横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】 作:シャイニングピッグEX
ゼアスさんって掃除上手そうですよね。
『今年最後の挨拶は芋虫超獣バキシムでした!さあ、本編へ行こう!」
世間は年末。
クリスマスが終わり、お正月を迎えるのに大変な時期である。
当然、ここも例外ではない。
「提督ー、そちらは終わりましたか?」
大淀は椅子に乗って棚の上をはたいている零に聞いた。
「ん~?こっちは順調だぞ~。」
「分かりました。副提督の方はどうですか?」
大淀は掃除機をかけている百合の方を見て聞いた。
「こっちも今終わったわ。」
百合は掃除機を置いて汗を拭いながら言った。
「後は床の雑巾がけだけですので、それが終わればここは完了ですよ。」
「はーい。」
「分かったわ。大淀ちゃんは工廠の方を見てきてくれる?」
「はい。」
「確かガッツとペガッサが向かったから、そいつらの見回りも頼む。」
「了解しました!」
大淀は部屋を出て工廠へ向かった。
「深雪、そこの棚の物いるの?」
白雪は上の棚の箱を持ちながら深雪に聞いた。
「いるいる!まだ使う~!」
深雪は白雪の方に走って行った。
「吹雪姉さん、まだベッドの下埃だらけだよ!」
叢雲は寝床の下を覗きながら叫んだ。
「待って!叢雲ちゃん!今行く!」
吹雪は箒と塵取りを持って駆け寄った。
「初雪姉さん早く掃除してよお!」
磯波は毛布にしがみついて寝転がっている初雪の方を見て言った。
「んー・・明日から本気出す・・。」
初雪は半分目を開けながら言った。
「姉さんそれ毎日言ってるよね!?」
浦波は初雪にツッコミを入れた。
「気合い!入れて!掃除します!」
「はい!榛名は大丈夫です!」
「箒チェックーワンツー!いつでも行けます!」
「ヨーシ!さっさと終わらせまショー!全方面!Clean and washネー!」
「「「おおー!」」」
金剛達四姉妹もそれぞれ箒や雑巾、モップ等の掃除道具を持って部屋を清掃を始めた。
「川内!水雷戦隊!掃除する!」
川内は掃除道具を握りしめていた。
「姉さん気合い入ってますねー。」
「那珂ちゃんもやるー!」
那珂も川内の姿を見て言った。
「那珂ちゃんも頑張ろうね。」
神通は二人を見て微笑んだ。
「工場長、このでっかいのは?」
明石は大きな機材を持って渋川に聞いた。
「ああ。収まりきらねえから、幾つか使わない奴廃棄して資材にしてくれ。」
「そんな簡単に廃棄良いんですか?」
夕張が渋川に聞いた。
「ああ。今の提督からだ。流石にガタも来てるしな。」
渋川は機材を眺めながら答えた。
「いらないやつは貰っても良いんですか?」
「ああ。好きに使ってくれ。」
「やったー!もっと載せられるー!」
夕張は嬉しさで跳ねながら言った。
「おいおい、沈むまで載せないでくれよ?」
渋川は苦笑いをしながら言った。
「分かってますってー!」
「今年も終わりね、加賀さん。」
「そうね。ところで、何故赤城さんはそんなにお菓子を食べているのかしら。」
加賀はお菓子を食べる手を止めない赤城の方を見て言った。
「えっ!?こ、これはー、そのー、余ったお菓子を片付けようと!」
「それ最近買った物ですよ・・。それに、その処分なら先程ブルーメさんがやりました。」
「?」
二人の横をお腹一杯にお菓子を詰め込んでお腹を膨らませたシルバーブルーメが通りかかった。
「ほら。」
「呼んだ~?」
「いえ、赤城さんがお菓子の処分を余計なところまでしていたので。それを叱っていた時に名前が出てきたんです。」
「そう言うことね~。」
「処分は終わったんですか?」
「うん、今から適当にどっか手伝いに行くよ。」
「そうですか。」
「頑張ってくださいね。」
「うん!」
そう言ってシルバーブルーメはどこかへ行った。
二人はその背中を見送った。
「さあ、私達も掃除ですよ。」
「ええ~」
「口答え禁止です。」
加賀は赤城を引き摺って鎮守府を回り始めた。
そして、日も暮れ、大掃除も終わり、鎮守府内では緩~くお正月の準備をしていた。
「さて、と。これで終わりだな。」
「ええ。」
「はぁ~終わった終わった。」
「これで今年も終わりね・・何だか早いわ~。」
百合は炬燵の中で足を伸ばしながら床に寝そべった。
「ここへ来て数ヶ月、こんなに早いとは・・。」
「そう・・ね。」
「・・・百合?」
零は体を起こして百合の方を見た。
そこには、すぅすぅと寝息を立てて眠っている百合の姿があった。
「・・寝ちゃったのか。俺も寝よ。」
零は百合の頭に枕を敷き、自分の頭にも枕を敷いて眠りに着いた。
今回はここまでです。
来年にはもっと文章力を上げたいな・・・。
では、また次回会いましょう!
良いお年を!