岸ですが見た目はクールです、しかし中身は10代みたく
なってますがそこはお許しを。あと、オリキャラって訳
ではないのですが他の先生を出さないと違和感がでるの
で、数名オリジナルな名前で登場させます。。
それではどうぞ。
うむ、本日も晴天なり。
帰りが遅くならない日は基本的にバスで通勤すること
に決めた俺は十千万前のバス停を目指し歩く。というか
いきなりあんな車で学院に乗り付ける勇気がないw
徒歩5分といったところだろうか、朝日を浴びてキラキラ
輝く海を見ながら歩いているとバス停が目に入る。片田舎
なのだがアクセスがいい、バスは学院前まで連れていって
くれるし…このバスは夕闇になるころ最終を迎えるという
デメリットもあるのだが(苦笑)
程なくしてバスが来る、すると
「うわぁ~待ってぇ~!」
「乗りますよぉ~!」
「「いってきまぁ~すっ!!」」
朝から元気な浦の星の生徒が二人、バス停へと全力で走っ
てくる。あれは…高海と、えっと、あぁ曜と言う子だった
かな。そんな焦ってくる子達を尻目に俺はバスへと乗り込
むのだった。もちろん奥から座るよ?w
「はぁ~、間に合ったぁ~」
少しグッタリしながら乗り込んできた。朝から乙である。
まぁバスに乗れてるからそうだよね。間に合ってなかっ
たら取り残されてるよね?
そんな下らないことを考えてると二人がこちらに気付き、
隣に腰を降ろす。。だから何で隣なんだよ…
「岸先生!おはようございます」
「先生っ!おはヨーソローっ♪」
…は?高海の挨拶は良しとしよう、問題はその後だ。
おは…ヨーソロー…?どこの海軍が紛れ込んだwまさか
この子軍艦とか乗り回すJKなの?ハイスクール…あれな
の?w
なんでも曜の父親が船長をしてるらしく、ヨーソローが
口癖だと高海が教えてくれた、ついでにフルネームも。
んと…これは納得…するしかないか、誰に迷惑をかけて
る訳でもないし。。
「はぁ、間に合ってよかった…危なく無駄になるところ
だっよぉ~」
「そんなのまで作ったんだぁ」
高海がチラシ?みたいなのを見ていて、渡辺がそれを覗き
見るようにして呟いていた。気になった俺もそれを覗い
てみた。。
何々…輝け!スクールアイドル部(仮)大募集!!
と書いてあり、蜜柑や星などの絵が…そういえばあの時
スクールアイドル始めるとか言ってたな。
スクール…アイドル…か………
楽しみだなぁと染々な表情を浮かべご満悦な高海。関わ
ることはないが、内心は応援してあげたいと思う親心み
たいな物が芽生えた。…んで?そこの横長のカードに書い
てるスクールアイドル陪ってなんなのだwまさか…わざと
だよな…?受け狙い…だと信じようw
空席だらけのバスだが、どこか賑やかな雰囲気だけを醸し
て浦の星へと進む。
学院前へと付いた俺達はその場で別れる、高海達は
部員を集める為に呼び掛けをするとのこと。
俺は職員室へと行かないといけないので名残惜しい
がここまでだ。あ、陪が部に書き直されてるw
学院の敷地内へと足を踏み入れると、様々な部活の
勧誘が行われていた。数少ない生徒…数少ない新入生
を掻き入れようと、どの部活も躍起になっている。
《カサカサカサッ》
ん?今あの木…上の方で何か動いたような…
気になって目線を上げるとここの制服を着た生徒が
木に登っていた…。。
えっと…色々と見えそうなのでスルーしよう、いきな
り生徒のスカートの中を覗いてる教師がいるなどと
噂がたてば初日からクビである。。。
ふん、綺麗な桜だな♪
邪念を払い校内へと入っていく、擦れ違う生徒の中
には挨拶をしてくれる者…こちらを見ながらヒソヒソ
と耳打ちをする者…逃げ出す者…何で逃げるんだよw
自慢の豆腐メンタルはプルンプルンに揺れ動き、今に
