デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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これも思いつきで、思いっきり 本編に改変加える内容ですね
本当に申し訳ない、もし 誘宵美九をちゃんとしたメンタルケアをしてやったら、どうなっていたのかをやりたくなった

本当に申し訳ない
それと、今度から試験的にside 抜きでやってみます


傷付いた歌姫との出会い

 

「お前は・・・・・!?」

 

 

俺はある道の帰り道 路地裏で座り込む、身綺麗な格好をした特徴的な青髪の女の子を見つけ、その正体に驚く

その娘は、後に歌の精霊として 学園祭で騒動を起こすのだから

 

 

 

         〈数時間前〉

 

 

 

 

俺は、焔と共に買い出しをしていた

その為、マシンディケイダーは現在 サイドバッシャーにして 買い物袋も置きやすくしたのだ

 

 

「今日は何にするの?」

 

 

焔は買い物袋を持ちながら 駐車場へ向かっていた

 

 

「そうだな、鶏肉が安かったから思わず買っちまったが・・・・照り焼きにするか」

 

「いいわね、それ 美味しそう」

 

 

焔より重い買い物袋を2つ持ちながら、自分の愛車へと歩く 今作もう1人の主人公 久留洲崎 影騎である

そんな、影騎が居るのは品質が高く、それなりに安い 複合のスーパーマーケットだ

2階にはカフェやレンタルショップ、衣料品店

3階には幾つもの飲食店が軒を連ねてる

 

 

「焔、結構 荷物載せるけど 大丈夫か?」

 

「そうね……、足元にも置けば ギリギリ行けるかもね」

 

 

そう言うと、サイドカーの中の足元に軽い買い物袋と中量の買い物袋を入れ、焔が乗ってから 重量の買い物袋を手渡して 影騎はバイク本体に跨り、エンジンを掛ける

 

 

「おっも………何でこんなに買ったのよ」

 

「目新しさってのもあるが、まあ思わず買い溜めたくなるのよ、俺」

 

 

そう言うと、バイクを走らせて 駐車場から出ていく

そして、走ること数十分、自宅へと何事もなく着く

 

 

「・・・・・ん?」

 

「どうしたのよ?」

 

 

荷物を家に運び込んで、冷蔵庫や冷凍庫、棚に買った食料品を入れてしまいこんでいるとふと、影騎が声を出す

 

 

「悪ぃ、照り焼きのタレ、無ぇ…」

 

「はぁ!?」

 

「仕方ない、焔。荷物を代わりに入れてくれ、俺は直ぐに買ってくるから」

 

「しょうがないわね、ついでにメロンパンも買って」

 

「へいへい、分かったよ」

 

 

サイドバッシャーからマシンディケイダーに戻して 跨り、またスーパーへと走らせる

そして、スーパーに着くと焔のメロンパンや自分が食べる菓子パン幾つかと本命のタレを買うと バイクの中に袋を収めて、また家へと向かって帰っていき ある道に差し掛かった時 歩道に座り込む 少女を見掛ける

 

「・・・・・?」

(なんだ、あの少女?随分と小綺麗な服装だが……)

 

 

気になってしまい、ディケイダーを路肩に止めて 座り込んでいる少女に駆け寄り、声を掛ける

 

 

「おい、そこで何をしている?」

 

「・・・・・?」

 

 

少女は声をかけられて、恐る恐る顔を上げる

そして、その顔立ちに影騎は驚愕の顔になる

 

 

「・・・・!?!?」

(誘宵・・・美九・・・!?)

 

 

目の前のアイドルみたいな明るい綺麗な服を着ている青髪の少女、その正体は 後の本編で 学園祭にて五河士道と勝負し 士道が勝負に勝ったものの納得がいかず認めもせずに天使を発動、学園全体を洗脳させ 更に街にまで広がせる程の大混乱を招いた

その後、色々あって士道に封印されたが この様子 もしかして まだ精霊になっていないのか?

