横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】   作:シャイニングピッグEX

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長らくお待たせ致しました。

ゅうきゅうって大切なんだなぁと最近身をもって感じた日々です。

『じゃあ早速本編へ行こう!正直中の人感覚忘れてるんじゃねえかなって思ってるゴモラがお送りしました!』

あの子怖いわぁ〜…


GAME START

遥か深く暗い海の底───深海。

 

そこに奴らの基地はあった。

 

「────コレデカードハ揃ッタノカ…?」

 

空母ヲ級が一人の男に訪ねた。

 

「あぁ。揃ったさ。これであの大魔王獣が復活する…! アイツはいない。今が絶好のチャンスだ」

 

「流石ダナ、ジャグラス・ジャグラー。…トコロデ、オマエハウルトラマンオーブガ復活シテイル事ハ知ッテイルノカ?」

 

その男の名はジャグラス・ジャグラー。

 

過去に光の戦士、オーブと深い関係があるが、今は深海棲艦達に手を貸している。

 

「勿論だ。幾度となく地上に出ているんだ、知らない訳がないだろう」

 

そう言うジャグラーの手にはこれまでオーブが倒したマガバッサーやマガジャッパのカードが握られていた。

 

その他に、過去に倒されていたマガゼットンやマガタノゾーアのカードも握られていた。

 

「ナラバ早速始メルゾ、ジャグラー」

 

「ああ」

 

ジャグラーはダークリングと呼ばれるオーブリングに似た道具を構え、不敵に笑った。

 

「───ゲーム、スタートだ、オーブ。果たしてお前にクリア出来るかな?」

 

 

 

 

 

「これは…オーブカリバー!?」

 

その頃、零は比叡のチョコレートを見て驚いていた。

 

「オーブカリバー?」

 

その後ろから百合はそのチョコレートを覗き込んだ。

 

「ああ。ここに来る前、どこかで話を聞いたんだ。遠い星、惑星カノンにある山の頂上、O-50。そこで遠い昔に誰かが光に選ばれて、その光に選ばれた者のみが手に出来る聖剣。それがオーブカリバーなんだ」

 

「なるほどね…でも、なんでそんな代物の形を?」

 

「分からない。比叡の偶然か、それとも…」

 

すると、鎮守府のサイレンが鳴り出した。

 

『太平洋沖より深海棲艦が出現!繰り返します!太平洋沖より───』

 

「何!?」

 

「また出なすったわね!でもなんでこんな時に…?」

 

「考えてる暇はない!急いで司令室に!」

 

「ええ!」

 

二人は比叡のチョコレートを一口ずつ摘んで口の中にいれ、司令室へ急いだ。

 

「あっ意外と美味しいなこれ!」

 

 

 

 

二人は司令室に入るなり制服を羽織った。

 

「大淀、時間はない。第一艦隊の金剛、榛名、伊勢、扶桑、瑞鶴、翔鶴で出撃させてくれ」

 

「了解しました!」

 

大淀は通信で第一艦隊を出撃させた。

 

「皆さーん、私について来てクダサーイ!」

 

「はい!榛名は大丈夫です!」

 

「伊勢、押して参ります!」

 

「扶桑、参ります!」

 

「翔鶴型一番艦翔鶴!」

 

「同じく瑞鶴!」

 

「推参ッ!」

 

翔鶴と瑞鶴の二人の勢いの良い声が海に響き渡る。

 

だが、その海の空は鉛色に染まっていた。

 

 

 

その頃、ヲ級はジャグラーと通信を行っていた

 

「ヨシ、作戦通リ鎮守府ノ奴ラガ動キ始メタゾ」

 

「分かった。」

 

ジャグラーはそこで通信を切り、ダークリングにカードを通し始めた。

 

「マガバッサー」

 

『マガバッサー!』

 

「ピィィィィッ!」

 

「マガジャッパ」

 

『マガジャッパ!』

 

「グゴロロロロ…!」

 

こうしてジャグラーは魔王獣のカードを読み込ませ、大魔王獣の封印を解いた。

 

「今こそ復活だ!大魔王獣マガオロチ!」

 

