IS〜凶鳥を駆る転生者〜   作:アリアン

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さて二話目だ

今回で主人公の凶鳥が明らかに!


凶鳥との出会い

テンゾウにISの世界に送られた時、俺は五歳位だった。

 

いやマジで焦ったよ。なんだかボロい服来て宛もなくふらついて空腹に耐え兼ねて倒れた家の人に保護されてそれでその家に引き取られた。これが十年前。原作キャラと会うことなんて一切なかった。まあ嬉しかったんだけど。

 

 

そう言えば名前を言ってなかったな。俺の名前は相原悠斗(あいはらゆうと)だ。

 

そして現在、中学3年の終わり。

 

つまりは受験シーズン真っ只中。

 

本来なら俺は30分前には教室について自分の割り当てられていた椅子に座っているはずだったんだが…。

 

「会場、どこなんだよ…」

 

はい、現在迷子で試験会場についていません。何故だ。

 

「うーん、一体ここどこなんだよ…」

 

それに、なーんかやな予感がするんだよなぁ。

 

「お、男がISを!?ちょ、ちょっと待ってて!」

 

「あのーすみません」

 

「ごめんなさい今忙しいからまた後で!」

 

「ちょっと…あーいっちゃったよ…」

 

折角見つけたと思ったのに…。

 

てかさっき男がISをとか言ってたような…。まさか記憶が薄れてきた原作の一巻の最初の、主人公の確か…お、お、お、織斑一夏がISを動かした場面なのか!?冗談じゃねーぞ。

 

「なあそこに誰かいるのか?」

 

ヤベ、早いとこずらからないと原作と関わることに!

 

「いるじゃないか!なあ聞いてくれよここにISがあるんだぜ」

 

知ってるっつーの!てかこいつが織斑一夏か。なんというかまあ

 

「なんか無意識に女子を口説きそうな雰囲気をまとってんな、お前」

 

「どういうことだ?」

 

…わかってないんかい!これがいずれ唐変木・オブ・唐変木って言われるのがなんか分かる気がする。

 

「そうだ!ちょっとお前も触ってみてくれよ」

 

「ちょ、待て!引っ張るな!」

 

ああああああああああああああああああこのままだと原作と関わることに〜!

 

そして俺の手がISに触れると、ISが起動した。

 

「早く!この少年がってさっきの子が更にISを起動させてる!」

 

なんてこったい…。

 

俺は結局その日夜まで取り調べを受けるはめになり、家族、というより義妹に心配をかけてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから三日たった午後四時頃。あれから毎日ひっきりなしにマスコミがうちに押し掛けてきてろくに買い出しにも行けなかった。

 

「はあ。なんで俺がこんな目に…」

 

あの特典、専用機がもらえることが確定していたことで介入することになるのはわかっていた。わかってはいたけど、まさかこんな目に合うとは思っていなかった。

 

「大丈夫ですか、兄さん」

 

意気消沈している俺に話をかけてきたのはこの相原家の次女、相原紗月(あいはらさつき)。綺麗な白髪で緋色の瞳という、日本人離れした容姿で尚且つ贔屓目なしの本当の美少女である。因みに同い年である。

 

紗月のこの容姿は遺伝子の突然変異で髪の色と目の色だけが変色してしまってなっているのである。

 

「肉体的には大丈夫。だけど精神的にキツイ…」

 

「しょうがないですよ。兄さんは世界で二番目にISを動かしてしまった男性なんですからマスコミにしてみたらとくダネなんしょうから」

 

「そうは言っても、騒ぎすぎだろ…。近所迷惑も考えろっていうんだ」

 

「マスコミはそういうのは関係なしですからね」

 

紗月はそう言って苦笑している。

 

「はあ。なんとかならないk「そんなに落ち込んでたらダメだよゆー君!」雪姉!?」

 

「イエス!アイアムお姉ちゃん!」

 

いきなり俺の目の前に出てきたのは紗月の姉で俺の義姉、相原雪菜(あいはらゆきな)。年齢は26歳独身。

 

「雪姉さん!?いつの間に入ってきたんですか!?家の前にはマスコミが沢山いたのにどうやって」

 

「ふっふっふ。そんなものは………気合と根性で強行突破しました!」

 

「強行突破してきたんかい!いつも思ってるけど雪姉は非常識だな!」

 

外を今一瞬だけ見てみたらマスコミと思われる人が山のごとく積み重なっていたように見えたのは気のせいだと思いたい。

 

「IS学園に強制入学させられることになったゆー君の為にお姉ちゃんから飛びっきりのプレゼントを持ってきたよ!」

 

「プレゼント?」

 

雪姉のプレゼントは結構役に立つ物ばかりなのできっと今回も役に立つものなんだろうな。

 

「今回のプレゼントは凄いよ!なんと専用機をプレゼントしちゃうんですかね!」

 

「せ、専用機!?」

 

紗月が思いっきり驚いている。そりゃそうだ。貴重なコアを使った専用機なんだから。

 

「とは言っても俺代表候補生でもなければ企業に所属してるわけでもないんだけど…」

 

「そのことならモーマンタイですよ。私と父さん、そして母さんの職場であるIS研究の会社、相原技研のテストパイロットとしてゆー君とさっちゃんは先程登録されたんですからね!」

 

「なにいいいいいいいい!?俺はともかく紗月もテストパイロット!?どういうことさ!」

 

というか紗月からもそんなこと聞いたことなかったぞ!

 

「私はIS学園に入学するにあたって元から入ることになってたから知ってましたけど、兄さんもなんですか?」

 

「そうだよ。この間さっちゃんに渡した専用機の正式採用版をゆー君の専用機にするんです!」

 

「もしかしてアレですか!?けどあの系列のISは私や雪姉さんみたいな念動力を持ってる人にしか使えないんじゃ」

 

ちょっとマテ。今うちの義妹から念動力という言葉が聞こえたんだが。というか紗月と雪姉さんは俺と同じ念能力者だったのか!?

 

というかアレってなに!?

 

「実はゆー君も使えたみたいなんだよ。私も初めて聞いた時にはびっくりしたんですよ」

 

「じゃ、じゃあ」

 

「はい。家族皆で開発したりすることが出来るんですよこれから!」

 

「あのー、俺だけ蚊帳の外なんですが」

 

「ああごめんごめん。ゆー君には念動力っていう不思議な力があって、それをISに転用することができるんだ」

 

「それで、その念動力と専用機と何が関係あるんだ?」

 

スパロボのリアル系って話だったから念動力関係でいくとRシリーズのどれかか?

 

「ゆー君とさっちゃんのISにはその念動力を使ってISの武装とか出力とかを上げる特殊なISを渡すんだ。それでゆー君の専用機はその最新作で相原技研の最高傑作のIS、その名も!」

 

「その名も?」

 

「ヒュッケバインMK‐Ⅲ!それがゆー君の専用機の名前だよ!」

 

…なんてこったい。

 

どうやら俺の相棒は凶鳥の三番目という、俺も予想外もいいところの機体だった。




ということで主人公の悠斗の専用機はヒュッケバインMK‐Ⅲでした!

今日中に投稿する設定で紗月の専用機も紹介します
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