さて、今回でついに鬼ごっこ編の終了です。出来ることを極力詰め、他より少しだけ長めになりましたので、どうぞお楽しみにください。
それでは、どうぞ。
〜訓練開始から20分経過〜
ブシューッ!
【新たなる鬼が増員された】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【501基地、滑走路】
【鍵を捜索する5人】
ルッキーニ「コレどうにかならないかな....」ガラガラ
ペリーヌ「外せませんの?」
ルッキーニ「........ムリ、めっちゃキツく結ばれてる」
ハルトマン「もう極力鳴らさないようにするしかないって」
宮藤「とりあえず、まずは鍵を探すことを最優先にしましょうよ」
ハルトマン「また分担して探す?」
ペリーヌ「ですわね。複数で固まってると裏切る方もいらっしゃるようですし....?」ジト
芳ッキーニ「......」メソラシ
ペリーヌ「ともかく....外2人、基地内2人で分かれた方が見つけやすいのではなくて?」
ハルトマン「よし、じゃあ私とペリーヌは内を担当しようか。宮藤とルッキーニは外頼める?」
宮藤「わかりました」
ァァ...ァァン
ルッキーニ「ぅん?」
ハルトマン「どしたルッキーニ?」
ルッキーニ「いや....なんか聞こえない?」
宮藤「え?」
ト....ァァァン
宮藤「....ホントだ」
ペリーヌ「なんだか近くなってきてません....?」
ル.....ァァァァン
宮藤「あっ....」ユビサシ
3人「?」クルリ
???「ァァ.....ァァン!」ダダダダダッ
ハルトマン「叫んでたのアイツか!」ダッ
ペリーヌ「おちおち作戦会議も出来ませんわぁ!」ダッ
宮藤「アレなんて書いてあるかルッキーニちゃん見える!?」ダッ
ルッキーニ「え〜っと.....」ダッ ガラガラ
???「ルト...ァァァァン....!」ダダダダダッ
ルッキーニ「あれれ?アレって....」ダダダダッ
ペリーヌ「まさか.....」ダダダダッ
マルセイユ「ァァァァルトマァァァァァァァン!!!!」ダダダダダッ!!
『マルセイユ』
ハルトマン「またハンナかよぉぉぉぉ!!」ダダダダダッ
宮藤「あ、アレ大丈夫だ。大丈夫な鬼だ」ブレーキッ
ルッキーニ「オッケーオッケー、私ら安全だ」ブレーキッ
ペリーヌ「とりあえず呼吸を整えましょうか」ブレーキッ
ハルトマン「おいお前らぁぁぁぁ!!」ダダダダダッ
マルセイユ「ッッルトマァァァァァァァァン!!!」ダダダダダッ
ハルトマン「うっさい!てかあっち狙えって超余裕かましてんぞ!」ダダダダダッ
【ハルトマンを完全にロックオンしたマルセイユ】
ルッキーニ「んはははは....!ありゃー逃げられないね〜」
宮藤「ハルトマンさん頑張って〜」
ペリーヌ「距離縮まってますわよ〜」
【完全に他人事の3人】
ハルトマン「ハァ....ちょ、ハァ....しつこいよハンナ....ハァ」ダダダッ
マルセイユ「ハァ...ァルトマ...ハァ」ダダダッ
ルッキーニ「ヘイヘイヘイ、お互い息が上がってるゥ!」
宮藤「んふふふふ....み、見るに耐えませんねっ....」
ペリーヌ「ンクク...泥沼試合になってきてますわねっ....」
【上官の不幸を喜ぶゲス3人】
マルセイユ「.....ッッシャァァァァヨォオオオシ捕まえたァァァァ!!!」カクホ!
ハルトマン「ハァ、ハァ.....しっっつこいなもう....ハァ...」
マルセイユ「これでぇ!ハァ....私の勝ちだなハルトマン!?ハァ...ハァ....」
ハルトマン「あぁハイハイ...アンタの勝ちアンタの勝ち」
マルセイユ「よぉぉぉし!」ダッ
ハルトマン「......?」
タッタッタッタッ....
