デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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思いつきで、もし 影騎が原作前に行動していて 若干原作通りの歴史を介入したら、と思って書き始めました
俺もそうやって、少しストーリーが緩和出来たらと思ってやりました


最初の推し精霊との邂逅

その出会いは唐突であった

目の前に居る片目隠れてる少女とカフェをしている、そう後に『最悪の精霊』と呼ばれ、主人公を救う為に色々とやっていた少女が目の前でアイス珈琲を飲んでいる

 

「・・・・・」(何故、こうなった……)

 

 

 

遡る事、3時間前

 

 

〈side 影騎〉

 

 

 

俺は今、マシンディケイダーで街を走っていた

この街の隅から隅まで見たかったのだ

焔には、留守番を任せた

焔というのは、ドラグレッダーの人間体時の名前だ

まあ、何故か人間体の見た目は灼眼のシャナの主人公だったんだよな 何故だろうね?

一応、お金は渡しておいたから 多分勝手に昼は済ませてくれると思うが

そして、ある住宅街を走っていたがある路地裏に差し掛かった所で俺は止めた

暗くてよく見えなかったが、何かで濡れてる地面を見た気がしたからだ

俺は、バイクから降りて 路地裏へと入っていく

そして、俺は察した 壁や地面を染めているのは大量の血だ

一瞬、グロンギか何かを疑いながら ディケイドライバーを手にした

すると、1番奥に誰かがいる

 

 

「あらあら、こんな所に人が来てしまうとは、運がありませんわね?」

 

 

俺はその特徴的な喋り方、声音で理解してしまった

この路地裏の惨劇を引き起こした人物を……

 

 

「っ!」(時崎……狂三……)

 

 

まさか、ここで、この最悪のシチュエーションの中で推し精霊に会うとは思わなかった、それも原作スタート前に!

 

 

「こ、ここで、何をしているんだ?」

 

「言えると思いまして?」

 

 

間違いない、ここで俺を殺す気だ

 

 

「生憎、俺はまだ死にたくないんでね!」

 

 

腰にディケイドライバーを付けて、装着され カードを入れる

 

 

〈カメンライド!〉

 

 

「変身!」

 

 

〈ディ、ディ、ディ、ディケイド!〉

 

 

影騎の周りに14の紋章と、14のモノクロのシルエットが出現し

それらが影騎と重なると一瞬だけ発光し、次の瞬間にはモノクロだったシルエットと同一の姿の仮面にバックルから出現したマゼンタのプレートが頭部に突き刺さる。

そこにはマゼンタに輝く戦士へと姿を変えた。

 

 

「・・・・・あらあら、魔術師ですか??」

 

「残念だが、俺はそんな存在じゃない 通りすがりの仮面ライダーだ!」

 

 

 

そう言い放つと、腰のライドブッカーを取り出し ソードモードにして 精霊に斬りかかる

少女は後ろへ飛んで、斬撃を回避し 両手に持ったマスケット銃と短銃を撃ち返す

黒い弾丸をライドブッカーで斬り払う

すぐさま、ライドブッカーをガンモードにして 撃ち返していく

 

 

「専守防衛してから言うのもなんだが、名前を聞かせてくれないか!?」

 

「そうですわね、ただの人間ではないので答えましょう?わたくしは」

 

 

少女が高らかに紹介しようとしたその時

 

 

「あぁ、居たよー……」

 

 

また誰かがこの場に入り込んできた

見た目は外国人みたいだが、やけに日本語がハッキリしている

 

 

「それにー、『指輪の魔法使い』みたいな奴もいるし、面倒くせぇよぉ……」

 

 

っ!?今、コイツ 指輪の魔法使いと言ったか!?

じゃあ、コイツの正体は!?

