デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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今回は、散々匂わせていた最悪最凶の中間フォームを出します。
皆さんは予想が着いていましたか?
それでは本編どうぞ


第12話 黒き破壊と殺意

人里離れた山奥を、影騎は道案内で飛行してくれるアカネタカを追いかけ、山の中を駆け抜けていく。

 

木々が生い茂る中、躓くことなく走り抜けていく影騎。

その目的は、アニマルディスクに録画された映像に映っていた魔化魍の撃滅である。

もし、これを見逃せば一般人が次々と魔化魍に喰われて手強くなるし、何より何も知らないラタトスクの職員も襲われる。

それを防ぐ為にも、直ぐに現場へと走り続ける影騎。

 

すると、アカネタカが白い何かに直撃して木に張り付けられた。

そして、影騎にも白い何かが飛んできてそれを横に飛んで回避する

 

「また新しい餌が来たか」

 

着物を着た女の姿で男みたいな声を出した。コイツが、土蜘蛛の姫である

 

「これで、また我が子のお腹が満たせる」

 

そして、反対方向から男の姿で女の声で喋る。土蜘蛛の童子である。

魔化魍の姫と童子は姿とは反対の声音で喋るのも特徴の一つである。

 

影騎はディケイドライバーを腰に巻いて、ライドブッカーからカードを抜いて 中央のバックルに装填する

 

〈カメンライド!〉

 

「変身!!」

 

〈ディ、ディ、ディ、ディケイド!〉

 

影騎は仮面ライダーディケイドの姿になり、土蜘蛛の姫へと走り出す。

姫は、口から糸を吐き出すが影騎はライドブッカーソードモードにして糸を切り払う。

そして、剣を振り下ろす瞬間に童子の蜘蛛の糸がディケイドの首に巻き付き、動きを封じる。

影騎は思わず首から糸を引きちぎる為にライドブッカーを落としてしまう。

そして、無防備な状態を晒した影騎は姫の殴る蹴るだのの打撃をモロに受けてしまう。

そこで、影騎はこの状況を打破出来る、危険なカードを抜いて ディケイドライバーに装填した。

 

〈カメンライド!ビ、ビ、ビ、ビルド!ラビットタンクハザード!〉

 

鋳型の様な専用のフレームハザードライドビルダーが現れ、ディケイドをプレスする。黒と黄色の警戒ラインでただならぬ危険を警告していた。

 

『スーパーベストマッチ!アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!』

 

『ヤベーイ!』

 

自分の首を絞めている糸を容易に引きちぎって、近くにいた姫を殴り飛ばし、木々をまるでピンボールのように吹き飛ばす。

 

「・・・・・凄いな、ハザードフォームは。だが、短時間で仕留める!!」

 

そういうと、童子の方へと駆け出して パンチの応酬をして グロッキー状態にすると、カードを入れて 必殺技を繰り出そうとする

 

〈ファイナルアタックライド!ビ、ビ、ビ、ビルド!〉

 

 

『ガタガタゴットン! ズッタンズタン! ガタガタゴットン! ズッタンズタン!』

 

『Ready!Go!』

 

『ハザードフィニッシュ!!』

 

全身から漆黒の強化剤を黒いオーラのように噴出し、土蜘蛛童子に全力の右ストレートパンチを叩き込む。

土蜘蛛童子は、自身の耐久値を超えて 爆散する。

 

「はぁ、はぁ。次は、姫だ……」

 

急いで残った姫を探すために、影騎は吹っ飛ばした所へと向かう。

少し離れた地点で、ヨロヨロと逃げようとしてる姫を見つけると、再びカードを装填した。

 

〈ファイナルアタックライド!ビ、ビ、ビ、ビルド!〉

 

『ガタガタゴットン! ズッタンズタン! ガタガタゴットン! ズッタンズタン!』

 

『Ready!Go!』

 

『ハザードフィニッシュ!!』

 

 

全身から漆黒の強化剤を黒いオーラのように噴出し、おぼつかない足取りで逃げる土蜘蛛姫の後ろに全力のライダーキックを叩き込み、土蜘蛛姫は吹き飛びながら爆散した。

直ぐに、影騎は変身解除して木にもたれかかる。

 

「ヤバかった・・・・まだ変身してたら、間違いなく……」

 

まだ体に負荷を抱えながらも、今度は土蜘蛛本体を倒す為に捜索し始める。

既に、他のアニマルディスク達にも捜索させてる。

さっきより重い足取りで山の中を歩き続けていく。

そして、少し広いエリアに出ると、ポツンと古風な小屋があった。影騎はその小屋から嫌な感じをヒシヒシと感じていた。

すると、小屋の扉が突然開いて 糸が飛び出してくる。

影騎はそれを間一髪で回避する。すると小屋から8本の脚が飛び出して、影騎へと迫ってくる。

影騎は、再びディケイドライバーを腰に巻き付けて 変身する。

 

