俺と幼なじみ達との同棲生活   作:十六夜鈴谷

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タイトルがあまりにも思いつかなかったので、こうなってしまった。
そして、超亀更新して申し訳ないですm(_ _)m


カラオケだよ、全員集合!

突然だが、皆は「運命」という言葉を信じるだろうか。ちなみに俺は信じる側である。何故なら、人間を含め全ての生き物は神から与えられた運命に従って生きている。例えば、この世界に生まれたことも「運命」だし、色んな人達と出会いや別れを繰り返すことだって「運命」で、地球上に住んでいるすべての生物の人生には、いつも「運命」が憑き物である。

 

そして今、俺はその「運命」が起きたことにとても驚いていた。

何故なら、

 

『翔夢くん(翔夢)、進学おめでとう!!』

 

目の前に元μ'sメンバーが揃っていたからだ。

 

(えーっと、とりあえず一回整理しよう。俺達は家から鈴兄の車で駅前のカラオケ店まで来て、約数分前くらいに申し込みを終わらせ指定された部屋に行って入って見ると、何故か前からいたようにμ'sメンバーがいた、と)

 

俺は目の前の事態についていけず、頭をフル回転させてそんな事を考えた。あ、もしかしたら、部屋を間違えたのかな。

 

「間違えてはないから、安心しなさい」

 

「あの、真姫姉?なんで人の心を読んでいるのでこざいましょうか」

 

「いいから、早く座りなさいよ」

 

なんかスルーされたけど、まぁ、立ってるのもなんだし座るか………

 

「って、そうじゃなくて!何で皆がここにいるんだよ!」

 

「え、何でって、鈴ちゃんに言われたから何だけど」

 

「は?」

 

鈴兄に言われて?ってことは

 

「ちょっと鈴兄、一回表に出ようか(ニコッ」

 

「待て待て、落ち着け!!俺はお前らのことを考えてだな!」

 

「分かった分かった。とりあえず表に出ようか」

 

「だから、待てって!確かに黙ってたのは悪かったよ!」

 

「全く……。で、何でこんなことしたの?」

 

「いやな、家を出る前にRINEで『翔夢達の進学祝にカラオケ行くんだけど来れる奴は○○時に駅前のカラオケ店に集合!』って送ったら、こうなってたって訳だ。正直、俺も驚いてる」

 

「あんたがしたことだろうが!!ほれ見ろ、千歌達が固まってしまってるじゃん!!」

 

「「「はっ!」」」

 

俺が怒鳴ったからか、千歌達も正気を取り戻したみたいだ。よ……くねぇよ。

すると、不安そうな顔をしたこと姉が

 

「もしかして、嫌、だった?」

 

と涙目になりながらそう言ってきた。そんな顔で言われたら怒るに怒れないじゃん!恐るべしこと姉!

 

「はぁ、分かったよ。でも、今回だけだよ?」

 

『やったぁ!』

 

「流石、兄弟!分かってくれると信じてたぜ!」

 

「あ、鈴兄は後でしばくから」

 

「何で!?この流れだと水に流してくれるのが筋じゃね!?」

 

「それはこと姉達だけであって、鈴兄は別」

 

「理不尽!」

 

「どの口が言うか」

 

という訳で、鈴兄の公開処刑が決定しましたとさ、めでたしめでたし

 

「めでたくねぇぇぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、千歌達幼なじみズの自己紹介を終わらせてから、それぞれで注文したりした。

 

「へぇ、じゃあ穂乃果達のライブを見てから、スクールアイドルを始めたんだ!」

 

「はい、そうなんですよ!μ'sのライブを見てから私もやってみたいなって思ったんです!」

 

「そうなんだ!なんか照れるなぁ」

 

「そのμ'sが今目の前にいるなんて……奇跡だよ!!」

 

周りを見てみると、ほの姉と千歌が話していた。ていうか、千歌、大袈裟過ぎ。

 

「桜内さんってピアノしてたの?」

 

「は、はい!と言っても、西木野先輩程ではないですが」

 

「べ、別に私だってそんなに上手くは無かったわよ。でも、作曲する時はいつもベストを尽くしていたわ」

 

「それは私も同じです。どんな時でもみんなの為に曲を作るんだって決めてましたから」

 

「あら、奇遇ね。私もそう思いながらしていたの」

 

