内容がないよう…殴
ペラペラなのはいつもです。
スクールアイドルの軌跡。それはラブライブで功績を
残したアイドルをメインに扱い、ピックアップされた
グループとその裏側…次回大会の注目校やその他諸々
を記載してある雑誌である。年に2度ラブライブの開
催が定着している為、その都度発売される今では店頭
から売り切れは当たり前なくらいの人気を誇る。それ
程までに今のラブライブの人気は凄いのです!…との
ことらしい。私も小泉から聞いた話なので真実は定か
ではないが…ちなみにA-RIZEやμ'sは未だにちらほら載
ってるとのこと。
自分は取材されるなんて思わなかったからかなり動揺
していて皆からからかわれた黒歴史の1つ。だって歌
ってないし踊ってないしPVには映ってないし…誰だよ
お前状態になるのは目に見えてたんだもん。。まぁそ
んなことは今は関係ない。
あの取材を承けてから数日後だっただろうか…雑誌社か
ら取材のお礼にと発売前の雑誌を貰ったっけ。
ここで!中身をちゃんと見ていたらこんなことにはなら
なかった!雑誌に自分の写真が載り、インタビュー記事
が書いてあるのだ。私は当時恥ずかしくてパラパラとし
か見ていなかったこの愚行が…今となって仇となる。。
と、そんな過去の想いが爆発四散して現在電話で1人の
女性に憤怒してる最中です。
「おいこら、この身に覚えのない記事はなんだ…あぁ?」
嘗て供に楽曲を作り上げてきた女房役とも言って過言で
はない相手だが、私は憤怒してる最中です。許して?
[い、今更なによっ!そんなのもう時効よ時効っ!]
ほぉ、自分の非を認めたな。…時効ってなんだよ!何で
事件になってんねん。。
「確かに今更だ!今更なのはわかってんだよ、問題は
ここからだ。何でこの今更が今になって俺の怒りに
なってるかわかるか!?あぁん!?」
[な、なによぉ…そんな怒らなくてもぉ…]
今時分までツンツンしとした態度の西木野が急にシュン
とした声に変わり、私は我に返る。また俺って使ってし
まいました。。
「はっ!すまんキツく言いすぎた。」
[…それで?その記事ってあのまた編曲がどうこうってや
つでしょ?まさか誰か曲を持ってきたの!?]
こっちが謝るとすぐ元に戻る西木野さん、ちょろいね、
あまいね、ちょろあ…ゴッホォン。…しかしなんで嬉し
そうな声してんだ?
とにかく、現状をわかってない西木野に今日あった出来
事を話す。もちろん、全く関係ない生徒が理事長になっ
たことも(笑)…だって珍事じゃん?話したくなるじゃん。
[生徒が理事長ってなによそれ…あなた冗談は顔だけにし
なさい?]
ほら、こうなるでしょ?誰が聞いてもこんなの有り得ない
よね?賛同者が増えて嬉…あ?私冗談みたいな顔してるの?
どんな顔だ!
[まぁいいわ。それより編曲を頼まれたのならやってあ
げればいいじゃない♪?]
だから何で嬉しそうなんだよぉ…
「私はな西木野[その私ってのやめてキモチワルイ]お、
おう。俺はな、μ'sの皆とだったからやってこれた
んだ。園田の素直な気持ちが宿った歌詞、お前の
心地好いメロディがあったから編曲だって上手くで
きたんだ。今の俺に編曲なんて…無理だよ。」
[…はぁ、あなたいつまでμ'sの名前に囚われてるの?]
…!?囚われ…てる?
[もうμ'sは過去の思い出ってスッパリ割り切りなさい
よ!今は皆それぞれの道を歩いてるの!学校には何も
残さないと決めた時、そこから別々の道を行こうって
決めたでしょ?忘れたの?]
忘れもしない、私はそこから教師を目指したのだから。
[編曲の話をするといつもそう。μ'sμ'sって…はっきり
言ってムカつくわ。私が妬む程の音楽センスを持って
るのに自分はμ'sがいないと何もできないとか。。。
みんなも心配してたのよ?私達と関わったから彼の才能
を終わらせてしまったんだって!だからあの時記者の
人にお願いして書き足してもらったの!あなたにいつか
また編曲することがあったらいいなって願いを込めて!
なによ?文句があるなら全部私が聞いてあげるから言い
なさいよっ!]
