デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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やっと、二章 四糸乃編に入れた。
ここで、何とか巻き返しの時です!


四糸乃パペット・澪奈ブレイクアウト
第11話 修練の日々


〈天宮市 とある山奥〉

 

 

 

森林が生い茂る中、1人の青年が大きなバックパックを背負いながら、山の中を走っていた。

このデート・ア・ライブの世界に降り立った 仮面ライダーの1人、久留洲崎影騎である。

彼は、身体を鍛える為に琴里に山を教えてもらい、ある修行をしていた。

そう、ある仮面ライダーの中間形態を使いこなす為である。

そして、その頃には俺達の生活環境にも変化もあった

十香が士道たちの高校に転入してから一ヶ月ほど経ったが、折紙と十香による喧騒は毎日のように起こっては士道の疲労が心配だが

 

初めは影騎に対して警戒心を持っていた十香だったが、士道や琴里たちの助力もあってか無事に仲良くなり、調理実習で作ったらしいクッキーをひとつ貰えたぐらいには信用を得たようだ。何故か他の女子からも貰ったが。

 

クッキーは人間が作るものと何ら遜色はなかったが、士道の精霊から貰えただけでそれは良い兆候なのだろう

 

一方、澪奈はあれから現界していない。

 

彼女が現界したとき、自分に何が出来るのかは分からない。だが、影騎はもう次の備えをしていた

 

この一ヶ月間は必要最低限のこと以外は全て自身を鍛えることに費やしていた。

毎日自分の身が限界になるまで走り続け、時には身体に錘を着けながら、響鬼並の過酷トレーニングを繰り返していた

 

こんなことをしても意味はあるのか確信はなかった。むしろ身体を傷つけているだけ、そう言われたこともあったが、ずっと続けてきた。

 

こうしていなければ彼女の言った一言が延々と頭に繰り返されるのだ。

 

(嘘つき……)

 

それに無理なトレーニングでもきちんと効果は出ていた。

身体に負担が掛かる中間形態を長く維持出来るようになっていた、数種類を除いて、だが。

 

ただがむしゃらに鍛えていたわけではない。影騎にも考えがあるのだ。

 

――戦うことになれば澪奈を取り囲んでいるあの盾をぶっ壊す。

 

もし話し合いで決着が着かなかった場合、当然互いは武力行為に出るだろう。

正直に言えば今の澪奈とは話し合いなど到底出来るとは思っていない。

だからこそ、戦う時は彼女の心の壁を全て壊すプランにすぐ切り替えた。

 

 

影騎は、少しヤバい事を考えていた。何処か都合のいい怪人は居ないだろうか、と

自分が今、どれだけ使いこなせるのか試してみたいのだ。

 

「随分と自分を追い詰めていますわねぇ?」

 

「!?」

 

突然、森に響いた声に周囲を見回す。しかし、影騎はその特徴的な声音と喋り方に心当たりがあった

 

「何の用だ、狂三」

 

「貴方が山籠りして、何をしてるか気になりましてね?」

 

すると森の影から赤と黒のゴシックドレスの霊装を身にまとった少女、時崎狂三が現れる。

 

「なに、自分の迂闊さが招いた結果に備えて、鍛えてるんだ。もっとも、やり方がな、分かってないんだ」

 

「分かってないのに鍛えているんですか?」

 

「あぁ、少なくとも大抵の中間フォームは使いこなせるようになった」

 

「大抵……そういう事は、まだ不安定なのもあると?」

 

「・・・・そうなるな」

 

鋭いな……と影騎は狂三の思考力に感嘆していた。流石は最終目的を掲げる精霊。そして、何より自分の推しだ。と影騎は山の麓にある小屋に向かって走る。

この小屋は、ラタトスクが影騎の修行用として用意してくれたものだ。風呂、家電共に用意され、自家発電のを利用している携帯も充電出来るのが救いだ。

お陰で「彼ら」も安心して運用出来る

 

「ピイィィィィィッ!」

 

赤い鳥達が影騎達の周りを飛び回り、今度は地上を青色の狼達が駆け寄り、緑色の猿達が木々を飛び回って降りてくる

 

「・・・・・この可愛らしい動物?動物??達は?」

 

「アニマルディスク、仮面ライダーのサポートアイテムの一つだ」

 

指を差し出すと、その上にアニマルディスクの1体、アカネタカが着地し 影騎の手をツンツンつっつく

 

「彼らは、俺が街に居ない間や周りの偵察をして貰っている。彼らには録画機能や録音機能も着いてて、それで怪人達の動向を掴むんだ」

 

「なるほど、中々可愛らしいですわね」

 

狂三もアニマルディスクの1つ、ルリオオカミを拾い上げて軽く頭を撫でる

 

「さて、ここからが大仕事だ……」

 

アニマルディスク達がディスクケースの中でディスクの形になり、収まっていく

 

「何をしますの?」

 

「確認だよ、この周辺から近くの町までのな。怪人らしいのが写っていたら、現場近くに行かないといけないしな」

 

そういうと、小型のビデオ再生機器を取り出して 1枚1枚、録画を確認していく

全てのアニマルディスクには録画機能を内蔵してある。難しい技術だが、不可能では無い。

そうして、何十枚目かである物が映っていてた。

 

「コイツは………!」

 

「何が写っていましたの?」

 

狂三が覗き込むと、古い格好した怪しい男女が登山客を引き摺っている映像が映っていた

 

「コイツは珍しい、魔化魍だ……」

 

「魔化魍?」

 

「そうだな、早い話。妖怪みたいな奴だ……コイツらは……土蜘蛛か??」

 

「土蜘蛛?」

 

「あぁ、山の中で活動する連中でな、多分こことは違う小屋がある筈だ。それを探す。丁度いい相手も出来たしな」

 

「なら、わたくしも手伝いますわ。成り行きですが」

 

「助かる。だが無茶はしないでくれよ?」

 

そういうとディケイドライバーを手にして、録画していたアカネタカを放り、変形させて案内させる




如何でしたか?今回はすごく短めですが、「勘弁してくれ」(フロム脳

そして、影騎が使う仮面ライダーの中間フォームとは何なのか予想してみましょう?

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