ハルトマン「.....」ポツーン
宮藤「ハルトマンさ〜ん!」
ルッキーニ「なんもされなかったね?」ガラガラ
ペリーヌ「ただハルトマン中尉を捕まえたかっただけなのでしょうか?」
宮藤「あはは、ありえますね」
ハルトマン「なんだよ逃げただけ損したじゃん....」
【一方その頃....】
ズズーッ
リーネ「ふぅ....落ち着きますね...」
【誰もいないので1人ティータイムのリーネ】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ペリーヌ「話の腰が折れてしまいましたが、とりあえず別れて鍵を捜索しましょうか?」
宮藤「ですね.....あっ!皆さん、アレ!」ユビサシ
【新たなる宝箱を発見】
ハルトマン「.....あんなとこに宝箱なんてあったか?」
ルッキーニ「うーわ、嫌な予感.....」ガラガラ
ペリーヌ「....」
【蘇るトラウマ】
ハルトマン「.....とりあえず開けよう」
ルッキーニ「え〜大丈夫...?」
ペリーヌ「宮藤さん、発見者が開けなさい」
宮藤「え”っ、私ですか!?」
ハルトマン「開けたれ宮藤」
ルッキーニ「やったれ宮藤」
ペリーヌ「決めたれ宮藤」
宮藤「ンフ....その野球のエールみたいなの止めてもらっていいですかっ...」
宮藤「......じゃあ、開けますよ?」
ハルトマン「よしいけ」
ルッキーニ「いつでもいいよ」
宮藤「ちょっと....なんで少し離れてるんですか」
ペリーヌ「ほら宮藤さん、早く」
宮藤「いきますね......3、2、いt....」
バカァン!
宮藤「ぅわっ!?」ビクッ
ルッキーニ「わひっ!?」ビクッ
坂本「キィェェェエエエエェェエエェエエイイッッ!!!!」
『坂本2:50』
ハルトマン「なにブフッ....なにやってんの少佐....」
坂本2:50「キェアァァァァアアアア!!!!」
ペリーヌ「嫌な予感....!」ダッ
坂本2:50「フォウアアアアアァァァァ!!!」ダッ
宮藤「うわうわうわ....!」ダッ
ルッキーニ「いやっ....待っ!なんで私に向かってきてんの!」ダダダッ ガラガラ
坂本2:50「ゥオオオフゥアァァァァアアアア!!!!」ダダダッ
ルッキーニ「....って、はっや!少佐ってこんなに足速いの!?」ダダダッ
坂本2:50「ィィィィィッシャァァァァ捕まえたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」カクホ!
ルッキーニ「いや〜.....なになになに...?」
ハルトマン「大丈夫かルッキーニ〜!」
宮藤「すごい.....声、でしたね....」
ペリーヌ「少佐に何があったのでしょう.....?」
坂本2:50「ヒィェェェエエエエェェアアアアァァァァイ!!!フッフゥォォォォォォォォイァァァァ!!!!」
【悪魔の咆哮】
ハルトマン「ンククク.......ま、マジで何があったんだよ少佐っ...」
坂本2:50「このぉッ!501基地にィ!!かッッくめいを起こしてやるずぇェェェェェ!!!!」
宮藤「ンヒヒヒ...ヒーッ....坂本さんっ.....もうやめて....」
ペリーヌ「んふふふ.....」
坂本2:50「こいつでいくぞォォォォォォォォ!!!!」バッ
【黒いチューブ】
ルッキーニ「え〜また叩かれるの....?」
坂本2:50「違ァう!!こいつは....こうして....こうだァァ!!!」
【チューブで坂本とルッキーニを巻きつける】
坂本2:50「これで私達は一心同体だぜェェェェェェェェェェ!!!!」
宮藤「怖い怖い怖い.....なんなんですか?」
坂本2:50「こいつに空気を入れていくぞォォォォォォォォ!!!」
シュコシュコシュコシュコ.....
ハルトマン「.....解った。バーンってなるヤツだね」ミミフサギ
宮藤「大っきな音鳴るんですか!?」ミミフサギ
ペリーヌ「御愁傷さま....」ミミフサギ
ルッキーニ「ちょちょちょ!私、手が塞がってて耳塞げないんだけど!」ジタバタ
坂本2:50「まだまだいくぞォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
シュコシュコシュコシュコ.....
ハルトマン「う〜わヤバいぞヤバいぞ....」
ペリーヌ「人が入れるぐらい膨らんでますわよ!」
坂本2:50「そろそろクルぞォォォォォォォォ!!!」シュコシュコ
ルッキーニ「ややややや....ちょとやだやめてむりむりむりまずいまずいまずい....!」ビクビク
坂本2:50「いくぞォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!」
バァァンッッッ!!!!
3人「うっわ!?」ビク
もっキーニ「」バタリ
ハルトマン「あ、2人とも倒れた」
ペリーヌ「ちょっと大丈夫なんですの!?」
【一方その頃....】
バァァンッッッ!!!!
リーネ「ぅわひっ!?な、なに?」ビク
バチャッ
リーネ「って、あッッつ!こ、紅茶が....!」
リーネ「あ〜んもうヤダ〜....」
【パニックも1人寂しいリーネ】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮藤「2人とも大丈夫ですか!?」
ルッキーニ「」チーン
坂本2:50「!」クワッ!