 

 

「とっとと、絶望させるに限るよなぁ??」

 

 

外国人の身体から猫みたいな化け物へと変化した

 

 

「っ、やっぱりファントムか!!」

 

ファントム・・・・それは、ゲートと呼ばれる生まれながら魔力が高い人間を絶望させ、人間の人格を消滅させ中の魔力を解放させ 怪物へと変化した怪人、だったか

そして、ファントムのモチーフの大半は世界中の伝説上の生き物や怪物、何故か天使みたいのも混じっていたが まるで猫みたいな姿、確か 劇中ではケットシーと呼ばれていたファントムだ

 

 

「あらあら、なんて可愛らしいよでしょうか…… 」

 

 

あ、そうだ 時崎狂三は無類の猫好き 猫系怪人すら可愛いと言うのは驚きであったが

 

 

「さて、ここは一時休戦しないか?」

 

「ええ、構いませんわ、その代わり 貴方やあの怪物の事も話してくれますか?」

 

「勿論だっ」

 

 

俺はライドブッカーを、狂三は短銃を向けて ケットシーに挑む

 

 

「俺は早く終わらせて、休みたいんだよ〜……コイツらも相手してやれ……!」

 

 

ケットシーが何かの石ころを幾つも投げ捨てると 突然異形の化け物達を作り出し、手には槍みたいのを保持していた

 

 

「っ、グールもかよ!」

 

「あらあら、大所帯になってきましたわね〜?」

 

「なぁ、雑魚は頼む。俺はケットシーを仕留めるから」

 

「ええ、構いませんわ。わたくし、多数の方が戦いやすいので」

 

 

グール達を狂三に任せると、俺はライドブッカーをソードモードにして ケットシーファントムに斬りかかる

 

 

「なんで、お前から来るんだよー!」

 

 

ケットシーは鋭い爪でライドブッカーの剣戟を受け止めて、ディケイドのガラ空きな脇を空いてる片方の爪で切り裂いてダメージを与える

 

 

「ぐっ、このクソ猫がァ!」

 

受け止められているライドブッカーごと膝蹴りして ケットシーを吹き飛ばして、距離を開ける

 

 

「猫には猫だ」

 

 

そう言うと、バックルにカードを挿入して、閉じる

 

 

〈カメンライド!オ、オ、オ、オーズ!ラトラーター!〉

 

〈♪ラタ・ラタ・ラトラァータァー!〉

 

 

ディケイドの姿が、黄色い猫化の動物のメダルで統一された、スピードに秀でた仮面ライダーオーズ ラトラーターコンボに姿を変えた

 

 

「まあ!そちらもそちらで可愛らしいですわ!」

 

「なぁっ!?お前も姿を変えられるのかよォ〜!」

 

「この姿は初めてだから、手加減出来ねぇぞ、する気も無いがな」

 

 

すると、走り出すと ケットシーからしたらとてつもない突風がしたと思えば、 胴体に何発も斬られるような痛みを感じた

 

「な、なんだ、これ」

 

 

すると、今度はまた後ろから何かが迫るのを感じた時にはまた胴体を何回も切り付けられて 地面に顔を付けていた

 

 

「な、何が、どうなってんだ〜……」

 

「簡単だ、俺がお前とすれ違う瞬間にこの爪で攻撃してんだよ」

 

 

目の前で立ち止まり、腕に展開されてるトラクローを見せながら ヨロヨロと起き上がるケットシーファントムに連続 クロー攻撃して グロッキー状態に追い詰める

 

 

「いい加減疲れたろ?その輪廻から解放してやるよ」

 

 

オーズのマークが描かれたカードをディケイドライバーのバックルに入れ、読み込ませる

 

 

〈ファイナルアタックライド!オ、オ、オ、オーズ!〉

 

〈スキャニングチャージ!〉

 

 

「ハァーーーッ!」

 

 

全身から大熱波を放ち、目の前に出現したリングをチーターレッグの加速能力で突き抜けていく

 

そして

 

 

「セイヤァァァァァァ!!!!」

 

 

