横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】 作:シャイニングピッグEX
「さあて」でいつも始まるから今回は無くしてみました。
『それじゃあ、本編へ行きましょう。もうそろそろ私ここでの招待嬢で良いんじゃないかと思い始めたぺガッサ星人がお送りします。』
ここ数日間の中で街の子供たちが消えると言う事象が起きていた。
「ふーむ、子供が消える謎を解決せよ、か」
「またなんでウチに回されるのよ…」
零と百合は大本営からの書類を見ながら言った。
「さあね。オーブがいるからか?」
「そうかもね…。まあ、今のところ一番戦力になるのはウチの鎮守府だろうし」
「怪獣の出現率が一番高いのもこの辺だしな」
「はぁ…私達何でここに呼ばれたか忘れかけて来たわ…」
百合は深い溜め息を吐いた。
「司令!豆まきしましょうよ!」
すると、物凄い勢いで雪風が扉を開けて入ってきた。
「うおおびっくりしたぁ! …せめてノック位はしてくれよ」
「心臓が止まるかと思ったわ…」
百合は自分の胸を撫で下ろした。
「あ、ご、ごめんなさい! 」
雪風は頭を下げた。
「別に良いけどさ…で、豆まきしたいのか?」
「はい!今日は節分ですし、是非やろうと思いまして!」
雪風は自分の持っていた豆が入った升を見せた。
「そう言えば今日は節分だったわね」
「よし、じゃあ、やるか!雪風、皆に豆を渡してくれ」
「こないだの任務で豆をついでで貰ったから豆は沢山あるわよ!」
「ありがとう司令!」
雪風は早速百合に渡された豆の入った升を持って艦娘達へ渡しに行った。
「はい!長門さん、陸奥さん!」
長門と陸奥は雪風から豆を受け取った。
「うむ、すまんな」
「ありがとね、雪風ちゃん」
陸奥はそう言って雪風の頭を撫でた。
「それじゃあ、他の艦娘さんにも渡してきます!⊿
「ええ、気を付けてね」
「はーい!」
陸奥は雪風が手を振るのを見て振り返した。
同じ様に吹雪型、赤城、加賀、伊勢型、暁型へと豆を渡し終えた。
そして、次の艦娘達へ渡そうとしている雪風の前に謎の老婆が姿を現した。
「…?」
老婆は雪風に気付いていないらしく、階段を登って何処かへ行ってしまった。
「……」
雪風は老婆の事は後回しにし、最上型や高雄型の重巡洋艦の方へ向かった。
すると、事件は起こった。
「最上さーん、三隈さーん、豆まきしましょー! 」
雪風は扉を開けながら言った。
「あれ……? 」
しかし、中には最上はおろか三隈や鈴谷、熊野の姿も無かった。
「いない…?」
雪風は部屋を出て高雄達がいる部屋の方へ入った。
しかし、そちらも同様に高雄達の姿は無かった。
「高雄さん…? 愛宕さん…?」
名前を呼んでも姉妹艦である摩耶や鳥海も出てこなかった。
「…?」
雪風は部屋を後にし、他の艦娘の部屋へ向かった。
そして、雪風はある違和感に気が付いた。
「誰も豆まきしてないの? 」
雪風は誰かが一向に豆を巻いているのが見つからなかった。
すると、零と百合の二人が雪風の元に来た。
「あ、司令」
「ああ、雪風ここにいたか。皆誰も豆をまいてなくて、様子が変だと思ったら誰もいないんだ」
「雪風ちゃんは何か見てない?」
「んー…あっ!さっき見たことないおばあちゃんがいたよ!」
「見たことないおばあちゃん?」
「怪しいわね、探してみましょう」
三人は鎮守府中を駆け回り、雪風が言っていた老婆を探した。
数十分駆けずり回った後に雪風が言っていた老婆を見つけた。
三人はその老婆の跡をつけて行った。
その老婆は作った覚えがない地下の空間へと移動し、三人も地下へと入っていった。
とりあえず前編はここまでです。
節分には間に合わなかった(›´ω`‹ )
後編はまた明日!