…知らなかった、自分の誇りだった彼女達が自分の発言
で心配をかけていたなんて。才能なんて自身が決める
ものじゃない…回りが認めてくれた時に初めて才ある者
として扱われる。私はμ'sという隠れ蓑を利用し、こと
ある毎に逃げていたという訳か。なんだよそれ、超絶に
ダサいじゃん。
何か言い返してやりたいが、ぐうの音も出ない。むしろ
感謝しないといけないのに怒って電話して…
「西木野、お前からはっきり言われると自信になる。
だからこそ聞きたい…俺にハーモニーを足す才能って
あるのか…?」
[なによ改まって、ハーモニーなんて言い方キモチワルイ
。でも、そうね…あなたに才能はあるわ!だから編曲手伝
ってあげなさい。有望なスクールアイドルなんでしょ?]
「…ありがとう。西木野に電話してよかった、流石は相棒
だな!…やってみるよ。作曲をしたやつなんてお前より
才能あったし(笑)」
[う、うっさいわね!私は勉強で忙しいの!他に用がないの
なら切るわ。]
一方的にツンツンされて通話終了されてしまいました。欲
を言えばデレが欲しかった。。
…よし!やってやろうじゃんか、みんなに心配なんかさせ
てたまるかっての!!
ーside真姫inー
「相変わらず一言多いのよあいつ!」
電話を切って開口一番がこれである自分に喜び半分
悲しみ半分。久しぶりに声が聞けると舞い上がって
通話ボタンを押したらいきなりブチ切れスタート。
彼は滅多に怒ったりしない、だからこそ怒った時の
対処が厄介だったこともあったのよね。ことりのこ
とで色々あった時に穂乃果がスクールアイドル辞め
ると言い出したときの和也は鬼でしかなかったわ。
でも…悔しいけどルックスも良くて優しくて頭もそこ
そこ良かったし、なによりも彼の作り出すキャッチー
な音楽が私の恋心に火をつけた。この気持ちが恋だと
気づいた時には後の祭りだったのだけれど。
私は机の引き出しから雑誌を取り出して眺める、懐かし
いわね。そこには彼の写真とインタビューの記事。
[作曲者の西木野さんと曲を作ってこられたと思います
が、彼女のことはどう思っていますか?]
[西木野ですか?そうですね、心地好いです。常に曲調
等で言い争うこともありますが最後には綺麗に纏まる
んです。相棒、その言葉が一番相応しいかと。]
さっきも相棒とか言ってたわね…なによ、人の気持ち
も知らないで。。
それにしても、アクア…確かAqoursと書くのだっけ?
羨ましいわ…あの人の曲で歌って踊れるなんて。間違
いなく数多のスクールアイドルがいる中で頭角を現す
に違いない、花陽にチェックしててもおうかしら。
はぁ…いけない、こんなことを考えている場合じゃな
いわ。勉強、勉強…
ーside真姫outー
私は現在地下室に来ている。もう来ることはないと
思っていたがこんなに早く来ることになるとは(笑)
重厚な作りをした扉をあけて、機材を見渡す。掃除
が行き届いてるのかピカピカ、高海さんには感謝の
言葉しかない。今度菓子を持ってお礼にいこう。
さて、まずやることは防音がどの程度かだ。ここで
ジャカジャカやって外まで響いてたら洒落にならん。
スマホからメディアプレイヤーを開き、イヤホン
ジャックとこの室内にある一番大きなスピーカーを
繋ぐ。そして大音量で音楽を流し扉を閉めて玄関の
方向へと向かった…正直に言おう。何も聞こえない、
何も聞かせてくれ…うん、完璧すぎる。いくら防音
といっても多少は音が漏れてくるはずなのに、地下
だからか?わからない、地下だからということにして
おこう。
室内に戻り音楽を止めて、近くにあった椅子へ座る。
思い起こすのはあの桜内が奏でたメロディー…大丈夫、
まだ頭の中に鮮明に残っている。
そこから楽器編成を思い浮かべ、ここに無い音源は
パソコンで代用。1人黙々とギターを弾いて、ドラム
を叩き、アンサンブルを組み立てていく。ここが編曲
の腕が問われる最大の見せ場…どのパートをどういう
風に演奏するかを決め、一番最初、つまりイントロか
ら作っていく。イントロが変だったらその曲はもはや
受け入れられない物になってしまうので、ここにとに
かく時間をかけるのだ。
…気づいたときには朝の6時になっていた。マジか(苦笑)
やっぱり私は編曲が好きなんだろう…ほんと西木野には
助けられたしこの道に引き戻してくれたことには感無量
だ。
…後は桜内からピアノ音源を貰いレコーディング、その
後ミックスダウンを施しマスタリングを済ませば出来上
がり♪
この時間ならあいつら砂浜のところで練習してるだろ。
リビングに戻りウトウトしそうになる体に栄養ドリンク
を流し込んで海岸へと向かう。凄くフラフラなんだけど
…やれやれ、歳は重ねたくないね(笑)あ、いたいた!
