此処での日常(基本ギャグかほのぼの)を書いていきたいなと思っています
もしよければお付き合い願いたいと思います。
この話を含めて3回くらいは設定の説明を織り交ぜた形になると思いますがご了承ください。
マルフタマルマル
草木も眠る丑三つ時
お布団ではみなさんどんな夢を見ていますか?
え?俺?
ある鎮守府の提督ですよ
ちょっと優雅にワイン片手に「司令官早くサインください」・・・吹雪ちゃんもう少しま「てません」はい
ここは駿河諸島鎮守府
島内で地下資源が発掘されたため急遽作られた鎮守府。
現在は補給基地の業務がメインというかそれしかしてない。
さて駿河諸島の位置は八丈島から西に150キロいったところにある新諸島群だ。
深海棲艦が出現したと同時期に海底火山の隆起によってできた諸島である。
艦娘という対抗策が出来て海域の奪還の際発見。すでに火山は死火山となっており噴火の恐れはなく安全と判断した大本営は補給時の経由地として指定、整備されたが資源の発見により先述の通り鎮守府へ昇格、日本への物資輸送はもちろんショートランドやトラック等各泊地への輸送拠点へになっている。
ここまでこの鎮守府のあらましを書いたわけだが現場はどうなのかというと
ドがつくくらいのブラックである
噂の捨て艦や夜伽の強要などの人格や倫理観を疑うような事件は起きていない。
ブラックなのは労働時間なのである。
現在、鎮守府は主要な県の港には大小含めて全て置かれている。そこに補給するのはどこかというとうちである。
だか他にも補給基地があると思ったあなた正解だ。
しかしうちは補給基地以外に生産プラントがある。
ということは他の補給基地に補給するのはどこか? うちである。
さらには大量の資材が必要な場合他の補給基地では準備できない場合があるその場合どこにいくか? ・・・もうお判りでしょうからお察しください
この全ての事務処理をうちで行うため終業時間は・・・
「昨日はマルサンに上がれたけどこりゃマルゴー行くな。」
「近々大規模作戦があるとかで・・・この書類に印ください。」
「ん・・・はい。」
「ありがとうございます。あとヒトマルに工場と採掘場の視察とヒトゴーに大量の燃料の融資入ってますけど大丈夫ですか?」
「まじで?」
「まじです。予定表にありますよ。」
カレンダーにはびっちり黒字やら赤字で訂正が入っていて分かりづらいが燃料融資の件は前倒しで矢印が引っ張ってあった。f**k you
「書類5枚追加でーす。」
「あははよろこんでー。」
目が座ってます吹雪さん・・・しかもそれ笑ってないです。
居酒屋みたいなノリしてすんませんした。
起床ラッパ
軍隊では5時、マルゴーマルマルに鳴らされる。
もちろんうちでも鳴らされる。
だが俺と吹雪には違う意味になる。
「終わったー。」
「お疲れ様です司令官・・・シャワーと仮眠取ってきます。」
「おー・・・・後でな。」
吹雪はぐでんとしながら執務室から隣の秘書艦室へと引き上げていく。
自分は机につっぷしながら片手を上げそのまま仮眠へと旅立つ。
「お・・・れ・・・お・て・・かん」
「ん・・・・・・しぐれか」
「良かった昨日も徹夜かい?」
「・・・・いや5時には切り上げられた。」
欠伸をしながら答えると結局徹夜じゃないかと苦笑いしながら突っ込まれる。
時間を見ればマルハチサンマル
時雨にシャワーを浴びてくると言い自室で身だしなみを整え戻ると鎮守府の各リーダーが集まり談笑していた。
「皆んな早いなぁ。せっかくだしちゃっちゃと朝礼やっちゃうか。」
うちの鎮守府は大きく4つの部署に分かれている。(さらにそこから細かく分かれるけど今回は割愛)
資源部、補給部、警邏部、生産部
資源部は川内、補給部は時雨、警邏部は龍驤、生産部は古鷹をそれぞれを長としている。
視察の件と来客の件を伝え、他の連絡はないかの確認を済ませ解散となった。
「あっせや提督。聞き忘れとったんやけど今日の来客はあれはいるん?」
「えーと・・・いらないかな?まぁ吹雪ちゃんいるし何とかなるら。」
「了解や。なんかあったら内線でよんでな~」
ゆるく敬礼して退出していった
「さて始める前に・・・。」
吹雪を見れば冷蔵庫開けており2つの缶飲料を出す
「朝はモンエナでいきましょう。」
「かんぱーい。」
・・・エナジードリンクの補給から始まる。
いかがでしたでしょうか?
拙い文だったと思いますがご意見やご要望、ご感想等ございましたらぜひお寄せください。