も崩壊しそうである。
「よ、よし…ここが職員室か…」
何とか持ちこたえ職員室へと辿り着いた。第一印象が
大切…ここはしっかりハキハキとした挨拶で入らねば。
自己紹介も忘れずに。。
「おはようございます!本日よりこちらへ赴任してきた
岸 和也と言います。至らないとこもありましょうが
宜しくお願い致します。」
そして深々と頭を下げる…よし、完璧だろう。。
すると数人の教師がこちらに気付き挨拶を返してくれる。
ふぅ…一安心、頭を上げて職員室を見渡す。
流石は女学院…圧倒的に女性教員が多い、男性は…この前
挨拶した校長に…え…なにあれwなんか神父さんみたいな
人いるんですけどwカトリックは名ばかりじゃないのね…
うわぁ、男性はそれだけしか見当たらないぞ…やってける
のか不安でしかない。。ふと、声をかけられた。
「貴方が噂の饅頭先生ですね、宜しく♪凄く美味しかっ
たわよ。」
やめてくれw饅頭先生って…手土産で弄られるとか切腹
したくなるwあ、この人は3年生を受け持つ葛西という
教員らしい。極々普通の見た目で話しやすそうな印象を
受ける。とりあえず愛想笑いで返しておくとしよう。
「おぉ岸君、改めて…ようこそ浦の星へ。ここは男性が
少なくて居心地も悪かろうが宜しく頼むよ。」
今度は校長が声をかけてくれる、名を溝辺と言うらしい
が…校長は校長だからこれからも校長と呼ぶことになる
だろう。。
「コホン、新任の教師にいきなりで悪いのだが…君には
新2年生の担任をしてもらう。見ての通り生徒だけで
はなく教員も少ないのでな…」
最初は副担任だと有り難いのだけれど、統廃合がどうこ
うって話の出てる学院だ。ここは素直に従うしかない。
「は、はい。私に勤まるか不安ではありますがご期待に
沿えるよう頑張ります。」
そうかそうか、ガハハハッと特徴的な笑いを残し職員室
を出る校長…はぁ、いきなり担任か…それもここ女学院、
胃潰瘍にだけは気を付けよう。そんなことを思ってると、
「ピギャァ~~~~~~!!」
奇声が耳に届いてくる、いや煩いぞこれ(苦笑)他の教師
も何事かと外へと目を向けていた。それに釣られて俺も
外へと目を向けると…高海、渡辺と名も知らぬ三人の姿
がそこに。いや、一人は沼津の本屋で見たな…名前を知
らないことに変わりはないが。
全く、何をやっているんだ…まだHRまで時間があるのを
確認し、騒ぎの根源へと向かうことにした。
急いで高海達の元へと向かうとそこにあの三人の姿は
なく顔を引きつらせた渡辺、笑顔で勧誘をしている高
海…そして…あれは……沼津で肩がぶつかった黒髪の美
人さんが何かを話していた。
そんなこと今はどうでもいい。
「おい高海、さっきの奇声はなんだ!職員室まで響いて
きたぞ!」
兎に角、先程の出来事への確認を急ぐ。この子に限って
無いだろうが…イジメていたとかだと洒落にならん。
「あ、岸先生!さっきの奇声…?あぁ!人見知りな子に
千歌ちゃんが強引に声をかけて肩に手を置いたら…
ピギャァ~と叫んだのでありますっ♪」
渡辺がなんか説明をしてくれたのだが、意味がわからな
い。まぁイジメとかじゃないならそれでいいのだが。
「あ、あ、あなた!どうして貴方がここに!?」
…凄く血相な顔をして黒髪美人さんに問われる、え…
どうしてここにと言われましてもここの教師ですから…
「ほぇ?先生…生徒会長と知り合い!?」
今度は高海に問われたので沼津での出来事を話している
と…
「せ、せせ…先生ですってぇ~っ!!」
いやなにもそんな叫ばなくて良くないか?しかもそんな
血の気の引いた顔しなくても…(苦笑)
「と、とにかくあなた!今すぐ生徒会室へ!!それと、
そこのせ、先生もご一緒にっ!!」
えぇ…巻き込まれたぞ…俺なんかしたのか?