 

 

「っ!?」

 

 

影騎の顔を見るなり、怯えた表情で逃げ出す

 

「っ、おい、待てよ!?」

 

 

確か、誘宵美九ってアイドルをやっていたが スキャンダル記事とそれを見たファンの手のひら返しのせいで 精神的に追い詰められ 声が出なくなった筈……。

そのせいで、極度の男嫌いになり百合に走った。

確かに、俺は男だが あんな追い詰められた奴 放っておけるか!!

原作崩壊?クソ喰らえだ!!

 

「待ってくれ!俺はお前がどうして座り込んでたのか、知りたいんだ!」

 

 

それでも美九は逃げ続け、路地裏へ逃げ込む

 

 

「たくっ!」

 

 

影騎も美九を追いかけて路地裏に入る、しかしその光景に足が止まる

美九の前に、形容しがたい機械的な化け物が立ち塞がっていたのだ

 

 

「ほう、お前・・・・綺麗だな、俺のコピーに相応しいな?」

 

「っ!!」

 

 

謎の機械みたいな腕が伸ばされて、美九は目を瞑る

しかし、「ぶげっ!?」という声と共に美九に迫る事は無かった!

影騎が走り出してからの飛び蹴りで吹き飛ばしたのだ

 

 

「早く逃げろ!!」

 

「!?」

 

 

美九は、先程まで追いかけていた少年の行動に目を見開いていた

 

 

「貴様……まあ、いい」

 

 

直ぐに機械的な化け物は目の前の少年と同じ姿になる

 

 

「・・・・ロイミュード!」

 

「ほう、俺の事を知っているのか」

 

 

ロイミュード

仮面ライダードライブに登場した、蛮野クソ博士が作り出し、"グローバルフリーズ"と呼ばれる人類に対する大規模なテロリズム、破壊活動を決起した自己進化・成長する108体存在する機械生命体だったか

それが今、目の前にいる

ロイミュードが人間体から、本体の怪人態へと戻り

影騎は、腰にネオ・ディケイドライバーを着けて 装着

 

 

「ん、それは……」

 

「ドライブは居ないが、代わりの仮面ライダーはいるぜ?」

 

「なに、仮面ライダーだと!?」

 

〈カメンライド!〉

 

「変身!」

 

〈ディ、ディ、ディ、ディケイド!〉

 

 

影騎の身体をモノクロだったシルエットと同一の姿の仮面にバックルから出現したマゼンタのプレートが頭部に突き刺さり、変身完了すると ロイミュードへと走り出して 右ストレートをかまし

バット型ロイミュードの顔面にめり込みながら、吹き飛んでいく

 

 

「美九!お前は逃げろ!!」

 

「っ・・・・・」

 

 

美九は立ち上がって、走って去っていく

 

 

「さぁて、ジャンク送りしてやるよ」

 

「貴様を倒して、生き延びてやる!」

 

 

そう叫ぶバット型ロイミュードが、両手の指から光弾を連射し始める

影騎は、横へ飛び退ると ライドブッカー ガンモードで撃ち返す

 

 

「ぐあぁぁぁぁっ!?」

 

 

バット型ロイミュードが被弾して 大きく仰け反る

更に、追撃しようとライドブッカーを向けた その時!

 

 

「おい、待ちな!」

 

 

後ろから声を掛けられて 振り向くと、コブラ型ロイミュードとスパイダー型ロイミュードが美九を捕らえていた

美九は、今にも泣きそうな顔で申し訳なさそうにしていた

 

 

「美九!!」

 

「へっへっへっ、これで形勢が逆転だなァ?」

 

「チッ、この悪党がっ。貴様らが人間に代われるものか!!」

 

「おーおー、良く吠えるぜぇ。どっちにしろ、お前には消えてもらうぜ?」

 

「そうは、いかないよ?」

 

「な、てめ、ぐあっ!?」

 

「ぎゃっ!?」

 

 

美九を人質にしていたコブラ型とスパイダー型が誰かに殴られ、蹴り飛ばされて 美九が開放される

その正体は、先に転生していた同じくライダーになっていた紺野 紅音であった

 

 

「やっほー、影騎。苦戦してるみたいだね?」

 

「いや、助かった」

 

「そこの女、お前も仮面ライダーの仲間か!!」

 

「ん、違うわよ?私も仮面ライダーだよ」

 

 

