イーブイと愉快な仲間達が幻想入り   作:銀髪のナイフ使い
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私の力量ではもう日常回のネタを用意できません…だからしばらくの間バトル回を入れさせていただきます!
これが終わったらまた日常回もといギャグに戻りますのでご安心を!(いつ終わるとは言ってない)


幻想郷ポケモンチャンピオンリーグ! その1

幻想郷の至るところにイーブイがやってきてから半年が経ち、ポケモンという存在が幻想郷において普遍的なものとなってきた。その影響かイーブイ以外のポケモンが幻想入りしてくることも多くなった。

 

サンダースは人里に近い場所に建てられた巨大な建物の中にある広場で咲夜と一緒に歩いていた。他にもそれなりの数の人間や妖怪がポケモンと一緒に行動している。

 

(咲夜さん、ここは一体?)

 

「さあ…?つい数日前に建てられたと噂では聞いていたけれど…八雲紫、何を考えているのやら。」

 

「うーん、私にもよくわかんないけど凄いことが始まる気がするね、エーフィ!」

 

「フィー!」

 

咲夜のドレスエプロンの胸ポケットには紫から届いたこの建物への招待状が入っている。咲夜とサンダースに宛てられたものだ。フランにも同じものが届いていて、紅魔館に来たイーブイの1匹が進化したエーフィと来ている。

 

(…ん?あれ魔理沙じゃない?)

 

サンダースの目線の先には魔理沙が白い金平糖のような頭部から束ねた黒いケーブルのような手足が生えたポケモンと並んでいた。

 

「本当ね。…魔理沙の連れている生き物、本当にポケモンなの?」

 

(多分そうだと思うけど。僕が知らないってことは異世界のポケモンかもしれないね。)

 

他にも咲夜達の知り合いも多くみかけたが、このタイミングで突如建物の照明が落とされる。

 

(…何!?)

 

「…!あそこ…」

 

広場よりも高い場所にあるマイクの前にスポットライトが当てられ、そこに展開されたスキマから紫が飛び出してくる。

 

「ポケットモンスター、縮めてポケモン。幻想郷にやってきたふしぎなふしぎな生き物。幻想郷に住むのはイーブイやその進化系が大多数を占めるけれど、彼らの住んでいた世界ではその種類は700を超えると言われているわ。」

 

紫はマイクに向かってそう語りかけ、広場の中央にあるスピーカーから広場全体へと伝えられる。

 

「今日、幻想郷で最もポケモンとの絆を深め、信頼し、技を鍛え上げた者が決まる。第1回、幻想郷ポケモンチャンピオンリーグの開催をここに宣言します!」

 

建物の中の広場、すなわち幻想郷PCL(ポケモンチャンピオンリーグ)会場に集まっていた人々は数秒の困惑の後、どっと盛り上がる。ここに集められていたのは言うまでもなくこの大会の参加者達、紫と藍が幻想郷中のポケモントレーナー達の実力を総合的に比較し、特に優れていると判断された32名のトレーナーだ。

 

「早速ですが、ルールを説明します。」

 

会場の照明がつき、紫に代わって藍がマイクの前に立ち、ルール説明を始める。

 

「幻想郷PCLはトーナメント制で行われます。お互いのポケモンは1体、戦闘不能になった側の敗北となります。試合時間は5分、時間切れになった場合は3人の審判による合議で勝敗が決められます。そしてこの会場にいる限り、全てのポケモンの能力がレベル50のものに揃えられます。尚、トレーナー及び協力者の能力や道具によって自分のポケモンの補助、相手ポケモンの妨害を行うことは反則、失格といたします。」

 

「それじゃあ早速トーナメントの組み合わせを発表するわ!」

 

紫がそう宣言すると、会場の中央にある河童製のモニターにトーナメント表が映し出され、それぞれのトレーナー達が自分の対戦相手を確認する。

 

(えーっと、僕達は…)

 

「第九試合みたいね。対戦相手は…封獣ぬえ。」

 

「私は…えっと…第七試合だって!相手は…魔理沙だ!」

 

(僕達とフランが当たるなら決勝戦になるね。上手く勝ち上がれるといいけど。)

 

「やるからには優勝を目指しましょう。お嬢様が呼ばれなかったのは心残りですが…」

 

(仕方ないよ。レミリアはまだゴルバットと仲悪いから。)

 

 

「私の相手は…と。第一試合、対戦相手はにとりか。まあ、イーブイなら楽勝よね!」

 

(うん、やれるだけやってみるよ!)