「ふふっ、なんか似たもの同士なのかも知れませんね♪」

 

「ええ、そうなのかもね♪」

 

真姫姉と梨子も上手くやってそうだな。やっぱりピアノやってる同志、会話も弾んでるようだ。

それよりも気になるのが

 

「お前ら、何やってんの?」

 

曜とこと姉のところにもいってみると、何故かどっちともコスプレをしていた。曜はナース服、こと姉は婦警の制服を着ていた。のは良いんだけど、サイズがギリギリで身体のラインがくっきりと分かってしまうのである。しかも、どっちともスタイルがいいから俺からしたら目のやり場に困るのである。

 

「え?何って、コスプレ?」

 

「いや、なぜ疑問形、っていうかそれは見れば分かるよ」

 

「あ、そうだぁ♪翔夢くんも一緒にしよ?」

 

「いや、俺はいいよ。てか、見た感じ女性用ばっかじゃん」

 

「それなら、大丈夫だよ♪ちゃんと男性用もあるから♪」

 

「さいですか」

 

なんと俺まで参加する様になってしまった。ダレカタスケテー

 

「チョットマッテテー!って、それ私のセリフだよぉ!」

 

何故か、かよ姉がこっちの方にきて、俺にそう言ってきた。

 

「いや、何となく出てきたから」

 

「うぅ、それはそうかもだけどぉ!凛ちゃぁん!」

 

「こら、翔夢くん!かよちんを泣かせたらダメにゃあ!」

 

「何故俺!?かよ姉が勝手に泣いただけですけど!?」

 

「でも、男の子が女の子を泣かせたらダメにゃ!」

 

「理不尽!」

 

何故か凛姉に怒られてしまった。ほんと、女ってずるいと思う。

男が泣いてもただ虚しいだけだぞ。

 

「ていうかさ、お前ら」

 

『?』

 

なんか鈴兄がわなわなと震えていた。あれ、そいやどこ居たんだろ?

 

「なんで誰も俺の歌を聴いてくれないんだよぉぉぉぉ!!」

 

『え、歌ってたの?』

 

「そこから!?まさか、最初から俺空気!?」

 

「だ、大丈夫よ鈴哉!私はちゃんと聴いてたから!」

 

「うぅ、絵里ぃ!」

 

「はいはい、慰めてあげるからおいで」

 

「絵里ぃぃぃぃぃ!!」

 

「はいはい、よーしよーし」

 

絵里姉以外の全員がそう返すと、鈴兄はいじけて、絵里姉のところに行ってしまった。さてと

 

「じゃあ、いい加減歌うとしようか。それぞれ、歌いたい曲入れてよー」

 

『はーい!』

 

そう言って俺達は自分の歌う曲を入れた。

そしてトップバッターは、ほの姉となった。

え、鈴兄がトップバッターじゃないのかって?あれは勝手に歌ってただけでしょ。

 

「いやー、歌うの久しぶりだから緊張するなぁ!よーし、気合い入れてファイトだよ!」

 

そして、曲が流れ始めた。

ちなみに曲は『ハレ晴レユカイ』だった。しかも振り付きで。

そして歌い終わり、全員モニターに注目すると、結果は92点だった。

いきなり高得点を出したのである。

 

「やったー!なんとか90超えいけた!」

 

とほの姉が万歳しながら喜んでいる。流石トップアイドルのリーダー。

 

「じゃあ、次はことりだね♪頑張るぞー!」

 

 

 

 

 

 

それから数分後、μ'sメンバー全員は歌い終わった。ちなみに誰が何の曲を歌ったかというと、こと姉が『さくらんぼ』で、海未姉が『千本桜(和楽器バンドver.)』、凛姉が『Rally Go Round』、かよ姉が『ポニーテールとシュシュ』、真姫姉が『ライオン』、にこ姉が『フライングゲット』、のぞ姉が『DAYS of DASH』、絵里姉が『sister's noise』、千歌が『ジェットロケット』、曜が『secret base〜君がくれたもの〜』、そして梨子がまさかの『ユメノトビラ』、そして俺が『カラフル』を歌った。結果は全員90点台だった。でも、梨子が『ユメノトビラ』を選んだ時はほんと驚いたな。しかも、μ'sメンバーにも負けず劣らず上手かったし。流石、元トップアイドルだなと思った。

