IS〜凶鳥を駆る転生者〜   作:アリアン

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原作ブレイクがこれから始まります!
そう、それはすなわち一夏強化からです!


一夏、地獄の始まり

「それでは、今日の授業はここまでです。皆さんお疲れさまでした」

 

今日もようやく授業が終わった。というか、ISの専門知識が多すぎてホント疲れる…。

 

「礼!」

 

『ありがとうございました!』

 

「あ! 織斑君とオルコットさん、そして相原君に連絡があります」

 

おや? 今日なんかあったけ?

 

「今日の放課後、第三アリーナに集合してくださいね。これをサボったら織斑先生との一日トレーニングが待ってますからサボらない方がいいですよ。他の人達は立ち入り禁止ですからね」

 

山田先生、誰もサボるつもりはないですから最後の言葉はいらないです!

 

「にしても、なんで呼び出しをくらったんだ? 俺、なんか悪いことしたか?」

 

「アリーナにまた穴でも開けたのか、一夏?」

 

「そんなことはして…………………………ないぞ?」

 

「なんだそのみょーに長い間は。それと最後なんで疑問形なんだ?」

 

絶対何かやらかしてたな、こいつ。

 

「一夏さんが呼ばれる理由はわかりますが、何故私まで呼ばれたのでしょうか?」

 

「あのね、以前日本を侮辱したこと忘れてない? それが巡り巡って今来たんじゃないの?」

 

「うっ! そ、それはその…」

 

こいつら…揃いも揃って…。

 

「そ、そういう悠斗はどうなんだよ! 俺たちと一緒に呼ばれたからにはお前も何かしたんだろ?」

 

「俺は最初から呼ばれる理由わかってるからな。MK‐Ⅲ用のパーツが届いたからその受領だよ」

 

とは言っても知ったのは昨日の晩だったが。

 

「そ、そんな…」

 

「そう言えばテストパイロットでしたわね、悠斗さんは…」

 

「…お前らが俺をどう思ってるのか今心底知りたいんだけど」

 

「ま、まあそれはともかく早く行こうぜ!」

 

強引に話そらした!? まあアリーナには行くけどさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちがアリーナについたとき、そこには織斑先生と雪姉さん、暁さんと二人の女性と風原姉妹が既に待っていた。

 

「遅いぞ貴様ら、五分以内に集合しないか」

 

ごもっともです。

 

「それでは、織斑、オルコット。何故お前達がこの場に呼ばれたかを説明する前に、こちらの二人を紹介しよう。

相原技研の教導隊は知ってるな、オルコット」

 

うん、なんでこの二人が呼ばれたかもう想像ついたよ俺。

 

「はい。なんでも代表候補生の教導や模擬戦をやってもらう人達、でしたよね?」

 

「大筋はそうだ。では、ここからは彼女らが説明する」

 

そう言って織斑先生はアリーナの外に向かって行った。

 

多分邪魔になるからどっかいけって言われたんだろうな、きっと。

 

「自己紹介するね。私はクリスティーナ・ハウゼン。相原技研の教導隊で教導官をしてる」

 

「よろしくお願いします(わ)」

 

「次は私ね。私はエルフィーナ・クロスロードよ。クリスと同じく相原技研の教導官をしてるわ」

 

「何故あなたたちがこの場に呼ばれたか、それはあなたたちが話にならない位弱いから」

 

ドストレートに言ったぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁ!

 

「な!? 失礼しますがハウゼン教官、一夏さんはわかりますが何故私まで弱いというんですか!」

 

「パターンを読まれたらすぐに突破された挙句ピットを破壊されて近距離武器を展開するのに初心者用の呼び出し方をするのに? これじゃあ名ばかり候補生なのに? それからイメージをするの時に銃を真横にしないと展開できないのに? それから」

 

「も、もういいです!」

 

セシリアは半泣き状態だった。

 

うん、自分の欠点をあそこまで挙げられたら泣きたくもなるわ。

 

「それから織斑一夏」

 

「は、はい!」

 

