霊夢達(霊夢、魔理沙、早苗、華扇、文の5人)は咲夜に連れられて紅魔館に向かっていた。
すると途中の道で四季映姫と小野塚小町の地獄の二人組迷っている様子だった。
映姫を見ると魔理沙が言った。
「げっ、閻魔。こんなタイミングで説教は嫌だぜ。」
「人を見る度に説教されると思うのはやめなさい。大体あなたは………」
映姫が魔理沙に説教しようとする時、小町が遮るように映姫に聞いた。
「映姫様、紅魔館への道はどちらですか?」
「そうでした。道に迷ってしまいました。地獄で仕事していると道を忘れますね。」
と言って映姫は頭を抱えた。
「閻魔が道に迷うことがあるのね。」
霊夢が嫌味ぽく言うと咲夜が
「私も博麗神社に行く時に道に迷いました。なんというか道の場所が変わっていたというか、以前より行くのが簡単になっていると言いますか。慣れた道が変わると突然わからなくなりました。ちなみにこの道をまっすぐ行くと紅魔館へつきます。」
「ありがとうございます。折角なので共に行きますか?どちらにしろ行き先は同じでしょう。」と映姫がそういうと、華扇が
「そうですね。そのほうがいいですね。」
と言った。
その後何もなく紅魔館の門の前についた。
「あれ、今日はあの門番さんはいないんですね。」
誰もいない紅魔館の門を見て華扇言った。
「はい、今日は泥棒も放火魔もいないので。」
と、後ろから声がした。
はっとして全員後ろを向いた。すると、そこには手を挙げてる紅美鈴と、少し……いや、凄くキレ気味の聖白蓮と豊聡耳神子、やれやれ呆れている村紗水蜜と蘇我屠自古、もはや何やってるかわかない物部布都、そこがめちゃくちゃだけで寅丸星とナズーリン、霍青娥と宮古芳香は普通に挨拶していた。
「また喧嘩してますね。あの僧侶と仙人は。」
文がそう言うと、
「そうだよ。全く聖には困ったもんだよ。」
「本当ですよ。太子様はあの僧侶と会うたび喧嘩してるんですから。少し落ち着いてほしいです。」
と村紗と屠自古は呆れながら言った。
「でもよ。喧嘩するほど仲がいいっていうぜ。」
その様子を見て魔理沙が言った。
「そうだといいですけど。でもこの場合は止めた方が良くないですか?」
早苗がそう言っている時には聖と神子はもう臨戦態勢だった。
「太子様、やめてください。」
「聖、やめて。」
村紗と屠自古が止めに入ろうともしても無駄だった。
「聖白蓮。豊聡耳神子。おやめなさい。」
呆れた映姫が止めに入った。
「あなた方2人には今の状況がわかりますか?大体、たかが宗教の違いで喧嘩するはどうかと思います。考え方の違いはあると思いますが場合と状況を考え欲しいものです。」
と映姫が説教すると立て続けに華扇が
「そうですよ。お弟子さん達が心配しているじゃないですか。だからここでやめた方がいいじゃないですか?」
映姫とは違う感じに説教した。
「なぁ、咲夜。なんでこんなに人を読んだんだ?異変解決なら私と霊夢だけでも充分なのに。」
後ろで喧嘩騒ぎをやっている中、魔理沙は不思議そうに咲夜に聞いた。
「魔理沙と霊夢が解決できる異変って1体1だけの戦闘だけでしょ。今回の敵は多数で攻めて来ますから。皆さんに協力しなければなりません。なので呼びました。」
咲夜が淡々に答えると、文は
「今回の異変には敵がいるとわかるのはどうしてなのですか?」
と聞いた。
「それはお嬢様から説明するから少し待っててもらえるかしら。」
そう話しているうちに紅魔館の中に入った。
「はぁ。御賽銭に鍵かけたかしら。」
唐突に霊夢が言った。
「大丈夫ですよ。そんなにはいってないんですから。」
と早苗が返すと
「それは嫌味か?いいわよね。鍵をかける心配もない人達は。」
霊夢が少し怒ったように言った
「その話長くなりそうかしら。そろそろ入るから静かにしてくれないかしら。」
咲夜がそう言うとその後ろにある大きなドアを見えた。
「いいわよ。どうせ茶番だったから。」
霊夢が気持ちを変えたように真剣な眼差しで言うと咲夜はドアをトントントンっと3回ノックした。
「わかったわ。それでは。お嬢様、お嬢様。十六夜です。霊夢達をお連れしました。」
ガチャ……
「咲夜、遅かったじゃない?まぁいいわ。霊夢、魔理沙、四季映姫、聖白蓮、豊聡耳神子、どこに座ってもいいわよ。」
その部屋はとてつもなく大きくその部屋の真ん中には大きな円卓があり、ドアの向こう側の真ん中にこの館の主レミリア・スカーレットが座っていて、時計回りに、西行寺幽々子、蓬莱山輝夜、八意永琳、八坂神奈子、洩矢諏訪子、古明地さとり、比那名居天子、少名針妙丸、森近霖之助がドアの前4つの椅子を残して座っていた。そして、椅子に座っていている霖之助以外の人達は後ろに従者の者がついていた。神子と白蓮は離れたいので真ん中の2個開けるように別れて座ったので、霊夢と魔理沙と映姫は、霊夢を真ん中にして右に魔理沙、左に映姫に座り、早苗と文は諏訪子と神奈子の後ろに、華扇は霊夢の、小町は映姫の後ろについた。霊夢が席につくと、
「遅くなってしまった」
と上白沢慧音が言いながら入ってきて、藤原妹紅と妖精達も入ってきた。
「全員来たかしら。紫もそんなところいないで座りなさい。」
「なんでわかったのかしらね。霊夢?」
境界が開いて、そこから紫が出てきた。そのまま、隙間から椅子が出てきて霊夢の右隣に置いた。そしてその隙間から藍と橙も出てきた。
「私が知るわけないわよ。なんで、私に聞くわけ?」
霊夢は紫の質問に答えると、紫はそれを無視するように流して、椅子に座った。そしてレミリアに質問をした。
「レミリア、あなたはこの出来事を異変と思ってるかしら?まず、幻想郷のあらゆるところを代表する人達を集めたあなたの意見が聞きたいわ。」
レミリアはしっかりとした様子で
「そうね。きっぱり、言いますわ。これは異変よ。これまで物とは違うほど大きな異変だわ。」
と、きっぱり言うと、魔理沙が今1番ここで思われていそうなさっきも言ったこの言葉を言った。
「異変だったらさぁ、私か霊夢だけにいえばいいと思うぜ。」
こういうと、周りの人達はうんうんと頷いていた。
「でも、ここに集めたってことはそれではすまないからではないのか?さきほども、これまでの物とは違うと言ってたから。」
慧音がそう言うとかなりの人はきずいた。
「でもよ。月の都から攻めてくる以外にもっとやばい異変ってなんだ。そして、お前がわかるんだ?」
とさらに妹紅がいうと、突然ドアの向こうから声がした。
「この異変は、私達聖都の物が起こしたものである。」
レミリアはわかっていたように
「来たわね。」
とだけ言った。
「この声は確か、ヨハネ・ロードですか。」
咲夜がその名を口にした時、ドアが開いた。
「よく、覚えてくれていたね。」
ドアの向こう側からヨハネと名乗る少女がそう言った。
「ヨハネ...聖都……。」
霊夢はいきなりの乱入に動揺した。だが、わかったことが1つだけあった。この異変は、これまでの異変とは違うとそう思った。