IS〜凶鳥を駆る転生者〜   作:アリアン

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ようやく一巻に入れた…



凶鳥、IS学園へ
クラスメイトが一人を除いて全員女子…勘弁してくれ…


 

………これは……………キツイ…………。

 

周囲から感じる視線視線視線視線視線の嵐。

 

視線から感じる念は好奇、興味。そのどれもこれもが自分の後ろ左右あらゆる角度から感じる。

 

この時ばかりは自分の苗字が相原であったことを恨む。

 

「皆さん入学おめでとう。私は副担任の山田真耶です」

 

『…………………………』

 

シーン

 

「あ、ええっと……今日から皆さんはこのIS学園の生徒です。この学園は全寮制で従業が終わった放課後も全員一緒です。仲良く助け合ってこれから楽しい三年間にしましょうね」

 

『…………………………』

 

シーン

 

「え、えっと、じゃあそ、そろそろ自己紹介をしましょう。」

 

ヤバイ、そんなこと言われたら出席番号とか席の関係上俺が真っ先に紹介する可能性が高い!? 恐らくまともな紹介をしないと知識が正しければここで変な自己紹介をすれば織斑先生の出席簿アタックを喰らう可能性が高い……不味い…不味いぞ…。

 

「出席番号順で相原君からお願いしますね?!」

 

山田先生、ビビリすぎです……そして俺……………………覚悟を決めろ。

 

「え、えーっと相原悠斗です。一応相原技研のテストパイロットをしています………い、以上!」

 

し、しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! これはヤバイ! ヤバイぞ! これはマz

 

スパァァァァァァァァァン!

 

「貴様はろくに挨拶も出来んのか」

 

無慈悲な出席簿アタックが俺を襲う。

 

「……………………」

 

「どうした? 痛みでしゃべることもできn「……母さんの頭突きに比べて全然痛くなかった…」何?」

 

「う、嘘だろ…あんだけ痛そうな音がしたのに全く効いてないなんて…………」

 

オイそこの人を巻き込んだ張本人。信じられないなんて顔するな。他のクラスメイトもお願いだからそんなに驚かないで……。

 

「…ふん、まあいい。私がこのクラスの担任の織斑千冬だ。私の仕事は16歳までに貴様らを使えるようにすることだ。逆らってもいいが私の言うことだけは聞け。いいな?」

 

なんだろう、なんだか軍の訓練校の訓練教官みたいな人だ。

 

『き……』

 

ま、不味い!はやく耳をf『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』ぐああああああああああああああ! 耳が、耳がァ!

 

「本物の千冬様よお!」

 

「私千冬様に憧れてこの学園に来たんです! 久留米から!」

 

「千冬様にご指導してもらえるなんて感激です!」

 

「私、お姉さまのためなら死ねます!」

 

な、なんなんだこの音量は…。鼓膜が破れるかと思ったぞ。それと最後の人、安易に死ねますなんて使ったらだめだ。

 

「全く、毎年こうも私のクラスに馬鹿者が集まるのだ? 嫌がらせのつもりか?」

 

俺もそうなんじゃないかと思いますよ先生。

 

『きゃあああああああああああああああああ!』

 

「お姉さまぁぁあぁぁぁ! もっと叱って罵ってえ!」

 

「そして絶対に逆らえないようにして!」

 

「けど時には優しくしてえ!」

 

オイ待て女子ども。そのドM発言は不味い。非常に不味い。というかこのクラスには変態しかいないのか!?

 

はあ、前途多難だ……………。

 

 

****************

 

一時間二時間目が終わって一夏は燃え尽きていた。

 

「おーおー織斑よ、燃え尽きてしまうとは情けない」

 

「……え、ええっと確か相原だったけ?」

 

「おう。お前に無理矢理IS触らされて入学する羽目になった相原悠斗だ」

 

「わ、悪かったって…。まさかこんなキツイ目にあうなんて思ってなかったんだ…」

 

「ま、済んだことだから気にするな。むしろ折角一緒のクラスになったんだ。3年間仲良くしようじゃないか」

 

「そうだな!俺のことは一夏って呼んでくれ」

 

「じゃあ俺も気軽に悠斗って呼んでくれ」

 

「ああよろしくな」

 

「こっちこそな」

 

「ちょっといいかしら?」

 

「うん?」

 

「? なんだ?」

 

「まあ、何ですのその態度は? 私に話しかけられているだけでも光栄なのですからそれ相当の態度というものがあるのではなくて?」

 

「「………………」」

 

…セシリア・オルコット。ISのヒロインの一人でこの学園の主席で入学したと言われているイギリス代表候補生。

 

今時の女子という感じで本当に五月蝿い。

 

「悪いけど名前を教えてくれないか? 俺は君が誰だか知らないんだ」

 

「わ、私を知らない!? このセシリア・オルコットを!?」

 

「言ったら悪いとは思うんだけど、皆が皆知ってるわけじゃないんだからそこまで驚かなくてもいいんじゃないのか?」

 

「………一理ありますわね」

 

あ、納得するんだ。これは認識を変えないといけないかな。

 

「なあ、代表候補生ってなんだ?」

 

ズコー!

 

おい、今俺を含めた全員がずっこけたぞ。

 

「そ、それ本気で言ってるのか?」

 

「ああ。代表候補生ってなんなんだ?」

 

「ニュースを見ろ。新聞を読め。世間の一般常識だぞ。」

 

「そ、そうなのか?」

 

「ああ。代表候補生っていうのは国家代表操縦者の候補生で所謂エリート「そう! エリートなのですわ!」最後まで話させろよ…」

 

人の会話に割り込んでくるなよなぁ全く。

 

「ISのことでわからないことがあれば、まあ……泣いて頼まれたら教えて差し上げてもよくってよ? 何せわたくし、入試で唯一教官を倒したエリート中のエリートですから」

 

……エリートエリート煩いなぁ。

 

「入試ってあれか? IS動かして戦うやつ」

 

「それ以外に何があるというのですか?」

 

実技も大事だろうけどちゃんと筆記もしないといけないと思うんだよなぁ俺。

 

「あれ? 俺も教官倒したぞ?」

 

「あれを倒したと言っていいのなら俺もだな」

 

『はあ!?』

 

俺の場合、MK‐Ⅲの姿と名前に驚いて誤って後ろの壁に瞬間加速をしてきた所をグラビトンライフルで打ち抜いたら勝っちまったんだよな。

 

何やらショックだったのかオルコットはクラスのみんなと目を見開いている

 

「わ、わたくしだけと聞きましたが?」

 

「多分聞いた時はオルコットさんだけだったんじゃないのかな?」

 

「つ、つまりわたくしだけではないと?」

 

「そうなるんじゃないか?」

 

「そんなことあるわけが――」

 

キーンコーンカーンコーン

 

なんというご都合主義。タイミングよくチャイムがなったよ。

 

だけど懐かしいチャイム音だなぁ。 今時さっぱり聞かない音だ

 

「話の続きはまた改めて! よろしいですわね!」

 

そういってセシリアは自分の席に去っていった。

 

はあ、前途多難だ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、今回出番がありませんでした……」

 

「む、むう」




書きあがったぜー!

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