Another WWⅡ!   作:永遠のZero

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久しぶりの投稿です!

今回で遼陽攻防戦を終了とし、次章に移りたいと思います!

今回もなにとぞよろしくお願いします!



もっとこそこそ作戦です!

同日、遼陽市街地。

 

共産党軍戦車小隊長「日本軍の戦車共はどこに行った!」

 

中国共産党軍本部は市街地に日本軍戦車2個大隊が突入した事を受け、持てる戦車戦力を市街地に集中させていた。

だが、行けども行けども敵戦車を発見できず、警戒のため速度を落として進んでいた。

 

観測兵「敵戦車、目標地点まで後100m!」

 

みほ「了解、これよりもっとこそこそ作戦を開始します!」

 

 

共産党軍戦車中隊長「くそっ、あの進行速度ならとっくに出くわしてもいいはずだが・・・」

 

警戒しながら静まり返った市街を進行していたが、突如砲声が鳴り響き前方から砲弾が降り注いだ。

 

共産党軍戦車中隊長「!!、なに事だ!」

 

通信士「敵です!、前方から砲撃!、既に15両が撃破されました。」

 

共産党軍戦車中隊長「待ち伏せか!、だが数はたかが知れている!」

 

通信士「中隊長!、連隊長から通信です!」

 

共産党軍戦車連隊長「敵の数は120輌程だ、突撃して撃破せよ!」

 

この命令を受けた中国共産党軍の軽戦車1個連隊は速度を上げ市街入り口まで直進した。

 

 

観測員「目標地点通過!、今です!」

 

みほ「全車、砲撃開始してください!」

 

それに対しみほは観測員からの情報を元に命令を下すとその直後、あらゆる方向から砲弾が飛び交い敵戦車に命中。

この攻撃で中国共産党軍に突如衝撃が走った。

 

共産党軍戦車中隊長「!!、敵はどこだ!」

 

通信士「わかりません・・・、観測員から通信!、敵戦車は建物と建物の間に身を潜め砲撃、その後はすぐさま移動し別のから再び攻撃している模様です!」

 

みほがこの時指示した作戦内容は、集団となって進行して来る敵に対し建物と建物の隙間に身を潜め、通りかかったと同時に先頭から2輌目の戦車を撃破、敵の動きが鈍ったところで反対側に身を潜める見方が先頭の1輌(隊長車)を撃破し、また反対側の味方が2発目で3輌目を撃破したところで移動、次の配置に着くと同じ方法を繰り返し敵の後方へと進んで行く。

 

みほ「先頭の隊長車を撃破してしまえば先鋒の指揮系統が乱れます!、その隙を突き我々は敵軍の後方にて指揮を執っていると思われる連隊長、旅団長、師団長クラスが乗車している車輌および司令部を奇襲します!」

 

この作戦によってみほ、まほが率いる戦車部隊は敵を撃破しつつ順調に敵の懐に飛び込んで行くことに成功した。

 

通信士「西住連隊長!、島田少佐から通信です!」

 

愛里寿「連隊長、市街入り口付近の敵は戦半ばで敗走しました。」

 

みほ「了解。」

 

その間、第3大隊を率いる島田愛里寿が市街地入り口付近の敵防衛陣地を攻撃、撹乱した後、歩兵2個師団が突撃した結果、敵は数で優っているにも関わらず敗走した。

 

みほ「予想通りです。」

 

通信士「予想通りとは?」

 

みほ「後で話しますが、敵が中国人であるからこそこの作戦が有効です。」

 

市街戦もまた数で勝っていた中国共産党軍であるが、みほの作戦にやり込められ既にT-26軽戦車100輌以上が撃破または戦闘不能となっていた。

 

まほ「こちら第一大隊、敵の背後回り込む事に成功、たった今、敵連隊車を撃破しました。」

 

みほ「了解、第一大隊はそのまま前進、第三大隊は市街地に側面から突入、手薄になった敵の最左翼を強襲してください。」

 

愛里寿「了解。」

 

敵遼陽軍は防衛陣地を守る8万の兵力が敗走した事で正面ががら空きになった事は言うまでも無く、元々手薄であり重要性が低いと評価されていた敵最左翼に戦車1個大隊および歩兵2個連隊、砲兵1個大隊を送り込み揺さぶりをかけた。

 

愛里寿「最左翼防衛陣地の敵兵力はおよそ1個連隊、2000人程度です。」

 

みほ「了解、あわよくば撃破して構いません。」

 

愛里寿「了解。」

 

 