有無を言わさない生徒会長のオーラに圧倒されて俺と
高海は生徒会室へと向かうのであった……おい渡辺、
ニヤニヤしながら隠れてついてくるのやめろよ(苦笑)
…いつの間にかグレーの髪を見ても落ち込まなくなった
な。。それはそうか…南は南…渡辺は渡辺、姿形も違う
のだから。
気付けば生徒会室前まで連行されている俺と高海。
そのまま中へと入り渡辺は扉の外からこちらを伺って
いる。
「つまり、設立の許可どころか申請もしていないうち
に勝手に部員集めをしていたというわけ?」
うわぁ、凄い御立腹…そりゃそうかw無許可であんなこと
をしていれば立場上注意しないといけないし…ん?なら俺
関係なくない?w何故ここへ連行されたのだ!?はぁ、
御立腹だし…しばらく空気になっておくか…。
「悪気はなかったんです。ただみんな勧誘してたので
ついでと言うかぁ焦ったというかぁ…」
「部員は何人いるんですの?ここには…一人しか書かれて
いませんが」
生徒会長はそう言うと…申請書だろうと思われる紙に目を
向けて高海へと質問を投げ掛ける。あ、もう空気確定だ
ねこれ。手持ち無沙汰なので生徒会室を見渡すことにし
た…なんとまぁ個性的な物があちこちに貼り付けられて
いる。…ほぅ、あれは…1つの貼り紙を見て俺は興味を
持った。そこには、
[やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやら
やらねば人は動かじ]と書いてある。かの有名な山本五十六
の名言ではないか、ここは沼津内浦…なるほど、因果だね。
《バンッ!》
突如机を叩き立ち上がる生徒会長…痛いなら叩くなよ。
ほら、高海まで笑ってるじゃないかw
「笑える立場ですの!?」
うん、笑っていいと思うよ今のはw
「と、兎に角こんな不備だらけの申請書、受け取れませ
んわ。」
そりゃそうだ、俺でも受け取らないw…で?まだ俺空気
なの?wやだよエアーマン岸とか異名がつくの(苦笑)
「千歌ちゃ~ん、一回戻ろぉ…」
やっと渡辺のお出ましか。それを聞いてか聞いてないかは
わからないが、高海は5人集めて持ってきますと言い、そ
の場を後にしようとする…しかし。
「私が生徒会長で有る限りスクールアイドル部は認め
ませんっ!!」と一言。
あれw何か音ノ木坂でこんなことあったよな?しかも
その台詞言ってたの生徒会長だった絢瀬…おおw
これがデジャヴというあれかwまぁ絢瀬とこの生徒会長
は見た目も違うし喋り方も違うから新鮮なのだが…
ふと、想像してみた…この浦の星の生徒会長を絢瀬みた
いな金髪にすると、果たしてどうなるのか…。。
ブッwwwどこの田舎ヤンキーだよwヤベェよ笑いが止ま
らないってw
「あなた、先程からなに笑ってますの…?」
あ、バレたw
「いやいや、すまん。少し懐かしい出来事だなと思って
だな。」
…誤魔化せた?あなたを金髪にした姿を想像してお腹か
捩れそうでしたとか言えないw気がつくと高海と渡辺
はいなくなっていた。よし、俺も職員室へ戻らねば。
生徒会室から出ようと扉に手をかけたところで…
「お待ちになって下さいませ」
呼び止められた。あ、そうそう、俺もここに理由があっ
て呼ばれてるんだっけ?エアーマン卒業なのだよw
「なにか用かい?生徒会長殿」
「わ、私の名は黒澤ダイヤですわ」
まずは自己紹介って訳ね。ダイヤって凄い名前だな…
親御さんはさぞかしハイカラな方なのだろう。
「黒澤さんね、俺は岸k(知ってますわよ)…えぇ…」
あれれ、俺名乗ったことあったかな。。。
「知らないはずがありませんわ、あなたはあの伝説と
讃えられた一人なのですから」
…!?この子…
「どうしてあなた程の人が教師に?などと無粋なことは
聞きませんわ。ただ1つ…あなたは…あの子達の…お手
伝いでも為さるおつもり…ですの?」
黒澤と名乗った生徒会長は恐る恐る俺に質問してくる。
なるほど、それが聞きたかったのか。
「俺はもう曲とかそういう類いのことに携わることは
ない。μ'sの皆と歩んできた中で全てを出しきった、
それ以上俺は新たな物を作り出すこともないさ」
「俺の音楽は…もう終わったのだよ…。。」
そう言い残し生徒会室の扉を閉める。μ'sだったから
やる気になれた…μ'sの為だと頑張ることができた
からやってこれた。μ'sじゃないと…俺は……。。
モヤモヤした気持ちに心を乱されながら岸は職員室へと
戻っていく。
そんな姿を見て何か触れてはならぬものに触れてしまっ
た気分になった黒澤には申し訳なさしか残らない。
そう…私にも触れてほしくないことがあるように……
全国のダイヤ様ファンの方々に深くお詫び
します。少し弄ってしまいました…。。
主人公の視点など少なく読んでると物足りなさがあり
ますが…今は先に進みたいので足早になってしまって
ます。。
さてさて、ここまでダイヤ様へと言いきった岸君は
この先どうしていくのやら…。