横浜鎮守府の【提督】宝珠の戦士と【副提督】   作:シャイニングピッグEX

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さて、始めましょう。

マクラがあればどこでも寝れる、そんな毎日です。

『では、本編参りましょう。今回の担当は私、スカイドンでした・・・・くぅ・・・』


真冬の空と、地面の太陽(前編)

「艦隊が帰投したネ~・・・。」

 

「海は異常無しです・・。」

 

金剛達姉妹の四人が汗びっしょりで執務室の零に報告をした。

 

「あ、ああ。お疲れ様。」

 

零がそう言うと同時に四人はもたれる様に座り込んだ。

 

「・・・一体何なんでしょう、この暑さは・・・。」

 

「いくら何でも暑すぎですね・・・。」

 

「やっぱり暑いよな・・・。昨日まではあんなに寒かったのに。」

 

そう言いながら零は窓から外を見た。

 

外では雪が完全に溶け、清々しい程の青空が広がっていた。

 

「で、原因と思わしき大きな光の球が一つ、か。」

 

鎮守府の近くに一際大きな光の球が浮いており、百合はその方を見た。

 

「と言うかあれが絶対原因ですよね?」

 

「だよな。じゃあ、早速あの人達に頼むか。」

 

零は席を立ち、指令室を出て百合、大淀と共に工廠に向かった。

 

 

「え?私達に調査を?」

 

「こう言う時の特娘だろ?頼むぜ。」

 

零は明石に話しかけ、光の球の調査を頼んだ。

 

「うーん、そうしたいのは山々なんだけどなぁ・・。」

 

明石は後ろで寝ている渋川を見て、零達もそれにつられて渋川を見た。

 

渋川は急な温度変化で体調を崩し、寝込んでいた。

 

それを軽巡洋艦夕張が看病していた。

 

「見ての通り、工廠長があんなんでさ、私も離れる訳にはいかないんだ。」

 

「そうか、忙しい時にごめんな。」

 

「ああ。またいつでも来てくれよ。」

 

 

 

 

零達は工廠を後にした。

 

「どうする?この暑さで怪獣達は皆やられちゃってるのよ?」

 

「暑さで動けない艦娘も多数見受けられていますね。」

 

「うーん、仕方ない。今回は俺が行こう。」

 

「提督が行くんですか?」

 

「ああ。前に皆に迷惑をかけたしな。」

 

「でも・・。」

 

「大丈夫だって。もう風邪は治ってるし。」

 

「いえ、そうじゃなくて提督用の服だと動き辛いんじゃないかと思って。」

 

「え?あ、そうだな。んじゃちょっと待っててくれ。」

 

零は部屋の中に入り、普段着の服装に着替えた。

 

「それじゃ、行ってくるぜ!」

 

零は執務室の窓から飛び出した。

 

大淀は慌てて窓から零を見た。

 

「ちょ、ここ三階ですよ!?」

 

「大丈夫よ。零にとってはもはや日常茶飯事のことよ。」

 

百合は大淀の肩に手をおきながら言った。

 

「ええ~・・。」

 

そう言いながら大淀はもう一度窓から零を見た。

 

零は着地から既に立ち上がっており、いつの間にか持っていた靴を履いていた。

 

「ね?なんともないでしょ?」

 

「ほ、本当ですね・・・。」

 

それを見て大淀は目を丸くして見ていた。

 

 

「提督~!」

 

零が鎮守府の外に出て、つまさきを地面に叩きながら走る準備をしていると、赤城と吹雪が零の元に走って来た。

 

「あれ、二人ともどうしたの?」

 

「いえ、吹雪さんが何かありそうだと言い出して提督の元に行くものですから。」

 

「何か面白い事があるんでしょう?」

 

吹雪は目を輝かせながら零に聞いた。

 

「楽しい事かは分からないが・・涼しくしてやれる事は出来るぞ?」

 

「是非連れてってください!」

 

「あ、ああ。分かった。赤城さんは?」

 

「じゃあ、私もお言葉に甘えて。」

 

「OK!それじゃ、二人ともしっかり掴まってな!」

 

零は二人の腕を掴んだ。

 

「「え。」」

 

零は一気に走りだし、数秒と経たない間に凄まじい速さになった。

 

「う、嘘でしょおおおお!?」

 

「吹雪~、しゃべってると舌噛むぞ~!」

 

零はビルを一気にかけ登り、そしてその勢いのままに大空を飛び降りた。

 

「た、確かにこれ涼しいですけどおおおお!」

 

「いくらなんでも速すぎですよおお!」

 

「おっと、そうか?でもこれくらい無いと上手く飛べないのさ!」

 

そう言いながら着地し、そして直ぐ様走り出して重力をも超越するかの如くビルを回りながら登り切り、雲を突き抜けて光の球に向かって一気に下降し始めた。

 

「「ああああああああ!」」

 

「ぃやっほおおおおう!」

 

そして、大きな衝撃と共に零は着地した。

 

零は二人を降ろし、光の球の方を見た。

 

すると、じりじりと高熱が伝わってきた。

 

「うわ・・やっぱ間近だと暑いな・・。」

 

零は顔を腕で覆った。

 

「・・・提督、あれってもしかしたら、消せるなんて事ないですか?」

 

赤城は光の球を指差して言った。

 

「消せる?」

 

「だってあれ、よく見たら炎の集まりですよ。」

 

「え?」

 

零は目を凝らして光の球を見た。

 

確かに、よく見るとそれは光などではなく真っ赤に燃え盛る炎が集まった球だった。

 

「なるほどな~・・なら、早速やってみるか。」

 

「そうですね。いきましょう、吹雪さん。」

 

「はい!」

 

吹雪と赤城はウルトラマンオーブ・スペシウムゼペリオンへと変身した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです。

ちょっと時間の関係で前後編になります。

ま、その分魔王獣を二匹だすからいっか。

それではまた次回!
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