ラブライブ!~女神達を奮い立たせる旗手~   作:実況夢見る少年幽魔

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海未ちゃんお誕生日おめでとう!!!!!
μ's一番の推しだよ!でも文章難しかったから短めだよ!それでもいい人は見ていってね!


園田海未誕生記念回「ラブアローシュート」

1年の内に必ず訪れる別れの季節である3月、私は弓道部の活動をしていました。

 

「……ほんっと、穂乃果たちには驚かされてばかりですね。」

 

実は今日は私の誕生日なんです。こちらに来る前にμ'sの皆がサプライズでミニパーティを開いてくれて……嬉しくて涙が出てきそうでしたよ。

 

でも、一希の姿が見えなかったのは少し残念でした。今日は用事があると言ってすぐ帰ってしまったから。仕方ないですよね。一希は忙しいんですから。

 

「そろそろ帰りましょうか。」

 

今日は父と母が誕生日会を開いてくれるらしいので私は弓道部の活動を早めに切り上げ、帰ることにしました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

と言っている間にあっという間に家に着きました。

 

「ただ今帰りました。」

 

「お帰りなさい。疲れたでしょう?」

 

「まぁ、そうですね。」

 

「早く上がって着替えて来なさい。お客さんが来てるから。」

 

え?お客さん、ですか?

 

「お母様、お客さんとは?」

 

「それは来てからのお楽しみよ☆さあ、早く行った行った!」

 

母からこう急かされ、私は自分の部屋に向かいました。お客さんって誰なんでしょう?

 

 

 

 

暫くして、私が色々と準備を終えてリビングに向かっている時、包丁の音が聞こえてきました。ただ、いつも聞いてる母の音ではないのが私はすぐ分かりました。そして聞いたことがある音だって事も……

 

「あ、お帰り。海未。」

 

キッチンにいたのはやはり……

 

「一希!?何故あなたがここに!?」

 

紛れもない、一希その人でした。

 

「何故かって?偶には他の人と一緒に晩飯を食べたいから、かな?とりあえず座っておけよ。もうすぐで全部出来るから。」

 

「で、では配膳を手伝います!」

 

「それじゃ、味噌汁とサラダ類を宜しく頼む。」

 

「分かりました。」

 

私は言われた通り、味噌汁とサラダをテーブルに配膳しました。

 

「一希君ね、二時間前からうちにいるのよ。料理の献立とかどうすればいいか私に聞いて、その上で自分で献立を作ったのよ。」

 

「ちょっ………、おばさん、それは言わない約束でしょ!?ほら、出来たから皆で頂きましょう?」

 

「それもそうね。あら、料理の腕更に上がったんじゃないの?」

 

「そんな事……。」

 

あ、一希が照れてる。珍しいですね。

 

「それじゃ、頂くか。」

 

「お父様!?いつの間に居たんですか!?」

 

「ん?海未が一希君が居ることに驚いている時から居たぞ?」

 

ホントですか!?恥ずかしくてものが言えません………。

 

「それじゃあ、乾杯の音頭は一希君にお願いしようかしら?」

 

「お、俺ですか!?俺なんかで良いんですか!?」

 

「君だから良いんだ。」

 

父にそう言われて、そうですか。と言った後一希は息を吐きました。そして

 

「海未、誕生日おめでとう。いつも真面目でもおっちょこちょいをしでかす海未を見ていて毎日飽きないよ。」

 

「や、辞めてください…///」

 

「スクールアイドルと弓道部、更には生徒会との両立、とても大変だと思うけどこれからも俺の幼なじみでいて下さい。それじゃ、乾杯!!!」

 

こうして楽しい夕食が始まりました。

 

「この生姜焼き美味しいな!一希君また一歩成長したんだな!」

 

「海未の誕生日なのにこんな和風なもので申し訳ないと思ったんですが、やっぱり園田家の食事は和風の方がいいと思いまして……」

 

因みに今日のメニューは特別な豪華ではなく、生姜焼きに味噌汁に白米、そしてサラダです。でも、一希が作ったものって美味しかった記憶しかありません。

 

「海未……どうかな?味付けとかしょっぱくない?」

 

「全然大丈夫です!とても美味しいですよ!」

 

「そっか、そりゃ良かった。」

 

一希が笑顔でそう答える。その時の私の心は少し熱くなった気がしました。今までこんな気持ちになった事が無いのに…

 

「一希君、なんでも出来るのね。海未をお願いしたいぐらいだわ☆」

 

「!?お母様、何を………////」

 

「おばさん、ちょっと話がぶっ飛んでいる気がするのは俺達だけですか?」

 

「ジョーダンよ☆」

 

お母様、そういう冗談はホントに心臓に悪いので辞めてもらっていいですか?

