横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】   作:シャイニングピッグEX

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さあさあやろうじゃないか。

イラストとかマジで描いてみたい。

FGOとドラゴンボールと仮面ライダーのアプリにクッソハマって全然進ま…あだっ!

「さっさと書けっ!」

「てめえTwitterで土曜日書くっつって書かなかったじゃねえか!」

わ、悪かったけどダブルスカイハリケーンはないでしょ…


鬼の節分大復讐(後編)

薄暗い部屋の中には二人の宇宙人が大量の豆が置かれた机を挟んで話していた。

 

「出せー! 」

 

「出してくださーい! 」

 

「煩い子達だね! 静かに出来ないのかい!」

 

老婆の一喝で艦娘達は一斉に黙った。

 

「しかし、子供達を豆にして攫うと言う計画は中々のもんだよ、ドルズ星人」

 

「ああ。子供とて豆に閉じ込めてしまえば何も出来ん。お前の能力が無ければ同胞のリベンジは果たせなかっただろう。感謝するぞ、きさらぎ星人」

 

「目的は似てるんだ。手を組めばあのウルトラ戦士にも負けはせんよ」

 

そう言って二人は高笑いした。

 

「しかし、不思議だねえ。子供達は何もならないのに、艦娘とやらは意識はあるみたいだ」

 

ドルズ星人ときさらぎ星人は艦娘が閉じ込められている豆を覗き込んだ。

 

閉じ込められている金剛や比叡からは巨大なきさらぎ星人の目が見え、思わず頭を抑えてうずくまった。

 

「ふむ…母星に連れ帰った時に研究しよう」

 

「アタシはもう一度行ってここの艦娘達を攫ってくるわい」

 

「ああ」

 

きさらぎ星人は地球人の老婆へと姿を変え、鎮守府へ出て最上達のいる部屋へ入り四人を豆に閉じ込め、高雄達も同様に閉じ込めた。

 

「これで全部かねえ」

 

そう言いながら老婆は不気味な足音を立て、地球人の影とは明らかに違う影を創りながら鎮守府内を歩いていた。

 

 

 

 

鎮守府を歩く老婆を零達三人は通路の壁に隠れながら見ていた。

 

「あれ絶対宇宙人だよな…」

 

「ええ、紛うことなき宇宙人ね」

 

「追いかけますか?」

 

「今追いかけねえと大変なことになる!」

 

零は意を決して老婆を追いかけ、二人もその後に続いた。

 

「なるべく音を立てずに行きましょう」

 

「気付かれたらおしまいですね」

 

「ああ」

 

もしものことに備え、零はオーブリングを掴んでいつでも変身出来る準備をした。

 

老婆は鎮守府内を歩き回り、もう艦娘がいないことを確認すると一階に降り、零達が知らない地下へ通ずる階段を降りて行った。

 

(あんな階段あったか…?)

 

(あんな階段あったかしら…?)

 

零と百合は同じことを考えながら老婆を追いかけて階段を降りた。

 

「!!」

 

階段を降りた先には巨大な空間が広がっていた。

 

「……!」

 

三人はあまりの大きさに声が出なかった。

 

その事が幸いし、三人のことはバレていない。

 

「…はっ!追わなきゃ!」

 

「あっそうだった!」

 

百合が気付き、慌てて三人は老婆の後を追った。

 

そして、追っている内に大きな部屋が見え、三人は通路の壁に隠れ部屋の中を伺った。

 

部屋の中は薄暗く、二人の宇宙人がいる事しか確認出来なかったが、二人はこちらに気付いておらず、話声はしっかりと聞き取れる。

 

「…よし、これだけあれば充分だ」

 

「この子供達を改造して親の元へ返し、鬼を虐める輩を懲らしめると同時に愛もズタズタに引き裂くってか! こりゃあいいねえ!その親達の顔が見てみたいよ!」

 

「………!」

 

零は歯ぎしりをしながら拳を震わせて強く握り締めた。

 

「さあて、まずはこの艦娘達を…ぐあっ!」

 

次の瞬間、豆を持ち上げたドルズ星人の体はいきなり横倒しになり、辺りに豆が散らばった。

 

「なんだ!」

 

きさらぎ星人はそのドルズ星人が倒れた方向とは逆の方向を向いた。

 