ラトラーターの必殺技 ガッシュクロスを繰り出し トラクローでケットシーファントムをX字に切り裂いた

 

 

「こ、こんなこと……引き受けたく……」

 

 

遂に身体の耐久を超えて、大爆発した

 

 

「はぁ、はぁ……片付いたか……あ、いけね」

 

 

ケットシーの爆散を見届けると、直ぐに狂三の元へ向かう

 

 

〈side 狂三〉

 

 

やれやれ、少し時間の補給をしただけで 突然の同年齢の青年に現場を見られ、更にその青年が何かヒロイックな何かに変身したかと思えば、今度は可愛らしい猫の怪物が現れて、今日はとことん着いてませんわね

そして、今は雑兵みたいな化け物にたかられていますわ

あまり、戦闘力は無いのか わたくしの銃撃 数発で倒れてくれるのは嬉しいですが、数が多いのなんの……

正直、ここであまり力を使いたくなかったのですが

 

 

〈カメンライド!ガ、ガ、ガ、鎧武!〉

 

 

すると、後ろの方から何者かが迫って 目の前の雑魚達を葬っていった

そして、爆炎から現れたのは先程の黄色いライオン等の姿ではなく、両手に刀みたいのを持った 鎧武者みたいな姿に変わっていた

 

 

「貴方は随分と色んな姿に変えられるのですね?」

 

「まあ、な。大丈夫か?」

 

「ええ、助かりましたわァ……」

 

 

そう言うとわたくしは、両手の銃を向ける

すると、対面してる鎧武者も2本の刀を構えた

 

しかし、わたくしから先に銃を下ろした

 

 

「辞めましょう?正直、今日は色々ありすぎて疲れましたわ」

 

「・・・・だな、俺もだ」

 

 

そういうと、目の前の鎧武者が変身を解いて 元の青年の姿に戻る

 

 

「取り敢えず、何処かでお茶を飲みながら 自己紹介 それとそっちが何者か教えて欲しい」

 

「勿論構いませんわ、けど 貴方が何者であの怪物達が何かなのか教えてもらいますわよ」

 

「上等だ、ほら」

 

 

そう言い捨てると、ヘルメットを投げ渡す

 

 

「それ被って、後ろに乗ってくれ ただ、ちょっとそのドレス姿は危ねぇか?」

 

「なら、変えますわ」

 

 

黒い影みたいな渦が包んだかと思えば、裸禅高校の女子制服に姿を変えた

 

 

「こりゃ、人間じゃねぇな」

 

「それでは、参りましょうか」

 

 

少女が運転席の後ろの座席に座り、青年は運転席に座りエンジンを掛け、その場を走り去った

 

 

 

〈side 影騎〉

 

 

そして、今に至るという訳だ

今の俺の目の前に 推し精霊の1人 時崎狂三がアイス珈琲を飲んでいる

 

 

「良いのですか?ご馳走になって、と言っても飲み物だけですが」

 

「まあ、これくらいなら問題ない、さて本題に入ろうか」

 

「そうですわね、わたくしは時崎狂三、精霊でしてよ?」

 

「精霊だと?」

 

「この世界とは別の世界、臨界の住民ですわ」

 

「それが、この人間界に何の用だ?」

 

「・・・ただの食事、ですわ」

 

「あんな血塗れでか?有り得ねぇだろ、食人主義か?」

 

「いえ、そうではありませんわ……まあ、教えられませんわ。さて、そちらも話してくれますか?」

 

「さっきも言ったが、俺は通りすがりの仮面ライダーだ」

 

「その仮面ライダーと言うのは?」

 

「人々の平和を守る為に戦う、素顔を仮面で隠した正義のヒーローって所かな」

 

「偽善ですか?」

 

「かもな、そう言われても仕方あるまい。」

 

「あら、激昂しませんの?」

 

「それが、恐らく世間の反応だろうしな」

 