紅音は懐からネオ・ディエンドライバーを手にして、カードを入れる

 

 

〈カメンライド!〉

 

 

そして、その場で横に一回転してから、引き金を引いた

 

 

「変身!」

 

〈ディ、エーンド!〉

 

 

モノクロだったシルエットと同一の姿の仮面にシアンカラーのプレートが上空から頭に突き刺さり

基本カラーがシアンと黒がベースのディケイドに似た仮面ライダーに変身した

 

 

「私が仮面ライダーディエンドよ」

 

 

そういうと、コブラ型を蹴り飛ばすと 振り向かないで 反対方向にネオ・ディエンドライバーを向けて スパイダー型に撃ち込む

 

 

「さぁて、形勢が逆転したな??」

 

「なら、これだァ!!」

 

 

バット型ロイミュードが何かの波動を放つと、ロイミュード以外の動きが鈍くなった

 

 

「こ、コイツは、重加速!?」

 

「ま、不味いっ……」

 

「どうやら、お前らは重加速の中を上手く動けねぇみたいだな?」

 

 

バット型ロイミュードが近づくなり、ディケイドを殴る蹴ると一方的な戦いをし、紅音の方の2体のロイミュードも同様で一方的な攻められ方をしていた

 

 

「こ、このままだと」

 

「一方的に、やられる……」

 

 

ディケイドとディエンドが、それぞれケースから鈍くなった手で取り出して ドライバーに装填する

 

〈カメンライド!〉

 

〈ド、ド、ド、ドライブ!〉

 

〈マッハ!チェイサー!〉

 

 

ディケイドの姿が、赤色を基調とした車みたいな見た目の仮面ライダーへと姿を変える

ロイミュードの起こす重加速や犯罪から、人々の平和を守る為に戦ってきた 警察の仮面ライダー・・・・仮面ライダードライブにカメンライドしたのだ

そして、同じくディエンドはドライブの仲間とも言える仮面ライダーマッハと仮面ライダーチェイサーを呼び出した

 

 

「!・・・・身体が軽くなった」

 

「ど、ドライブだと!?」

 

「さて、よくもやってくれたな??」

 

 

コキッコキッと首を鳴らしながら、バット型ロイミュードの顔面をストレートパンチでぶっ飛ばす

その衝撃で、重加速が解除され ディエンドも動けるようになった

 

 

「やれやれ、動きづらいのは嫌ねっ」

 

 

召喚されたマッハはゼンリンシューターを、チェイサーはブレイクガンナーで、それぞれのロイミュードを相手していて、自分は影騎の援護をしに行く

 

 

「はァ!たァ!オラァ!!」

 

 

連続パンチからの鋭い上方蹴りをして 高くバット型ロイミュードを吹き飛ばす

 

 

「し、進化態にならずして、やられるか!!」

 

 

バット型ロイミュードが逃亡を図ろうと、後ろへ走り出した

 

 

「お前に次なんかあるか!!」

 

 

〈アタックライド!シフトアップ!〉

 

〈スピ、スピ、スピード!〉

 

 

ディケイド ドライブが通常の倍以上のスピードでバット型ロイミュードを追いかけて 追い越すと 別のカードを装填する

 

 

〈ファイナルアタックライド!ド、ド、ド、ドライブ!〉

 

〈ヒッサーツ!フルスロットール!!〉

 

 

バット型ロイミュードの周りを何処からともなく現れた車 トライドロンが回り始め、そこへ飛び込んで トライドロンへ着地するなり、飛び回りながら バット型ロイミュードに連続キックを繰り返していき、最後の一撃をお見舞いする、スピードロップでバット型ロイミュードを打ち砕いた

 

 

「お……のれ……仮面……ライ……ダー……!」

 

 

バット型ロイミュードの恨み節を吐きながら、爆散した

 

 

「?」

 

 

おかしい、ナンバーが出てない

つまり、映画ドライブやジオウ×ビルドに出てきたタイプのロイミュードか?ナンバー無しの

その頃、3対2と有利な戦いをしていたディエンドも

 

 

「さて、こっちもトドメとしようか」

 

 

〈ファイナルアタックライド!マッハ!〉

 