ジャグラーの言葉と共に凄まじい地響きが起きた。

 

「グオオオオオッ!」

 

 

 

 

「何これ!?凄まじいエネルギーを感知してる!」

 

夕張の言葉に明石と渋川が近付いてきた。

 

「…また貴方は何を作ったのよ…」

 

明石は呆れ顔で夕張の発明品を見ながら言った。

 

「怪獣が出現した時の為に高エネルギー検知機を作っといたんだよ。で、例えば普通の怪獣が出現した時の数値が500や600なんだけど…このエネルギー体の数値が…!」

 

夕張は表示された数値を指さして二人に見せた。

 

「………!?」

 

「8000…!?」

 

「お、おい!まだ増えてるぞ!」

 

「大変だ!早く知らせないと!」

 

 

 

「工廠から緊急通信です!」

 

司令室は工廠からの通信を傍受した。

 

「今度はどうしたんだ!?」

 

「えっと…ヒジョウニキョウリョクナカイジュウガシュツゲン…非常に強力な怪獣が出現!?」

 

「何!?」

 

すると、大きな足音と共に辺りに巨大生物の雄叫びが響き渡った。

 

零達はその方にある窓から巨大生物の方を見た。

 

そこでは、赤い水晶を額に付けた、長い尻尾と頑丈そうな皮膚をした怪獣が街を蹂躙していた。

 

「グオオオオオオアッ!」

 

怪獣は口から光線の様な物を吐き、その光線は地面を伝って辺りを火の海に変えた。

 

「グオオオオオオアアッ!」

怪獣は強さを誇示するかのように雄叫びをあげた。

 

「なんて強さだ…!」

 

「今までの魔王獣や怪獣達と桁が違う…! 」

 

そう言う零達の体は恐怖で震えていた。

 

 

「………ッ……!」

 

赤城はオーブリングを握りながら吹雪の方を見た。

 

吹雪は凄まじい恐怖で身体が震えていた。

 

「赤城さん…私…私…!」

 

「しっかり気を持って下さい、吹雪さん!私達が戦わなければ一体誰が地球を守るんですか!」

 

「そ、そんなの…そんなの…!選ばれた人がやれば…!」

 

「なら貴女の握っているそのカードは何ですか!貴女もまた選ばれた一人でしょう!」

 

「……どうして私なんですか……」

 

「え…?」

 

「どうして私なんですか!私はあんな敵と戦いたくない!…正直に言えば最初から戦いたくなかった…誰かにこの重荷を背負って欲しかった…けれど!どうして私でなければいけないんですか!なんでティガは私を選んだの!?どうして!?」

 

ティガのカードを握る吹雪の手は怒りと恐怖で強く握り締められて震えていた。

 

無理もないだろう。

 

光として選ばれた自分と艦娘としての自分。人一倍戦いに身を投じているのは彼女だろうし、戦う度に疲労も傷も増え、終いにはこれまでのとは明らかに強さが違う敵が現れたのだ。精神も身体も限界を迎えたのだろう。

 

「吹雪さん…」

 

「別に私じゃなくたって他にも戦える人はいます。その人達に────」

 

赤城は吹雪の言葉を遮り、頬を強く叩いた。

 

その衝撃で吹雪の身体は後退した。

 

驚きのあまり思わず吹雪は赤城の方を見た。

 

「赤城さん…?」

 

「……恐怖で逃げ出したい、誰かに任せたい…その気持ちは私も同じです。だけど!私達も見てるだけじゃ始まらないんです!歯を食いしばって!思いっきり守り抜く!それが今私達がすべき事です!今は私達が光の戦士なんです!」

 

「赤城さん…」

 

「さあ、立ち上がって。仮に負ける未来が待っていても私達は精一杯やるんです。それが私の、私達の出来る事なんです!」

 

赤城はそう言って吹雪に手を指し伸ばした。

 

「…はい!」

 

吹雪は赤城の手を取った。

 

『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオン!』

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

ジャグラーさん初登場ですね。

果たしてサンダーブレスターはどう登場するのか!

そしてオーブカリバーの謎とは!

乞うご期待!
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