ハルトマン「うわっびっくりした....少佐が起きたよ〜」
坂本2:50「.....」シュラ
ペリーヌ「しょ、少佐?なぜカタナを....」
坂本2:50「.....」スパッ
宮藤「あっ!ルッキーニちゃんのガラガラが.....!」
坂本2:50「」スクッ
坂本2:50「キェアァァァァイ!!!」ダダダダダッ
ハルトマン「んふ...去り際も奇声あげんのね....」
ルッキーニ「......っは!?」パチ
宮藤「よかった気が付いた!」
ルッキーニ「.....私ダイジョブ?」
宮藤「大丈夫大丈夫。耳は?」
ルッキーニ「ウン、ちゃんと聞こえる....まだキーンってするけど」
ルッキーニ「.....ってあれ!?ガラガラが外れてる!?」
ペリーヌ「少佐が切ってくださったんですのよ」
ルッキーニ「ホント?ラッキー!」
ハルトマン「.....さ、気を取り直して。鍵さがそ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ハリセン』
スパーン!!
宮藤「いったぁぁい!」
『ジャイアントスイング』
グルングルンッ!
ルッキーニ「うぅぅうわぁぁあぁあ!!!」
『二人羽織(おでん)』
ゴソゴソ
ハルトマン「ちょ熱ッ!こいつ下手すぎるって.....あッつぁい!!」
『卍固め』
ギリギリギリ
ペリーヌ「ぉごごごごご.....!」
『おねえさん』
ブチューッ
リーネ「」チーン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮藤「鍵....どこ....ホントに...」ゼェ...ゼェ..
【満身創痍の宮藤】
宮藤「....うん?」
???「ゼハーッ....ゼハーッ....」
宮藤「あの人.......怪我してる!?」ダッ
宮藤「大丈夫ですか!?」
???「あぁすみません....ちょっとヘマしてしまって...」
【怪我人を発見した宮藤】
宮藤「すぐに手当てをしますから!」ピョコ
キュウウウウン....
???「す、凄い....!傷がみるみる内に塞がって....」
宮藤「.......よし、これで大丈夫です!」
???「おぉ、なんという....ちっとも痛くない」
???「ありがとうございました。なんとお礼をしたら良いか....」
宮藤「いえいえ気にしないでください!」
???「あの、失礼ながらお名前は....?」
宮藤「はい。私、宮藤芳佳少尉です」
???「宮藤少尉、このご恩はいつかきっと....」
宮藤「私は当然のことをしたまでですよ!」
???「....ん、申し訳ありません。少々用事がありまして、私はこれで失礼します。本当に、ありがとうございました」
宮藤「あ、はい。お大事に」
タッタッタッタッ.....
宮藤「.........誰だったんだろう?」
ルッキーニ「よーしか〜!」
ハルトマン「誰?今の」
宮藤「さあ.....?でも怪我をしていたので治療をしたら、用事があるとかで....」
ペリーヌ「(........何か引っかかりますわね)」
静夏「おーいお前ら〜!」
宮藤「あ、静夏ちゃん」
ルッキーニ「鍵なんてどこにもないよ〜?」
静夏「すまんなぁ。鍵なんやけど、私がポケットに入れっぱなしなのを忘れてたわ」
ペリーヌ「ハァ!?それじゃあ私達は何のために酷い目に遭いながら探したんですの!?」
ハルトマン「あ〜.......それ聞いたらドッと疲れがきた.....」
静夏「え〜それじゃあ、リーネを助けに行こか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
静夏の持っていた鍵を使い、無事リーネは救出された。
ペリーヌ「.......大丈夫ですの?」
リーネ「フゥ.......はい」
静夏「えー皆、お疲れ様。これでこの訓練は終了や。この後はまた笑うとダメやから、気を付けるんやで」
宮藤「は〜い.....」
ルッキーニ「またアレやるのか〜.....」
静夏「じゃ、部屋に戻ろか」
リーネ「..........」
ハルトマン「ほら踏ん張れリーネ。部屋戻ったら少し休もう」
ペリーヌ「休憩にお茶でも淹れますわ」
心身共に強烈な疲労を溜め込んだ5人!まだまだ続くこの訓練に耐えきることが出来るのか!?
今回はここまで。
マルセイユが出てきたとこの件でゲストリオ描写がありますが、ペリーヌはハルトマンと同階級なので正確には上官ではありませんね。しかし演出上一纏めにしたことを記しておきます。
感想、ご意見等は主の執筆の励みになります。どしどし送ってください。ココが良かった!など言って頂けるとスゴく喜びます。