IS〜凶鳥を駆る転生者〜   作:アリアン

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遂にコラボしてみました


閑話 新生する古き鉄と白き騎士

相原技研第二開発室。

 

そこでは現在、相原技研の看板を背負っているとも過言ではない機体が今改造されていた。

 

その機体の名はアルトアイゼン、そしてヴァイスリッター。

 

モンドグロッソを除いたISの戦闘で戦果を上げ続けている相原技研で最も有名な機体であり、第二世代型最強とも言っても過言ではない機体である。

 

「全く、ビルガーとファルケンが出来た途端にこいつらの改造だなんて無茶させるなぁあいつらも」

 

そう愚痴を零しているのは開発第二班、通称ゲシュペンストチームのチーフメカニック、暁直人。

 

「アルトは武装とスラスターの強化、ヴァイスは速度上昇にオクスタン・ランチャーの改良。無理難題だよほんと…」

 

実はこの二つの機体は極端な機体コンセプトで作られており、全く改造する場所がない。

 

アルトは重装甲で敵の攻撃を全て防ぎ、そして必殺の一撃を叩き込んで離脱する一撃離脱。

 

ヴァイスは圧倒的速度で敵を翻弄し、そして射撃で落としていく機体。

 

どちらも開発当初からどれもこれも極限まで高められており、上げることが難しい。

 

「全く、なんでこんなこと注文し始めたんだか…」

 

「知りたいの?」

 

そんな声がふと後ろから聞こえ、後ろを振り向いた。

 

「おう、是非とも知りたいね。クリス」

 

「じゃあ今度一緒に飲みに行ってくれるならいいよ」

 

そう言ってふにゃりと笑う水色の髪の女性、クリスティーナ・ハウゼン。アルトアイゼンの専属操縦者である。

 

「おいおい、お前と飲みに行くと色んな意味で大変なんだが…」

 

実はクリスは酒を飲むとやたらくっついて来て色々理性が削れた挙句自宅に止めなければならなくなるため大変なのである。

 

「じゃあ教えてあげない」

 

「それは嫌だからなぁ…まあ今回だけだぞ」

 

「えへへじゃあ予定が決まったら連絡するね」

 

「あいよ。んで、どうして改造しようと思ったんだ?」

 

「第三世代に負けたから」

 

はい?

 

「おい、ちょっとマテ。そんな小さいことで改造するのか?」

 

「それ以外に理由があるんだよねー」

 

そう言って入って来たのは長身の金髪の女性。

 

「エル…そりゃどういうことだ?」

 

エルフィーナ・クロスロード。ヴァイスリッターの専属操縦者でクリスの相棒である。

 

「この間ドイツに教導に行ったのは知ってるでしょ?」

 

「ああ知ってる。まさかドイツの第三世代に負けたのか?」

 

「そ。アルトちゃんの突進止められてフルボッコ。私はその時別の人と訓練中だったから助けに行けなかったんだけどね。フルボッコにされた後でなんか言われたらしいのよ」

 

「そりゃ、どういうことだよ」

 

「あの銀髪、直人の作ったアルトを屑鉄呼ばわりして挙句最弱とまで言った。直人がどんな気持ちでアルトを作ったのかもわからないでアルトを作った直人を侮辱した。だから徹底的に叩き潰す」

 

「クリス、お前……」

 

そこまでアルトのことを思ってくれてたのか…………。

 

ここまで機体のことを大切にしてくれてるなんて、メカニック冥利もんだな…。

 

「わかった。アルトをもう二度と負けないよう改造いや改修する。」

 

その言葉にクリスは少し驚いてから嬉しそうに笑った。

 

「ありがとう」

 

「私のヴァイスちゃんは? どうせならヴァイスちゃんも徹底的に改修してほしいんだけど」

 

「とは言ってもなー、オクスタンの改造はまあ案があるからいいんだが、正直これ以上の速度となるとどうすればいいもんか…」

 

「そこは私に任せてくれるかな!」

 

『ゆ、雪菜!?』

 

いきなり大声で任せろと言ってきたのは開発第一班チーフメカニック、相原雪菜。

 

「任せろったって、お前なんかあてあるのか?」

 

正直、ここ以上に発展した技術はないと思うんだが。

 

「あるから言ってるんだよ。お姉ちゃんに不可能はない!」

 

…ここまで断言するときはこいつはなんかやる。まあ信じるか。

 

「わかった。お前にこのことは任せるぞ」

 

「もちのろん! 任せなさい!」

 

そう言って雪菜は部屋を飛び出していった。

 

「…………直人」

 

「ん?どうしたクリス」

 

「今から飲み行こ」

 

「はあ!? ちょ、ちょっと待て! 俺はこれからアルトの強化武装の設計を」

 

「そんなのは明日でも出来る。だから飲みにく」

 

ずりずり引きずっていくクリス。

 

「あら?もしかして直人のおごりで飲みに行くの? なら私も混ぜてー!」

 

「お前は来んなぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色んな設計図が散乱した部屋、そこは相原雪菜の研究室だ。

 

「さてと、善は急げ思い立ったら吉日ってね」

 

雪菜はパソコンを立ち上げ、あるソフトを起動させる。

 

[World Connect System]、起動。

 

「接続世界[EARIORU]」

 

接続、開始。

 

「やあ久しぶりだね、相沢拓海君」

 

極めて遠く、しかして限りなく近い世界。

 

本来なら決してつながることも、交わることもない世界がここに繋がった。




えー、コラボ要素を入れたらこんなことになってしまいました。

怒られないか戦々恐々としております
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