オッス、俺ゴールド 〜ヤンデレ娘クリスとポケモンの世界で旅をする〜   作:友親 太一

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第二十三話 ヒワダジム ゴールド対ツクシ その一

 オッス、俺ゴールド。

 前回ヤドンの治療が無事に終わりあと数日で退院する事になった。

 

 クリスにヤドンを手持ちに入れないのかと聞いたら、

 

「ヤドンを助けたのはゴールドだよ。アタシはこの子を助けれなかった。ゴールドが適切に対処したからヤドンは助かったんだよ。だからヤドンはゴールドの仲間に入れるべきだよ」

 

 だと。

 まぁクリスがそう言うならとヤドンは俺の手持ちに入る事になった、ヤドンは雄だし問題無いな。

 

 ヤドンはこの数日でかなり元気になった。

 が、検査の為に後数日はポケモンセンターに居る。

 なのでその間は暇だから俺はヒワダジムに挑む事にした。

 尚クリスはヤドンと一緒に居ると言い今回はジムにはついて来てない。

 非常にありがたいがクリスが暴走しないかだけは心配だ。

 まぁ一応マグマラシを監視に置いてきたし大丈夫だろ。

 

 さて二つ目のジム、気合入れて戦うぞ!

 

 ★☆★☆

 

【ヒワダジム】

 

「やぁ未来のチャンピオン、いらっしゃい」

 

 ここの受付の人はキキョウジムの受付と違って丁寧だな。

 ……キキョウジムの受付は大丈夫だよな、と心の中では心配しとく。

 主に俺とクリスの履歴の為に。

 

「ここは虫タイプのジム。多種多様な虫達が君を襲うぞ!

 そこでアドバイス、虫ポケモンは炎が嫌いだ。あと飛行タイプの技も効果抜群だよ。さぁ頑張れ少年よ、君ならチャンピオンになれる!」

 

 炎タイプが弱点か。

 ……しまったなぁ、マグマラシ置いてきたんだよな俺。

 今から取りに戻るのも面倒だし、このまま行くか。

 

 うし、やるぞ!

 

 ★☆★☆

 

「オタチ、スピアーにトドメの『でんこうせっか』!」

 

「オターッ!」

 

「スピ!?」

 

 スピアーを倒した。

 

「くそ、ボクの負けだ。先に進んいいよ。だがツクシさんは強い、なんたって虫博士だからな」

 

 虫博士ねぇ、そいや前世の小学校時代に同じあだ名のクラスメイトが居たな。

 子供ってそういうニックネーム付けるの好きだよね。

 

 ん? オタチの様子が……

 

 オタチはオオタチに進化した。

 

「オオタッチ!」

 

 おぉ進化したら前より可愛くなってるぞ!

 

 俺はオオタチを抱きしめる。

 毛並みがモフモフで尻尾もモフモフで触り心地良いわぁ。

 体も大きくなって上質の抱き枕みたいだ、今晩はオオタチと一緒に寝ようかな?

 俺が夢中でモフモフしてるとジムの他のトレーナー達が集まってきて羨ましいそうにこっちを見てた。

 ……どうでも良いがこのジムのトレーナーって何で子供しか居ないんだろ?

 ジムにいる大人は受付だけだし。

 

「……良かったら君達も触る?」

 

「いいの!?」

 

「あぁ良いよ、ただし乱暴はしないでね。つう訳でオオタチ、スマンが少し遊んでやってくれ」

 

「オオ〜タチ!」

 

「「「わ~い♪」」」

 

 オオタチに群がる子供達、オオタチも楽しそうにしてる。

 コイツ、バトルより子供の相手する方が向いてるかもな。

 

 さて次はジムリーダー戦だ。

 オオタチはここ迄のバトルで大分疲れてたのでリーダー戦に使う気が無かった。

 だからこのまま子供達と遊ばせとくか、本人も嬉しそうだし。

 

 ……マグマラシ、オオタチ抜きでリーダー戦か。

 まぁ負けてもまた明日挑むだけだし。

 何とかなるでしょう!

 

 

 

 

 

 

 

 ★☆★★

 

「僕はツクシ!」

 

 チラッ

 

「虫ポケモンの事なら誰にも負けないよ!」

 

 チラッ、チラッ

 

「なんたって将来は虫ポケモンの研究で偉い博士になるんだから。

 と言う訳で僕の研究の成果を見せてあげるよ!」

 

 チラチラチラチラ……

 

「……ツクシ君もオオタチと遊びたいなら遊ぶ?」

 

「えっ、いいの!?」

 

 ツクシ君はさっきから何度もオオタチ達の方を見てる。

 

「ただし勝負が終わってからね」

 

「うん! 僕、虫ポケモンも好きだけどオオタチも大好きなんだ!」

 

 モフモフ人気スゲー。

 ジムリーダーさえ誘惑するとは。

 

「だけど手加減はしないよ」

 

「当然!」

 

 お互いモンスターボールを構える。

 

「頼んだよ、トランセル!」

 

「……」

 

「出番だ、イシツブテ!」

 

「イッシ!」

 

 相手はトランセルか。

 なら次に来る手も読める!

 

「トランセル、『かたくなる』だよ!」

 

「イシツブテ、『いわおとし』だ!」

 

 予想通り『かたくなる』で防御を固めてきた。

 だが岩タイプの技は虫タイプ弱点、トランセルはかなりのダメージを受けた。

 ……毎回思うがその岩どこから出してるんだイシツブテ?

 まさか自分の体を削ってるんじゃないよな?

 

「イシツブテ、もう一度『いわおとし』だ!」

 

「イッシイッシ!」

 

 ……それはともかく防御を上げても相性の良い『いわおとし』でその防御を超えるまでだ。

 

「トランセル耐えろ!」

 

「……」

 

 だがトランセルは耐えきれず倒れた。

 

「戻れトランセル!

 なかなかやるね。幾ら相性の悪いとはいえトランセルをこうもアッサリ倒されるとは思わなかったよ」

 

 寧ろ俺は一撃で仕留めるつもりだったんだけどね。

 だが『いわおとし』より先に『かたくなる』を使われてそれは不可能だった。

 流石ジムリーダーのポケモン、一筋縄ではいかないか。

 

 イシツブテはノーダメージ、交代は必要無いな。

 

「連戦いけるよな、イシツブテ!」

 

「イッシ!」

 

 このまま押し切るぞイシツブテ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★☆★☆

 

 ゴールドはジム戦、がんばってるかな。

 ゴールドなら大丈夫だよね、ゴールドなら勝てるよね?

 

 「まぐ~」

 

 「やあん」

 

 「……そうだね、あなた達のご主人様は強いもんね。うん、ゴールドは絶対に勝つよね!」

 

 ゴールド、アタシはゴールドが勝つと信じてるからね。

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