「正体を現せ、化け物が!!」

 

影騎はライドブッカーとディメンションブラスターの2丁持ちで、小屋を集中攻撃して 小屋が壊れると中から馬鹿デカい蜘蛛の化け物が顕になった。

この馬鹿デカい毒々しい黄色と黒の大きな蜘蛛が土蜘蛛である。人間を常食するとする魔化魍である。

影騎は、ライドブッカーガンモードとディメンションブラスターの2丁持ち攻撃するが、大きなダメージを与えられず 、土蜘蛛にデカい脚を使った攻撃を繰り出されていた。

 

「全然ダメージがないのか!?」

 

次第に土蜘蛛の攻撃から避けるだけになってしまい、劣勢に追い込まれてしまう。

1度また、禁断の力が過ぎるも可能な限り それに頼らないように立ち回り 反撃を加えるも決定打にならず

遂に土蜘蛛の鋏角に影騎が掴まれてしまう。

 

「ぐぅっ!?しまったァ!?」

 

ギリギリと土蜘蛛は鋏角に力を入れて 締め殺そうとしてている。

影騎は当然、足掻くがビクともしなかった。カードを入れようにもガッチリと拘束されてて、腕も動かせなかった。

 

「このままじゃ……喰われ……ちまう……!」

 

必死に藻掻くも、徐々に土蜘蛛の口へと近づいて行く

その時、複数の弾丸が 土蜘蛛を撃ち抜き 鋏角で挟んでた影騎を離してしまう

 

「っ、一体、誰が」

 

「随分と情けないですわよォ?影騎さぁん?」

 

「く、狂三!?何故、来た!?危険だぞ!?」

 

「危険なんてよくある事ですわ、それにこの怪物ごときではわたくしは死にませんわ!」

 

そう言うと、マスケット銃と短銃を手に 動き回りながら、土蜘蛛に影弾を撃ちまくっていた

俺は、狂三の覚悟を再認識すると ライドブッカーからあるカードを引き抜き、ディケイドライバーに装填した

 

〈カメンライド!〉

 

「・・・・ビルドアップ」

 

〈ビ、ビ、ビルド!キードラゴンハザード!〉

 

〈スーパーベストマッチ!アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!〉

 

〈ヤベーイ!〉

 

全身真っ黒なキードラゴンフォームの姿になったビルドハザードフォームで、手には専用武器ビートクローザーが現れて、それを掴み 土蜘蛛へと突撃していく。

 

ビルドでもトップの通常キードラゴン、そのハザードフォームなら、ディケイドを容易に上回るパワーを土蜘蛛に繰り出していく。

さっきまで弾かれていた脚を今度は逆にビートクローザーで粉砕して胴体に何発も切りつけていく

 

「うっ……!」

 

影騎は突然の眩みに少し動きが止まってしまう

 

「影騎さん!動いて下さいまし!」

 

「っ!あ、あぁ!」

 

頭を振って、眩みを振り払って攻撃を続行する。自分へのタイムリミットを感じながら……。

何度も攻撃を与えて、優位に進めるも思わず土蜘蛛からの手痛い脚の攻撃でディケイド・ビルドが吹き飛んでしまう

 

「いっってぇ・・・・な?」

 

頭を軽く抑えて、そして糸が切れたように俯いて棒立ちしてしまう。

 

「影騎さん!何をしてますの!?」

 

狂三の悲鳴に、土蜘蛛は影騎へと迫っていく。

すると、影騎が顔を上げると振り下ろしてきた土蜘蛛の脚を受け止めると、片手であるカードを入れて、読み込ませる。

 

〈アタックライド!オーバーフロー!〉

 

〈マックスハザードオン!オーバーフロー!ヤベーイ!〉

 

影騎は、アタックライドカードでオーバーフローモードに移行した。

それは、一時的にハザードレベルを上昇させ、敵のみならず味方までもが恐怖を感じる程の戦闘能力を発揮できる程の力である。

 

土蜘蛛は、恐怖を覚えたのか後ろへと下がり始めるが影騎はそれを逃がすまいと連続で土蜘蛛の顔面にビートクローザーを斬りつける。

そこから起こったのは、一方的な戦いであった。

抵抗する土蜘蛛の脚を全て、へし折り 動けずにのたうち回る土蜘蛛の急所を的確に攻撃を続けるディケイド・ビルド。

その光景に、思わず狂三も立ちすくんでいた。

そして、影騎は淡々と必殺カードをバックルに入れる

 

〈ファイナルアタックライド!ビ、ビ、ビ、ビルド!〉

 

〈ガタガタゴットン! ズッタンズタン! ガタガタゴットン! ズッタンズタン!〉

 

〈ReadyGo!ハザードフィニッシュ!〉

 

全身から漆黒の強化剤を黒いオーラのように噴出し、青いドラゴンのオーラが周りを飛んで、のたうち回る土蜘蛛に容赦なく顔面に全力の必殺キックを叩き込む。

そして、その一撃に土蜘蛛は耐えきれずに爆散する。

 

