お気に入りが…ありがとうございます。ほんとライバーさん
ってお優しい方が多いですよね。早く本編にいきたいので
無理矢理な話しになってしまってますが、ゆっくりして
いってね♪
《チュン、チュン、チュン》
薄い日差しの微かな光が岸を起こす。外では小鳥が楽しそう
に鳴いていた。
「ん…朝か……」
時計を見ると朝の6時30分、そうだった。早く学校に行って
部室を片付けないと。。
そう言い聞かせ体を起こす…
「あ…あれ…?」
眠い目を擦って立ち上がるが、直ぐに膝から崩れ落ちる。
寒気がする、、風邪かよ…。。
なんとか這って体温計のある場所まで辿り着くことができた。
ピピピッ…おいマジかよっ。いつもより煩く感じる体温計に
目をやると3割9分8厘の…いやどこの長嶋さんだよw
39.8度の高熱である、体を起こそうとするが力が入らない。
「そんな所でなにをしている馬鹿息子。」
声のする方向に顔を向けると、哀れな顔でこちらを見る父親。
名前は岸 悟志。何時の間に帰っていたのだろうか。。
「父さん、動けないんだ。悪いけど部屋までお願い」
今度はなんとも煙たそうな顔でこちらを見てきた糞オヤジ。
もはや薫製ができそうある…意味がわからないw
床に転がってる体温計を見た父親は、この世の終わりに
遭遇したかのような溜め息をつき…
「生憎だが私は野郎に触れたくはないのだ、自分で這って
部屋へ行くといい。ちゃんと学校へは連絡するように。」
…えっと…これウチの父親ですよね?見間違ってないよね?なん
てスパルタンなのでしょう♪しかも学校に連絡してくれないの?
もはや草しか生えないwww
まぁこんな父親だが立派な教師である。どこが?wしかも
ビックリなことに行く末は校長にと嘱望され、教育委員会から
の声も掛かるくらいの人物なのだ。見た目はとても渋く、
高坂なんかはよく…
「渋くてかっこよくて素敵なオジさんだねっ♪」
と語っていた。いやいや君の父親ほど渋い人、俺は見たこと
ないよ(苦笑)
母親に憧れていたこともあったが、こんな父親も立派に見える
こともあり…今は教師になりたいとさえ思っている。
「ふん、馬鹿息子よ…ここにお金を置いておく。昼はそれで
なんとかするといい。あと母さんは今日も帰れないからな」
ほんと憧れるわこのオヤジ(笑)1万円置いてくとかw
おいてめぇ、どうやって昼を調達すればいいんだよ↓↓
そしてそのまま仕事へ向かう父親…誰かウチの父親いりません
か?お金ならそこそこ持ってますよ?w
「とりあえず学校に連絡しなければ…」
震える手で何とかスマホを操作し、リダイヤルの一番上に
名前のあったツンデレに電話をかける。作曲、そして編曲
を担ってた仲なので頻繁にやりとりをしている間柄なのだ。
『あんたよくも私の安眠を邪魔したわね。』
「おぉ、スター西木野さんよい。すまんが今日は風邪で…」
プゥー、プゥー、プゥー。。。切られたwもういいや、この
まま寝てしまおう。
こんなアホみたいなことを言ってる余裕があるのかと思い
きや、普段高熱を出さない和也は限界を向かえてそのまま
目を閉じたのであった。
私こと園田海未、本日もいつもの日課となっている幼馴染み、
穂乃果を起こすべく和菓子屋穂むらへと向かっています。
そしてお母様より許可を頂き、穂乃果を叩き起こしま…
なんと起きていました。やはりことりのことが気になってる
みたいですね。ことり…大丈夫でしょうか…
2人でいつも待ち合わせている場所へ行くと、ことりが
いました。なんと声を掛ければ良いのかと考えていました
がどこ吹く風…ケロッとしてることりを見て暫し茫然。
お母さんがね、好きならアプローチからしないとダメって
教えてくれたんだぁ♪だから下を向いてなんかいられない
よ。…と、いつもと変わりのないことりを見て私も穂乃果も
一安心です。きっと叶うことのない恋だと思います。友達を
望む和也はきっとこの気持ちに応えることはできないのです。
それでも今は…元気なことりを見て安堵しているのです。
「みんな!おっはよ~ぅ!!」
朝から煩く挨拶をしながら教室へ入る穂乃果、クラスメイト
も苦笑いをしながら挨拶を返してくれます。
和也は…まだ来ていませんね。今日は穂乃果が珍しく早起き
していたので、どうやら先に教室へ来たみたいですね。
「ちょっと海未っ!!」
席についていつものように3人で他愛もない話をしていると
物凄い勢いで教室に入ってくる真姫が…廊下には凛と花陽の
姿も確認できます。
「どうしたのですか真姫、それとここは3年の教室ですので
もう少しお静かに入ってきて下さい」
そう言われ回りを見渡す真姫…顔が真っ赤です。ふふっ、
可愛いですね。しかし真姫が我を忘れてここに来たことに
少し焦りも感じています。
「…ちょっと廊下に出てきてっ!」
そう言われ手を掴むとそのまま廊下へと引っ張りだされ…
余程恥ずかしかったのですね。
「部室が昨日のまま!あまり片付けられてないのっ!