 

「一希君、海未を宜しくお願いします。」

 

「お、お父様まで!!?」

 

「……責任を持って守ります。」

 

「か、一希!?何を言っているのですか!?」

 

「「いや、芝居ですけど何か?」」

 

「何でそこまで息ピッタリなんですか!?」

 

ここで父と一希の謎のコンビネーションを見ました……。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

食事を終えて、私は一希を自分の部屋に通しました。それにしても美味しかったですね。一希の料理はやはり。

 

「……最初にμ'sの存在を知った時はさ、正直驚いてたんだ。海未がスクールアイドルをやるなんて。」

 

「何ですか一希、いきなり。」

 

「だって海未、あんな衣装着たら絶対に『破廉恥です!!』って言いそうだもん。」

 

「ま、まぁそれは当たってはいますが……」

 

「穂乃果の一声から始まったμ's、個性的なメンバーしかいないこのグループのまとめ役をやってたのは相当苦労したんだろうし、尊敬もしてる。」

 

「一希が、私を、尊敬ですか?」

 

「そうだよ。最初はやりたくなかったスクールアイドル活動、それでもお前は今全力で取り組んでる。グループを綺麗にまとめることが出来る。そんなの、才能が無いと出来ない事なんじゃないかな?そんな所に俺は尊敬してるし、憧れてる。」

 

一希が、そんな目で私を見てくれていたなんて……私だって。

 

「私だって…一希とこうしてまた笑える日が来るとは思ってませんでした。もう二度と会えないんじゃないかってあの時思ってしまった。でもあなたはこうして戻ってきてくれました。それだけで嬉しかった。」

 

「海未?」

 

「μ'sに無くてはならない存在はあなたも同じです。私たちをいつでも励まし、時には突き放し、そんな一希が居たからこそ私達はここまで来れたんです!」

 

それに、と私は続ける。

 

「全てに抜かりがありません。勉強も運動も出来て、作詞作曲も平然とやってのけてしまうのですから。料理だって1人前ですし……だから私は、一希みたいになりたいなぁって。」

 

「それは違うぞ?」

 

一希が窓から夜空を見上げながら言った。

 

「確かに俺は色々な事が出来るかもしれない。でも俺は俺、海未は海未だ。俺は自分で良い曲を作れてるとは思ってないけど海未の作詞は凄いなって思うんだ。」

 

私の?確かに穂乃果たちもそんな事を言っていた気がしましたが……

 

「人には人の良さがある。完璧な人間なんか居るはずがない。人にはそれぞれ強さと弱さがあるんだよ。海未はμ'sの良いところをすべて分かってる。皆の良いところを熟知している。だからμ'sにマッチする曲を作れるんだ。俺には到底出来ない事なんだよ。」

 

嬉しいですね。お世辞でも、嘘でも一希がそんな事を言ってくれるなんて。これはまた明日からも頑張れる気がします♪

 

「あっ、そうだ!忘れるところだった。」

 

一希が何か思い出した。そして、自分のバッグを漁りに漁って手に取ったものは

 

「はい、これプレゼント!」

 

「え?」

 

一希が一緒に家にいた時点でご褒美の様なものなのに更にはプレゼントまで!?

 

「あ、ありがとうございます。開けてみても良いですか?」

 

「うん、是非是非!」

 

私は丁寧に包装紙を剥がし、中の箱を開けてみると……

 

「綺麗ですね………。」

 

海のような澄んだ青色をしたネックレスでした。こんなに綺麗なもの、私に?

 

「付けてみますね?」

 

私は今貰ったばかりのネックレスを付けてみました。改めて見ると凄く可愛いし、綺麗です。

 

「おっ!似合ってる似合ってる!こりゃ海未また綺麗に見えちまうな!」

 

「ちょっ…!?一希!!」

 

「辞めろって。可愛い顔が台無しだろ?笑顔だぞ笑顔!」

 

そう言って一希は私の頭を撫でてきました。そしてそのまま勢いよく髪を乱しにかかってきました。

 

「もー!一希!!辞めてください!!」

 

「アッハハ。いやぁ、悪い悪い。やり過ぎたわ。」

 

全く……一希はいつまで経っても一希ですね。

 

「改めて、海未、お誕生日おめでとう!これからも良い関係でいよう!」

 

「はい!これからも宜しくお願いします!!」

 

こうして私の夢のような1日は終わりを迎えたわけです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

帰り道、俺、松元一希は凄く上機嫌だった。幼なじみの海未と楽しい時間を過ごせたからだ。俺が楽しんだよりも海未が楽しめたのかどうかが大事なのだが。

 

それにしても和食にしたのは失敗だったかな?やっぱり海未も誕生日ぐらいは豪華な食事を食べたかったのでは?と今更思ってしまう。まあ、海未が喜んでいるなら良いんだけど。

 

「困るんだよ。お前に打ち込まれたラブアローシュートが心臓から抜けなくてよ。」

 

俺は自分の本心が少し分かった気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




海未ちゃんのUR当たった時は発狂もんだった。
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