時は12月24日のクリスマスイブ 夜
その時、異変が起こった。
しかし、誰も気づくことができなかった。
なぜならば、その異変は幻想郷の土地が広くなっただけだからだ。
幻想郷の土地は広くなったり狭くなったりを繰り返しているのでただ広くなっただけでは異変とは呼べないが、今回の異変で土地がこれまでの3倍から5倍増えたのだ。
そのことが明るみになったのは皆が朝を迎えること頃だった。
ここは博麗神社。
博麗神社の巫女、博麗霊夢は朝起きると霧雨魔理沙と東風谷早苗と射命丸文の3人が霊夢の前に座っていた。
「おい、霊夢大変だぜ!」
魔理沙が相当焦って喋っている。霊夢はこのメンバーがいるということは異変だなと思った。そして魔理沙の焦った様子から異変の規模が大きいと感じた。
「何?今度はどんな異変が起きたのよ。」
霊夢は渋々聞いた。
「簡単に言うと幻想郷が広くなったんですよ。」
早苗が言う。
「なんだ、そんなことなのね。そんなことしょっちゅうじゃないの。」
霊夢がそう言うと文が2枚の写真を見せながらいった。
「霊夢さん。この2枚の写真を見てください。右が昨日の妖怪の山の山頂から撮った360度パノラマ写真です。そして左のこちらが今日同じ場所で同じ方法で撮った写真です。」
右は見慣れた光景だが、左は見たことないような大きな建物が見えたり、湖よりも大きい水の溜まった物が見えたりともはや幻想郷では無いように見えた。
「え、文。これ編集した?」
「もちろん、しておりません。なぜなら私は清く正しい文々。新聞社の記者ですから。そんな真似はしません。さらに言うと魔理沙さんも早苗さんもこの光景見てましたから。」
「霊夢も外をわかると思うぜ。」
「そうですよ。一回見た方がいいですよ。」
魔理沙と早苗に言われたけれども、霊夢の答えは
「寒いからいい。」
の一択だった。
「なんでだよ。霊夢。久しぶりの異変だといいのに。なんで動かないんだよ」
「そうですよ。魔理沙さんの言う通りですよ。霊夢さん。なんで動かないんですか。」
2人がそうやって説得しようとしたら、霊夢は
「まだ異変と決まったわけじゃないんでしょ。そもそも幻想郷は日々大きくなったりしてるし、多分、紫が大きくし過ぎたじゃないん?」
と答えて動こうともしなかった。
「流石に海まで幻想郷入りするなんてありえるか?」
「実際、あれじゃないの。海と見せかけて大きな湖とかじゃないの?霞ヶ浦とかが幻想郷入りしたんじゃないの?」
「確かに言われればそうかもしれませんね。」
「でも、霊夢・・・」
魔理沙が言いかけたとき、障子を開けて咲夜が入ってきた。
「どうしたの。咲夜」
霊夢がそう聞くと、咲夜は座って言った。
「今回の異変ことで少し紅魔館で話がしたいとお嬢様から言われたので、そのことを伝えに来ました。」
「えっ、レミリアが?!あいつのことだから何かしら企んでるんじゃねか?」
魔理沙が食いついてきた。
「そうですよ。あの屋敷のカリスマ(w)は何考えるか、わかりませんよ。」
と、文がいうと頭にナイフが刺さっていた。
「いてーー、咲夜さん、時間止めて至近距離で刺さないでください。あっ今日の新聞です。」
「ごめんなさい。あなたの言葉に悪意を感じたからよ。いつもありがとう。いつも窓拭きに便利だから使ってるわ。」
そうやって文から新聞をもらうと咲夜は新聞をめくり始めた。
「で、紅魔館に行けばいいのね。」
忘れられていた霊夢が立ち上がって布団を片付けながら言った。
「はい、そうです。」
「じゃ、ちょっと着替えて来るからそこで待ってて。」
そういうと霊夢は奥の障子を開けて入って行った。
あとがき(ネタ)
早苗「霊夢さんの着替えを覗きましょう。」
魔理沙「おぉ。珍しく同意見だ。」
咲夜「やめといた方がいいと思うけど。」
文「のそ…ピチューン。」
魔理沙「あやーーーー。仕方ない。私が文のために写真を撮ろう。」
早苗「いくわよ。」
魔理沙「はい、ち・・・」
早苗・魔理沙「ピチューーーーン!」
咲夜「だから言ったのに」
華扇「早いわね。やっぱり今回の異変のこと?」
咲夜「そうなんです。」
華扇「で、この3体の死体は?」
咲夜「貪った変態共です。」
霞ヶ浦は幻想郷入りしません。