あの雑用編曲者はっ!?」
あぁ…昨日はあんなことがありましたから和也も手を付けれ
なかったのですね。それにしても雑用編曲者って…少し同情
してしまいます。仕方ありませんね、ここは…
「真姫、片付けは今から私がしておきます。ですので教室に
戻って構いませんよ。」
「そ、そんな…私も手伝うからっ!花陽、凛、行くわよ」
「う、うん(に、にゃ)」
「海未ちゃんどうしたの??」
穂乃果も心配してか、ことりと廊下に出てきました。
その後結局6人で片付けて、終わる頃には余鈴が鳴り、
急いで教室へと向かいました。
担任の先生が教室に入って行くのと同時に私達も教室へと
入り席につきます。しかし…和也が来ていませんね。。
ことりの方へ目を向けると、やはり落ち込んでるように
見えます…穂乃果も心配そうにことりを見ています…
「岸の姿が無いが、誰か知らないか?学院に休みの連絡も
きてないが…」
あの男!!まさか無断で休むなどと…許せません。ことりは
こうして元気に登校してきたのに…
今日は職員会議が有るとか無いとかで半日授業です、私は
やり場のない怒りに耐えながらなんとか午前中を乗り切り
ました。
SHRが終わり穂乃果が駆け寄ってきました。
「ねぇ海未ちゃ…顔が怖いよぉ…」
苦笑いを浮かべていますが当たり前です。これほどの怒り
にかられたのは穂乃果がスクールアイドルを辞めると言った
時以来でしょうか。
ことりはずっとうつ向いたまま、席に座っています。
きっと私のせいだ、と自分を攻めているのでしょう…それを
見るとさらに怒りが増してきます。
「穂乃果…」
「は、はいぃ!(怖いよぉ)」
「私はこれから和也の家へ行きます。生徒会とことりのこと
お願いできますか?」
「え、海未ちゃん…穂乃果生徒会の仕事(お・ね・が・い!
できますか?)は、はぃ!」
苦笑いから恐怖へと変貌を遂げた穂乃果を余所に、私は彼の
家へと向かいます。ことり…必ず連れてきますから、今は…
今は耐えてください。
大きく深呼吸、彼の家へ到着した私は呼吸を整えてインター
ホンを鳴らします。。
出ませんね、まさか逃亡したのですか!?我を忘れ玄関の
引戸を引くと鍵が掛かっていませんでした。
そして廊下から目線をリビングへと伸ばすと…
「か…和也!!?」
なんと彼が倒れていました。まさか自分のしたことに負い目を
感じて…?
靴を乱暴に脱ぎ捨て彼の元へと駆け寄ると…
苦しそうに呼吸をしながら寝ていました。全くこの男は…
とりあえず起こそうと体に触れると。
「え?…何ですかこの体温は!!」
ふと、付近を見ると体温計が無造作に転がっていました。
ディスプレイには何も表示されていません。
そういえば部室を片付けてるとき真姫がおかしなことを
言っていました。
「アイツ…朝ハァハァ言いながら電話してからかってきたの!