そこには、ドルズ星人を蹴り倒した直後の零が片足を上げながら立っていた。

 

「そんなことはお天道様が許してもこの俺が許さねぇ!」

 

「提督! 私ずっと来るって信じてたヨー! 」

 

「大丈夫ですか!? 皆さん! 」

 

「今助けるわ! 」

 

「雪風! 」

 

「副提督! 」

 

豆の中の日向と最上が叫んだ。

 

「ちゃーんと回収用のもんは持ってきたぜ!」

 

零達三人は升を取り出し、百合と雪風は豆を回収し始め、零は宇宙人二人を取り押さえた。

 

「はっ!」

 

零は飛び上がってきさらぎ星人の顔を蹴って後ろへ退け、立ち上がったドルズ星人の攻撃を躱してアッパーカットを決めた。

 

「うぐ…中々の腕前…」

 

ドルズ星人は顎をおさえながら言った。

 

「こっちは回収終わったわ! 」

 

「司令!撤退しましょう! 」

 

零は頷き、雪風のポケットに手を入れた。

 

「へ?」

 

「ちょっとこの爆雷借りるぞ!」

 

零は雪風の装備の一つを手掴みで投げつけ、部屋を爆破させた。

 

「ぐっ!」

 

「そんなにアタシの本気が見たいかい! 良いよ! 見せてあげるよ! このオガグラマの実力をね!」

 

 

「最上! 日向!」

 

「うん!」

 

「ああ!」

 

升の中から二つの豆が飛び出し、零はその二つの豆をキャッチした。

 

すると、辺りから物凄い地響きがし、外に出た三人は二体の巨大な宇宙人の姿を確認した。

 

「相手は準備万端の様だぜ! 」

 

「ボク達も行けるよ!ね、日向?」

 

「ああ!いつでもこい!」

 

「よしきた! 」

 

零は日向と最上の豆を投げ、オーブリングのトリガーを引きながら二つの豆をリングに通す様に投げた。

 

「熱いやつ、頼みます!」

 

『フュージョンアップ! ウルトラマンオーブ・バーンマイト! 』

 

二人の声とオーブリングの声が重なり、オガグラマの呪縛を解きながらドルズ星人ときさらぎ星人オガグラマの前にオーブが立った。

 

「紅に燃えるぜ!」

 

「な、何!?」

 

「バカな! ありえん! 」

 

オーブはファイティングポーズを取り、二体の宇宙人に向かって行った。

 

宇宙人達もオーブに向かい、棍棒や拳を振り回すがオーブは二つを素手で受けとめて互いをぶつけ合わせた。

 

「いったああ!? 」

 

棍棒に強く拳を打ったドルズ星人はあまりの痛さに手首をおさえ、痛みを払うように振り回した。

 

「このおバカ! 」

 

オガグラマはドルズ星人を見捨て、オーブに棍棒で襲いかかった。

 

オーブはその棍棒を横に躱しながら受けとめ、オガグラマから強奪した。

 

「オゥリャッ!」

 

「なっ!? し、しまった! 」

 

オーブは棍棒を持ったまま充分に距離を取った。

 

そして、オガグラマから目を背け、リズミカルに体を揺らし始めたかと思うと、顔だけをオガグラマに向けた。

 

「PFKP」

 

「は?」

 

「は?」

 

その場にいた全員が困惑の色を隠せなかった。

 

「アイハブアコンボー、アイハブ ファイヤー」

 

オーブは右手で棍棒を垂直に縦に持ち、左手に炎を纏った。

 

「オオ!」

 

オーブは棍棒と炎をお互いにぶつけた。

 

「ファイヤコンボオオオオオオ!」

 

オーブは炎が纏った棍棒をオガグラマに勢いよく投げつけて爆発させた。

 

「うああああああ!」

 

「おお! すげえ! 」

 

「一見変な攻撃だけど中々強いわ!」

 

オーブは再度ファイティングポーズを取り直し、ドルズ星人の方へ向かって行った。

 

「ふ、ふざけやがって!」

 

ドルズ星人は勢いよく飛び上がってオーブに襲いかかった。

 

オーブもそれを見て両腕を後ろに払いながら飛び上がり、足に炎を纏ってドルズ星人に強力な一撃を喰らわせた。

 

「よ、よくもアタシの棍棒を!豆に閉じ込められてしまえ! 」

 

