恋する新死神愛する元死神   作:みゃーがわ

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BLEACHが完結したので先週全巻読破してきました!
そこで何とかギンを救済できないかな~と考えたネタ。

BLEACHの中で私の中のトップ2は市丸ギンと黒崎夏梨なのでこの2人を使って原作終了後からの2人救済ネタを語ってみた。
因みにギンはCPを決めかねており夏梨は日夏。
日雛の方はごめんなさい 
雛森ちゃんはイヅルが幸せにしてくれるよ。
乱菊姐さんは修兵さんにお任せしたいのでギンはBLになるかも?
もう少しギンは周囲から愛されても良いと思うの。
乱菊姐さんのためにあんだけしたんだから。
後神槍は本当に13キロ伸びても良いんじゃないかと思う。


【序章】

私は11歳の時に恋をした。

所謂初恋と言うやつだった。

銀色の髪に翡翠色の瞳の自分よりやや小柄の少年。

でもその恋が実る事が無いのは解っていた。

何故なら彼は自分の兄と同じ【死神】であったから。

そのまま彼に恋したまま、誰とも付き合う事もなく私の生涯は閉じた。

兄の子供を暴走したトラックから守って。

義理の姉が近くにいたなら死ぬことは無かっただろう。

でも今、私のすぐそばに義姉は居なかった。

それを私は幸いだと思う。

これで彼と同じ世界に行ける。

隣に並びたいなんて贅沢は言わない。

せめて彼の傍で、彼に気付いて貰えなくとも彼の姿が見える所に居たい。

ただそれだけの想いが私が生きている最後の瞬間に思い描いた事だった。

最後の瞬間まで家族の事ではなく初恋の相手の事しか考えていないなんて自分のことながら笑える。

一体何時から私はこんな色ボケになってしまったのだろう。

自分の手を小さな手で握り泣いている甥の泣き声が聞こえる。

それでも罪悪感の一つもなく、未練の一つもなく、私は生涯に幕を閉じた。

 

あぁ、やっとお前と同じ世界に行けるよ冬獅郎。

 

この時の私にはこれから波乱な第2の人生の幕開けになるとは想像もしていなかった。

 

 :::

 

野ざらしの平原にガラの悪そうな輩。

どうやら自分は流魂街で最も治安が悪い北流魂街80地区「更木」に着いてしまったらしい。

何故「更木」って分かるかって?

だって自分の前のガラの悪そうな5人組が「お嬢ちゃんもよりによって更木に飛ばされるなんて哀れだな」とか楽しそうに言っているからだ。

さぁどうするか?

相手は確実に自分に目を付けて狙っているようだ。

自分で言うのもアレだが私はスタイルが良い方だと思う。

少なくとも双子の姉よりはかなり女らしい体形をしている。

胸の大きさは義姉には流石に少し負けるが。

父親にの顔立ちも年を成長していくうちに少年のような顔立ちから中性的なクールな顔立ちと言われるようになった。

自分では判断しかねるが学生時代に数々のアプローチをかけられた(中には女子も居たが自分の中ではカウントしないことにしている)ので平均よりは上の顔立ちなのだろう。

そんな女がこの更木に現れたのだ。

売り物にするなり性奴隷にするなりかなり価値はあるだろう。

そんなこんな考えている成り下卑た笑みを浮かべた男たちが飛び掛かってくる。

しかし私には焦りはなかった。

一番近い男を前蹴りで仕留め次の男を掌底で顎を揺らす。

その次はコメカミに蹴りを叩きつけ身を沈めて抱き着こうとした男の鳩尾に肘鉄を入れる。

最後の男は裏拳で弾いて終わりだ。

現世に居た頃に護身とダイエットを兼ねて習っていた白打が役に立った。

だがそれを入れても尸魂界での暮らしは思ったよりのんびり出来なさそうだ。

 

「もう少し安全な流魂街向かおうかな?」

 

<ちょぉ待って!>

 

呟いたのと同時に私の頭の中に声が聞こえてきた。

何かが迫ってくる気配に気づいて空を見上げると物凄い速さで刀が飛んできて私の目の前に刺さる。

 

「今私の事読んだのお前?」

 

<そぉボク。自分黒崎一護の妹やろ。頼むわ僕の主になってくれへん?>

 

刀―唾が薄い水色以外で他は全て銀色をしている―を見る。

短いから脇差なのかもしれない。

 

「主ってどういう意味だよ。それにアンタ何者?」

 

<僕の名前は市丸ギンや。どういう事かは今からボクの記憶見せるから>

 

刀―市丸ギン―の記憶が流れ込んでくる。

 

幼い事の乱菊との出会い。

乱菊の魂魄の一部を盗んだ藍染への復讐であり、死神を志した理由も乱菊のために世界を変えようと決意したことにあること。

藍染への復讐のため彼の部下となった事。

ルキアの処刑のさい尸魂界を混乱に巻き込んだこと。

藍染と共に本当の空座町へと侵攻した際、一瞬の隙を狙い『神殺鎗』の能力を以って藍染殺害を実行に移すが、藍染のさらなる覚醒を促し、彼の凶刃に倒れたこと。

そして気付いたら何故か自分自身が斬魄刀になっていたこと。

 

「で、アンタは私の斬魄刀になってどうしたいんだ?」

 

<せめて少しでも近くで乱菊が幸せになるところを見たいんよぉ。だから夏梨ちゃんには死神になって貰って護廷十三隊に入って貰わなあかんねん。夏梨ちゃんもその方が都合ええやろ?>

 

どうやらこの刀は私の邪な心まで見抜いているらしい。

 

「どうすれば死神になれる?」

 

<必要な事はボクが教えるからまずは基礎固めたら真央霊術院入ることやね。それと夏梨ちゃんはボクを使いこなすのと同時にもう一つしなあかんことがあるわ>

 

「もう一つやること?」

 

<そう、夏梨ちゃんは滅却師としての能力の方が強い。せやから滅却師としての力の制御も出来る様にならなあかんのよ>

 

「滅却師てお母さんの持ってた能力だよね?雨竜さんみたいな」

 

<多分ボクの卍解はかなり特殊やろうから一人でも戦える力つけて貰わなあかんのよ。周りに感づかれたくないから霊圧が外に漏れないとこ…瞬神夜一と浦原喜助の遊び場がちょうどええかな?>

 

「それで私はどれくらいで真央霊術院に入れるんだ?」

 

<ボクが教えるんや!1か月で習得してもらうで!!かな~りのスパルタになるやろけどね>

 

「望むところだ!」

 

 

 

「ところでこの見た目と名前じゃ兄貴の身内ってバレバレだよね?見た目と名前変えた方が良いかな?私ひっそり生きていくつもりだし」

 

<じゃぁ取りあえずは見た目と名前募集やね!>

 

「募集って何!?」

 

<メタ発言やから夏梨ちゃんは気にせんでええでぇ>

 

続く




取りあえず序章を。
出来るだけ早く話を上げていけたら良いなぁとは思っております。
少しでも楽しんでくれる方が居れば幸いです。
話しの方向性は全然決まってないので、「こう言いう話が良い」などのコメントあれば書いていきたいと思います。
どうぞネタを提供して下さいませorz
書き手はメンタルが弱いのでアンチコメントは出来るだけ控えて下さると助かります(そういう方は滅多に居ないと思いますが…)(;^ω^)
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