真剣で楽しく生きよう!   作:魔王の後継者

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03 力の片鱗

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川神学園 グラウンド

 

「では、これより2-S山口 登と2-F御閃 綾也による決闘を始まるぞい」

 

……頭に血が上ってつい喧嘩を売っちまった。

 

まあいいや。やる以上は勝つ。

奴さんはこちらを舐めきってる上に頭に血が上ってるな。さっきまで頭に血が上ってた俺が言うのも何だが。

 

「一応言っておくが俺は柔道黒帯だぜ?本気で勝つ気でいんのかよ」

 

「黙って準備してろ馬鹿」

 

「っ!せいぜい赤っ恥かかないように気をつけるんだな!」

 

ふーん柔道の有段者か。それで妙に自信満々だったのか。だからどうしたその程度といったレベルだけどな。

 

周りを見回すと結構ギャラリーがいた。なんだこれ。

ああ、さっきの放送のせいか、Fクラスのやつも殆ど応援に来てるな。ぶっ殺せてむちゃくちゃ言ってんな。オイ

 

目を閉じる。思考がクリアになる。よし、気合い入った。

 

「東方2-S山口 登!」

 

「叩きのめしてやるよ。Fの馬鹿が」

 

「西方2-F御閃 綾也!」

 

「応!」

 

「では、始めい!」

 

―― 暗殺術 速化  ×(かけること)  覇道ノ一 閃掌 ――

 

暗殺術 速化

 

全身の力や気を全て(・・)速度に変換することで超速度を可能とし、且つ暗殺術であるが故の気配完全遮断。

 

これにより人間では本来のままであればたとえリミッターを外そうが到達し得ない速度、即ち神速へと至る。

 

これは先の武道四天王橘 天衣ですら反応することすら許さない程の速度である。

 

そして彼の肉体はその速度をいとも容易く制御する。

 

弱点はその速度を可能とするためなければならない力の変換をしているが故の決定的な防御力不足。

 

ただし、一撃も(・・・)もらわなければ良いだけの話だが

 

覇道ノ一 閃掌

 

御閃流における本家伝承の体術覇道がその一。

 

覇道とは武術における基礎とも言えるものを極限まで極めたまさに武術の王道ともいえる体術。

 

閃掌はその中の手による一撃の中で速度と効率性を極限まで高めた技。

 

その正体は何てことは無い。()()()底掌だ。

 

但し、極めれば()()()()()

 

この技も単純過ぎる程に速度に特化されている。

 

 

この2つの技を掛け合わせた一撃は目の前にいる川神 鉄心にすら気付かれることすらなく目の前の敵を昏倒させた。

 

「雑魚が」

 

 

side 川神 鉄心

 

何が起こった!?儂が開始を告げたその瞬間、儂が攻撃の予兆を感じることすら無く勝負が終わっておった。

 

なんということじゃ。この年にして既に先代の御閃流当主を超えておる。

 

それにしても残像すら見えんとはのう。御閃は本来(・・)()()()の流派、素手でこれとは末恐ろしいのう。

 

おっと忘れておった。

 

「勝者2-F御閃 綾也!」

 

 

side out

 

「勝者2-F御閃 綾也!」

 

学長の声を聞き一応勝利を確認する。

 

「な、何が起こったんだ!?」

 

「あいつが勝ったのか!?山口は柔道の全国大会でベスト4に残る位の猛者だぞ!?」

 

「やっほーーー!Sの奴が負けたぜ。ざまーみろ!」

 

「何をやっておるのじゃー山口!Fの山猿如きに負けるなぞ!」

 

少しぼっとしていると後ろからすごい勢いで突っ込んでくる気配を感じたので振り向くと……

 

「ウェーーイ!」

 

「ぶほっ」

 

顔面に何かが飛びついてきた。息ができん……

 

誰か助け……

 

「ユキ、息ができてないですよ」

 

「これは戻ってきてたのにすぐにボクに会いに来なかったリョーヤへのオシオキでもあるからいいのだー!」

 

……ユキ?……

 

「離してあげなさいって」

 

「うるさいのだハゲ!」

 

「ぐわっ!」

 

「やっと息できた……。死ぬかと思った」

 

「リョーヤ!なんですぐにボクに会いに来なかったのだ!」

 

「ああ、ごめんユキ」

 

「あなたが御閃 綾也君ですか。ユキから話はよく聞いていました。私、葵 冬馬と申します。こちらは井上 準です」

 

「ユキの友達か?」

 

「トーマはそーだよー。準は……?」

 

「ユキやめて!本気で傷つくから!」

 

「しょーがないから準もそういう事にしといてあげるのだー!」

 

「はい。ユキの友達です。あなたはユキを救ってくれたとか」

 

「救ったとは言い切れないな、俺はユキの友達なのにあの親から引き離すことしかできなかったんだから」

 

「それでもボクはリョーヤに助けてもらったのだー!リョーヤはボクのヒーローなのだ!」

 

「と、言っていますし」

 

「はいはい。ありがとな、ユキ」

 

「それはそーとボクは怒っているのだ!」

 

「どうしたら許してくれるんだ?ユキ」

 

「今度の土曜日ボクとデートするのだ!」

 

「はいはいってええっ!いいのかそんなんで?」

 

「いいにきまってるよーん」

 

「と言うことでユキをお願いしますね」

 

そんな話をしていると、

 

「フハハハハハハ!我降臨である!」

 

「キャーー!今日もとても凛々しいです英雄様ぁ!」

 

「ひさしぶりだな!我が友リョーヤよ!」

 

「お久しぶりです☆」

 

「ひさしぶり英雄、あずみさん」

 

「トーマたちとは知り合いだったのか?」

 

「いえ、ユキの友達ですよ英雄」

 

「フハハ!そうであったか!リョーヤよ!我は多忙故もう行くが何かあったら我をたずねると良いぞ!」

 

「ああ、わかったよ」

 

「ではな、さらばだ!」

 

 

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その後質問攻めにあった後、午後の授業を終えて帰る準備をしていると

 

「おい」

 

?何の用だ?

 

「私と勝負しろ」

 

そこにいたのは………………

 

 

 

――――武神、川神百代――――

 

 

 

 

 

……………………to be continued⇒

 

 

 




第三話でした。
どうでしたか?とりあえず私は疲れました。

誤字脱字、アドバイスありましたらお願いします
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