横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】   作:シャイニングピッグEX

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さあて今回もやって参りましたよ。

ルービックキューブは未だ全面揃えた事がありませんが、がんばります。

『本編始まります!始めの挨拶は私、ペガッサ星人がお送り致しました。』


あたしゃ水には強いが土には弱い?艦娘対土の魔王!

ズゴゴゴゴゴゴ・・・

 

「おっと・・また地震か?」

 

「ここ最近多いわね・・・。」

 

最近、鎮守府の近辺で地震が多発していた。

 

「この地震で建造物も地盤沈下で沈んでいると言う。報告の中では深海棲艦の姿を見たと言うものもあるそうだ。」

 

長門は報告書を見ながら話した。

 

「そうか・・・艦娘の皆には引き続き警戒を怠らない様に言っておいてくれ。」

 

「メンバーも粗方決めておいたわ。この六人で海上パトロールに行ってきてくれる様お願いしておいてくれるかしら?」

 

長門は百合が差し出した書類を受け取った。

 

書類には、作戦の概要と、メンバーの名前が書かれており、そこには、「吹雪型一番艦吹雪」「正規空母赤城」「球磨型五番艦木曾」「天龍型一番艦天龍」「正規空母加賀」「金剛型一番艦金剛」とあった。

 

「・・何で加賀と赤城が離れてるんだ?」

 

「最後位まで加賀さんの名前が出てこなくて。」

 

百合は頭を小突きながら舌を出して見せた。

 

「そうか・・ところで、順番等はあるか?」

 

「パトロール程度ですぐ終わって帰ってくるだろうとおもってね。そちらで決めて頂戴。」

 

「了解した。」

 

「宜しくね~。」

 

長門は扉を閉めて部屋を出た。

 

「また変則的なメンバーだな・・・前の提督の様だ・・。」

 

長門はクスリと笑いながら言った。

 

早速長門は徴収命令を出し、六人を集めた。

 

「で、その任務ってのは何ですカー?」

 

「ただの海上パトロールだ。深海棲艦が来ても良いよう、このメンバーにしたらしい。」

 

「確かに、これならもし来てもすぐに対応出来るだろうからな。」

 

「うむ。それでは、頼んだぞ。」

 

 

早速、艦隊は出撃した。

 

「ブッキー、パトロールが終わったら提督も誘ってティータイムと洒落こみませんカー?」

 

「良いですね~。」

 

「まさか全然繋がりが無い俺達が組まれるとはな~、天龍。」

 

「あの提督も着任したてだしな~。仕方ないんだろ。」

 

「加賀さん、赤城さん、そろそろ偵察機を飛ばして貰っても良いですか?」

 

「分かりました。」

 

「艦載機の皆さん、行ってください!」

 

加賀と赤城は矢を引っ張り、前方に飛ばした。

 

その矢は数機の飛行機となり、その飛行機には小さな妖精達が乗っていた。

 

 

数秒後、二人の艦載機が異常を発見した。

 

「・・・巨大な突起物を確認!」

 

「こちらも確認しました!接近してきます!」

 

その突起物は、海の波を切り裂きながら鎮守府へと迫っていた。

 

吹雪は鎮守府へ通信を入れた。

 

『こちら鎮守府。どうした?』

 

「こちら艦隊!巨大な突起物が鎮守府に向けて進行中です!」

 

『了解した!今こちらでも赤城の艦載機を通じて映像を受信している。見え次第指示を送るので、それまでは安全第一で行動しろ。以上だ。」

 

零は通信を切った。

 

「攻撃命令はしないのですか?」

 

「正体が分からない以上、無闇に攻撃をする訳にはいかない。」

 

「もし轟沈でもさせたらメンバーに顔向け出来ないわ。」

 

 

突起物は鎮守府へ向けてどんどん進行していた。

 

艦隊はその後を追いかけていた。

 

「しかし、巨大な影ですネ~・・クジラさんですカ?」

 

「クジラでもここまで大きくねえよっ!」

 

そして、突起物は、いや、突起物が背中に付いたロボットは鎮守府近くの陸地へと上がり、全貌を現した。

 

「何!?」

 

「魔王獣!?」

 

そのロボットの額には、マガバッサーに似た赤い水晶体が埋め込まれていた。

 

「グエエエエエエッ!」

 

その叫び声を聞いて零達は窓から魔王獣の姿を見た。

 

「あれは・・!」

 

