にはある呪いをかけておいてね。一日以内にあそこから抜け出さないとみ~~~~~んな、石になってしまうのさ!』
「何!?」
『あたしがあの小娘を箱庭に入れて23時間、あと一時間くらいすれば・・・・・・フフフフッ!少女の石像の出来上がりさ!』
「なんてことを・・・・・」
『あと一時間、お前たちはあの小娘を見殺しにするのかね~?アハハハハハハハハハハハハ!』
バンドーラの姿が消える。
「アイヤイヤイヤイヤイ・・・・・一様場所はわかったけど・・・・どうする?」
「・・・・・・どうするみんな?」
一夏は全員の顔を見ながら言う。
「俺はどうも助けに行くっていうのはな・・・・・正直敵の罠に飛び込んでいくようなもんだし・・・・」
「私もちょっとね・・・・・・・わざわざ敵陣に飛び込むって言うのも・・・・・」
弾と鈴は首をかしげて言う。一方の千冬とシャルはさっさと行く準備をする。
「私は行く。何がどうあれオルコットは私の生徒だからな。」
「僕も気に入らないとかっていう理由で見殺しになんてできないし。」
「でも、千冬さん。あっちに入ったら私たちも・・・・・」
「オルコットがああいう態度をとっていたのは自分の寂しさを紛らわせるためにやっていたことだ。」
「「え?」」
千冬の言葉に鈴と弾は思わず言う。
「オルコットは、両親を列車事故で亡くしていてな。それ故に弱味を見せぬためにああいう態度をとってきていたんだ。両親が残してくれた家を守るために。あの発言も本当の意味では自分が上に立たなければ弱い立場として見られてしまうことを恐れてやったことなんだ。」
「・・・・・あのバカ。」
鈴はそれだけ言うとさっさと準備に移る。
「鈴!」
「しょうがないでしょ!ああいうバカほど助けがないと何もできなくなっちゃうのよ!」
「・・・・・・ったく、しょうがねえな!俺も行くよ!」
五人は並ぶ。
「あっ、私もついて行っていいでしょうか?」
「山田先生。」
「私がオルコットさんを回収して、織斑先生たちが戦った方がいいでしょうし・・・・」
「でも、危ないですよ?」
「大丈夫です。オルコットさんを保護したらアルファさんに連絡して電送してもらうので。」
「アイヤイヤイヤイヤイ、そのことに関してならOKです!」
「パワーウェポンの初陣にも丁度いいと思うよ~!」
『レンジャーたちよ、くれぐれも気をつけてくれ。』
「ああ!じゃあ、アルファ急いで電送してくれ!」
六人は急いでセシリアを救出するために向かった。
次回で無理やりメガゾード登場か?
ちなみに来年の映画に出るものはどう見てもウルトラマンに出てきそうな感じ。
日本も戦隊ヒーローリメイクしようぜ!(いい意味で!)
あっちがジュウレンならこっちはバトルフィーバーだ!(無理)