ラブライブ!~女神達を奮い立たせる旗手~   作:実況夢見る少年幽魔

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こんばんは幽魔です。

今回はテレビ局編です。遂にあのスクールアイドルに対面する時(タイトルにて既にネタバレ)!!

それではどうぞ。


第15話「TV&A-RISE」

次の日、俺は予定通り西山さんと合流し、テレビ局に向かった。西山さんの話によるとどうやらラブライブに向けての番組の司会を俺にして欲しいそうだ。俺が最初に聞いた時はそんな簡単なテレビあってたまるか!とツッコミいれざるを無かった。だって打ち合わせ無しの台本無しだぜ?ツライに決まってんだろコンチクショウ。

 

んで、もう少し番組の内容伝えると、今回のラブライブでの注目グループをゲストに呼んで色々トークしちゃおうってわけ。30分番組って言ったっけ?μ'sもその内呼ばれるのかな?ていうかビビったことが1つありまして…

 

「……μ's19位ってマジ?」

 

そう、最近のランキングでμ'sがラブライブ出場圏内の19位に大幅なランクアップ。彼女達は知っていたそうだが、そんなことより俺の変貌ぶりの方が問題だったみたい……。ま、上昇ランキング1位だしその内呼ばれるだろ。

 

そして時は過ぎ、俺はテレビ局に着くとすぐにディレクターさんなどお偉いさんに挨拶を済ませ、打ち合わせを行ったわけなんです。今回記念すべき最初のゲストはと言うと…………

 

「スゲーの呼んだな。A-RISEって。」

 

そう、A-RISEなのだ。綺羅ツバサ、優木あんじゅ、統堂 英玲奈の3人からなるアイドルグループだ。ランキング1位を長い間キープし続ける生きる伝説。いつかはμ'sも倒さなければならない最大の敵と言っていいだろう。そのA-RISEと番組を行うのだ。緊張するなと言う方が無理がある。

 

俺は心を落ち着かせ、カラーチョークで髪に色をつけ始める。早めにメークルームに入ってはこうやって染めてたんだよな。何色かって?俺の場合は水色にしているぜ。そのスタイルは貫こうと思っている。そして右眼に眼帯をし、その姿は既に『九州の流星』と呼ばれた頃の面影に戻っていた。

 

「さて、やるか!」

 

こうして番組の収録が始まった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「さぁ、始まりました。今日からの新番組、その名も『school life』!この番組は今流行しているスクールアイドルの素晴らしさ、そしてラブライブに向けての意気込みを現役スクールアイドルさんをお招きして聞いていく番組です!」

 

オープニングの映像が流れ終わり、俺の司会が始まる。ヤバイ噛みそうで怖い。

 

「そしてこの番組の司会を務めさせていただきます、『九州の流星』ことまっつんです!お久しぶりの方はお久しぶりです!どうぞ宜しくお願いします!」

 

深々と頭を下げる。まっつんは俺の芸能側の名前だ。これをμ'sメンバーが見てたら一瞬で終わる。終わってしまう。

 

「それでは、記念すべき最初のゲストの方々に登場してもらいましょう!今回のゲスト『A-RISE』の皆さんです!」

 

俺がそう言うと同時にツバサさん、あんじゅさん、英玲奈さんが出てきて、宜しくお願いします、と挨拶する。

 

「えー、ではまずA-RISEの紹介からさせていただきます。A-RISEは東京都にあるUTK学院のスクールアイドルです。綺羅ツバサさん、優木あんじゅさん、統堂英玲奈さんの3人によるユニットで現在のランキングは1位!近く行われるラブライブ第1回大会の優勝候補筆頭と言われています!」

 

ふー、こんなもんかな。これ実はアドリブだったんだよね。調べといて良かったぁ~。

 

「それでは、実際にお話を伺っていこうと思います。まず、スクールアイドルを始めたきっかけを教えて下さい。」

 

するとツバサさんが答えた。

 

「私達は、貴方に惹かれてスクールアイドルを始めました。」

 

「しかし僕はスクールアイドルではありませんでしたよ?」

 

「それでも、その基盤を作ったのにはかわりないでしょ?」

 

俺の否定の言葉にあんじゅさんがそんな事を言う。

 

「観客を魅了し続け、貴方自身も輝いていた。それだけで人を惹き付けるには十分だったと思っています。そして高校に入り、3人で貴方を目標にし、頂点に立つために始めたのがきっかけね。」

 

ツバサさんさらっと恐ろしい事を…

 

「そうですか。それでは、スクールアイドルで居て良かったと思う瞬間とかありますか?」

 

「ファンが楽しんでくれる事、それが私達にとっての一番のご褒美だ。皆の笑顔を見てるだけで疲れなど吹き飛んでしまう。」

 

英玲奈さんが俺の質問に答える。ツバサさんもあんじゅさんも頷いている。これが彼女達の強さの秘訣なのかもしれない。トップに立ち続け、ファンを楽しませる。その覚悟が強いからこそかA-RISEは1位をキープし続けてこれたのだろう。

 

「成程、ありがとうございます。さて、高校生スクールアイドルの甲子園であるラブライブの開催が近づいていますが、ライバル、又は気になっているグループなどがありましたら教えて下さい。」

 

この質問にツバサさんが迷わず答えた。

 

「μ'sというグループです。」

 

驚愕した。あのスクールアイドルのトップがμ'sに注目しているというのだからもう大変だ。俺が1番驚いてるんだよ!