「グランドキング!」

 

そう、そのロボットはかつて凄まじい火力のレーザーと高い攻撃力、そしてどんな光線も跳ね返す無敵の装甲でウルトラ六兄弟を苦しめたグランドキングと同じ種類の魔王獣、マガグランドキングであった。

 

「仕方ありません!砲撃用意!」

 

旗艦である吹雪の指示で艦娘達は一斉に構えた。

 

「発射!」

 

艦娘達は一斉に砲撃をマガグランドキングに向けて行った。

 

しかし、あまりの堅さに砲弾は全て跳ね返されてしまい、艦娘達に砲弾が返ってきた。

 

「きゃあ!」

 

「うっ!」

 

危険を察知したのか、オーブリングとウルトラマンとティガのフュージョンカードは艦隊の方へ飛んで行った。

 

「なんて奴だ・・!よし!」

 

零はオーブリングがあった方を見た。

 

「・・ってあれえええ!?」

 

 

オーブリングとウルトラマンのカードは赤城へ、ティガのカードは吹雪の元へ行った。

 

「これは・・。」

 

「・・・ウルトラマン?」

 

発生する水しぶきの間で、赤城と吹雪は互いのフュージョンカードを確認し、互いに近付いた。

 

「赤城さん・・!」

 

「ええ。行きましょう!」

 

赤城はオーブリングを構えた。

 

「ウルトラマンさん!」

 

『ウルトラマン!』

 

「ヘェッ!」

 

赤城はウルトラマンのカードをオーブリングに読み込ませ、オーブリングの右半分の輪が青く光った。

 

「ティガさん!」

 

『ウルトラマンティガ!』

 

「ヂャウッ!」

 

吹雪もティガのカードをオーブリングに読み込ませ、オーブリングの左半分の輪は黄色く光った。

 

「「光の力、お借りします!」」

 

赤城と吹雪は一緒にオーブリングを握り、掲げた。

 

『フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオン!」

 

光の戦士になった赤城と吹雪にウルトラマンとティガが合体し、ウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオンへと変身した。

 

「シュワアアッ!」

 

マガグランドキングの前に、紫色の光を纏いながらウルトラマンオーブが着地した。

 

「俺の名はオーブ。闇を照らして、悪を討つ!」

 

そう言いながらオーブは構えを取った。

 

「シュワアアッ!」

 

オーブは、地面を揺らしながら飛び上がり、マガグランドキングに飛びかかって膝蹴りを決めた。

 

そして、マガグランドキングの腹部に回し蹴りを入れ、繰り返し打撃を入れる。

 

すると、マガグランドキングは左腕に光を纏ってオーブに攻撃を入れようとした。

 

オーブは少々狼狽えながらも、ティガスカイタイプの俊敏さを発揮して攻撃をかわした。

 

そして、ティガパワータイプの怪力を発揮させてマガグランドキングに二発蹴りを入れ、再びマガグランドキングは腕に光を纏ってオーブに腕を奮い、オーブはティガスカイタイプの俊敏さを利用して素早く前転した。

 

あまりにも固く、オーブは手を振るわせて痺れを取った。

 

その間にマガグランドキングはオーブの方を向き、オーブも構え直した。

 

「シュワアアッ!」

 

 

その間に、少し離れたところで特娘達はビデオカメラを回し始めた。

 

「再び現れた光の巨人、ウルトラマンオーブ!魔王獣は全くその攻撃に怯む様子がありません!」

 

マガグランドキングは目と思わしき箇所から衝撃波を放ち、あちこちで爆発が起きた。

 

オーブもこれには耐えられず、思わず後退りした。

 

『赤城さん!もう決めちゃいましょう!』

 

『ええ!』

 

オーブは爆風が晴れると同時にスペリオン光線を発射した。

 

しかし、マガグランドキングの重厚な装甲は、スペリオン光線を弾き返した。

 

「おーっと!?自慢の必殺光線も跳ね返しました!なんて頑丈なのでしょう!目が離せません!」

 

マガグランドキングはエネルギーを溜め、腹部の穴から赤い光線を発射した。

 

オーブはその光線を避け、オーブの後ろのビルには穴が開いた。

 

そして、マガグランドキングは何度も光線を放ち、その度に辺りのビルに穴が開いた。

 

「そして全てを貫くレーザー!」

 

青葉がそう言った直後に、特娘達の近くにあったビルにも穴が開き、ビルはぐらつきながら特娘達に倒れて来た。

 