そう考えていると、千歌が俺の側まで来て、

 

「翔夢くんって、歌上手かったんだ!!知らなかったよ!」

 

と言ってきた。俺は褒められたことに内心驚いたが、いつも通りの口調で

 

「そんなことないよ。それより千歌達の方がとても上手かったよ。流石、トップアイドルって感じ」

 

そう返した。言い方はちょっと大袈裟かもしれないけど、本当にμ'sメンバーだけでなく、千歌達の歌唱力にとてもびっくりしたのは事実だし。

すると、さっき来たのか梨子と曜も

 

「お疲れ様、翔夢くん!歌上手だったよ!」

 

「ありがとう、梨子。でも、梨子が歌った『ユメノトビラ』には敵わないよ。μ'sにも負けない歌唱力だったよ」

 

「そ、そうかな?だったら、お世辞でも嬉しいな」

 

「いやいや、お世辞なんかじゃないよ。それとも、俺が梨子にお世辞を言うとでも思ってる?」

 

「そ、そんなことないよ!ただ、その……ありがとう♪」

 

「どういたしまして」

 

「こーら。なーに、3人だけ良い雰囲気出しちゃってんの。曜ちゃん、寂しいなー」

 

「べ、別にそんなことないよ!」

 

「そ、そうだよ、曜ちゃん!」

 

「そうだぞ、曜。ただ俺達は他愛もない談笑をしてただけだしな」

 

「本当かなー」

 

と曜がそう言いながら、こちらをジト目で見てきた。ジト目も可愛いなぁ。

 

「ま、それよりさ、デュエットやらない?」

 

「じゃあ、千歌やりたい!」

 

「私もやりたい…かな」

 

「私もー!」

 

「じゃあ、順番はジャンケンでな。言っとくが、文句無しだぞ?」

 

「分かってるよー。じゃあ、いくよー!じゃんけん!!」

 

「「「ぽい!!」」」

 

千歌がグー、梨子がパー、曜がグーということで一番は梨子になった。その後、2人でじゃんけんして、2番が曜、3番が千歌という順となった。

 

「やった!私が一番だね♪」

 

「むぅ、悔しいけど文句無しだもんね。でも、私も一番がよかったぁ」

 

「ごめんね、千歌ちゃん!でも、今回ばかりは譲りたくないから!」

 

「分かってる!」

 

「それじゃあ、歌う曲決めるか。梨子、何がいい?」

 

「え、私が選んでもいいの?」

 

「うん」

 

「じゃあ……、『夜空。feat.ハジ→』でいい?」

 

「うん、いいよ。じゃあ、入れるな」

 

そう言い、俺はリモコンで入力して曲を入れた。そして、俺と梨子はマイクを持って前に出た。すると、ほの姉達は俺達に気付いたのか、こちらの方に向いてくれた。

 

「それでは俺、絢瀬翔夢と」

 

「私、桜内梨子で」

 

「「『夜空。feat.ハジ→』」」

 

 

 

そして俺達は、歌い終わり一礼すると他のメンバーから拍手(と鈴兄が口笛をした)と好評なコメントを貰った。

 

「2人ともとても良かったよ!」

 

「そうだね♪2人の歌声が上手くマッチしてたよ!」

 

「ありがとう、ほの姉、こと姉」

 

「ありがとうございます!」

 

ほの姉とこと姉からそう言ってもらい、梨子は嬉しそうにしていた。

 

「それじゃあ、次は曜の番だね」

 

曜はそう言うと、梨子からマイクを受け取ってから俺の隣に並んだ。

 

「お、なんだ?次は曜とか!次はどんな曲を歌ってくれるのやら!」

 

「急かさないでよ、鈴兄。じゃあ曜、歌いたい曲を入れて」

 

「了解!」

 

そう言って、曜はリモコンを手に取って選曲をし始めた。そして数秒後、決め終わったのか俺のとこに来た。

 

「ねぇ、『君の知らない物語』にしたいんだけど、いいかな?」

 

「うん、いいよ」

 

「じゃあ、いれるね」

 

そう言い、曲を送信し、曜は俺の隣に並んだ。

 

「それでは、聞いてください。絢瀬翔夢と」

 

「渡辺曜で」

 

「「『君の知らない物語』」」

 

 

 

 

