鼻に入る薬品と何かの匂いが鼻を刺激し
聖の意識は元に戻るが体が思ったほど動けなかった
聖「くっ…おれは…確か手榴弾で…うぐっ!…体が動けねぇ…ってここは何処だ?」
聖は辺りを見回すとそこは木で出来た壁に
何処か保健室みたいな場所…
多分、何処かの医療班が見つけてくれて
治療してくれたんだろうか…
聖「生きてたのか…ダサいな…死ぬって覚悟していたはずなのによ…」
聖は呟くと扉が開き
そこに医者らしき女性が入って来た。
?「あら?目を覚ましたのね?」
聖「先程な…医療班に美人の先生が居たなんて知らなかったよ…」
?「美人なんて嬉しいわね
でも、私は医療班ではないわ 私は永遠亭の医者
八意永琳よ 永琳でいいわ 」
聖「永琳さんだね?俺は鏡 聖…助けて貰って感謝する」
永琳「いいのよ 助けることが医者の役目…と言いたいんだけど…聖くん…貴方は何者かしら?この幻想郷に銃なんてないはずよ?」
聖は幻想郷?と思ったが訳が分からない
自由軍なら銃を持っていても可笑しくはないはず
何故、永琳は警戒をしているのか?
聖は永琳に詳しく聞くことにした。
聖「俺は自由軍に所属しているから 銃を持っていても可笑しくはないはずなんだが…」
永琳「自由軍?貴方 軍隊なのかしら?」
聖「軍隊と言えば軍隊だ…それに俺は…」
そう、確か俺は死んだはずだ
手榴弾の爆発で自爆して…何故、俺は生きている?
聖「永琳…質問いいか?」
永琳「いいわよ」
聖「…ここは何処なんだ?」
永琳「その質問の答えは…貴方は外の世界から来た
外来人であり ここは幻想郷と呼ばれる場所
忘れたれた者たちが住む世界 幻想郷よ」
聖「外来人?幻想郷…自由軍のことは知らないか?」
聖は何故、幻想郷に来たのか分からなかった。
永琳「自由軍って聞いた事もないわね
貴方の服装も外の世界の物…貴方がここに来たのは、多分 スキマ妖怪の仕業のはずよ」
聖「よ、妖怪!!幻想郷には妖怪がいるのか!」
永琳「えぇ…幻想郷には、人 妖怪 神 鬼などが住む世界よ
その幻想郷を作ったのがスキマ妖怪であり幻想郷の賢者
八雲 紫よ」
八雲 紫?…
聖「俺はその賢者さんに連れて来られた感じなのか…」
永琳「多分ね…さて、貴方は何故 あんなに傷付いていたのか分からないけど…退院したらここまで連れて来たアリスにお礼を言った方がいいわね」
聖「アリス?」
永琳「貴方は魔法の森で傷付いている所を発見して
ここに連れて来た少女の名前よ
今は安静にしてゆっくりしなさい」
永琳は聖を寝かすと部屋から出て行く
聖「幻想郷…助けてくれた少女 アリス……俺は
どうして生きているんだ…椿…皆 どうしているかな…」
聖はまた夢の中に落ちた。