 

 

「私達は…第五試合のようですね。まあ、相手が誰でもブースターならなんとかなりますよね!」

 

(対戦相手は藤原妹紅か。エーフィの奴は慧音と一緒にいるのを見たけど…妹紅は誰を連れてるんだ?)

 

「えーっと妹紅さんは…トサカや翼が炎になっている鳥ポケモンのようですよ。」

 

(炎のトサカって…マジかよ。)

 

 

(鈴仙・優曇華院・イナバ…あった。ボク達は第八試合みたいだね。文字が小さい枠に無理矢理押し込まれてるから見つけやすいや。)

 

「はい、対戦相手は師匠みたいですね。」

 

「私が連れてるのはブースターだからうどんげとシャワーズには不利だけれど…タイプ相性だけがポケモンバトルじゃないのよ?」

 

「ぶーすた!」

 

 

「十二試合目か。対戦相手は…チルノ!?」

 

(ホントか!チルノいつの間にポケモンゲットしてたんだ?えーっと、チルノ…いた!隣にいるんは…嘘だろぉ!?キュレムじゃねえか!)

 

「キュ…キュレム?そんなに強いポケモンなのか?」

 

(強えも何も伝説のポケモンだ!くぅ〜、ワクワクすんなあ!)

 

 

「私達は第三試合みたいね…」

 

(ああ…)

 

「あなたがこういうことで黙っているなんて…妬ましい。」

 

(何故オレがお前と組まされたのかを考えていた。確かに地底で初めて俺に話しかけてきたのはお前だが…)

 

「勇儀はあなたが前に戦ったっていう筋肉まみれのと意気投合したから…ああ、妬ましい…ぱるぱる…」

 

(ったく、面倒くさいやつだ。まあ、優勝はこのオレがいただく!)

 

 

「十六試合目、最後だけれど…リーフィア?」

 

(幽香さん…僕、あんまり戦ったりするのは好きじゃないんだ。)

 

「ええ、知っているけれど…せっかくだから楽しみましょうよ!メディスンも応援に来てくれるみたいだし。」

 

(…わかった。僕、頑張るよ。メディにかっこ悪いとこ見せたくないし、それに幽香さんと一緒ならなんでも出来る気がするんだ!)

 

 

「第十五試合目ですか…対戦相手は洩矢諏訪子のようです。」

 

(そうか。…相手が誰であろうと関係ない。優勝を狙うぞ、妖夢!)

 

 

「第十三試合だってさニンフィア。」

 

(はあ…めんどくさいなあ…村紗、目標はどうする?優勝は無理だよね多分。)

 

「そうだね…ベスト4を狙ってみよう。それならまだ現実的でしょ?」

 

(三連勝か…そうだね、やってみるか!)

 

 

「5分後に赤の第1ステージで第一試合を、青の第2ステージで第二試合を行います。第一試合と第二試合に出場するトレーナーは各ステージへ、そしてその試合が終わってすぐに第三試合と第四試合を行いますのでそれぞれのトレーナーは会場出入口で待機を、それ以外のトレーナーは控え室が用意されていますのでそちらでの待機をお願いします。」

 

幻想郷最強のトレーナーを決める戦いが、今始まる…!




イーブイ(まさかポケモンチャンピオンリーグが幻想郷でも開かれるなんて!)

サンダース(僕達は一回戦じゃ当たらないようになってるみたいだね。)

ブースター(順調に行けば準々決勝は全員俺達で埋まるが…)

シャワーズ(そうはならないだろうね。流石につまらないし、会場にやべーやつも混ざってたし。)

エーフィ(まさかのキュレムだもんなー…ちゅーかチルノのヤツどうやってキュレムと仲良くなったんだ?)

ブラッキー(見間違いでなければ他にも数匹伝説のポケモンがいたぞ…勇儀のヤローはマッシブーンと組みやがったしな。)

リーフィア(とりあえず…初戦だけでも勝ってみせる…!)

グレイシア(行けるところまで行く。正々堂々と戦うだけだ!)

ニンフィア(まあまあ、そう熱くならずに気軽に行こうよ。)

イーブイ(♀)「いぶうっ!」

サンダース(この子も応援してるみたいだね。それじゃあ今日はここまで!)

ブイズ(次回もまた会おうね(な)!)


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