「と、とりあえず逃げましょう!」

 

「「了解!」」

 

大淀の言葉で明石と青葉はその場から駆け出した。

 

しかし、大淀は足がすくんでその場を動けないでいた。

 

「あっ、ああっ・・!」

 

「大淀!」

 

「大淀さん!」

 

すると、それに気付いたオーブがティガスカイタイプのスピードを発揮させ、大淀に倒れる前にビルを掴んで、別の場所へおろした。

 

そして、オーブはマガグランドキングの方に向き直った。

 

マガグランドキングは腹部から赤い光線をもう一度放ち、オーブに直撃させた。

 

『くっ・・!』

 

『ううっ・・!」

 

オーブは手で光線を弾き、辺りのビルに穴を開けた。

 

すると、カラータイマーが鳴り出し、何とか立ち上がるも中身のウルトラマンとティガがカラータイマーを鳴らしながら分離しかけた。

 

「胸のランプが危険を知らせているのでしょうか!?危うし!ウルトラマンオーブ!」

 

マガグランドキングはもう一度赤い光線をオーブに向けて放った。

 

オーブはそれをもう一度喰らってしまい、その場に倒れた。

 

すると、その時である。

 

マガグランドキングの放った光線は、オーブの後ろにあったビルの窓に反射した。

 

オーブはその窓を見て、その窓は鏡の様になっていることに気が付いた。

 

『・・・なるほど。』

 

『何か浮かんだんですか?』

 

『ええ。一か八かですが、試して見ましょう。もしかしたらこれが攻略の糸口かもしれません。私が合図したら、鏡のシールドを張って下さい。』

 

『分かりました!やってみましょう!』

 

オーブはマガグランドキングの方を見て挑発し、光線を撃たせる様に仕向けた。

 

マガグランドキングは挑発に乗り、腹部から光線を発射した。

 

『今です!』

 

「シュワアッ!」

 

オーブは鏡状のシールドを張り、マガグランドキングの光線を辺りに反射させながら、光線をマガグランドキングに反射して直撃させた。

 

『やはりですね。』

 

赤城は澄ました笑顔を見せた。

 

赤城の目論見通り、光線はマガグランドキングの体に穴を開けた。

 

「そうか!最強の光線と最強の装甲は両立出来ない!まさに、矛盾だ!」

 

体に穴が開き、マガグランドキングは動きを止めた。

 

「『『スペリオン光線!』』」

 

オーブはマガグランドキングの穴にスペリオン光線を撃ち込み、マガグランドキングは内側で爆発を起こして四散した。

 

「シュウウウワッチ!」

 

オーブは両手を広げて空に飛び立って行った。

 

「ありがとう!ウルトラマンオーブ!」

 

 

 

夕暮れ時、赤城と吹雪はオーブリングを持って赤い水晶体の前に来た。

 

赤城はオーブリングを水晶体にかざした。

 

すると、水晶体の中からウルトラマンタロウのカードが出てきた。

 

これはメビウスと対になるように左手で玉を掴むようなポーズで描かれていた。

 

「マガグランドキングさんを封印していたのはウルトラマンタロウさんだったんですね。」

 

「お疲れ様でした。」

 

赤城と吹雪はタロウのカードを見ながら言った。

 

「さあ、鎮守府に帰りましょう。皆待っていますよ。」

 

「はい!」

 

すると、赤城と吹雪の手からオーブリングとウルトラマンとティガのカードが飛び立った。

 

「また必要な時まで待つのですね。」

 

「またいつ復活するか分かりませんね。」

 

「この事も報告しておきましょうか。」

 

 

 

鎮守府に戻った艦隊は零と百合に報告をした。

 

「皆よく頑張ってくれた。特に赤城と吹雪の戦いぶりは見てて清々しかったぞ。」

 

「皆お疲れ様。」

 

そう言って零と百合は吹雪と赤城の頭を撫でた。

 

「あ、ありがとう・・ございます。」

 

「本当にお疲れ様。じゃあ、皆、今日はゆっくり休んでね。」

 

百合の合図で艦娘達は執務室から出た。

 

すると、執務室にオーブリングとウルトラマン、ティガ、タロウ、メビウスのカードが帰ってきた。

 

「あ、戻ってきた。」

 

「帰ってきてよかったわね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

それではまた次回!

ラジオは今回はお休みです。
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