「あぁ、なんて無慈悲なんでしょうかっ」

 

「・・・・・・」

 

すると、影騎が振り向いて 狂三を見ていた

しかし、その視線は明らかに普通の状態では無く、狂三には恐怖や殺意が向けられていた

 

「え、影騎さん?共闘した者に向ける視線では無くて?」

 

強烈な殺気で、少し後退りする狂三。そんな狂三に目掛けてディケイド・ビルドがビートクローザーを振り上げて、走り出す。

狂三は身の危険を感じて、回避する。後ろの木が一刀両断されて倒れる。

 

「影騎さん!?冗談が過ぎますわよ!?」

 

「・・・・・・」

 

「まさか、これが影騎さんの言っていた……!」

 

それは影騎と狂三が、土蜘蛛討伐前に話していた事である

 

『狂三、もし俺が黒いビルドの姿になって、お前に攻撃してきたら逃げろ』

 

『・・・・・はい?どういう事ですの?』

 

『文字通りの意味だ。もし俺がお前に殺す気で襲ってきたら、逃げるか、焔か紅音を呼ぶんだ!いいな!』

 

『は、はいっ……』

 

あの時の切羽詰まった影騎の表情と言動には驚いたが、まさかこういう意味とは思わなかった狂三は、ディケイド・ビルド キードラゴンハザードの攻撃を回避し続けて救援が来るのを待っていた。

だが、次第にディケイド・ビルドの攻撃が苛烈さを増していて、次第に狂三は避けるのが難しくなってきて、そして追い詰められディケイド・ビルドがビートクローザーを振り上げたその時。

 

〈ガードベント!〉

 

赤と銀色をした謎の仮面ライダーが龍みたいな盾を持って、ディケイド・ビルドと狂三の間に割って入り 攻撃を防いだ。

 

「あ、貴方は一体……!」

 

「何をしてるの!早く逃げて!!」

 

「あっ……。その方は暴走していますの!強力な攻撃で変身解除に追い込んでくれますか!?」

 

「暴走!?わ、分かったわ!」

 

龍の盾でディケイド・ビルドを押し退けると、バックル中央からカードを抜いて、左腕の龍の顔を模したようなナックルガードにカードを入れる。

 

〈ファイナルベント!〉

 

何処からともなく、赤い東洋の龍が現れて、赤いライダーの周りを飛び回り、足を大きく広げて開き気味の四股立ち、右手を開いて大きく広げ、左手を下に構えて拳を握りこんで体全体をゆっくり沈み落とす。

両足を合わせて踏み切り、左手と右膝を上に突き出して跳び、ムーンサルトしてドラグレッダーの火炎放射を背に受けて身に纏い、威力と速度を上げて跳び蹴りをディケイド・ビルドに直撃させた。

爆炎と共にディケイド・ビルドは吹き飛ばされて、変身解除され影騎は元の姿に戻る。

 

「ぐ、はぁ……」

 

やっと意識が戻ったのか起き上がり、状況を確認した。

 

「くそ!俺は、暴走しちまったのか……!」

 

「影騎さん、元に戻ったのですね?」

 

「く、狂三。済まない、大丈夫か!?」

 

「ええ、この通り。命を狙われるのには慣れてますから」

 

「ん、アンタは・・・・龍騎?」

 

やっと状況が落ち着いて、そこのいる仮面ライダーを見て驚く。

そう、目の前にいるのはミラーライダーの1人 仮面ライダー龍騎である。

しかし、俺はまだドラグレッダーのカードデッキは作ってなかった筈。

すると、龍騎はおもむろに変身を解除した。現れたのは少女であった。

 

「さっきは、助かった。俺は、あと少しで知り合いを殺しかね……」

 

次の瞬間、パンッ!と乾いた音が山に響いた。少女が近づいたと思えば影騎に平手打ちをしたのだ。

 

「貴方は、自分が何をしたのか分かっているんですか!?関係ない人を殺そうとしてたんですよ!」

 

「っ、済まない……。それに関しては言い訳出来ねぇ。」

 

「貴方の持つ力を自覚しなさい!」

 

「は、はい……。」

 

「所でぇ、貴方は何者ですの?貴方も仮面ライダーですの?」

 

「そういえば、確かに。それに俺はまだライダーデッキを焔の分以外作ってない。アンタ、何者なんだ。」

 

「カイナ……。私はカイナ、仮面ライダー龍騎よ」

 

 




いかがでしたか?
因みに、カイナというのはみょみょみょ星人木村さんが過去に出していた東方Project系の仮面ライダーの登場キャラです、ちゃんと許可を得てから出させてもらってます。

それと、小さな隙間は漢字続きだと見づらいかもしれないと思って意図的に開けてるので誤字報告しなくていいです

それでは、評価と感想をお待ちしています
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