「あなたははっきり言って問題外。昔剣道をやっていたのと剣術をやっていたとは言っても五年間剣を置いたあなたはもう素人でしかない。その上でクラス代表決定戦のとき自分に関わるものを守ると言った。その言葉に偽りはない?」

 

あ。これは不味い。

 

「嘘偽りないです!」

 

「そう。

あまったれるなよ小僧」

 

「!?」

 

うわー、これは本気の説教モードだよ…。一夏どんまい。

 

俺の隣にいる風原姉妹も冷や汗流してるし。

 

「なんの力もない、技術もない、自分の身も守れない奴が他人を守るなんて言うな。お前は何様のつもりだ?」

 

「それでも俺は」

 

「でももかももない。

今のあなたは機体性能に頼ってるだけの一般人でしかない。それと織斑先生に瞬間加速と零落白夜でのヒット&アウェイを勧められたみたいだけど、その戦法も今のあなたじゃ役にたたない。

寧ろ自滅するだけの自滅戦術でしかない」

 

「そんなことやってみなきゃ」

 

「やってみなきゃわからない? そんなことはない。あなたがそれをして試合に勝ったとしてもそれはあなたの力じゃなくて零落白夜の力で勝ち取ったもの。

そこにあなたの力が一つも入っていない。それじゃあいくらやっても本当の意味で強くなれない」

 

容赦ねえ…流石クリスさん。

 

「それに、その教えられた戦術はあなたが考えたものではなく織斑先生のもの。

あなたの考えはこれっぽちも入っていない。そんなものに価値はない。

あなたは織斑千冬ではない」

 

「じゃあ、じゃあどうしたらいいんだよ! どうやったら俺は皆を守れるようになるんだよ!」

 

まあ全否定だからしょうがないよな。

 

「簡単なこと、織斑一夏の戦い方を確立すればいい。

剣が一本しか使えないのなら作戦を練れ。

それでも勝てないなら自分に何が足りないかを知れ。

常に冷静であれ。

相手を観察しろ。

そこから勝機を掴み取れ」

 

「…俺にできるんですか?」

 

「出来るできないじゃない。できるようにする。

私がそれを徹底的に叩き込む。あなたができるようになるまで叩き込む。

それができるようになってから他人を守ると言えばいい。わかった?」

 

「はい!」

 

「素直でよろしい。これから毎日放課後は織斑は私、オルコットはエルが徹底的に基礎という基礎、必要な技術という技術を叩き込む、わかった?」

 

「「はい!」」

 

…………うん、物凄く強くなりそうな気がする。

 

「あはは、クリスもやる気だね」

 

「多分二人ともかなり伸びしろがあると思ってるからだろ? どこまで強くなるか楽しみで仕方ないんだ」

 

「久しぶり、雪姉さん、暁さん」

 

「おう。由月と葉月は二日ぶりだな。今日はお前らに届け物を持ってきたぞ」

 

「ということはもしかして!」

 

「ビルガーとファルケンの調整が終わったんですか?」

 

二人とも嬉しそうにしてるなぁ。

 

「ああ。こっちの腕時計がビルガー、アンティークの時計がファルケンだ」

 

そう言って嬉しそうに受け取る二人。

 

うん、思わず見惚れそうになった自分が恥ずかしい。

 

「見惚れてるとこ悪いけどゆー君にも新パーツだよ」

 

「どんなパーツなの?」

 

「ふっふっふ、ではコンテナオープン!」

 

そんな雪姉さんの言葉と共に開いたコンテナから大型の台座とクレーンユニットが…ってこれって!

 

「これがゆー君の新しい力、AMボクサーだよ!」

 

やっぱりボクサーかよ!

 

「ささ、ちゃっちゃとインストールして動かすまで今日は帰らせないよ〜」

 

……こうなったらやけだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

 

結局その日俺たちが寮に帰れたのは三時間後のことで帰ったら紗月にどこ言ってたんですかと泣きつかれてしまった。

 

なんでこうなった?




今回はなんかクリスと一夏しか喋ってないなぁ。
というかエルが空気…
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