そして、歌い終わり、一礼すると、これまた他のメンバーからの拍手を頂いた。

 

「ハラショー!2人とも凄かったわ!」

 

「そうやね。ウチも聞き惚れたわ」

 

「まぁ、にこ程じゃなかったけど、良かったんじゃない」

 

「素直じゃないな、にこ姉は」

 

「何か言った!?」

 

「いや、何でもないよ」

 

おぉ、怖い怖い。さてと、次は千歌か。

 

「やっと私の番だよぉ。てか、2人の後ってやりづらいなぁ」

 

「でも、千歌も上手かったじゃん」

 

「でも、曜ちゃんや梨子ちゃん程じゃなかったしなぁ。しかも、翔夢君もめっちゃ上手い」

 

「そんな事ないって。それに千歌は千歌、他は他。あんま周りを気にする必要ないって。俺は千歌の歌声、とても好きだよ」

 

「ほんと!?」

 

「あぁ」

 

「えへへ。じゃあ、高海千歌!今から、翔夢君とデュエットしまーす!」

 

どうやらさっきの不安はなくなって、いつもの元気な千歌に戻った様だ。やっぱりこっちの方が千歌らしいな!

そう思うと、俺はリモコンを取って、曲を入れ、千歌のとなりに並んだ。

 

「それでは聞いてください、絢瀬翔夢と」

 

「高海千歌で!」

 

「「『wimp ft.Lil’Fang』」」

 

 

 

 

俺達は歌い終わって一礼すると、皆から盛大な拍手が送られた。

 

「二人ともすごいにゃ!息がぴったりあってたよ!」

 

「ありがとう凛姉。でも、ラップのところはちょっとミスったけどね」

 

「そんな事ないよ!むしろ、かっこよかったよ!」

 

「ありがとう、かよ姉」

 

「そうですね。2人の歌声がいい具合にマッチしていて、とても良かったと思いますよ」

 

「まぁ、千歌はともかく、翔夢に至ってはこの私が直々に指導してたんだから」

 

「ありがとうございます!褒めていただき光栄です!」

 

「ありがとう、海未姉、真姫姉」

 

「べ、別にお礼を言われたって嬉しくないんだから!」

 

と、真姫姉が顔を赤くしながらそっぽを向いた。ほんと、素直じゃないなぁ。流石、ツンデレお嬢様。

 

「な・に・か・いっ・た・か・し・ら?」

 

「いえ、何も」

 

俺の心を読んだのか、すごい剣幕で迫ってきた。ちょー怖い。

 

「おい、てめぇら、楽しんでるかぁ!!」

 

唐突に大きな声がしたので振り向くと、何故か鈴兄がマイクをもって前に出ていた。てか、どこのロックミュージシャンだよ。そう思っていると、

 

『いぇーい!!』

 

と俺以外の全員がそう返した。え、もしかして俺も乗らないといけない感じなのか。そう思いながら、

 

「い、いぇーい」

 

とぎこちない掛け声になってしまった。

 

「よっしゃあ!じゃあ、今からこの俺が歌うからよーく聞いとけよ!!!」

 

『あ、それはいいです』

 

「何でだよぉぉぉぉぉ!!俺にも歌わせてくれよーー!!」

 

『どうぞどうぞ』

 

「まさかのダチョ○倶楽部トラップ!?うわぁぁぁぁん、絵里ぃぃぃぃぃぃ!!!」

 

「はいはい、仕方ないわねぇ」

 

俺達がそう返すと、鈴兄はまた絵里姉のとこに行ってしまった。マジであの2人もう結婚してくれよ、頼むから。そして、爆ぜろ!

そう思っていると、次はにこねえが出てきた。

 

「仕方ないわねぇぇぇ!!こうなったら、この宇宙一No.1アイドル、にこにーにこちゃんが歌って」

 

『あ、それも結構です』

 

「ぬわぁんでよ!!!」

 

『ハハハ!』

 

それから、俺達は終了時間まで心ゆくまで楽しんだ。まぁ、最初はμ`sメンバーがいて、楽しむどころじゃなかったけど、千歌達も楽しめたみたいだし、良しとするか。

そして、はしゃぎすぎて店員から注意されたのはこれまた別の話。

 

 




曲のチョイスは自分の偏見で決めました

あと、終わり方が微妙……
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