 

「μ'sを知らない皆さんの為にも説明します。東京にある音ノ木坂学院のスクールアイドルで9人のユニットです。5月頃にランキングに参戦し、今ではラブライブ出場圏内の19位まで順位を伸ばしているグループです。そのμ'sに注目しているのは何故ですか?」

 

「1人1人が凄く輝いているの。皆が皆個性が強くてバラバラになっちゃいそうなのに、それどころかすごい団結力を持っている。あそこまでのメンバーが揃っているグループはそういないわ。だからよ。」

 

「だからこそあそこまで順位を上げてこられたのかもね〜。」

 

「怖い存在である事は確かだ。」

 

A-RISEの口から次々とμ'sに対する評価が飛んでくる。良かったなお前ら。目、付けられてるぞ♪

 

「だけど、私達が勝つけどね。」

 

ツバサさんが俺の方を見てそんな事を言ってくる。何故だろう。ツバサさんに俺がμ'sの手伝いをしている事を知られている気がする。

 

「そうですか。それでは次に……」

 

この後、フリートークで色々な事を話したが楽しかった。テレビの収録だということを忘れそうな程に。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「お疲れ様でした!」

 

こうして俺は最初の収録を終えた。テレビ局のお偉いさんからは「良かったよ!」とお褒めの言葉を頂いた。クビにされるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしてたよ。面白い事言えないから!つまらないとか言うな!

 

帰り支度を始めたその時だった。

 

「お疲れ様、まっつんさん。いや、今は松元君と言った方がいいかしら?。」

 

ツバサさん達が俺に話しかけてきた。

 

「どちらでもいいですよ。お疲れ様でした。俺のインタビューくどかったかもしれなかったのですみません。」

 

「いや、迷惑どころか、こちらもリラックス出来た。」

 

英玲奈さんがそう言ってくれた。

 

「ありがとうございます。あと、名字呼びよりかは名前呼びの方が有難いです。わがままなんですけどね。」

 

「貴方は私達のこと下の名前で呼んでたもんね〜。私達もそうしないと釣り合いつかないわよ〜。」

 

「それもそうね。それじゃ…一希君?」

 

「なんですか?ツバサさん?」

 

こんなやり取りをやって笑った。意外と気さくな人達なのかもしれない。

 

「それはそうと、一希君、貴方今音ノ木坂に居るでしょ?」

 

「しかもμ'sの手伝いをしているんだってな。」

 

ツバサさんと英玲奈さん、まぁ勿論あんじゅさんもだけど、やっぱり知ってたんだ。

 

「よく調べられてますね。流石、と言った所ですかね。」

 

「貴方が復活するって聞いていても立ってもいられなくなってね。」

 

うーん、何でここまで俺人気あるの?確かにお客さんいっぱい居たのは事実だけど。

 

「私達に聞いて来たからこちらも聞かないとね。μ'sが勝てる自信は?」

 

ツバサさんは真剣な眼差しで聞いてきた。それは俺の中での自信なのか、それとも彼女達の自信なのかは分からない。

 

 

それでも言えることは

 

「高望みはしませんが、アイツらは何かを起こしますよ。きっと。俺はその可能性に惹かれたんです。キャリアから言えば貴方方の方が上です。それでも、

 

 

勝てる可能性はゼロじゃないと思ってます。」

 

誰もがA-RISEにμ'sは敵わないと言うだろう。そんな事は容易に予想する事が出来る。

 

だけど、それでも俺はμ'sの手伝い。アイツらの勝利を信じなくてどうするのか。

 

例え他の人達が0%だと言おうとも俺はずっと信じてみせる!

 

「やはり面白い人ね。流石ね。」

 

「さぁ、僕は1度も面白い事を人前で話した事はありませんよ。」

 

俺はいたずらっぽい笑みを見せる。

 

「じゃあ少なくとも一希君は私たちよりμ'sの方が魅力はあると思うのね?」

 

「おい!ツバサ!」

 

「流石にそれを聞くのはちょっと……」

 

ツバサさんの大胆というか何というか…とにかく凄い質問に英玲奈さんとあんじゅさんが止めに入る。

 

「英玲奈さん、あんじゅさん、別に大丈夫ですよ。ツバサさんだって悪気無いと思うんで。……その質問の答えはyesです。俺はμ'sの1番のファンですよ。魅力が沢山ある。確かに皆さんにも輝かしいものがあるんですけど、μ'sはその輝きがより一層輝きそうなんです。それを見ているのが俺の幸せでもあります。」

 

「良いわね。ますます貴方が欲しくなるわ。」

 

……………は?

 

「ツバサさん、それってどういう?」

 

「私ね、密かにずっと思ってたの。貴方がマネージャーとして居たらって。」

 

えー……それ今言っちゃうの?

 

「今度μ'sに宣戦布告しに行こうかしら。」

 

「全力でお願いしますそれだけは辞めてください俺なんかで争わないで王座かけて戦って下さい。」

 

俺氏、全力で頭を下げまくる。こんな事で引いてくれる様な人では無いとは思ってるけど………

 

「分かったわ。」

 

すんなり承諾してくれた流石カリスマ!話が早くて助かるわ。

 

「でも、いつか貴方をこっち側に引き込んでみせるわ。」

 

そう言ってツバサさんは行ってしまった。慌てて追いかけるようにあんじゅさんが駆けていき、英玲奈さんは俺に一言言ってからそれを追った。

 

「偉いもん聞いちまった……。」

 

そう思いスマホを開くとメッセージが2件入っていた。どちらも穂乃果からでその内容と言うのは……

 

『講堂取れなかった!』

 

『屋上で文化祭やる事にした!』

 

という内容だった。やっぱりか、やっぱりなのか。

 

「にこ、くじ運弱っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえずひとつ言っておくのは

A-RISEも一希を狙ってます。
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