オガグラマは額で手を交差させ、そこから手を払って額から光線を発射した。

 

「同じ手は効かないぜ! 」

 

オーブは手を広げてバリアを張り、オガグラマに光線を跳ね返して巨大な豆に変えた。

 

「なんだと!? 」

 

「そこで大人しくしてな。 」

 

オーブは巨大な豆の方を指さしながら言った。

 

オガグラマが豆に変えられたことで、豆に閉じ込められていた子供達が元に戻った。

 

「あれ?ここは?」

 

「ここどこー?」

 

「ここは鎮守府よ」

 

「皆さん怪我はありませんか?」

 

百合と雪風が子供達の方を見て言った。

 

「う、うん」

 

「あ!オーブ!」

 

「え!? どこどこ!? 」

 

「ホントだ!」

 

一人の子供がオーブに気付き、それを見て他の子供達がオーブの方を見た。

 

「頑張れーオーブー!」

 

「いけー!オーブ!」

 

子供達は口々にオーブの名前を呼んで応援した。

 

オーブは応援に応える様に子供達の方を見て拳を突き上げ、炎を纏わせてドルズ星人に強烈な一撃を喰らわせた。

 

「シュアッ!」

 

オーブは子供達の方を向いて強く頷き、オーブはドルズ星人の方を向いてファイティングポーズを取った。

 

「く、くそおおお!」

 

ドルズ星人はオーブに拳を連続でぶつけるもののオーブにはまるで効いておらず、オーブはドルズ星人の腕を掴んでドルズ星人を掴んで豆の方へ投げ飛ばしてオガグラマを解放し、ドルズ星人と共に気絶させた。

 

「さあ、皆!オーブの必殺技だ! 」

 

零は子供達に応援を呼びかけた。

 

「いけー!」

 

「やっちゃえー!」

 

オーブは声援に応えて子供達の方を向いて拳を突き上げて見せた。

 

「『『ストリウム光線!』』 」

 

「タァー!」

 

そして、ウルトラマンタロウの幻像を自身に重ねながら頭の上で手のひらを重ね、ゆっくりとエネルギーを溜めて腰に当てて、腕をT字型に組んで虹色の光線を発射した。

 

子供達もそれを真似して同じ動きをした。

 

ストリウム光線は二体の宇宙人に直撃し、二体の宇宙人は断末魔をあげて爆発、四散した。

 

その瞬間、一瞬の間を置いて歓声が上がった。

 

「やったーっ!」

 

「オーブが勝った!」

 

「イェーイ!」

 

オーブは子供達の方を向き直った。

 

「俺が勝てたのは皆の応援のおかげだ。ありがとう」

 

「こっちこそ助けてくれてありがとう!」

 

『ありがとう!』

 

子供達は口を揃えてオーブに礼を言った。

 

「シュワッチ!」

 

オーブもそれに返す様に頷き、上空を見据えて両腕を広げて金色の光の輪を放ちながら空に飛び立った。

 

「ありがとう!オーブ!」

 

「ありがとーう!」

 

子供達は手を振りながら飛んでいくオーブを見送った。

 

 

 

「最上、日向、良くやってくれたな」

 

「タロウとメビウスが二人を選んだのが何となく分かったわ。本当にありがとうね」

 

「なに、私達も出来ることをしただけだ」

 

「でも日向子供達に応援されてる時にいつもより凄く笑顔だったよ?…普段慣れてないから嬉しかったんでしょ?」

 

最上が茶化すように言った。

 

「ば、バカ! あ、あれは…」

 

日向は思わず顔を赤くした。

 

(図星か…)

(図星ね…)

 

「やっぱり〜!日向は照れ屋なんだから〜! 」

 

「な、なんだと!? いい度胸だな最上! コラ、待て! 」

 

「や〜だね〜!」

 

日向は煽る最上を追いかけ、部屋を出た。

 

「…ちゃんと入渠しとけよ〜」

 

零は日向と最上の、強い背中を見ながら手を振った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

恐らく〇〇星人って付けるとオニバンバではなくきさらぎ星人になるのかなあと思います。

正直に言えば二人の回見てないから別個体でやるしかないよなぁと思ってたり。

それではまた次回!


…宝珠ラジオ需要あるかなぁ…
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