〈ファイナルアタックライド!チェイサー!〉

 

 

仮面ライダーマッハが、旋風が起こしながら、マッハドライバーから伸びた炎が色とりどりに変化し、空中で宙返りからキックを浴びせてコブラ型ロイミュードを粉砕し、仮面ライダーチェイサーはエネルギーを纏った飛び蹴りを残ったスパイダー型ロイミュードを食らわすと、爆散させた

こうして、戦いはディケイド、ディエンドの勝利に終わった

2人は合流すると、変身を解除する

 

 

「早々に使う事になるなんてね……」

 

「助かったぜ、紅音。」

 

「いいのいいの、なんか困ってたみたいだし」

 

「そうだ!美九は!?」

 

「あの、青髪の女の子?」

 

 

そういうと、影騎は紅音に事情を話して、探そうとした時に、こちらを覗き込んでいる美九を見つける

どうやら、全てを見ていたようだ

 

 

「もう、大丈夫だっ」

 

「・・・・・・」

 

 

自分を助けてくれた青年が伸ばした手を握る美九

 

 

「さて、このまま話す訳にもいかんし、俺の家に来ないか?」

 

「・・・・・!」(コクッ

 

 

影騎の提案に美九も頷くと、美九を連れてバイクの所へ戻ると、美九にヘルメットを手渡した

 

 

「それを被って、後ろに乗ってくれ」

 

「・・・・・」(コクッ

 

 

マシンディケイダーに跨り、美九も後ろに乗って 影騎にしがみつく

美九がしっかりと乗ってるのを確認すると、走り出し 自分の家へと向かう

走る事 数十分、貰った家へと着くと 降りて 買い物袋を持って 美九を家の中へと招く

 

 

「遅かったじゃないの、何して……って誰!?」

 

 

玄関に入ると、仁王立ちする焔が居て 影騎の後ろに居る美九を見て驚く

 

 

「悪い、人助けしててな、で この子がその被害者」

 

「・・・・・・・・」

 

「なんで、喋らないの?」

 

「それについても話す」

 

 

焔に買い物袋を手渡して、しまうように伝えて 俺は美九をリビングに連れてきて 紅茶を置きながら 席に着く

 

 

「さて、君がどうして喋れないのか、大まか検討は着いてる……ストレス性の失声症、俺も似たような事を患った事があるから、分かるよ、もっとも声では無かったがな」

 

「・・・・・!」

 

「けど、コミュニケーション取れないのは問題だな・・・・・そだ、あの手を使おう」

 

 

そう言って立ち上がると、大きめのタブレットを取り あるアプリを入れる

 

 

「コレを使ってくれ」

 

「・・・・?」

 

「これは、お前の伝えたい事を入力し それを代わりに伝えてくれる」

 

そう伝えてから、簡単に言葉を入力すると 発声のボタンを押すと

 

『初めまして、よろしくお願いします』

 

「!?」

 

ゆっくり読み上げボイスに、美九を驚く

何故、ゆっくりの読み上げボイスなのか それは俺の趣味だからだ

 

 

「このタブレット、使ってくれ」

 

早速、美九はタブレットに言葉を入力し 読み上げボタンをタップする

 

『なんで、見ず知らずの私にここまでしてくれるんですか?』

 

「あんな道端で、座り込んでたら無視なんて出来ない」

 

また美九は言葉を入力し、読み上げボタンをタップし

 

『・・・・・貴方は、私の声を治してくれると言うんですか?』

 

「残念だが、俺にはそんな力は無い……治すも治さないも、結局はお前次第なんだよ」

 

「!」

 

「君のはストレス心因性失声症・・・・それが君の病名だよ」

 

「それって、どういう病気なの?」

 

 

冷蔵庫に物を片付けた焔がリビングに戻ってきた

 

 

「心因性失声症ってのはな、声帯や筋肉には明確な問題がないにもかかわらず、声が出なくなる状態だ。この状態は、心理的な負担やストレスによって引き起こされ、患者は言葉を発することができない状態になる……今の彼女はそれだ」

 

「心理的な負担やストレスって、何の?」

 

「彼女のは恐らく……数週間前に出たスキャンダル記事、そうだろ?」

 