キモチワルイッ!!でもなにか伝えたがってたわ。」
成る程、点と線が繋がってきました。とにかく今は…
彼をソファーまで引き摺り、布団を掛けて…起きるのを
待つしかありませんね。
お粥でも作っておきましょうか…人様宅のキッチンを使う
訳にも行かないので1度帰宅し、お粥を作り…コンビニで
スポーツドリンクを多めに買い急いで戻ります。
私はいったいなにをしているのでしょうか…(苦笑)
彼の家へと戻ると…まだ寝ているみたいですね。冷蔵庫に
スポーツドリンクを入れ、再びリビングで彼が目覚めるのを
待ちます。
「ん…あれ?俺確か床でくたばってたような…んん!?」
額に冷たい何かを感じて手に取ると、冷やされたタオル
だった。俺無意識に自分でやったのか?やばっ、有能やんw
さすが俺…「そんな訳ないでしょう」え…?
声のする方向へ目線を向けると、そこには呆れ果てたような
顔をした園田がいたのだ。
「全くあなたという人は…倒れるのが好きですね。いっその
こと永遠に倒れますか?」
「病人に何を言ってるんだ…これ、全部園田が?」
「他に誰がいるのですか、感謝してほしいですね。」
ほんとに感謝しかないね、心なしか体も楽になってる。
こいつは怒ると怖いがやはり優しいな。ことりとはまた
違った優しさ…奥手のくせにwお礼…言わないと。
「ありがとう園田、君がいてくれたお陰で酷くなるのを
回避できたよ。体も楽になってる、まるで嫁の所業だな♪」
「んなっ…は…破廉恥です!!」
…ハレンチ?そんな工具あったっけ?今度ホームセンターで
聞いてみよう、きっと八の字のレンチに違いない…使えない
よねそんなレンチwww
ぐぅぅぅ~っ…やべ、お腹が鳴った、盛大にw
「くすっ、私の家でお粥を作ってきましたので食べて下さい。
後冷蔵庫にスポーツドリンクがありますので十分に水分を
摂り、安静にしていて下さい。」
もう涙で前が見えない。大切な幼馴染みの一人を泣かせて
しまった男にここまでのことしてくれる?ま、まさか…
「園田、貴様さては食事に毒を盛って俺をヤるつもりか?」
「そんなことせずとも、あなた如き一撃ですよ」ニッコリ
矢澤パイセン、あんたの魔法は殺人未遂だよ、迷惑な。
どこかで「ぬぁんでよっ!?」と声がする、ぬぁんでよっ、
何語だよww
「冗談だってば、色々とありがとな。そうだ、そこに一万
あるだろ?それ父さんがお昼にって置いてったお金だから
持っていってくれないか?」
「あなた馬鹿ですか?お粥とスポーツドリンクで1万円もする
訳ないでしょう。やはり一度あの世に行きます?」
今までμ'sの編曲をしてくれたのですから、これはお礼です。
そう言い受け取りを拒否された。俺なら真っ先に貰い趣味
に費やすねwとんだ最低野郎だなおいっww
「早く良くなって下さい、ことりはもう前向きになって
元気に学校に来ましたよ。今日のことは私から伝えておき
ますので部屋でくたばってなさい。それではお邪魔しました」
そう言い残し園田は帰っていった。…ほんと、最高のグループ
だよ。思わぬ情報も置き土産にしてったし。そうか、ことり
はもう大丈夫なのか。ならば後は元気になって学院にいかない
とね。
まぁそんなこんなで過去を振り返るのはこの辺りで…
、え?その後はって?それは赴任先を聞いてから追々ね。
さてと、そろそろ学院に行かないと流石のお優しい理事長
もお冠だろう。クローゼットからスーツを取り出し、
身だしなみを整えて音ノ木坂へと向かうのであった。
徒歩6分くらいなんだけどねっ♪
まだ寒いこの季節、桜の綺麗なこの道も今はまだ寂しい景色。
そんな中、期待に胸踊らせる教師…岸の新たなる物語が幕を
開けるのであった。。。
いや、だからサンシャイン!!は?w
ここからは俺のターン!スタンバイ、メインフェイズを
飛ばして言い訳フェイズ!!w
ちょっとサンシャイン物語の最中にもμ'sメンバー出したい
ので先に粗方書いておきたいのです。次回はいよいよ!
内浦へ…行けるのか?wまだ理事長とも話してないし、その
後穂むらへ行くことになってるので(苦笑)
お気に入りをしてくれた方々、本当にありがとうござ
います(T_T)やべ、寝ないと明日の学校が睡眠学習になるw