「それでは、あの怪物達は?」

 

「アレか、あれも仮面ライダーの敵の一種、ファントムだ」

 

「ファントム?」

 

「あぁ、人間の中に潜む化け物が絶望で染まった時に 元の人間の人格を消滅させて変化する怪物さ、要するに元人間だ」

 

「それにしても、随分と可愛らしいのですね ファントムというのは」

 

 

「いや、それはたまたまケットシーがそうだっただけだ。奴らの姿は、基本的には伝承上の動物や化け物、妖精とかだ。ケットシーも元は猫の妖精と聞いた事がある」

 

 

「あらあら、そうなんですね……」

 

「しかし、妙だな……ファントムはゲートと呼ぼれる人間を襲う筈なんだが、明らかに精霊と分かってて狙ってきたように見えた」

 

「まあ、わたくし達を狙う連中を多くてよ?」

 

「かもしれないが……」

 

「それとも、わたくしがそのゲート、ですの?」

 

「残念だが、俺にはそれを知る方法は無い……」

 

「万能ではないのですね」

 

 

カプチーノを飲みながら、狂三の話を聞いて 考察を始める

狂三は、恐らく 自分の霊力もしくは時間を吸収しにあの場に居た、そして俺は運が悪くその場に居合わせしちまった

そして、そこに更にファントムが乱入、そこで疑問が起きる

ファントムの行動原理は、ゲートを絶望させ ファントムを増やす、本当は全く別の目的も絡んでんだが この世界では関係ない……と思いたい

だが、ファントムの目的は?精霊を絶望させるとより凶悪なファントムが作り出せるのか?

 

「何か思い浮かびましたか?」

 

 

いつの間にか注文されていたガトーショコラをつまむ狂三に声を掛けられる

 

 

「い、いつの間に」

 

「あら、美味しいですわよ?」

 

「ちゃっかりしてるな、お前。まあいいけどさ、すみません、カプチーノのお代わりとベイクドチーズケーキを」

 

 

偶然通り掛かった店員に、追加注文を頼んで 狂三に向き直る

 

 

「お前は、何故人間を襲っていくんだ?」

 

「そうですわね、貴方には隠し事を出来ませんわね」

 

 

そう言うと、狂三は自分の左眼に掛かった髪を上げて 見せる

すると、左眼がまるで時計の針みたいのが動いていた

 

 

「・・・・おー、すげぇ、動いてる」

 

「あまり驚きませんのね、これがわたくしの霊力、時間とも言えますわね」

 

「なるほど、その時間が止まるということはお前の命も止まるって訳か」

 

「そういう事ですわ、出来れば霊力を補充する方法が他にあれば良いのですが」

 

「・・・・・・」(魔力を霊力に変換すれば、或いは……)

 

「貴方、良ければわたくしと手を組みませんこと?」

 

「なんだと?」

 

「ええ、わたくしはどうやら怪人に狙われてるらしいですし それを守ってくれればいいですわ」

 

「だが、お前が人を襲う事も看過出来ないぞ?別の方法が出来るまでなら、仕方ないと割り切るが……」

 

「別の方法、ですか?」

 

「あぁ、魔力を霊力に変換、お前に分け与える方法だ。残念だが、魔力はどうにか出来るが 霊力へ変換する装置みたいのは俺は作れない、だが何時か完成させてみせる、約束だ」

 

「・・・・・いいですわ、その代わり わたくしを守ってくれますね?」

 

「仮面ライダーとして、お前を守ってみせるよ」

 

「では、決まりですわね」

 

 

話が纏まると 狂三は髪を下ろし左眼を隠すと手を差し出す

その意味を察すると、俺はその手を掴み握手する

こうして俺は、最悪の精霊と手を組んだのであった




どうでしたか、狂三ことくるみんは 俺にとって初恋レベルの推しキャラなので、出来れば1番仲間にしたいと思っていたんです
高評価、感想、待っています
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