「!」

直ぐに美九は、タブレットに入力して読み上げボタンをタップ

 

『はい、その通りです。身に覚えのない記事が週刊されました、そのせいで、私のファンの多くは裏切りました、私を応援してくれた人達が突然、私を責め立てました』

 

「ハッキリ言うと、その手の芸能人によるスキャンダル記事ってのはよくある事なんだ……」

 

「!」

 

「けどな、大切なのはそう言う根も葉もない情報に踊らされない事、しっかりと情報を集めてから判断する事だ、それが正しい「ファン」の在り方だ」

 

「え、ファンって?アンタ、この子のファンなの?」

 

「・・・・・あぁ」

 

「!」

 

「最初は偶然だった、俺がCDショップで曲を漁っていた時にだ、偶然目に入ってな それを試聴したんだが、中々 良い曲だったんで 自分なりに誰が歌ってるのか調べた、彼女の表面的なプロフィールや活動もな。宵待月乃」

 

「!」

 

「スキャンダル記事に踊らされ、多くのファンがお前から離れ、バッシングする。正直、それは許せない。何せ、「証拠が無い」んだからな」

 

「え、それってどういう事よ」

 

「コレは推測だし仮説なんだが、誰かが お前の事を妬んで 嘘のネタを雑誌記者にタレコミした、と俺は考えている」

 

「・・・・・・」

 

「どうだ、月乃……もう、人を信じられないか?」

 

美九は再び、タブレットに文字を入力し、読み上げさせる

 

『・・・・はい、私にはもう人を信じる事が出来ないです』

 

 

それもそうだ、自分をこんな状態にしたのが人の悪意や憎悪なんだから

人を信じられなくなって当たり前だ

けど、俺は彼女をそんな風にはさせたくない

 

 

「けどな、月乃……1割居る、お前の事を信じているファンを考えてくれ」

 

「!」

再び文字を入力して、読み上げさせる

 

『そんな人、信じられません』

 

「今!お前の目の前に居るだろうが!!」

 

 

その言葉に月乃はハッとして、影騎を見る

影騎の目には、人を疑うような目ではなく 人を信じる優しい目をしていた

 

 

『なんで、そんなに、私の事を信じてくれるんですか』

 

「あの記事が、出鱈目と感じたからだ。なんせ、どれも想像の産物みたいな記事ばっかだったから

物的証拠が無いんだ、君の隣に居る男の写真すら無い、そんなの信じるに値しない、それなら君の悲痛な叫びの方を俺は信じる!」

 

「!」

 

 

面と向かって、月乃に信じると言う影騎。

その言葉に涙を流す月乃、それに寄り添うように彼女の肩に手を置く焔

 

 

「長期的なリハビリや治療になるが、やってみるか?俺もたまには相談に乗るから」

 

『そんなこと、出来るんですか?』

 

「心因性失声症は、カウセリング等で何がストレスの原因か、失声症が一時的な事なのか調べなくちゃいけない。その後、心理療法や発声訓練、抗うつ薬、抗不安薬を使用する治療が行われる。心理療法は、患者が声を取り戻すためのプロセスを支援し、不安やストレスを軽減するために役立つぞ。カウンセリングによって気持ちが軽くなれば、それだけで効果があり、自然治癒することに繋がる。一時的な症状であればストレス原因から距離をおくなど適切な対処をすれば、さほど心配はない。ただ、声が出ない状態が長期に続いて、心理療法の効果がでない場合は、うつ病など他の精神疾患を併発する危険がある。」

 

「アンタ、凄いわね?何処でそんなのを」

 

「自分で調べ、学んだ。俺も似たような事になっていたからな。だから、月乃 お前が声を取り戻したいなら、俺達も協力する。お前の気分転換にも付き合ってやる!」

 

「!」

 

 

遂に月乃は机に伏せて、大泣きしてしまう。

声を奪われ、絶望していた私に光を差し伸べてくれる人達が現れた事に。




どうですか、もし美九にファントム以外に救いの手を差し伸べられたら、の話です
勿論、この話を本編にも取り込もうと思います
まあ、この時点で美九は影騎のヒロイン確定ですけどね
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