その頃、中国共産党遼陽軍司令部はさながらハチの巣を突いた状態であった。

 

共産党軍通信参謀「正面防衛陣地守備隊敗走!、戦死者は1万に上るとの事です!」

 

共産党軍大将「なに!」

 

共産党軍通信参謀「更に歩兵1個連隊が守る最左翼の防衛陣地が1個旅団規模の敵に強襲され壊滅との事です!」

 

通信参謀より伝えられる情報に焦りを感じた遼陽軍軍団長および参謀長は浮足立っていた。

 

共産党軍少将「最左翼だと!、軍団長!、これでは正面、側面ともに動きを封じられ、包囲されております!」

 

共産党軍大将「有り得んよ参謀長!、兵力では我が方が明らかに上のはずだ!」

 

共産党軍通信参謀「軍団長!、戦車3個連隊の各連隊長および1個旅団長が戦死!、敵戦車2個大隊がここを目指し進行中との事です!」

 

陸軍戦略において小軍が大軍を包囲するなどありえない。

しかし、日本軍はあえてそれを遣って退けた。

 

共産党軍大将「どういう事だ!、何故押されている!、外の連中は何故包囲戦にでたのだ!、少ない兵力でしたところで薄っぺらい防衛線を各個破られれば総崩れではないか!」

 

その事で思考回路を更に乱された敵軍団長は混乱、そして更に悪い報告が入る。

 

共産党軍通信参謀「軍団長!、最右翼に敵!、その数2万!」

 

共産党軍大将「まずい!、最右翼の兵力もたかだか4000人!」

 

共産党軍少将「奴らは手薄になっている箇所を周到に狙い打って来ています!、このままでは我が軍は足並みを完全に乱され3方向から強襲されます!」

 

共産党軍通信参謀「ひょっとしたら敵は、よほど大きな援軍を隠し持っていいるのでは!」

 

共産党軍大将「!!、た、直ちに司令部を放棄!、退却だ!」

 

 

みほ「敵軍司令部は眼の前です!、パンツァーフォー!」

 

戦車部隊および歩兵、砲兵の主力は頑強な正面を突破、援軍を加えた10万人の兵力を持って敵軍司令部に進撃した。

更に最左翼を破ったおよそ6000人、最右翼を破った隊各2万人が側面から襲い掛かった。

 

軍団長「・・・」

 

通信参謀「軍団長!、戦車部隊を始め我が軍の主力が敵軍司令部まで到達!、敵の守備軍は尽く敗走!、司令部を包囲しました!」

 

軍団長「そうか。」

 

通信参謀「しかし、司令部は既にもぬけの殻だったそうです。」

 

参謀長「指揮官が真っ先に逃げたか・・・」

 

軍団長「しかし、西住の策が当たったな。」

 

参謀長「はい!」

 

 

みほ「・・・」

 

通信士「連隊長、そろそろお聞かせ願えませんか?」

 

みほ「わかっています。」

 

作戦終了後、みほは仮設の司令部に部下を集めこの作戦の真意を話した。

 

みほ「まずは敵の性格、これに関してはかつての日清戦争時、旅順城攻略戦の時とほとんど変わりません。」

 

優花里「旅順城でありますか?」

 

みほ「はい、あの時、旅順城が1日で陥落した原因について調べました。」

 

エリカ「もう50年くらい前の話ですね・・・」

 

みほ「日清戦争において乃木希典当時少将が率いる1個旅団の攻撃で陥落させましたがやはり兵力に関しては清軍の方が有利でした。」

 

華「まあ、当時のフランス軍が10万人の兵を持って1カ月は掛かると言われていましたから。」

 

みほ「はい、ですが現実は清軍のあまりの士気の低さがこの結果を招きました。」

 

麻子「清国の者には国のために死ぬという考えが無いですからね。」

 

まほ「現在の中国も元は清国、根本は変わっていないと踏んだわけだ。」

 

沙織「それじゃあ、敵は手を抜いていたと!」

 

みほ「そこはわかりませんが、あえて小軍で大軍を包囲する事によって、私達がよほど大きな援軍を隠し持っているという錯覚を植え付ける事に成功し結果、敵将は怯えて一目散に逃げて行きました。」

 

愛里寿「内心ひやひやしましたが、成功してよかったです・・・」

 

みほ「ですが本当の戦はこれからです!、本部の命令があり次第、次は沙河を超え奉天に進行します!」





次回からは満洲最大の都市、奉天攻略を展開していきたいと思います!

次回もよろしくお願いします!
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