「おはよう、お前達」
…、…、…?あら?挨拶が返ってこない。まさか!波に拐わ
れた!?ごめんなさい、海は今日も穏やかです。寝てな
いから狂い始めてます。。
「せ、先生!大丈夫ですか!?なんか…こう…抜け落ち
てますよ!!」
は?フッサフサじゃボケェ!いや、きっと髪のことでは
ないとわかっているのだが思考が思うように働かない。
「私のことはどうでもいい。3人とも今すぐ荷物纏めて
家にこい!」
「「「え…?」」」
何で引いてんだよ、そんなに抜け落ちてるのか私は…
「曲を完成させるから!今すぐ来い」
3人は顔を見合わせ満面の笑みに変わり、急いで荷物
を回収しに行った。ふと、海を見渡す。すると少し
強い風、そして宙をまう白い羽が1つ…なんだよ、私
に何を見せにきた?
こちらの思惑を読み取ったのか、その白い羽は更に
舞い上がり…金色(コンジキ)へと変化した。
ふふっ、なんだよ。これは私オリジナルの色か?
いつも不思議に思う、このタイミングを謀ったよう
に現れる羽はなんなのだろうかと。そして今回、始
めて白から色が変わった…ミステリーすぎるわ!今度
スピリチュアル教祖にでも聞いてみるかな。
「先生お待たせし…何空見てニヤついてるの…?」
高海がジト目とは違うなんとも言い難い目で私を見て
くる。例えるならライフを削られる目だ…わからん。
そんでこれまたミステリー、羽は見える人と見えない
人がいるということ…μ'sの皆と私は確かに見えていた。
そしてそれは進む道を導いてくれていたのだ。だから
私達はその羽に名前をつけた。
Our signpost(私達の道しるべ)と。
3人と供に自宅へ、そして真っ先にリビングに行こうと
する彼女らを引き留め地下室へと案内する。
「「「…えぇーーーー!!!」」」
当然のリアクション、普通の家にこんな施設があるなん
て思いもよらないだろうから。それより早くしないと時
間が惜しい。
「おい、メロディーと歌が入ってたスマホは誰のだ?」
「それは私のであります!」
ビシッといつもの敬礼、そしてスマホを取りだし見せて
くれた。敬礼に突っ込むことも、もうないだろう(笑)
「よし、それをこのパソコンと繋げてデータ転送して。」
あ、やり方わからないか…という心配は杞憂だった。
ちょっとこの子器用すぎません?(苦笑)
「先生、これでいいですか?」
「確認するからちょっと待って。」
転送されたファイルを開き再生、するといつも練習して
るであろうあのメロディーと歌がパソコンの貧弱なスピ
ーカーから流れ出す。
よし、完璧だ。これでレコーディングはすっ飛ばせる。
先程のメロディーと私が一夜で作ったアンサンブルを
ドッキング(言い方w)し、ミックスダウンを行う。あ、
ミックスダウンというのは各音の帳尻合わせとでも言
えば伝わるだろうか。誰に伝えてるの?
よし、完璧じゃないか。後は仕上げ(マスタリング)を
ちょいちょいちょいっと♪…できたぁー!
「これで完成だ、今から流すから利いてみて欲しい。
ここはこうしてほしいとか、要望があれば直す。」
再生ボタンを押す…某動画サイトかっ!えぇいボケやっ
てる場合じゃない、これが!お前達3人のデビュー曲だ!
~♪最初は静かめな出だし。
~♪そしてイントロ、刻みのよいリズムと同時にギター
が入る。~♪
……
曲が終わった。私の中では完璧だと思うが、歌って
踊るのは彼女達。でもまぁ…
気に入らなければ気に入るまでとことん付き合って
やんよ!!
ほんっっっっとに話が進みませんね。
これは壮大なスケールですっ飛ばしを遂行せねば。